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[それも何時まで持つか分からない。
酒の酔いはまだある。そんな中で乱れていくのが恥ずかしい。染まる唇にも差し込まれて愛撫されて。露わになった肌を見下ろされて。
恥ずかしい。と声はかすか。
首筋、胸元、臍、脇腹と幾つもの花が咲く。
花の色は桜の薄い色よりも濃い花が、彼の許で咲き誇り。
唇を指先は抑えた。上がる息が酷い。
乱れる、翻弄される。その先の戯れも、快楽も嬉しく
甘えたに全てを欲しがっていく。*]
【人】 EO LLC ナオシゲ[ 家庭の事情を理由にして、自身に非はないと庇い (11) 2019/03/31(Sun) 10時頃 |
【人】 EO LLC ナオシゲ ……ん? どうした? 腹でも空いたか? (12) 2019/03/31(Sun) 10時半頃 |
それは、少しだけ勿体無いな。
俺は合理的に物事を考えてしまうけれど
君は情緒や響きの良さを選ぶ感性がある
充分素敵な日本語を喋れているよ。
[ 可愛らしくて、人を笑顔に変えてしまう才能は、
芸術性を体現した文化のひとつである音楽に
彼が長く触れていることもあるのだろう
入社後だけではなく、故郷も芸術を愛する環境であり
彼の耳は感銘を音から見出し、唇は福音を奏でる。
彼の胸中までは覗き込めないけれども、
住む世界が違うと何度も思わされたくらいに
彼は柔らかな存在で、一種の神格化すら覚えてしまう
だが、望んでいるのはきっと――そうでは無かった。
遠くから見つめるのではなくて
同じ世界と同じ環境で生きたいのだ。
彼のプライベートスペースを満たせないジレンマを
ティーンの子供みたいに憂う過去は、遠い昔じゃない ]
【人】 架空惑星 レン
(14) 2019/03/31(Sun) 10時半頃 |
[ だが、思いがけない理由をかけてくれていたのだと知り
妙な独占欲を育んでいた自身との差を実感して
居心地を正すべく肩を揺らしてしまうくらい恥じた。
それは、彼の依存性を明かすようでもあり、
出社すれば会えるという願掛けにも聞こえた。 ]
約束を、覚えてくれていたんだね。
ありがとう。
[ なーくんと、仲良くして欲しい。
確かにその言葉は彼とぬいぐるみに宛てて伝えた言葉だ。
だが、本当にそれだけの意味を孕むのか。
大腿に触れてしまったのは偶然であるとはいえ
ぬいぐるみに名付けられた自身と共通する響きを聞いて
――― 羨ましく想ったのでは無かったか。
何もかもを包み込んでしまいそうなやさしい腕に抱えられ
縋るように掴んで貰える権利を
ぬいぐるみと彼に見出して。 ]
【人】 架空惑星 レン
(19) 2019/03/31(Sun) 10時半頃 |
【人】 架空惑星 レン
(21) 2019/03/31(Sun) 11時頃 |
[ 望んだのは――ぬいぐるみだけでは無かっただろう。
むしろ、ぬいぐるみが皆のアイドルを喜んでも
自身が望むのは他の誰かに撫でられたり
可愛がられることではない。
腰に巻きつく彼の腕が真実の扉を打つ。
――――可愛いね。
[ 甘える子供のようで、包まれる多幸感を実感する。
可愛いだけではない。
唇で感じる瞼の奮えや、興奮剤足り得る声が
職場の人間だと一線を置こうとした自制心を崩す。
もっと、と強請るような仕草に誘われて、
彼の温度や呼吸の甘さを感じたくなり口をつける
触れ合うだけでは飽き足らないと言いたげに
開いて誘う花園の奥へと、舌を滑らせ割り込ませる。
強引に乗り込むくらいの気概で居たが
歯列を自ら開いて甘える口内に嬉色を呻きに混ぜた。 ]
―――っ……、
[ 舌を合わせ、粘膜を摺り寄せて、唾液を綯交ぜに。
執着を口吸いで伝えたがる素直な唇。
下唇を甘噛みし、喉を鳴らす。
離れるのが惜しいが、はくりと呼吸を求める唇の動きに
互いを繋ぐ糸を舌でいなしてから指一本分の距離を与える
鼻で呼吸をできない初心な姿が
酷く好ましく感じられるだけではなくて。
きっと、彼の色艶めく声を聴いていたいのだ。
唇を塞ぎ続ければ、そうはならないから。 ]
