266 冷たい校舎村7
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じゃ、養くん。 また学校でね!**
(828) Akatsuki-sm 2019/06/23(Sun) 02時頃
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―卒業前のある日―
[七月が件の教師に刺されたらしい、と聞いて、 あの日の紫苑はふぅんと言った。
火のない所になんとやら。 実際紫苑の周囲ではあの音声の女と七月が ほぼイコールで結ばれていたし、 紫苑にも心当たり>>0:695が無いわけじゃない。
それも真実なのかもしれないけれど、 少なくともあの音声に七月は関係ない。 それもまた真実なので、 きっと彼女は運が悪かったんだろう。
頑張って欲しいなぁ。 他人事のように思いを馳せた紫苑は、 今自分が置かれた状況に思考を戻した。]
(829) ふゆのひと 2019/06/23(Sun) 07時半頃
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[目の前で、はるちゃん―― もとい、笹崎小春が泣いている。
校舎裏に人の気配は(多分)なく、 見咎める者が居ないのが唯一の幸いで 紫苑は困ったようにため息を吐いた。
……やっぱり>>1:60女の子はズルい。 これだけ見たら、紫苑が悪者みたいだ。]
(830) ふゆのひと 2019/06/23(Sun) 07時半頃
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[差出人のないラブレターに従ってみれば そこに彼女がいて、やり直したいと言っていた。 いつかと同じように。
客観的に見れば、彼女は突然捨てられた 悲劇のヒロインなのかもしれない。 けれど、キラキラと頬を伝う涙は 生憎と紫苑の心には響かない。
人は見かけによらない。
好きなの、やり直したいの。 馬鹿の一つ覚えみたいに繰り返される度 紫苑の心は凪いでいく。
彼女の声が雑音にしか聞こえない。]
(831) ふゆのひと 2019/06/23(Sun) 07時半頃
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なら、俺のどこが好き? ……興味無いでしょ、俺に。
[ブランドもののバッグを引っ下げるような。 血統書付きの犬を連れ回すような。 他人に誇示するステータスとしか思われないのは ちょっと癪だなと紫苑は思う。
小さな口が呆気に取られたように 半開きになっている。可愛くない。 彼女を見る度に頭を過る雑音と 胃を締めつけられるような不快感にはもう慣れた。
だから、紫苑は緩やかに口角を上げて 彼女にだけ聞こえるように囁いた。]
(832) ふゆのひと 2019/06/23(Sun) 07時半頃
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父親くらい年の離れたオッサンに 股開くような子、嫌だなぁ。
[目は口ほどに物を言う。 驚いたように見開かれたそれが何よりの証拠で、 紫苑は彼女の唇をそっと指でなぞる。
これ以上、喋らないで欲しい。]
(833) ふゆのひと 2019/06/23(Sun) 07時半頃
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君の声くらい分かるよ。 好きだったからね。
[少なくとも、俺は、君を 愛していました。あの日まで。
いくら加工をかけても、 息継ぎやイントネーションは誤魔化せない。 君の声は君の声のままで、 紫苑にとっては等しく不快な音で、 そんな君の声を、 紫苑は一生忘れられないんだと思う。
君にとっては、ただの 顔と都合のいいアクセサリーだったとしても、だ。]
(834) ふゆのひと 2019/06/23(Sun) 07時半頃
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[走り去る彼女の背を見守る。 何回も、何回も、何回も、何回も この光景を見た。 好き。愛してる。そう言った人が 簡単に紫苑の元を離れていく。
愛し合いたい。 愛して欲しい。 それだけのシンプルな話なのに 何故だか上手くいかないのだ。
泣きたいような気持ちになるけれど 涙が流れる訳じゃないので、 紫苑は呑気に、次の子の話は もっとよく聞かないとなぁなんて思う。
他の男の所に行く気が起きないくらいに。]
(835) ふゆのひと 2019/06/23(Sun) 07時半頃
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[いや、むしろ、もっと自分に 興味のある子が良いんだろうか。 考えた所で答えは分からないので、 紫苑はまたイヤホンを片耳に着けた。
いつだったか、眼鏡の方がいいと言われたけれど ラーメンを食べる時に不便なので、 暫くはあの眼鏡はお蔵入りだなぁと思う。 付き合うならまた話は別だけど。]
(836) ふゆのひと 2019/06/23(Sun) 07時半頃
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[雑音や意味の分からない音は聞こえず、 今日のイヤホンはみょんみょんの曲を再生している。 けれど、愛を唄う彼女の声が、 今日はやけに遠い気がする。
大好き、愛しています。君の隣にいたい。
そんな歌詞を聴きながら、 紫苑はぺろ、と、指先を舐める。
リップクリームの味だろうか。 やけに甘くて苦い、 なんとも言えない味がした。**]
(837) ふゆのひと 2019/06/23(Sun) 07時半頃
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──── タオル返却の話 ────
[ えいえい、と。 可愛らしく済むならば>>812 死んじゃうなんて、おかしなこと、 ならないとは思うけども。
えい、と。 つっついてやるくらいは、 みんなしても許されそうだ。
なんて、 けが人に無理はさせられないから、 冗談話でしかないのだけども。 ]
(838) ほるむ 2019/06/23(Sun) 09時半頃
