266 冷たい校舎村7
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[男がぬいぐるみ買いにいくのって……という言葉に
まあね、と
過去だか、未来だか、どこか、で 宇井野に間違った男性観を植えつけることになる俺は 半目になって笑う。]
今の時代 好きなものに性別は関係ない、とか。 ……言うけどな。 でも、売り場で浮くだろうなあ、俺たち。
[ははは、と笑って シャツを持ってきていた袋につっこんだ。 几帳面に畳んだブレザーとズボンを抱えて トイレを出て行く前に じゃ、と、宇井野に声をかける。]
(643) 2019/06/06(Thu) 22時頃
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土曜日。デートよろしく〜
[もちろん、こんなのは、 頭の悪い男子高校生の冗句だ。*]
(644) 2019/06/06(Thu) 22時頃
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雪だるま。
[ マフラーの中から、もごっと。>>629 頷くみたいに、もういちど。 それか、雪合戦。かまくらもありだ。 理由が何であったって、 並ぶ足跡が少なすぎることにかわりはないし>>630 本当にやんのか、学校。って、 疑いたくなることだって、かわらない。 ]
(645) 2019/06/06(Thu) 22時頃
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[ 先生は来ているはずだから>>630 少し職員室に寄ろうか、と、考えた。 スマホは通知音を鳴らさないのだから、 警報なんてのはやっぱり 出ていない。
いつもよりも静かな休み時間と、 いつもよりも静かな授業時間で、 今日という一日は終わるのだろう。
ゆっくり、ゆっくり。 そう信じて、疑うはずもない。 ]
(646) 2019/06/06(Thu) 22時頃
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[ さむ、って、こぼれた。 急かすような風のせいだ。>>631
どれだけ熱を守ったって、 どうしても肌の露出は避けられない。 ついでに風は、制服を突き抜けてくる。 教室についたら、虎落笛が出迎えてきそうだ。
吐き出す息は、真っ白く立ち昇る。 門の中に踏み込んだのは、 少し前に見えた人影に遅れて、だった。 いつもと同じように靴を履き替えて、 職員室に寄ろうってする。 そんな、いつもと同じはずの校舎は、 なんだかひどく凍えて、 見えた。 *]
(647) 2019/06/06(Thu) 22時頃
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―― 回想:買出しの日 ――
[ピンク色の布に、花のようなレース。 あるいはふわふわとした感触のぬいぐるみ。 黒くつぶらな瞳。
そういう女の子のユメみたいなものたちが 裁縫道具とぬいぐるみを売っている手芸店の中、 パステルカラーの値札がつけられた白いワゴンとか、 手編み風味のバスケットとか そういうものに詰められて眠っている。
女の子って砂糖とかスパイスで出来てるらしいけど まじでそうなのかも。と一瞬思った。
他の小道具で足りていなかった布やら紙やらを買い足した後 俺は手芸店のぬいぐるみエリアに立ち止まって、 しばらく考え込んだ後に、]
(648) 2019/06/06(Thu) 22時頃
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ういの。どれが一番可愛いと思う?
[って、宇井野に聞いた。 退院を夢見て眠っていた女の子の、 ベッドに置かれるはずの猫の人形。
種類がたくさんあって俺には選べなくて、 思わずそう問う場面も、あったかもしれないな*]
(649) 2019/06/06(Thu) 22時頃
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[ ばさばさと、積もった雪を追い払う。 学び舎にたどり着いて、昇降口の庇の下で。]
(650) 2019/06/06(Thu) 22時頃
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──現在:校舎へ──
[ はじめはひとり。合流して二人。 さらに出会って、三人、四人。
他愛もない会話を重ねながら、 昇降口の庇の下でレインコートを脱いだ。
養拓海が、灰谷彩華の持ち物をほめるのを、 よく周りを見ているな。とぼんやり聞きながら。
しっかりと雪を払っておけば、 帰りまでには乾くだろうか。
考えながら、連なって歩いた面々を見て、 がらんとした下駄箱を見て、ふと呟く。]
(651) 2019/06/06(Thu) 22時頃
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……誰も、いないね。 みんな、うちのクラスだし。
[ だから何。と言われると、 僕にはなんでもないとしか言えない。
ただの感想だった。もしくは疑問。 さすがにおかしいな。と思いながらも、 僕はやっぱり、ふつうに教室に向かおうと考える。
荷物を置いて、どこかにレインコートを干して。 ……あ。美術室の作品を少しずつ持ち帰れと、 言われていた。そういえば。今日じゃなくていいか。
とりとめなく考えながら、 僕は、そのありふれた境界線を、くぐって──、]
(652) 2019/06/06(Thu) 22時頃
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[ ツンと冷たい空気が、鼻先を掠めた気がした。*]
(653) 2019/06/06(Thu) 22時頃
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[「うどん屋になんてなるわけねーだろ」って あの頃の俺は鼻で笑ってやったんだ]>>517
(654) 2019/06/06(Thu) 22時半頃
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―― 現在 / 通学路 ――
[馬鹿に馬鹿と言われるのは>>519 ひどく腹が立った]
いいツラって褒めてくれて ありがと、よっ!
