155 【身内】砂煙の村
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[ああ、今自分が涙を零していることは、彼に知られてしまったろうか。 それが恥ずかしいことで、だとしてもこの涙を止めることはできなくて。 涙を止めるストッパーなど、彼の言葉によって壊されてしまっている。 だけれど、続けられた彼の言葉>>13に顔を上げてみれば、涙は彼に拭われる。気付かれていたことに恥ずかしさを感じてしまう。 彼は自分の瞳を褒めてくれるけれど、そんなことは思ったことがない。彼の瞳に映る自分の瞳は、自分で見る瞳と違うものなのだろうか。 笑っている彼が、何を考えているかなんてわからない。そんなことを考える余裕もなくて、頭が真っ白になってしまう。 だけど、彼に言われた言葉は時に残酷で、それでいて美しいものだった。互いに一人になることを嫌う彼は、なんと言ったろう。]
……っ、
[唇に指を当てられて告げられた言葉、共に消えるという選択。 彼も同じ気持ちということ。最期まで彼と一緒に。]
(26) ymd_n_j 2015/04/12(Sun) 19時頃
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[わめくなって、つきはなされるみたいに言われたら>>23体がびく、って 震えて 腕を振りはらわれたのに、抱きよせられちゃえば わけがわかんなくって、されるがままになるしかないよ。
震える声には、どういう意味があるのかな。 微かに聞こえる心音が、いつもよりずっと早く聞こえるのは……どういう意味が、あるんだろう。
わざとかなしませたかったのかって聞かれても、なんにも 答えらんないや でも おじちゃんのかなしむ顔が見たかったわけじゃ、ないんだよ。 かなしんでくれるのはうれしいけど、かなしませたかったわけじゃないんだよ ]
……おじちゃ、 くるし い
[強く抱きしめられて、思わずそんなことを言いながら それでも 離れたくなかったから、お顔は強く押しつけたままで そっと背中に腕を回すくらいは、ゆるしてもらえるかな ]
(27) 製菓 2015/04/12(Sun) 21時半頃
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[呆れたみたいな声>>24が上から聞こえたから、ぐって眉をよせちゃう。 頭をこずかれても、やっぱり 文句は言わないけど でも おじちゃんは全然わかってないよ ]
だって!
……だって きょうがすぎたら、なかったことになっちゃうかもしれないもん。 すきっていったことも、ちゅーしたことも ぜんぶ、なかったことにされちゃうかも しれないもん!!
[今日じゃなきゃ、だめなんだよ。 ねえ どうしてわかってくれないの。
八つ当たりみたいに考えながら、ぐいぐい涙をぬぐって 納得いかないみたいなおじちゃんを、き、って 睨みつける。
自分がばかなことしてるって、わかってるよ。 でも ぼくにはそうするしかなかったんだもん 他に方法が思いつくなら、そりゃ こんなことしてないよ! ]
(28) 製菓 2015/04/12(Sun) 21時半頃
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わかってる、 そんなの わかってるよぉ……
[なだめるように言われた>>25って、今度はこっちが納得いかなくって。 睨むのを止めて、またおじちゃんの胸に顔を押しつけて ぎゅって腕を回しながら、ちいさく首をふる。
いきなりこんなこと言われても困るってわかってても、責めたい気持ちはなくなってくれない。 どうしてわかってくれないの、なんて言う権利は、ぼくには ないっんだろうけどさ ]
それでも なかったことにされるよりは ずっと ずっと マシだもん
それに、そうしたら……おじちゃんは ぼくのことをわすれられないでしょう?
[外からやってきたおじちゃんが、もしまた どこかに行ってしまう時に あなたに触って消えたぼくのことを、わすれられないでしょう?]
