278 冷たい校舎村8
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ね?つまんないでしょ? だから最初に言ったじゃん、もー。
(617) 2020/06/17(Wed) 19時半頃
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はい、あたしの話はおしまい。
(618) 2020/06/17(Wed) 19時半頃
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傍受する価値も意味も何もかもが無い。
(619) 2020/06/17(Wed) 19時半頃
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*
[ 首を傾げた。 ]
(620) 2020/06/17(Wed) 19時半頃
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[ よくよく考えれば、 いや、よくよく考えなくても事件じゃーん(笑) なんだか一瞬笑いそうになる。ふんわり。
たどたどしいあたしの報告もどきは、 しおりちゃんによって繋ぎ合わせられて、 そう、それです。そういうことです。多分。>>597 ]
(621) 2020/06/17(Wed) 19時半頃
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[ しおりちゃんの言うことを、 あたしは、なるほどなあとか言って聞いている。 ……どれだけ理解できたかは置いておこう。
人形は血を流さない。そうだね。 でも、あたしが見たものは人形だって思う。 いなくなっちゃったなっちゃんの かわりみたいなそれが、 何を示してるのか、とか、わからないまま。
膝上の両手は、どうしてかな、祈りの形。 ]
(622) 2020/06/17(Wed) 19時半頃
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─── いられないひと?
[ そこだけ、ちょっと、聞き返してしまった。 ]
(623) 2020/06/17(Wed) 19時半頃
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[ 半死人さんが、ここまで呼んだという。 どうして呼んだか知らないけれど、間違いなく。
不思議に気付いた一番最初、 超常現象の番組を思い起こしてはいるから、 呼んだ、ってとこまでは、わかっていた。 出口は全部塞がってたわけで、 ほんとは、出すつもりも無さそうなのに。
呼んで、帰って、いられない、なら。 ]
(624) 2020/06/17(Wed) 19時半頃
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……呼んだ人が、やっぱりいらないって 思ったり、したのかな。
[ だとしたら、ちょっと、寂しいなあ、って。 見知ったみんなを思っては、呟いた。
事件(笑)とはいえおかしいのは確かだし。 帰っちゃったのは良いことなのかもしれないけど。
登場人物の気持ちを分かりましょうと思うのは、 熱心な観客、やってしまってる、ので。 ]**
(625) 2020/06/17(Wed) 19時半頃
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――回想:文化祭の泡沫――
[葉野の説明を辰美はふんふんと聞いている。 専門的な事は何一つわからなかったが 軽く説明されればそんなものかと納得を一つ。
手を振った彼女は、天見若菜というらしい。>>474 三年2人に後輩が1人。 文化部の事はよくわからない辰美だが 同い年の生徒と部活を始めるというのは 中々楽しい経験だろうなと思う。]
2人で始めて、2人でやってきたんだったら ……なんつか、いい関係なんだな。 うちの部は仲いいとかあんま無ぇから ちょっと羨ましい。
[と、軽く感想を伝えただろう。]
(626) 2020/06/17(Wed) 19時半頃
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[終わってしまうのは少し寂しい。 ……偽らないで言えば、割と寂しい。
恋とも愛とも言い難く、情と言うには彼女を知らない。 強いて言えば、共犯、という単語が似つかわしい。
目の前の女の子の本当の想いはわからないから 素直に楽しいと伝えて期待してしまう今の辰美は、 やっぱり少し、馬鹿な男だ。]
……なら良かった。
[だから辰美は別れ際、 その感想も言葉通りに受け取ってしまう。 嘘をつかれたばかりなのに。>>476]
(627) 2020/06/17(Wed) 19時半頃
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じゃ。もう嘘つくなよ。
[最後に指先で葉野の額を軽くデコピンしようとした。 辰美は、仏頂面をほんの少しだけ和らげていた。*]
(628) 2020/06/17(Wed) 19時半頃
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――幕間――
[泣いていても仕方がない。 そう理解して表情に出すことをやめたのは、ちょうど小学校一年生の頃。 兄が天才剣道少年として少し有名になった頃の事だ。
