266 冷たい校舎村7
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勉強、お疲れ様?
[包んでくる両手は、 ……いったい誰の手を包みたかったのでしょう。
まどろみに足をひきずられるようにして ぱち、ぱち、と瞬きを繰り返した。]
……なんだよ、みやこさん
…………取れない、のかあ これ。 取れたら、楽なんだろうけどな。呪いみたい。
(588) さねきち 2019/06/21(Fri) 23時頃
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[例えば日ごろの癖で血のつながりを思い出し 習慣で、首輪に繋がれていたことを思い出す。 なら、さっさと取れてくれたほうがいい。 俺の首についた鎖なんて。
でもね、と宮古瑠璃は前置いた。>>520 俺はそれを子供のように聞いている。]
…………遠くまで。 自由、ってこと? 縛られなくて、いいよ、ってこと?
[よくわかんないな、って俺は笑った。]
(589) さねきち 2019/06/21(Fri) 23時頃
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……そうだといいな、ありがとう。
遠くにいけるといい。 呪いが見えなくなるまで、遠くに。 当分は……遠すぎるところにいくのはやめるけど
[宮古瑠璃が慰めてくれているのか、 ただ実感を語っているだけなのか、 俺にはわからなかった。 だから思った言葉だけを吐き出して
シーツに垂れた滑らかな髪の毛だけ 指先ですこし、撫でようとする。
飼われた犬が鼻先を寄せるようにおずおずと 年上の男が女の子にするようにただ優しく それができなくっても、俺はぽつりと零すだろう。]
(590) さねきち 2019/06/21(Fri) 23時頃
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いぬは、目を離すと すぐ飛び出していくもんだから
もしも遠すぎるところに行こうとしたら…… 気が向いたら、 リードを引いてくれると嬉しいんだけど。
[まさかな。って、思う気持ちも半分あって 遅すぎる四月一日みたいに、俺はぼんやりとしている。
タンポポの綿毛みたいに ふわふわととんでいってしまいそう、と思って なんとなく、引き止めるようなことを言ったのは
古典の勉強をしたわけでもないのに、 少しだけ眠いからだろう。*]
(591) さねきち 2019/06/21(Fri) 23時頃
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―― ・・・ ――
[よく人が刺されるねえ、なんて 他の患者が話しているのを聞いたのは その事件があってから、少し後のことだ。>>559
ななつきよーこ。なんて名前の人 そんなにかぶるとは思わなくって 俺はすぐに、運ばれてきた患者が 七月葉子そのひとであると理解したのだけれど
そもそも病室が違うし、うまく動けない、ので 俺は携帯を片手に、高本悟にメールをした。]
(592) さねきち 2019/06/21(Fri) 23時頃
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To 悟
ヨーコねーさん、病院に運ばれたの?
何があったかぜんぜんわからねえけど 俺は見舞い、いけそうにないから いってあげて
[さて、それをうけて高本悟がどうしたのかは 俺にはわからない。
真っ白な病室の天井を見上げて、 なんだよこの世、やべえな地獄か、って そんなことを思うばかりであった**]
(593) さねきち 2019/06/21(Fri) 23時頃
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―― 病室 ――
[こんなにも取り乱す拓海を、 俺は初めて見た。>>582
服を掴まれ、胸に顔を埋められる。
ああ、今まで そういうふうに我慢してきたんだなって。 そういうふうに俺を見てきたんだなって。
こいつも人間だったんだなあって、 すとんと胸に落ちるものがあった]
(594) gurik0 2019/06/21(Fri) 23時頃
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帰れねーだろ、普通に。 てか、意地でも帰ってやんねえ。
[馬鹿かお前は、といつもの調子で返すと 俺は拓海の背に腕を回した]
こんな状態の友達置いて とっとと家に帰れるわけねえだろ。
[あの冷たい校舎から、 お前を見捨てて帰れなかったように]
(595) gurik0 2019/06/21(Fri) 23時頃
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羨ましく思っていいし、 恨みに思っていいし、 縋っていいんだよ。
それが駄目って言ったら、 嫉妬に駆られてお前のノートを隠した俺って もはやなんだよ。畜生か。
[拓海は聖人にでもなるつもりかって 鼻で笑ってやる。 そうして、抱きしめる手に力を込める]
(596) gurik0 2019/06/21(Fri) 23時頃
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お前はおかしくないし、お前は悪くない。 ――俺は、お前と出会えてよかった。
[ひとつひとつ、拓海の言葉>>583を否定していく。 だって俺は、最高に性格が悪い男だから]
(597) gurik0 2019/06/21(Fri) 23時頃