(29) 製菓 2015/04/12(Sun) 21時半頃
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[またひとつ問いかけ>>-14られれば、眉を下げて そんな わかりきった問いなんて、いまさらなんの意味があるんだろう ]
たのしみに してたに……きまってるじゃん。
[それだけ答えたら、ぐ、って おじちゃんの体を押して 抱きしめる手を振りはらうみたいにしながら、ほんのすこし距離をとろう。
ぼろぼろ 涙はこぼれたまま おじちゃんの方を見たら、どんなお顔をしてたかな ]
…………ね、おじちゃん、
[一歩、また距離をとって ぼくは、泣きながらわらう こんな ばかにするみたいな笑顔をうかべるのは、はじめてだ。 やめなくちゃっておもうのに、でも かわいた笑いがとめられない ]
(30) 製菓 2015/04/12(Sun) 22時頃
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おじちゃんは…… なんでもいうことをきくぼくじゃなきゃ、いやなの? じぶんのいいようにうごくぼくじゃなきゃ いや?
[ひていしてって気持ちを押しころしながら、ぽつり ぽつり 言葉を落としていく。 ぼくって、こんなに冷たい声が出せたんだ。 自分でもびっくりしながら、それでもおどろくくらい静かな気持ちで
体も はきだす息も、ちいさく震えて なんだか、どうしようもできないや ]
それなら ぼく ちゃんということきいてあげるよ。 なんだって がまんしてあげる。
[おじちゃんのいいように、してあげるよ。 言いながら、ずきずき する胸を押さえて もう 笑顔もうかべてない自分に気づくけど、ただ瞬きするだけ ]
(31) 製菓 2015/04/12(Sun) 22時頃
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[回した腕に力を込めすぎたんだろう、腕の中から聞こえた文句>>27には、"我慢しろ"と短く返すのみ。今にもこのての中で、砂となって崩れていくんじゃあないのか、と。そんな不安は、いつになったら消えてくれるのか。 背に回された腕には、内心で有難く思いつつ。こうなれば、どっちが宥められてるか分かったモンじゃあない。
珍しく荒げられた坊主の声>>28には、驚いたように目を見張り。癇癪を起こす事はあったとしても、こうも強く何かを訴えられたのは――あまり記憶に、無い。]
…………。
[掠れた声で問いを落としたそのままに、坊主の反論をただ、黙って聞く。しがみついて小さく首を振る坊主>>29には、どうしてやれば良かったんだ。
何も、かも。自分が馬鹿な事をしたという事すらも、分かった上でやりやがったのか。 何もわからん餓鬼だと思い、ただその行動を責めてはしまったが、餓鬼だからと舐めていたのは――自分の、方かもしれんと。]
(32) ねこんこん 2015/04/12(Sun) 23時頃
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…………、何だ。
[一歩、そうただの一歩分だけ――坊主の手で開かされた距離>>30に、息が詰まる。この坊主とは長い付き合いになるが、泣き笑いのようなそんな表情は初めて見るんじゃあないか。 振り払われた腕は、一度だけ坊主との間で揺れて。しかし伸ばす事は叶わずに……あぁ、離されたこの距離のなんと遠い事よ。
まるで恨言のような坊主の言葉が、ずきりと胸を抉っていく。可笑しなモンだ、そう思われるのなんて――少し考えれば、分かった事だろうに。 この段になっても、まだ。好きになってと訴える坊主に、その為に取った手段に。 きつく、目を閉じて。何の感情も篭らない――込めない息を、吐いた。]
(33) ねこんこん 2015/04/12(Sun) 23時頃
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――……"ニコラス"。
[一歩。坊主によって離された距離を、詰める。また手の届く範囲に入った坊主に向けて、手を伸ばし。痛々しく眉を寄せて、静かに低く、滅多に呼ばん坊主の名を、呼ぶ。
伸ばした手が、坊主へと届いたのなら。その頭に手を置いて、背を屈めてコツリ、と額を合わせてやった。 俺がこいつを呼ぶ時は、いつも坊主、と呼ぶんだが。敢えて名を口にした理由は……言わずとも、伝わってくれるだろうか。]
もしもだ。今日の事を無かった事にするつもりなら、"考えておく"とは言わん。 お前さんは、俺を何だと思ってるんだ……そりゃあ酷な事をしたとは思ってるが、そこまで人でなしじゃあない。
……そんな事をせんと忘れる程、記憶力が悪い訳でも無い。
[額を合わせながら、軽く目を伏せて。坊主の頭に置いた手の指で、後頭部を緩く撫でつつ告げる。 餓鬼の扱いは、苦手だ。どうすりゃ落ち着くのかも分からなければ、何をしたら嫌がるのかも分からん。 だから口調はぞんざいではあったろうが、声に僅かに滲んだ宥めるような色が。せめて坊主に、伝わってくれるといいんだが。]
(34) ねこんこん 2015/04/12(Sun) 23時頃
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いう事を聞かんお前さんが嫌なら、それこそ"考えておく"理由なんて無ェんだよ。 ……お前さんは今まで、何度俺に悪戯を仕掛けて――俺に叱られたか覚えてるか、……ん?
