266 冷たい校舎村7
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[指切りをした夕暮れの公園。>>0:272 青空を背にしたひまわり畑。>>1:450 子供達が遊び笑う雪の学校。>>4:56
そういったものを見下ろして、 ぎゅっと握りこめば、ガラス片が自分の手を切った。
手を開けばそこにあるのは、 どれも赤く濡れた景色だ。
…………これでいい。 汚れた景色はいずれ忘れ去られる。
ぱらぱらとガラス片を取り落として 何も持たずに、ゆっくりと美術室を出た。]
(21) 2019/06/16(Sun) 00時頃
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[消えたら。追いかけていく。 そう交わした言葉を思い出して ……俺はライターを手にとった。
カチ、カチ、カチ。
火がつかない。ついてくれない。
煙草でもすえたら、 もう少しマシな事が考えられるかもしれないのに。 この肺を煙で満たせば 少しは、冷静になれるかもしれないのに。
「気持ち悪いこと言ってんな」>>4:305
……嘘つきになろうとしているこの背に、 その言葉が飛んでこないことが、 今は寂しくてたまらない*]
(22) 2019/06/16(Sun) 00時半頃
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―― 変化 ――
[チャイムが鳴った、直後のこと。
2階で何かが倒れる物音がした後、 一度、校舎の電気はすべて消え、 窓の外も真っ暗になる。
少しの間をおいて電気は復旧するが 依然外が真っ暗なのは変わらない。
また、再びついた電気は 時間とともに消えていくだろう。
いずれ校舎は真っ暗になる*]
(23) 2019/06/16(Sun) 00時半頃
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[階段から落ちた。 首を自分で絞めた。 罪によって殺された。 音によって殺された。 重圧によって死んだ。 心の傷によって死んだ。
へんな世界に巻き込まれて一度死にました、じゃ あんまりにもあんまりだから、 あなたたちがこの世界に残した「かなしみ」が 元の世界のあなたたちから、少しでも減りますように。
とめたくて、いっそ殺したくて、 俺がこの世界に引きずり込んだあなたたち。]
「君たちの事が好きでした。」
[願うことは、ただ一つ。]*
(24) 2019/06/16(Sun) 00時半頃
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R団 タカモトは、メモを貼った。
2019/06/16(Sun) 00時半頃
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[ 5度目のチャイムが響き、僕は生きている。]
(25) 2019/06/16(Sun) 00時半頃
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──午前8時50分:3年7組──
[ チャイムの音で目を覚ました。 早起きが習慣だっていうのに、 一体どうしてだったんだろう。
眠ったときのまま、 仰向けで目覚めた僕の視界に、 窓の外、白いばかりの空が広がっていて、
僕はそのとき、寒いなと思った。 隣にいたはずの誰かがいなかった。]
(26) 2019/06/16(Sun) 00時半頃
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[ 直後、うすぼんやりした頭にも、 …………がしゃん、と>>19。
何かが壊れるような音が響き、 次の瞬間、視界が闇に覆われる。
深くて暗い闇が、 窓の外にも、空いっぱいに広がっている。]
(27) 2019/06/16(Sun) 00時半頃
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[ 身体を起こした。 その間に、教室の電気が点き、 僕はその場にいる人のことを、 目視できるようになっただろうけど、
──空の暗さに、目を奪われていて、
きっと、一瞬遅れて立ち上がる。 くしゃくしゃになったシャツの袖を伸ばして、 ふわふわとした足取りで、扉へと向かう。]
(28) 2019/06/16(Sun) 01時頃
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拓海くんがいないよ。
(29) 2019/06/16(Sun) 01時頃
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[ その声を拾ってくれる誰かはいたのかな。
たぶん、僕は不思議そうに、 道にでも迷ったみたいにそう呟いて、
でも、口に出してしまった途端にさ、 ふと理解してしまうものってあるでしょう。
ああ、そうなんだ。と僕は思って、 それで、それで…………、]
(30) 2019/06/16(Sun) 01時頃
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僕も帰らなくちゃいけないの?
