45 哀染桜 〜届かなかったこの想い〜
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子守り パティは、メモを貼った。
2012/03/14(Wed) 19時半頃
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[一つでは光らない蒼い月 光を持たない夜
そんな中で花を綻ばせる桜の枝]
……君は、その下に…?
[柔らかく深い翠。 けれど春は、そこにはない]
(22) 2012/03/14(Wed) 20時頃
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[もういないあの人は、 こんな桜の下にいるのだろうか
沢山の桜を見たけれど、 あの人はどこにもいない。
そう。暖かい桜の下に、あの人はいない。
冷たいいろをした桜の花 涙で花が育つなら 寂しさが桜を色付けるなら
きっと、こんな桜がいい]
(23) 2012/03/14(Wed) 20時頃
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[あの時、貴女はなんと言った? あの時、貴女は何故ないた?
人と人との境界線
どれだけ想い、焦がれても けして交わることはないのに
何故今はこんなにも曖昧なのだろう*]
(24) 2012/03/14(Wed) 20時頃
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[境界線が曖昧なまま、 自分は夢に迷い込んでしまったかのよう。
同じ夢の迷い人。皆、何を失い、何を得て。 何を悼んで、ここにいるのだろう。
全てがあの橙がいうように一つであるのなら きっと皆、桜に悲しさを与えにきたのか
青年は気付かない。愛した人へ、己の仕打ちに。 どれだけ涙を流しても、それだけに、気付かない]
貴女に…会いたい……。
[掌に在る、薄紅色の桜の端。それは、蒼白の桜との境界線]
(25) 2012/03/14(Wed) 21時頃
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[一音響かせた後、再び持ち上げた昏い色。 青緑に水の膜が張るような 今にも雨が降りそうな女の表情が見える。
奏者は眉間に皺を寄せて、後ろ頭を掻く。]
――……女の泣き顔は、好きではないな。
[ぼそり呟いて、そして再び小さく何かを唇は歌う。 その後、構えたヴァイオリン。 奏でるのは――……野バラという曲。]
(26) 2012/03/14(Wed) 21時頃
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[暗に泣くなと告げながら、泣いてしまえというような音で。
まるでその場に在る者に問いかけるように ――……君の心を手折ったのは誰?
まるで自らの裡を晒すように ――……夢路に彷徨ったまま目覚めなくとも 小さな棘すら残せないのだろうか?
ねぇ《 》。]
(27) 2012/03/14(Wed) 21時頃
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[聞こえる音に、深緑は瞼に隠れる。
何を思って弾くのだろう。 バイオリンは、何の欠片を零すのだろう。
今はどんな音でも、悲しさを灯す]
(28) 2012/03/14(Wed) 21時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2012/03/14(Wed) 21時半頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2012/03/14(Wed) 21時半頃
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[あの人を思って奏でる音……―――。 けれど言葉でない音の解釈は、 音が届くもの全てに与えられる権利。
だから、音楽というのは直球でいて、曲解を許す。
感情でなく、意志として知りたいならば、 言葉という音を人は必要とするのだろう。
――……何度、あの人を思って音を連ねても、 たった一言を伝えること叶わなければ、 終わりしか見えなかったように。 否、きっと言葉で伝えても、終わりしか見えなかった。
それはきっとこの場でも同じこと。 同じならば、奏者は言葉よりも楽器を鳴らすことを選ぶ。 それが、セシルがセシルたる証。]
(29) 2012/03/14(Wed) 22時半頃
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[青年は深緑で静かに人々を見る。
銀色を飲み込んだ桜の木。 その蕾の色は、まるで涙のよう。 境界線のような薄紅色の桜の花弁。 手紙に同封されていたそれは、 不思議とその色のまま、そこに在る。
まるで時がとまったように。 まるでなくしたままの恋心のように
時を動かすには 止まった時から 抜け出すだけ]
(30) 2012/03/14(Wed) 23時頃
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[開いた桜の花弁がひとひら、風に吹かれ、右腕のギプスのうえにおちちた。 摘み上げると、まじまじ見つめ、吹いて飛ばす。]