[覚えとらんだろう?――そう笑いながら目を開けて、坊主の薄い色の瞳を覗き。その間も合わせた額は離さずに、指先はせめて、宥めるように。 今迄に何度。この坊主に悪戯を仕掛けられ、何度その頭に拳骨を落として来ただろう。 何度坊主の行動を咎め、何度呆れの息を吐いて来ただろう。
それでも、未だ。この坊主は自分のいう事をなど、そうそう聞かないままだと言うのに。 "じぶんのいいようにうごくぼくじゃなきゃいやなの"、だと?まったく、どの口がそんな事を。 未だ嘗て、お前さんが俺のいいように動いた事があったのかと。]
(35) ねこんこん 2015/04/12(Sun) 23時頃
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それでも、どうしても聞いて貰わんとならん事もある。 ……それが、さっきの"約束"なんだ。
[例え何を守らずとも、これだけは守って欲しかったのに。どうしてか消える事は無かったものの、もしも。もしもあのまま坊主が砂になったらと考えれば、今でも血の気が引いてくる。
"分かるか"、と。確かめるような視線を寄越せば、坊主は頷いてくれたろうか。 そうして再び、目を伏せて。ゆっくりと触れた手を動かしながら、吐く言葉を考える。 この先を、言おうか言うまいか。未だ悩みはするものの――あぁこれも、中途半端な事をした自分の自業自得か、と嗤いはしたが。]
(36) ねこんこん 2015/04/12(Sun) 23時頃
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だからもう、二度と馬鹿な事はするんじゃあ無い。 …………、期待は。して構わん。それでいいだろう。
[言ってしまってから、一度だけ深く息を吐く。 あぁ、これで。最後の逃げ道も無くなってしまった。あとはこれから、どうかわしていくかだけ――後ろに道など、もう無いのだから。
"次にやったら今度こそ嫌いになるぞ"、と最後に釘だけは刺しておいて。 当てた額を離せば、今迄とは打って変わって乱雑な手付きで坊主の頭をかき混ぜる。 その時坊主は、どんな顔をしていたろうか。その目を見るのが少しだけ、恐ろしく。 頭に乗せた手をずらして瞳を隠してしまったから、終ぞその色は分からぬまま。]
(37) ねこんこん 2015/04/12(Sun) 23時頃
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……何て顔してるんだい。
[顔を上げた彼は、なんとも悲痛そうに歪んでいて>>-15。 涙を止めるつもりだったのに。同じ気持ちであると伝えて、安心させたかったのに。――何故、君の涙を止めることができないのだろう。 何も言わずに涙を零すその様子は、拒絶のように、思えて。 ――言葉にしてほしくないから、その指を唇から離せないでいるのかもしれない。
ああ、でも。私を拒むのなら、それでもいいんだ。共に消えたいだなんて、酷い身勝手なお願いを、輝かしい未来が待ってるであろう彼が、受け入れる必要など。
なんて、彼の泣き顔を見ながら、納得しようと考えてはみるものの。 彼の手が徐に自身の手首を掴めば、どくん、と嫌に心臓が波打った。
―――嫌だ。言わないで、ベネット。]
(38) pochi_ro 2015/04/13(Mon) 04時半頃
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…………何を、
[拒絶の言葉を予想していたのに、目の前の彼は手袋を外しているものだから。意味が分からなくて、不思議そうに彼を見つめる。 そうして伸びてくる腕に、動くことも出来ないまま。彼が“触れて”しまえば、漸く鈍い頭が働いて、はっと息を飲んだだろう。
――ああ、もう。一緒にって、言ったばかりじゃないか。]
…………馬鹿だな、君は。
[そっと口付けを落とされれば、呆れたように言葉を紡ぐ。 それは、何に対してであったか。 先に触れたことか。こんな陰気な男とともに、消えてしまうことか。……きっと、全部だな。彼は自分など、選ぶべきじゃなかったのに。]
(39) pochi_ro 2015/04/13(Mon) 04時半頃
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[目の前の彼は、動かなかった自分に、焦りを覚えているだろうか。唇が消えてしまっているのだから、もうその声は、聞くことは出来ない。