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生きろ、って。 あの冷たい校舎で、 確かに俺はお前に言ったんだ。
その責任くらいちゃんと取らせろよ。
つらかったら俺に当たれ。 恨めしかったら俺を殴れ。
ひとりで抱え込まれて、 また勝手にひとりで死なれちゃ堪らねえ。
(598) gurik0 2019/06/21(Fri) 23時頃
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ずっといっしょだ>>0:304って、約束したろ。
(599) gurik0 2019/06/21(Fri) 23時頃
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[そうしてわしゃりと、拓海の頭を撫でた]
だいたい高校卒業したら就職するって、 この時期に入院してて いったい就活どうするんだよ。
帰ってからあの家にたったひとりで、 どうやって暮らしてくんだよ。
笑ってる場合じゃねえよ。 心配で心配で堪らねえじゃねえか。
(600) gurik0 2019/06/21(Fri) 23時頃
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職がねえっていうなら、 俺の店で顔パスで採用してやるよ。
噂が立っててあの家に帰れねえっていうなら、 一緒に物件探してやるよ。
だから――……
(601) gurik0 2019/06/21(Fri) 23時頃
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俺を頼ってくれ。
(602) gurik0 2019/06/21(Fri) 23時頃
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[縋っていたのは、俺の方かもしれない]*
(603) gurik0 2019/06/21(Fri) 23時頃
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―― 後日談/灰谷彩華のある日 ――
[非日常は終わった。 非日常が終わった後の日常は、少しだけ騒がしいものとなった。
なんでこんなことになったんだろう、って思いながら、 3年7組教室の中、不自然に欠けたふたつの席のうちふたつを見つめていたり。
3年の女子バレー部だった子ら(派手めの方が)これ見よがしに噂とかしてたものだから、 思わず「いいかげんにしなさいよ」ってじりじり詰め寄ったり。
正門側から帰ったら面倒なことになるかもなぁ、と思った日には、 わざわざ裏口側から帰路に着いたり、していた]
(604) Akatsuki-sm 2019/06/21(Fri) 23時半頃
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[ただでさえ家では、 改めて「家を出て遠くの大学へ行く」って言ってからというもの、 微妙に雲行きが怪しいままだというのに。
見捨てられる、って思ってるのかなぁ、やっぱり。 と、時折見せる表情を横目で見ながら思う。
見捨てるうんぬんはさておき、 イロハにとってのあこがれを手にするにはやっぱりあっちの方がよくって、 それを筋道立てて伝えられればいいんだけれど、 どうかかけた鎖を手繰り寄せないでほしいという気持ちが、 余計なことばを生みそうになる。 結果なんにも言えなくなる]
(605) Akatsuki-sm 2019/06/21(Fri) 23時半頃
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[そんな折、イロハのもとに思いがけぬ来訪者があった。
その人は放課後に高校の裏口側でイロハを待っていた。 「表で待ってたら記者か何かと間違えられた」と言ってのけるその人に、 イロハは心当たりがなかった。 自分までヘンな噂の火種になるのはどうかと思ったし、 最初は警戒したのだが。母の名前を出されればさすがに話を聞く気にはなった。
その人は母の仕事の同僚で、 なおかつ高校の同級生だった、と身分を明かし、 ココもなんだし、と場所替えを提案した。 ちょっと離れたところに彼の車が停めてあった。それに乗って移動した]
(606) Akatsuki-sm 2019/06/21(Fri) 23時半頃
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──── 病院 ────
[ 背中にたいあたりされるのは>>562 それはそれで青春っぽくて楽しそうなので、 言っても言わなくても、 宇井野に悪いことなんてなかったわけだ。
おんぶの刑に処されたくば、 いつでも背中に飛び込んでくると良い。
と、いうのは置いておいて。 ]
(607) ほるむ 2019/06/21(Fri) 23時半頃
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[おしゃれな喫茶店で、あんまり明るくない話をした。 お言葉に甘えて奢ってもらうことにした紅茶が、 湯気を立てるのを眺めながら]
それで、……お母さんの様子がおかしいワケを、 あたしに訊こうって来たんですか。わざわざ。
[紅茶のカップに口をつけながら考える。 いくら相手が母のことを少なからず知っている人であろうと、 ひみつを洗いざらい話すわけにはいかない。 進路で揉めてる、くらいなら言っていいかなぁ?]