親父も母さんも兄をほめそやし、兄のようになれとしきりに俺に言い聞かせた。 自分たちの教育のたまものだと兄の才能を自分たちの誇りにした。 ちょうどその頃から躾が激しくなって、泣いても喚いても仕方ないのだと諦めるようになっていった。]
(629) 2020/06/17(Wed) 20時頃
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[兄は、微笑みを絶やさない朗らかで高慢な男だった。
自分の努力と自分の才能を誇って憚らないくせに、一方で人から好かれるようなユーモアや優しさもあるような、
……認めたくはないが弟から見てもカリスマ性のある男だった。
けれども、一方で兄もまた、ちっぽけな一人の少年だった。 弟を可愛がってやろうして、結局親からの暴力に耐えかね八つ当たりをするようなガキだった。 じわじわと臓腑を炙るような躾と期待に耐えながら生きる、普通の少年だった。]
(630) 2020/06/17(Wed) 20時頃
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[兄はよく「見えないもの」を見ていた。 比喩ではなく本当に、何もないところに何かを見て、俺を怯えさせていた。]
「お前が殺しに来たじゃないか」 「あそこ、誰か首吊ってないか?」 「稽古場に女がいた」
[指さしたって誰もいないし、俺は兄を殺そうとはしていなかった。 覚えのない罪で何度も詰め寄られ首を絞められた。
本当はそこで気がつくべきだった。俺も兄も。]
(631) 2020/06/17(Wed) 20時頃
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[高校二年の頃だった。 ちょうど受験シーズンを迎えていた兄は、登校中信号無視をした車に自転車ごと跳ね飛ばされ腕を負傷した。
盛大に跳ね飛ばされたようで、後遺症の具合によっては元のように竹刀を握る事は難しいと医師は診断した。
そんな記述にしてみれば100文字に満たないような出来事をきっかけに、兄が守ってきたものは瓦解した。結局、怪我を引きずり心身を病んだ兄は、親が認められるような学校へ合格できなかったのだ。
唯一手にできたのは、ランクが1つ下の大学への切符だけ。 父は言う。「来年もあるのだからもう一度頑張りなさい」 母は言う。「そんなところに行くんじゃ学費は出せませんよ」
……兄は大人になれなかった。 そうしてとうとう狂ってしまった。]
(632) 2020/06/17(Wed) 20時頃
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[日中、まだ正気の淵にいる兄は不貞腐れたように家にいる。 夜、狂気の瀬に立つ兄の笑い声が寝室からする。
父も母も聞こえないふりをしている。 まだ何とかなる。どうにかこの子の道を正してやれる。 そう考えているらしく、兄を家の中に放置している。 古めかしい価値観が兄を回復から遠ざけた。]
(633) 2020/06/17(Wed) 20時頃
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"……わたしを呼ぶ声をしきりに聞く"
(634) 2020/06/17(Wed) 20時頃
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[――夜半、兄が俺の名を呼ぶ。 死んだような夜の、死んだような月明かりの中、 窓を開け放った和室の畳の上で兄が微笑み、座って待っている。]
「ゆきとし。ころしてよ」
[兄は鼻がかった声でそういう。 いつも俺はそれを拒んでいて、 ――けれど、受験も近づく夏の頃。 お前はまっすぐに第一志望に合格しろと親に幾度となく詰め寄られ、疲れ切った俺の口から、血迷ったように「いいよ」が出る。
こんな風になる前は憎らしくも輝かしかった兄を思い出して悲しかった。 こうなる前に逃げ出せなかった兄の事を思うと辛かった。
こんな兄や家族がいるくだらない家を継ぐ未来を考えたくなくて、死のうか、と呟いていた。]
(635) 2020/06/17(Wed) 20時頃
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死のっか、兄貴。一緒に。
[それは半ば冗談のつもりだった。 着物の袖から手が伸びる。あんなに強かったのに、今では少し細くなった首に指が這う。 脈がある。血が通っている。息をしている。 ――そのまま力を入れて、昔そうされたように押し倒した。
兄は抵抗しなかった。 ただ微笑んだまま、首をしめられせき込み、俺を見ていた。 脈がある。血が通っている。息が途切れがちになる。
そこでようやく、気持ち悪いくらいに手汗が滲んでいることと、背を伝う冷や汗に気が付いた。
いつか寝ている兄や父を叩き殺してやると、そういつか思ったことさえあったはずなのに、そうする段になってひどく恐ろしくなった。
兄が微笑んだまましきりに瞬く。死にかけの虫のように瞼や唇が震える。 あんなに俺をせせら笑った唇が、「もっと」と乞う。壊れている。]
(636) 2020/06/17(Wed) 20時頃
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[気持ち悪い。気持ち悪かった。 一刻も早くこの戯れ合いをやめたかった。 …………怖かった。手を伸ばしたくせに、怖くてたまらなかった。
だから、その時ちょうど足音が聞こえたのは、きっとちょうどよかった。 俺はばっと兄から手を放す。 月明かりに照らされて、呼吸の道が通った兄が大きく息をする。 襖が開く。]