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すっきり、ともまた違うとこか。
[ 互いの悩みなんてわからなければ、 傾いた首から読み取れるものは>>813
はっきり ない とは、言い切らないような、 そんな何かがあったってことくらいか。
でも、それが良いことで、 前を向いているものであれば、 それでよかったんだろう、と、思う。 ]
(839) ほるむ 2019/06/23(Sun) 09時半頃
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[ 見上げて笑う、その顔は>>814 天使のようであったけども。
例えば、女子がたまに口にするような、 小悪魔なる三文字が、 宮古には似合いそうだ……とか。 ]
なんだよ、それ。
[ 悩んだままでも、って。 木から降りられない猫でも愛でるように、 口にするものだから。
からりと笑いながら、 密かに考えたりも、 した。 ]
(840) ほるむ 2019/06/23(Sun) 09時半頃
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[ きんこんかんこん、チャイムと重なって、 ちらりと時計の方を見た。
もうこんな時間か、って、 一番後ろの席へと急ぐ。
タオルを返すというノルマは達成して、 一限目までの間の朝礼が始まる。
机の中、数学のノートを確かめて、 筆箱を机の端っこへと、置いた。 ]
(841) ほるむ 2019/06/23(Sun) 09時半頃
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[ ノートはブルー。筆箱は黒。 そこに、あのピンクのねこみたいな、 可愛らしさは一つもない。
似合う色、を、自分で定めて。 だから、他者の眸には、 それがどう映るかはわからないけども。
借りたブルーのタオルよりも、 誰の目にも似合う色というものが、 見つかる日が来るかな、 ……なんて。 *]
(842) ほるむ 2019/06/23(Sun) 09時半頃
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──── 後日:パン屋 ────
[ 形を整えた器に罅が入るから、 中身が流れないように口を閉ざして。
パンのお話に舵を切ったら、 誤魔化せないかな、……だめかな。
気づいて、気づかないで。 そんな矛盾が渦巻く中に、 その三音はやけに大きく、響いた。>>818 ]
(843) ほるむ 2019/06/23(Sun) 10時頃
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[ 酸素を求める魚みたいに、 口がはくはくとわなないた。
違う、謝らないで。 気づかれないようにって、 していたのは こっちの方。>>819
姿かたちが大きく変わって、 昔みたいにキラキラしてなくて。 ]
(844) ほるむ 2019/06/23(Sun) 10時頃
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…… いっそ 全てかわっていたら ひさしぶり も 言えたのに 二年だか 三年だか それくらいで褪せてしまうらしい そんな いらない感情は 時間を重ねても変わってくれなくて
(845) ほるむ 2019/06/23(Sun) 10時頃
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[ 嬉しいって言ってくれるのが>>820 とてつもなく、嬉しかった。
顔を合わせられなくて 顔がまた火照っていくから、 片手で覆うように隠している。
あの日の約束、覚えてるよ。 また会う日を願って、叶ったの。
たいせつな、ともだちに、 会えたことが嬉しくて、嬉しくて。 嬉しいが過ぎて、はじめましてのふりをした。 ]
(846) ほるむ 2019/06/23(Sun) 10時頃
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[ 顔を覆う、大きな手。 指の隙間からちらと見やれば、 口許を押さえる姿があって。>>821
あの日からずっとずっと、 身体が大きくなりました。 大きいと、色んなものがよく見える。
色づいた頬だって、見えるから。 それだってなんだか、嬉しくて。
掌に隠した顔は ちょっぴりしあわせそうに、わらった。 ]
(847) ほるむ 2019/06/23(Sun) 10時頃
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[ また、ともだちになってくれますか。 新しい高校のともだちじゃなくって、 むかしみたいに、を、 少しでも望んでくれるなら。>>822 ]
………… う、 ん。
[ 顔覆う手を、外して。 差し出された片手を緩く、握った。 そしたら、顔を隠すものはなくなって。
目いっぱいの しあわせ を 物語る笑顔が、 其処に在る。 ]
(848) ほるむ 2019/06/23(Sun) 10時頃
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[ しあわせだから、隠してきた。 嬉しいから、飲み込んできた。
だって、おかしいもの、こんなの。 おともだちを前にして、 顔を赤くしてしまうのって、 きっと、きっと、きもちわるい。
でも、 ともだちに、なってくれるなら。 どうぞ、よろしくおねがいします。 ひさしぶり、を、超えて。 おともだち、 に、なってくれるなら。 ]
(849) ほるむ 2019/06/23(Sun) 10時頃
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おともだちを超えたものを 隠し通して見せるから
ごめんね きもちわるくてごめんね どうか ゆるしてください
垣根を超えることは望まないから どうか 好きでいさせてください *
(850) ほるむ 2019/06/23(Sun) 10時頃
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―― お見舞いの光景/七月の場合 ――
ヨーコちゃんっっ そこにいるのは分かっているんですよ!