「それにしても、君は本当に似ているな。その……」
“ママ”にですか。 やっぱそうなんですねー……。
(608) Akatsuki-sm 2019/06/21(Fri) 23時半頃
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[さすがにその辺はわかっていたか。 母じゃない、第三者の視点からでもそうなのか。 だとしたら。 結局逃げられなかったのかなぁ、ということを思いつつ]
好きだったんですか? ママのこと。
[軽い気持ちで聞いた問いには思いもかけぬ問いが返ってきた。 彼が好きだったのは紛れもなく、イロハの母の方だったこと。 だが、高校最後の文化祭の後、 彼女がイロハのママと、恋人じみて寄り添う姿を目にして、 現状をおぼろげながら悟り、結局身を引いたこと。
大学を卒業した後、職種は違えど同じ職場で再会できて、 それから長いこと、遠くから見守っていたこと]
(609) Akatsuki-sm 2019/06/21(Fri) 23時半頃
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[さすがにその辺はわかっていたか。 母じゃない、第三者の視点からでもそうなのか。 だとしたら。 結局逃げられなかったのかなぁ、ということを思いつつ]
好きだったんですか? “ママ”のこと。
[軽い気持ちで聞いた問いには思いもかけぬ問いが返ってきた。 彼が好きだったのは紛れもなく、イロハの母の方だったこと。 だが、高校最後の文化祭の後、 彼女がイロハのママと、恋人じみて寄り添う姿を目にして、 現状をおぼろげながら悟り、結局身を引いたこと。
大学を卒業した後、職種は違えど同じ職場で再会できて、 それから長いこと、遠くから見守っていたこと]
(610) Akatsuki-sm 2019/06/21(Fri) 23時半頃
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――なぁんだ。 お母さん、別に、あたしがいなくなったって、 世界にひとりっきりってわけじゃないじゃん。
(611) Akatsuki-sm 2019/06/21(Fri) 23時半頃
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[二人の女のひとの、ひみつの関係。 それを知っているなら話は早かろう。 それでもイロハは結局、すべてを伝えることはしなかった。
進路で揉めている。 母はどうもイロハに近くにいてほしいようだがイロハはそうじゃない。 できるなら貴方からも、好きにさせたほうがイロハのためになると、 それとなく伝えてほしい。 それから、 できることなら母のことをまもってほしい。
そういうことを途切れ途切れに伝えた]
(612) Akatsuki-sm 2019/06/21(Fri) 23時半頃
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その、 貴方のことを逃げ場にはしない、とまで考えている、と言いますか。 ……あ、あたしにも友達がいるからだいじょうぶ、って言いますか。
[あの冷たい校舎から帰ってきた後のやり取りを思い出して、 小さく笑ってイロハは応えた]
(613) Akatsuki-sm 2019/06/21(Fri) 23時半頃
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だから、そう、 貴方にお母さんの友達になってほしい。 かわいそうだから、という中途半端な理由じゃなくて、 あなたに悲しいことがあれば悲しいからと、>>353 そう言いきれて。
遠くじゃなくて少し遠くの場所から、>>-600 お母さんにもよりよいあしたが来るように、 願ってくれる、そんなひとに。
(614) Akatsuki-sm 2019/06/21(Fri) 23時半頃
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[なんてことは直接伝えてはいない。 あくまでただの願いだ。ちっぽけなイロハからの。
ただ、伝えた分の願いはしっかり受け付けてくれたから、 イロハは心からほっとした顔を見せた。
やがて紅茶だけでなくケーキも奢ってもらって。 別れる間際、ふと訊いてみた。 高校最後の文化祭の演劇で、何の役をやっていたのかと。 そうしたら、「魔法つかいの役だよ」と返ってきて、 なんだか色んなことが腑に落ちてしまった。気がした。
魔法つかいなら、この、 今にもしがみついてきそうな呪いまで解いてくれるのでしょうか。
――なんてね?*]
(615) Akatsuki-sm 2019/06/21(Fri) 23時半頃
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[ 芸術家とは、時に、 運命に翻弄されやすいらしいということは、 歴史や神話が物語っているから。
おふざけめいた色であっても>>563 芸術家気質の言葉は強い。
そうか、って、からっと笑ったのは 揶揄の延長からは逸れて。
なんだか少し いいなっておもった。 ]
(616) ほるむ 2019/06/21(Fri) 23時半頃
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特徴はとらえてると思うが、 可愛らしすぎやしないか?
[ 男らしいルートを進む以上、 不服さは見せておかねばなるまいが。>>564 まぁ、似てるよ、って。 仕方ないって風に、わらってやった。
食う量については、 体格ですべてを察してくれ。 ]
(617) ほるむ 2019/06/21(Fri) 23時半頃
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