……ふん。
[見れば見るほど、薄気味悪い。 しかしその気味悪さに惹かれもする。]
(31) 2012/03/14(Wed) 23時頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2012/03/14(Wed) 23時頃
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ごめんな、さい。
[泣き顔と言われ>>26、自分が泣きそうになっていたと気付く。 慌てて目に溜まった涙を、零れる前に拭った。
ヴァイオリンでなく、奏者が歌う言葉にぽつりと呟く。]
(32) 2012/03/14(Wed) 23時頃
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[ヴァイオリンが歌う。 曲名は知らなくても、聞いた事のある旋律。
切ないような、哀しい音。 自分の心にある音は、きっとこんな音なのだろうか。
泣いても良いと言われているように思え、拭ったはずの目から感情と共に涙が溢れた。]
(33) 2012/03/14(Wed) 23時頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2012/03/14(Wed) 23時頃
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[深緑は、その瞳の奥に記憶を熾す。 そこにいた人々と自分は、同じ夢にいるのだろうか それとも、橙のいうように、皆一人の夢の、分裂した人格なのだろうか。 どこかの国の、多重人格の殺人者のように]
ここは、夢だろうか。 それとも、現実なんだろうか。
俺は…
[生きているのだろうか。既に死んでいるのだろうか。 曖昧となった境界線は、もう既に自分を溶かしかけている]
(34) 2012/03/14(Wed) 23時頃
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[ぴん、と弦を弾く音。 それに続くみたいに曲が変わった。静かに耳を傾けて、時々隣のエリアスの様子を伺い見る。]
なんか、気持ちいいなー。
[つないだ手、ぶらぶら揺らしつつ。 音楽が聞こえる、暖か過ぎも寒過ぎもしない桜の木の真下。 静かな夜を、数人と過ごす。 本当にこのまま、ここに居られたらいいのに。]
(35) 2012/03/14(Wed) 23時頃
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のぞむ…さん。
[変わった響きだなと思い、一度声に出してみた。 東洋の名前だろうか。 くすのき、は上手く発音できる自信が無い。 なら、名前でいいかな、などと思考を巡らす。
>>19好きに呼んでと云う彼の顔は、何故だか強張っている様に見えた。 気を遣わせてしまっているのかもと思い、今になって、繋がる指先からちょっぴり緊張が奔る。]
(36) 2012/03/14(Wed) 23時頃
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あの…、のぞむさんは、 ここが夢の世界だと思いますか?
私には……なんだか、あの樹が私を呼んでいるような、 そんな気がしてならないんです。 さっきも、幻聴の様なものが聞こえて、怖くて…
[ふ、と桜を見る。 梢が揺れる様は、誰かを手招いているようにも感じた*]
(37) 2012/03/14(Wed) 23時頃
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[飛んだ花弁を目で追うと、ひとりの青年の姿が目に止まった。]
…………。
[その姿を見て、眉を顰める。]
(38) 2012/03/14(Wed) 23時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/03/14(Wed) 23時頃
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[哀れ野ばらは童に手折られ、傷みや嘆きも届かぬまま ……――と、締め括り曲は途切れる。]
―――……。
[無言で女を見、そして差し出すのは白のハンカチーフ。 棘は彼には届かぬのに、同じく痛めた野バラには刺さる。
慰めの言葉を、野バラは持たない。 同じ香りで同朋を慰めるに似て、音で共感を示すだけ。 そして、戯れに風で花弁が触れ合うように、 こうして露を拭う布を差し出す位。]
(39) 2012/03/14(Wed) 23時頃
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[視線を感じて深緑を向ける。 自分を見ているのか、それとも他をみているのか。
もう、空虚な笑みも浮かばない。 それすらも個性と思うももう遅い。 口端が、わずかに表情を笑顔に見せよう]
(40) 2012/03/14(Wed) 23時頃
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……怖くはないのか?