――けれど、不安にさせるつもりなど、毛頭ないのだから。その手に、唇に、触れることができなくなってしまったのは、恨みがましくは思うけれど。]
…………私もだ。
[それは、愛の告白>>-17の、答え。自分を選んでくれた彼へ、愛おしそうに、そう告げる。 そうして手袋を外して、彼の耳へ。確かめるように触れるものだから、もしかしたらくすぐったいかもしれない。 自身の手が砂となっていくのを確認すれば、涙の滲む瞳に、今度は唇でそっと触れる。塩っぱいな、なんて、冗談っぽく笑っただろう。]
(40) pochi_ro 2015/04/13(Mon) 04時半頃
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[悲惨な事件があったと聞けば、口数が減るのも当然で。 下世話な調子で耳に入ったのだから尚のこと気分が沈んでしまう。 気まずさを埋めるように大きくなった歩幅で、足早に広場へと足を踏み入れた。 広場での予想通りの喧騒に彼女は目を伏せる。
処刑された少年が生き返った 砂になった少女も返ってきた ーーーもう誰も砂になることはない
聞こえてくるのは混乱と希望に満ちた言葉ばかり。 彼女が想像していたものとは随分違っていたから、理解するのに時間を要した。 とはいえ、にわかに信じ難い話である。]
(41) kotoringo 2015/04/13(Mon) 04時半頃
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どうせ根拠のない、尾ひれのついた噂でしょ? この村の人は噂が大好きだから。
でも、もしも。
砂にならないなんて奇跡が起こりうるのなら。 あたしは誰に触れたいんだろう。 …誰に撫でて欲しいんだろう。
[頭の中で、自身に問いかけた。]
(42) kotoringo 2015/04/13(Mon) 04時半頃
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[名前と一緒に距離をつめられれば>>34、思わず後ずさろうとしたんだけど 伸びてくる手を、避けることなんてできないよ。
低く聞こえた呼び名は、まるで自分の名前じゃないみたいで 寄せられる眉を見るのも嫌だったから、視線をそらしながら ……呼ばれたら、うれしいはずなのに どうして こんなに胸が痛むのかな。
目は合わせられないまま、いやに近い距離には こんな状況なのに、ほっぺに熱が集まっちゃう ]
……、
[いい加減なことばっかり言ってるおじちゃんの言葉なんて、信じられないよ。 そう言おうとしたのに、結局また口をとじるだけ
普段聞けないような声と、頭をなでる手に のどの奥が熱くなって、喋れなくなっちゃったから 口からこぼれたのは、形にならないうめき声 ]
(43) 製菓 2015/04/13(Mon) 19時半頃
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おぼえてない けど……
……ねぇ、ほんきで かんがえてくれてたの、
[おじちゃん>>35がこっちを見てることに気づいたら、そろってそっちを向いて 落とす言葉には、やっぱり呆れられちゃうかな。
だって おじちゃんが ぼくとのことを 真剣に考えてくれてるなんて、思えなかったから ただのその場しのぎの言葉だと、そう思ってたから。
いつもなら、殴ってくるか らんぼうになでてくるか、それだけなのに やさしく なだめるように動く手が、ぼくの胸をしめつけてくる ]
……なんで
[かすれて落とした声は、おじちゃん>>36には届いたかな 届いたなら多分、また怒られちゃうんだろうけど ]
(44) 製菓 2015/04/13(Mon) 19時半頃
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[なんで そんなにぼくに消えられたくないの、って うかんだ疑問は、結局聞けないまま
確かめるような視線は、きっとぼくがそれで納得するのを期待してるんだろうけど おじちゃんの言うことがわからないぼくは、首をふるしかできないや 流石に こんなに真剣な言葉を、わかったフリはしたくないから ]
……ばかなことって、なに きたいって、なに……
[もっとちゃんと言ってよ。 ばかなぼくでも、ちゃんと わかるように。
ねぇ おじちゃんは、ぼくのこと すこしでもたいせつだって思ってくれてるの? すきって、思ってくれてるの? もしそうなら どうしてはっきり言ってくれないの?