【人】 架空惑星 レン
(22) 2019/03/31(Sun) 11時頃 |
[ 弾む息に乗せるように彼の口から溢れた言葉は
言い訳というよりも、詩歌を語り継ぐ詩人のようだ。
綺麗なものを見て、酒に浮かれ、月に狂うのならばと
溺れることの正当性を問いかける彼の唇に――
覆うように、啄むように唇を吸い付けた。
休憩は終わりと促したい訳ではないから直ぐに解放し
硬さと柔らかさの両面に富む顎鬚を撫でる指と舌に
穏やかな表情と、留めおけない熱い眼差しを注ぎ ]
でも、君のほうが桜より可憐で
酒よりも血の巡りを良くする。
それに――手の届かない月よりも
ずっと蠱惑的だ。
[ 彼の詩歌を言い訳にさせず、目を細める。
彼の願いは、――
他の事象を理由にして羽目を外す事かもしれない
だが、あくまで勇気を得ただけ、切っ掛けに過ぎない ]
どんなに浮かれる場所に居ようとも
隣に居るのが誰であろうと
手をつけることは、しないよ。
[ 環境が理由なのではない。
彼だから、誘われる。
同じ理由を彼に求めるわけでは無いけれど
過去に妻帯し子を持つ覚悟を固めた男は
一時の劣情に流されているだけでは無い。
言葉は実直でも手は不埒で、衣類の裾をたくしあげて
血色を立ち上らせる肌をさすり、骨格を確かめる。
鎖骨の枝から胸板を左右に分かつ渓流を辿り
左胸の滑らかさを掌でたしかめて
控えめに実る、花の種子を指腹でなぞろうか。 ]
[ 柔らかく控えめな粒を指で弄り回すだけでは足らず
硬さを返すまでくりくりと爪先で弄ぶ。
下半身が愛撫を訴えていても、今は寂しさを与えた。
贈られた
線を引く姓ではなく名を呼ばれて嬉しかった事を
彼が音色を届けてくれた根源である隆起を強く吸う。
薄い皮は吸引に引き攣り、桜色の花弁が柔肌に縫いつく
そうしてまた、唇を求めて顔を寄せ。 ]
――……一輝。
もっと、俺を呼んで御覧。
[ 彼に呼ばれると、胸の奥が熱くなるのだ。
触れている胸先を指で弾き、
己が感じている熱の有様を彼にも味あわせたがる。 ]
[ 唇をそのままくっつけはしたが
彼の舌を引き込むように奪いはしない。
焦らすように下唇の輪郭をなぞり
焦がれる熱情を持て余させる。
求めるものを分かっているのに――
彼の愛らしい口からもっと、と甘える声を聞きたいから。
男が我儘に彼の身体を弄るように
彼にも我儘に求めて欲しかった。
だから――強請ることを覚えるまでは
深い接吻を強いることなく矛先は逸れ
ひとつでは桜が仲間はずれで可哀想だと
首周りに、いくつも口づけ、皮膚を吸い
所有の証を縫いとめてしまおう
唇を独占するのとは別の歓びで胸が弾むものだから
彼の身体のパーツは何処畏も男を虜にすると再認識。 ]
不思議だな。
次から次へと、触れたい場所が増えていく。
[ 下腹部で留めている男のシンボルも窮屈だが
それ以上に、彼の全身を触れて確かめたい。
遠くから此方を目指す人影を悟り
服の裾に差し込んでいた手を一度抜く。 ]
今の君を誰かに見られたくない。
緑の絨毯で、続きをしようか。
[ 他人目に触れて会社を首になる保身ではなくて
彼への独占欲だけに満ちた頭の願いを吐き
手を取り―――
ベンチの後ろの低木の茂みへと誘いを掛ける *]
【人】 干拓民 ズッテル[頭の中が、興奮で溶けてしまうのではないか。 (23) 2019/03/31(Sun) 13時半頃 |
【人】 干拓民 ズッテル[否、どちらかだなんて、拘る必要はない。 (25) 2019/03/31(Sun) 13時半頃 |
【人】 干拓民 ズッテル
(27) 2019/03/31(Sun) 14時頃 |
【人】 EO LLC ナオシゲ …流石に親権もないのに連れて行くのはね。 (28) 2019/03/31(Sun) 16時半頃 |
【人】 EO LLC ナオシゲ
(29) 2019/03/31(Sun) 17時頃 |
【人】 EO LLC ナオシゲ うん、よくできたね。 (30) 2019/03/31(Sun) 17時頃 |
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