「幸俊、あなたここにいたんですね。 大学の書類について――どうしたんですか?」
[母が目を丸くして問う。 畳に落ちた蛾のように床に寝転がる兄と、 それを座って見つめる俺と。
手のひらの嫌な汗ばかりが気になりながら、 俺はぽつりとこう返した。]
(637) 2020/06/17(Wed) 20時半頃
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……少し、兄さんと遊んでいました、母さん。
[寝室の端の小さな鏡の中 微かに、歪に笑う自分の顔が見えて、ひゅっと息が止まる心地がした。]
すみません、すぐ戻ります。
[母を押しのけて俺は洗面台へ行く。 蛇口をひねる。ぬるい水を掬い上げて顔に叩きつける。 何度も何度も拭い去るように顔を洗う。
気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。]
(638) 2020/06/17(Wed) 20時半頃
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[…………死ねばいい。 全部消えてしまえばいい。
ようやく顔をあげる。 鏡の中、水浸しになった俺/兄の顔が、じっと俺を見ていた。]
(639) 2020/06/17(Wed) 20時半頃
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[その時からだ。 たまに現実には存在しないような幻覚を見るようになったのは。
腐った林檎は隣の林檎を腐らせる。 いくら憎んだって血の楔はごまかせない。 兄を蝕む病の種が自分にもあるのかと思うと恐ろしくて仕方なかった。
…………俺は兄貴とは違う。 そう思うのに、笑おうとするたび兄の顔がちらついて離れない。 ずっと耐えて、あっさり壊れてしまったあいつの事。]
(640) 2020/06/17(Wed) 20時半頃
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[無くした人間界の切符を探している。きっと、ずっと。]*
(641) 2020/06/17(Wed) 20時半頃
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―― 現在:体育館前 ――
えっ!? いや、いいって! 冗談! ほんと冗談だから!
[ 冗談だと言ったのに、なぜかコンビニスイーツを 奢られる流れになっていた。>>606 慌てて否定をしながら、 もしかしなくても連城はチョロいんじゃないか? 将来、悪い人に騙されなければいいが……などと、 誠香は本気で連城の未来を案じた ]
(642) 2020/06/17(Wed) 20時半頃
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それよりさ、連城が言うみたいに、 遺書の送り主見つけてさ、 みんなでちゃんとここから帰ってさ、 そしたら、みんなでファミレスでも行こうよ。 ほら、出られないってなる前に、話してたじゃん。 休校みたいだから、 みんなでファミレスでも寄ってこって。
[ な? その方が楽しいじゃん? そう言って、誠香は笑った。 その“みんな”の中に、きっと夏美もいるはずだ。 そうでなければならない、と思う ]
(643) 2020/06/17(Wed) 20時半頃
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思い出させんなって言ってんじゃん! わざとだろ! わざと言ってんだろ!
[ 思い出させるなと言ったのに、 ああやなこったと畳みかけてくる。>>599 くわっ! と辰美に抗議した。 連城は悪気はないことはわかっているが>>608 非日常に身を置いているというのに、 日常の世知辛い現実に目を向けさせないでいただきたい ]
(644) 2020/06/17(Wed) 20時半頃
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[ 確かに辰美の顔より背中を見ていた時間の方が 長かったような気がするが、 いくらなんでも血が出ていたら気づく。 地下では血なんか出てなかったはずだ。 しかし辰美があまりにも真顔なので、 うっかり信じそうになった ]
真顔で言うな! 信じそうになるだろ!
[ 誠香のツッコミが冴えわたる。 辰美の説明は納得のいくものだ。>>601 誠香だって冬はリップクリームが欠かせない。 連城の感じている微妙な違和感を>>609 誠香は察することができなかった ]
(645) 2020/06/17(Wed) 20時半頃
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僕のリップクリーム貸すわけにはいかないしな。 ……噛むなよ。悪化する。
[ そう言うにとどめて、 教室に戻るか、という連城に頷いた>>610 ]
そろそろ本格的に泊まること考えないとだし、 一度教室に戻ろうよ。 戻りながら夏美ちゃんが見つけられたら、 それが一番だしな。
[ そう言いながら、 きっと夏美は見つからない。 夏美がいなくなったから、 代わりにマネキンがここにいるのだ。 誠香はそう思っていた* ]
(646) 2020/06/17(Wed) 20時半頃
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