嫌いになるって言葉>>37に、痛いくらい 心臓が震えて あれだけ嫌だって言ったのに、なんでまたそんなこと言うの! ]
(45) 製菓 2015/04/13(Mon) 19時半頃
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きたいしていいじゃ、わかんないよ もっとちゃんと いってよ
[髪の毛をぐしゃぐしゃにされながら、いやいや、って 首をふる。 涙は全然おさまってくれなくって、必死にそれをふくけど、あんまり意味ないや。 だって 結局次から次にあふれてきちゃうんだもん。
そらされたお顔を、ぐいってこっちに向かせたら おじいちゃんは、ちゃんとこっちを見てくれたかな。 泣いてたら嫌がられるかもだけど。……そんなの、今は気にしてらんない。
お話する時くらい、ちゃんとぼくを見てよ。 おじちゃんがぼくを見てくれてないと、ぼくは いないみたいな気分になっちゃうんだ ]
(46) 製菓 2015/04/13(Mon) 19時半頃
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……きたいしていいっていうなら、もう こたえはでてるんじゃないの? それともおじちゃんは すきでもないひとに、そんなこというの?
[なんでなんで って こうやって疑問をぶつけると、おじちゃんはいつも嫌そうな顔するけど 今日は いつもみたいにはぐらかされてはあげられないよ ]
すきでもないひとと、ちゅーできるの? すきでもないひとがきえて、かなしむの?
[いくつも質問を重ねて、じっとおじちゃんの方を見る。 そうしたら、ちゃんと目があったかな あわなくっても、ただ 眉を下げるだけだけど。
背伸びをして、おじちゃんの肩に腕を回しながら お顔を近づけることの意味を、おじちゃんはわかってくれるかな。 わかってくれても、ぼくの望むようにはしてくれないんだろうな ]
(47) 製菓 2015/04/13(Mon) 19時半頃
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[まるで信じられないと。そう言いたげな坊主>>44には、少しだけ気まずげに視線を外す。 真剣に考えていたか、否か。そう問われれば、素直に頷くのは難しい。 逃げの気持ちが、欠片もなかったとは言わん。誤魔化すつもりが、一切無かったとも言わん。 それでも、一時凌ぎの言葉でも。その時に拒絶の決断が出来んくらいには、心を揺らされていたんだ。
確かめるような視線に返された掠れた声は、はっきりとは聞こえんかったが。こっちを見上げて首を振る坊主をみれば、伝わらんかつたかと苦笑を漏らす――本当に、仕方のない餓鬼だ。]
……少しは考えろ、何でも聞けば直ぐに答えを貰えると思うな。
[坊主のなんで、にも。ちゃんと言って、にも。答えてやる事は、出来ず。こんな時にこういう自分は、本当に狡いと思いつつも、"ちゃんと"なんざ言えるわけが無ェだろう。 脅しの言葉は、今度は坊主に届いたようで。見えた非難の雰囲気>>44には、満足そうに目を細めた。]
(48) ねこんこん 2015/04/13(Mon) 21時頃
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[ボロボロと涙を零して、それでもなんでを止めん坊主には、少々呆れはするものの。今回ばかりは自分にも非があるとそこだけは認めざるを得んモンで、撫でる手は緩めずに。 本当は、泣いてる餓鬼のお守りなんざ御免なんだが――その、なんだ。泣かせたのが自分となれば、ほっとくわけにもいかんだろう。]
…………。
[逸らした顔は、坊主の腕で向きを変えられて>>45。仕方なしにそっちを見れば、なぜなにどうしてを矢継ぎ早に浴びせ掛けてくる坊主にうんざりとする。
まったく、普段はあんなに幼い癖して、こういう時だけもっともな事を言ってきやがる。投げつけられる言葉の一つ一つに耳が痛くなりながらも、今は塞ぐ事も出来んのが参るったら。]
(49) ねこんこん 2015/04/13(Mon) 21時頃
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……それだからお前さんは餓鬼なんだ。 思わせぶりな言葉も、キスも、それ以上も。好きじゃあ無くても言えるし、出来る。 嫌いな奴が死んでも、上っ面では悲しそうに涙を流すのが大人ってモンだ。
[目を合わせてくる坊主を、じっと真っ直ぐに見据えて。肩を竦めて一言一言はっきりと告げてやる。
そう、坊主の言う事はどれも、これも。好きじゃあないと出来ないようなモンじゃあない。 そんな言葉で、質問で。こっちの逃げ道を奪ったと思っているなら、俺も舐められたモンだ。
伸びてくる腕に小さく笑い、ぎゅうと抱きついてきた坊主>>-28には数度、その背を叩き。押し付けられた顔を引き剥がして、クツクツと笑いながら坊主の目を覗く。]
(50) ねこんこん 2015/04/13(Mon) 21時頃
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――勿論、好きだからする事もあるがな。 そこで問題だ。俺は、どっちだと思う……ん?