[受付のお姉さんに教えてもらったので、 手あたりしだいに扉を開けることなくまっすぐそこに辿り着いた次第。 もちろん入る前にノックもした]
傷は大丈夫? もう痛くない? あ、あとケーキ持ってきたからゆっくり食べるといいよ。
[そう言って手に持っていた箱を手渡そうとする。 中身は養へのお見舞いの品を買ったのと同じ場所で売られている、 チョコレートのショートケーキだ]
(851) Akatsuki-sm 2019/06/23(Sun) 10時頃
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…………。
[話の切り出し方に、少しの間迷う。 天井で瞬いていた光を思い出す。 つくりものの星空、だ]
そういえばさ、 刺されて入院したって話を聞いてから、考えてたワケ。 あの校舎でヨーコちゃん、あたしに話したいことがあったんじゃないかって。
[そうでなかったのら、 何のためにイロハの名前を呼んだというのか。 そんな、うぬぼれに近い思考がよぎりもするのだ*]
(852) Akatsuki-sm 2019/06/23(Sun) 10時頃
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――美術室にて――
[いくつもいくつも、ガラスを重ねる音だけが響く。]
(853) さねきち 2019/06/23(Sun) 13時半頃
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[青空を背にしたひまわり畑。 夕暮れの中滑り台が見える公園。 子供達が遊ぶ雪の学校。]
[木枠からとりだしたそれらを、 宝物のようにながめて、重ねて、鞄に詰める。
カプセルを構成していた木については、 残念ながら抱えて帰ることもできなければ 家にもって帰ったところで置いても崩れるだけなので ひとつひとつ解体して、まとめて処分することにした。
大丈夫。 カプセル、ではなくなってしまうけれど 油絵をパレットナイフで削るようなもの。
俺が大切にしたかったものは、ガラスの絵であるのだから 思い出を飾っておく枠組みがなくなったところで ただ、それだけであるのだから。]
(854) さねきち 2019/06/23(Sun) 13時半頃
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[棺めいたそれを壊して、土に還す。 ……ただ、それだけのこと。]
(855) さねきち 2019/06/23(Sun) 13時半頃
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[とはいえ、作業は少し苦痛だった。 後輩ちゃんたちが来る前に、俺はその作品に片をつけて 木材をゴミ袋へ。ガラス絵を丁寧に包んで鞄へ。
……そうしたときに、 もう閉じこもるように入りこめる あのカプセルはないんだな、って理解して 静かに胸を痛めた。]
(856) さねきち 2019/06/23(Sun) 13時半頃
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[そういえば、悟がここで絵を描いていたなあ、って 俺は少し視線をさまよわせて それらしいものが見えて、布を取り去る。>>492
青白い顔の端正な顔立ちの少女が 穏やかに微笑んでいる。 悟の妹さん。と俺は呟いて、 その絵にもう一度布をかけた。
お兄さん、美術部の物品勝手につかってるぜ。 しかも君を描いてさ。 パレットは紙パレットつかっとけ、とか 色々指導大変だったよ。
そんなぼやきは、美術部の静寂に消えて]
(857) さねきち 2019/06/23(Sun) 13時半頃
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