(31) 2019/06/16(Sun) 01時頃
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……下、見てくる。
[ 物音のした方。それを目的地に。 下、なんて言ったって、 足が向く先なんて決まっていて、
共にか、手分けをしてか、 きっと打って変わって迷いのない足取りで、 廊下を歩いてゆくことになる。*]
(32) 2019/06/16(Sun) 01時頃
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―― 一段、一段と ――
[階をあがっていく。 誰がどこで「この世界で止まった」のか もう俺にはわかってしまうようで
3階のトイレに立ち寄って、 ただ少しの間そのマネキンを見下ろした。
ぽっかり空いた体の中心部。 心臓があるあたりに開いた穴から ずっと血が出ている姿が痛々しいのに 赤いパーカーと血が同化しているのが なんだか彼を示しているような気がした。
ハートのぬいぐるみを動かすことはしない。 何かを添え置くことはない。
ただ、「轟木颯太」だったそれに 切れないシャッターを切って、「ごめんな」と呟いた。]
(33) 2019/06/16(Sun) 01時頃
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[また、歩きだす。]
(34) 2019/06/16(Sun) 01時頃
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[4階の生物室。
黒い足跡が一筋続いた先を 無理やりこじ開けることはしたくなくて ドアの小窓越しに、そのマネキンを見た。
「田所怜奈」。 強いひと、だったと思う。 彼女の過去や内面までよく知らないけれど クラスの中のしっかりものだった。
その体に何を抱え込んで 何の重さに耐えていたの。
俺が問いかけても、きっと届かない。 届かないけれど、
ただ、「田所怜奈」だったそれに 切れないシャッターを切って、祈りを捧げた。]
(35) 2019/06/16(Sun) 01時頃
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[君たちのおしまいだけ、最後に頂戴。]
(36) 2019/06/16(Sun) 01時頃
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[……そうして、美術室からずっと 血の痕がてんてんと続く。
追おうとすれば追えてしまうほど、 それなりに多量の血液だ。
吊られた人形がたくさん見える 3年1組の教室までそれは続いて
俺は夜風に吹かれながら、 椅子に座り、窓の外を見ている**]
(37) 2019/06/16(Sun) 01時頃
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R団 タカモトは、メモを貼った。
2019/06/16(Sun) 01時頃
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―― それから ――
[葉子とそのあと何か話しただろうか。 いずれにせよ、俺は保健室を出て 3年7組の教室へ向かう。
そこにはすでに眠りこけた拓海の姿>>4:314があって、 布団にくるまり、吹雪く白い窓の向こうを じっと見つめる京輔>>4:341の姿もあった。
ついさっきまで、この教室には もっと多くの級友たちがいたというのに 今はたったこれだけ。
その光景に、俺は寒気を覚えた]
(38) 2019/06/16(Sun) 01時頃
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[馬鹿騒ぎはやめろよ>>3:43、と拓海に言った 陽気さは、もう俺には存在しない。 京輔の横の布団にくるまり、ぽつりと呟いた]
起きる頃には、またチャイムが鳴るな。
[果たしてそのとき、 俺はまだここにいるのだろうか。 自嘲気味に笑って、眠りについた]
(39) 2019/06/16(Sun) 01時頃
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[そうして、5度目のチャイムが鳴る*]>>#2
(40) 2019/06/16(Sun) 01時頃
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―― 8:50 ――
[チャイムの音で、目を覚ます。
瞬間、ガシャンという耳障りな物音が 階下から響き渡った。>>23 飛び起きるように上体を起こして、周囲を見回す。
辺りが夜の帳ような暗闇に包まれたのは、 そんな時だっただろう]
(41) 2019/06/16(Sun) 01時半頃
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なんなんだ。
[不安げに呟く。 やがて明滅と共に教室の蛍光灯は燈るが、 窓の外の暗闇はそのままであった]
(42) 2019/06/16(Sun) 01時半頃
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[もうすぐ、この世界は終わろうとしている]
(43) 2019/06/16(Sun) 01時半頃
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[肌にそれを感じ取って、きっと俺は 同じ教室にいた京輔と目を見合わせただろう]
ああ、拓海がいない。 ……一緒に探そう。
[ひとつ頷き>>29、立ち上がる。 脳裏に過ぎるのは、あの体育館のマネキンたちだった。 嫌な予感を胸に抱えつつ、 京輔と共に階下へ向かった]
(44) 2019/06/16(Sun) 01時半頃
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京輔。血の痕が、美術室から。 あんなの、寝る前までなかったよな……?
[乾いた声音で、2階の廊下の先を指さした。 屈んで廊下のその痕を見下ろすと]
この血、乾いていないぞ。
[呟く俺の顔はきっと、蒼白だったと思う]*
(45) 2019/06/16(Sun) 01時半頃
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──現在:2階──
[ 探そう>>44。と言われて、 僕は無言でひとつ頷いた。
今なお文化祭の様相の廊下を歩き、 早足に階段を下りていく。
僕は目的の場所に行くことで、 すっかり頭がいっぱいで、 きっと、その異変に気付いたのは、 高本悟のほうが先だった>>45。]
(46) 2019/06/16(Sun) 02時頃
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[ ち。血。 ……と言われて、視線を落とす。
目前の美術室から続く。 ……あるいは、”に”続く、赤。
点々と続いていくそれが、 果たしてどこに繋がっているのか、 ここからではわからない。
けど、僕は固い声でただ一言、]
──なかったよ。
[ とだけ言って、ひとつの扉をくぐった。 音の出どころ。赤色のはじまり。 僕らの目指していたところ。]
(47) 2019/06/16(Sun) 02時頃
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[ 入り口で立ち尽くした時間は、 実際のところ、一瞬だったのだと思う。]
(48) 2019/06/16(Sun) 02時頃
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──現在:美術室──
[ きらきらとした輝きが落ちている。
僕はそれらをできるだけ踏まないように、 ……きっと難しいだろうけど、できるだけ。 部屋の奥のほうに置かれていたはずの、 その場所へと、歩みを進めようとして、
……立ち止まる。 上履きのゴム底が、いつもと違う音を立てる。
きっと、ぽたぽたと続く血のはじまりは、 この部屋の中で。だって、 床に散らばった輝きのいくつかは赤くて、 ……夕焼けの色なんかじゃ、なくって。
けれど、その道しるべを追うように、 駆け出すこともできずに、僕は立ち止まる。]
(49) 2019/06/16(Sun) 02時頃
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どこへだってついていった。 先を行く背中を追いかけていけば、 その先に新しい世界が広がっていて、 その背の向こう、扉が少し開くんだって気がして、 そう、新しい景色。新しい場所。新しい……
(50) 2019/06/16(Sun) 02時頃
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