[拓海の背に向かって雪球を投げるが、 今度は外れてしまった。
いつもは人通りのあるこの道も 今日ばかりはなぜか静かで誰もいなくって。 だから誰の目も気にせずに、 俺ははしゃいでいたんだ]
(655) 2019/06/06(Thu) 22時半頃
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[拓海の背を追いかけていると、 昔のことを思い出す。
あの頃は、拓海は俺の憧れで どんなに頑張って走っても追いつけなくて。 すごい奴なんだ、拓海は――……
そうして、目の前に 京輔と灰谷の姿をみとめて、俺は我に返った]
京輔と灰谷。おはよ。
[軽く手を上げる]
(656) 2019/06/06(Thu) 22時半頃
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[灰谷に笑みを向けるが いつものように淡々と返される。>>608 あらら、と頬を掻いて苦笑をひとつ。
拓海と京輔に目を移した]
先に仕掛けてきたのはどっちだよ。 俺のは自衛ですー。
[軽く拓海の脇を小突き、 そして京輔に至極真面目な表情で]
(657) 2019/06/06(Thu) 22時半頃
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背中とか頭とかに雪ついてないか?
[なんて言って、背中を見せたりした。 そのうちに校舎へ辿り着いただろう]*
(658) 2019/06/06(Thu) 22時半頃
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[養いわく残念委員長。>>521 蛭野曰く残念じゃないと思う。>>554 まあ両極端な評価だと思う。これも視点の差だろうか。
閑話休題。とりあえずイロハの話をしよう]
(659) 2019/06/06(Thu) 22時半頃
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―― 回想/役割分担をしましょう・2 ――
おっけー、任されたからには頑張るよ。
[高本の言葉に親指と人差し指で、 きれいめな丸を作りながら応じた。>>496 それから、作った丸ごしに、彼のことを片目だけすっと細めて睨み返してやった。あくまでちょっとだけ。 気のせいだったら申し訳ないのだが、 一瞬だけこっちを見た彼の眉が嫌に寄ってた気がしたので。
イロハが高本に、表立って煮え切らない思いをぶつけたことは一度だけしかない。 高本と七月の恋人関係が解消された後、とげとげしい口調でこう告げた、それだけで]
(660) 2019/06/06(Thu) 22時半頃
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……高本くんさぁ、 結局ヨーコちゃんといてどうだったの? 楽しかった?
(661) 2019/06/06(Thu) 22時半頃
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[「恋をすれば人は変わる」を地で行っていた感じの七月は、 (とはいえ自分ではピンときてないって言ってたこともあったけれど>>467) 楽しかったんじゃないかって思っていた。高本といて。
なら、もし、高本もそうなら、 今頃二人は別れることなく関係が続いているはずで、だから…… と、そんな勝手な推測を繰り広げていた。
だからこれは、楽しくなかったんじゃない? と、 訊いているのとほぼ同じ意味合いだった。イロハにとっては]
(662) 2019/06/06(Thu) 22時半頃
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[答えはどうあれ、イロハは表立って高本を責めることはしなかった。 惚れた腫れた付き合った別れたはよくある話だ。 それでもめたって誰も得しないじゃあないか。
波風は立てなかったものの、積極的に頼りにすることもなかった。 クラス内での盗難騒ぎの話題がちらつき始めてからまもなく、 数学のノートがどこかに行った時に、 真っ先に泣きついたのは七月の方だったし]
(663) 2019/06/06(Thu) 22時半頃
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[話し合いのざわめきは終わらない。 役割分担も、お化け屋敷のコンセプトもスムーズに決まっていく。
廃病院。そういうコンセプトのお化け屋敷、 どっかの遊園地にあったよね。 古ぼけたベッドだとか血まみれの手術室だとか白衣の幽霊だとか、 ぼんやり脳裏に浮かべていれば、かかる声>>498]
…………ナース服。 いやまあちょうどそんなこと考えてたけどさぁ、 それで男子がナース服着てお化けやることになっても文句は言わせないよね?