[消えようとしている男に声をかける。
尤もこれが夢であるなら、愚問以外の何物でもないが。 しかし、夢とするにはあまりにも鮮明で。
けれど現実とするには、あまりにも曖昧すぎる……。]
(41) 2012/03/14(Wed) 23時半頃
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[桜に近寄って来た銀糸の女が、ふっと、空気に溶ける様に消えた。]
────…!!
[女の両眼が驚愕に見開かれる。]
(42) 2012/03/14(Wed) 23時半頃
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どうして──?
[ざわ──…ッ
叉、空気がぞろりと蠢いた。 女の視線の先で、桜の蕾がふたつ、みっつと、綻んで行く。]
(43) 2012/03/14(Wed) 23時半頃
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そう、そう、のぞむ。 別に、さんはなくてもいいよ。
[のん、じゃなかったら、何でもいい。 彼女が選んだ呼び名がストレートなものだったから、強ばりはすっと溶けてった。]
(44) 2012/03/14(Wed) 23時半頃
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夢の世界……
[うーん、と首をひねる。 正直、夢ではないのではないか、と疑い始めてはいるのだけれど。 けれど、夢でなかったら、一体何だ。]
あの樹が呼んでる? あの桜? 僕には聞こえてないけど。
[でも、怖くて、という女の子の手を、気のせいだと離すほど野暮じゃない。 ぶらつかせていたのをまたしっかりと握って、確かめて。]
ねえ、エリアスは、ここが夢じゃなかったら、何だと思うの? 天国? 地獄? それとも知ってる街の、どこかなのかな。
[薄あおい桜を見上げる。 ざわつく梢に、誰を呼んでいるの、と心の中だけで問いかけた。]
(45) 2012/03/14(Wed) 23時半頃
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何が。怖いんですか?
[首をかしげて問い返す]
…もし、俺達が一つの夢にいるのなら 消えても、夢から覚めるだけ。
貴方は怖いんですか? もう、何かを失った後なのに。
[それは、橙色がいうように 皆、誰かの欠片であるのだという思いから。 だから、包帯の男が失ったものを知る訳はないのだが]
(46) 2012/03/14(Wed) 23時半頃
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俺は…もうなくしてしまった。 探す為に、桜に問うたけど。答えは、ない。
だけど、気付いたことがあるんだ。 だから、消えてもいいと 思う。
[消えるなんて、非常識だ。ここが現実であれば。 けれど、今自分は不思議と目覚めを望んでいない]
(47) 2012/03/14(Wed) 23時半頃
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[彼女の涙を見ても気付かなかった 自分は、愛されていたんだと。
ずっと自分を苛ましていた涙は 一番求めた答えを示していたのに
それはもうなくしてしまったもの。 なくして、初めてわかったもの]
(48) 2012/03/14(Wed) 23時半頃
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[蒼い花弁が一層存在感を増した。 ぞくりと肌粟立つ不気味さと同時に、美しさも感じて。
女は意味もなく、ぎゅ。と携帯を握った。
銀糸は目を覚ましたのだろうか。携帯に触れて落ち着きを取り戻した女が最初に考えたのはそんな事。 ならば矢張り此処は、夢路の集う場所なのだろうか。 現実感のない風景の中、思考は同じ所を何度も回る。]
(49) 2012/03/14(Wed) 23時半頃
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[零れる涙を今度は拭うこともせず。 ただ音色を聞いていた。
ヴァイオリンが歌うことを止め、奏者が差し出す白いハンカチを少し躊躇ってから受け取る。>>39]
ありがとうございます。
素敵な、演奏だったので。
[涙の理由をそう言い訳して、礼と共に涙をそれで拭った。 溢れる感情も涙も止まらない。
半分は事実だったけれど。 音の欠片が、心にあるからだと奏者には分かっているのかもしれないと、ぼんやり思う。]
(50) 2012/03/14(Wed) 23時半頃
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未練があるから怖いんでしょう。 もう、未練がなければ…
何も、怖くないんですよ。
[また、薄い笑みを一つ零す]
(51) 2012/03/14(Wed) 23時半頃
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