131 SACRED JUSTICE ―闇の正義と光の祝福―
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…………だとしても……俺はもう……。
ヘクターの騎士である「資格」を放棄したんだ……。
………………。
放棄してんじゃねーよ!!
そうやって大事な人を失ってさっきみたいに八つ当たりか!!
いじける暇があったら今うごけよ!!
お前が呼びかければまだヘクターは平気かもしれない!!
俺の声じゃだめなんだよ!!
お前じゃないとだめなんだよ!!
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さて。これで『王の剣』がある手に入ればよし、最低でも奴の王としての底も分かろうというものだが… [天使は、中空で変わらず2人へと注意を向けたまま静止して佇んでいる**]
(340) 2014/08/22(Fri) 00時頃
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[同時に気づいていた。感じていた。
この精神共鳴はティソとだけの物じゃない、後ひとりがいるのに。
ずっと、その彼からの声が途切れたままであること]
…………。 。
[関わらずにはいられない、放ってはおけない。そんな既に捨てた本質の「アマト」がもし、聖堂のその場所でその姿を見ていたなら。どうしただろうか。
奇しくも兄が口にした様に、口の中に腕をぶちこんででも止めた可能性もあるかも知れない。彼がそんな己を望まぬ様でいたなら]
…………………………。 …。
[だけどもう道は違えられた。全て黒く染めると決めたから。
大切な家族の友人という、その人が既に終わり行く存在だとしても。
一抹の後悔は…きっとない]
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