(664) 2019/06/06(Thu) 22時半頃
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──── 回想:小さいころ ────
[ 子供はとても、恵まれていた。 恵まれていたから、いじめなんて知らないし、 その子を馬鹿にして笑う理由だってなかった。>>614
どろんこまみれだって、なんだって。 手が汚れるのだって、気にしなかった。 またあいにきてもいい? って言われたら>>618
よろこんで めいっぱいよろこんで うん! って頷く、そんな子供だ。 ]
(665) 2019/06/06(Thu) 22時半頃
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おおちがい? おれのお母さん、かわってるのかな。
[ 大違いって笑う子に>>621 そうやって首を傾げるくらいに、 世間知らずな子供だった。
悪意はない。他意もない。 きれいになったら、嬉しいし。 おやつって、一緒に食べたら美味しいから。 ]
フータくん!
[ 教えてくれた名前を>>621 これまた、嬉しそうに呼んで。 ]
(666) 2019/06/06(Thu) 22時半頃
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……っていうのは冗談ですけどー、 男子にはちゃんと患者服とかお医者さんの服にするつもりだけど?
[挑戦的ですらあったまなざしをさっさと笑みに崩してから、 気になることをぽつっとこぼした宇井野をちょっとだけ見て、>>305 眼差しは司会進行役へと戻る]
そう、宇井野くんもああ言っていることですし、まずはお化け役決めちゃおうよ。 ナース服着たい人〜
[なんて呼びかけながら、机の上にはノートを広げて、 ナース服ってどんなものだっけ、……とこっそりスマホをつけて検索してみたり。 さっき見た眼差しのことも忘れられる心地が、この時確かにしていた*]
(667) 2019/06/06(Thu) 22時半頃
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[ ことあるごとに、その名を口にした。 お友達はいた。たくさんいた。 でも、記憶する中で。 一番、男の子らしく見えたのは、 憧れたのは、フータくんだったから。
優しくて たくさんの嬉しいをくれる。 そんな男の人に、なりたかった。 おとこのこに、なりたかった。
だから、てんとう虫の餌が虫って知ったら、 少し怖がりながらも、とりにいこうともしたし。 でもやっぱり、可愛くない虫は苦手で、 代わりにはちみつを与えるのが楽しくなって。 ]
(668) 2019/06/06(Thu) 22時半頃
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[ そうやって、一緒に出来た虫の部屋。 草で飾ったおしゃれな虫かご。
てんとうむしを驚かせないように 写真を撮って、自慢げに見せて。
てんとう虫は、幸せをくれるんだ。 たくさんたくさん、くれるんだ。 遊んでくれるフータくんの前で、 こどもはたくさんたくさん、笑っていた。 贈り物は全部、宝物。 どうやって置いておくかに、いっぱい悩んで。 ]
(669) 2019/06/06(Thu) 22時半頃
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[ だけども、泣いたことはなかった。 ]
(670) 2019/06/06(Thu) 22時半頃
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[ プールの時間。 はずかしくって、我慢できなくて。 泣いてしまった、其の日。
元気がないのは、隠せなかった。>>626 拭ったけど、赤いまんまの目元だって。 フータくんの顔を見たら、 ほっとしたみたいにまた、泣きそうになったけど。 歪みかけた顔はすぐに、 笑った。 元気じゃない顔を見せたくなくて、 いつもよりもへたくそに わらった。
なんでもないよ、って。 それよりね、てんちゃんがね。 てんとうむしの、てんちゃん。 虫かごのお話を 始めたら。 泣きそうになったのだって ごまかせたかな。 ]
(671) 2019/06/06(Thu) 22時半頃
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[ その子の前では、笑っていたかった。 笑ったら、笑ってくれる気がした。 笑わせてくれて、嬉しかった。
引っ越しすると伝えた日だって。 堪えていた子供の顔は、 贈ってくれた一掴みの花みたいに>>625 笑みを咲かせたのだから。 ]
フータくん、まほうつかいさんみたい。 えがおの、まほうつかいさん。
[ 泣きださなかった、えらいフータくんに、 ありがとうって気持ちを込めて。 まだ柔らかかった手を伸ばして。 あたまを撫でようと、した。 ]
(672) 2019/06/06(Thu) 22時半頃
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