[最後にふ、と息を吐き。屈めた背を伸ばして、くしゃりと坊主の髪をかき混ぜて。 乗せた手には、既に手袋は無い。何度もこうして髪に触れては来たけれど、その感触は今初めて知ったと思えば何だか可笑しさがこみ上げて来る。
――あぁ、そうだ。 嫌いな奴が消えても泣けるが、嫌いな奴が消えても――確かめる為に、自分も触れる事は、出来んだろうな。 さて、この坊主がそれに気付くのはいつになるか。そんな思いに口角を上げて、傍らの坊主を見下ろして。]
(51) ねこんこん 2015/04/13(Mon) 21時頃
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お前さんがもう少し歳を食って、その答えが分かったら。 そん時にはご褒美を……お前さんの欲しい言葉を、くれてやる。
[今は、まだ。言えるわけなんて無いだろう。それにそんな願いをかけられて、言うような言葉でも無いだろうと。
壁に追い詰められていく感覚に、深く、長く息を吐き。頭に手を乗せたまま暫し考えて、ぐ、と眉を寄せて諦めたように短い息を。 そうして、乗せた手は坊主の頬へ。 ――頬を越えて、顎先へ。]
……だから今は、これで我慢しとけ。あんまりオッサンを困らせんじゃあ無ェよ。
[軽く持ち上げた顎へと顔を近付けて、掠めるように唇に触れて。直接触れた二度目のそれは、先よりも少しだけ、甘い。
そう、言えるわけが無いだろうに。認められるわけが、無いだろうに。 この歳になって、こんな餓鬼に。よりにもよって、男の餓鬼に――惚れさせられた、なんて。]
(52) ねこんこん 2015/04/13(Mon) 21時頃
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いいホモだなあ
(#1) 2015/04/13(Mon) 22時半頃
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[ぎゅっ、て 唇をかんで、まるで耐えるみたいにしながら おじちゃんの言葉>>50には、ただ おしだまるだけ。 否定したいのに、もっともらしく大人を語られたら、なにも言えなくなっちゃうじゃんか。
……それが大人だって言うなら、ぼくは大人になんかなりたくないよ。 すきでもない人にすきって言って、もてあそぶのが大人なら、ぼくは 子供のままがいい。
抱きついても、すぐに引きはがされちゃって 笑うおじちゃんのお顔を、睨みつけるみたいに見つめてみせる。 やっとこっちを向いてもらえたのに、こんなんじゃ 全然嬉しくないよ ]
……わかんない。 わかんない、わかんない!わかんない!!
[こっちが質問してるのに、問題>>51ってなんなの。 首をふりながら、駄々をこねるみたいに言って 納得なんてできないから、撫でる手を振りはらいたいのに、どうしても それはできないまま
大人って、どうしてこんなにずるいんだろう。 それともこれは おじちゃんだからなのかな ]
(53) 製菓 2015/04/14(Tue) 00時頃
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