239 ―星間の手紙―
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……イースター……?
[それは、きっとあたしとは対極だった人だ。 いつだって煌くようで、けれど飾らない姿で、 儚げな光としてそこにあった 綺麗な少女。
……いいや、人、なのかどうかさえ、 キャンディは詳しくは知らないのだけれど
ともかく、懐かしい名前に目を細めて つけようとしていた照明を、また消した。 部屋に残るのは真白の明かり。
それが、かつてエデンにいたひとの姿に似ていたから ジルコンの無機質な明かりで それを消してしまうのが忍びなくて
普段は恐ろしいと遠ざける白黒の世界を 通信を送りながら、じっと見つめていた*]
(26) 2018/04/25(Wed) 21時半頃
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[とたたたんたん、 ワタシは小さな隙間をすり抜けて 塔を目指して駆けていく]
イヤーイヤーオッオーッ、イヤーイヤーッオッオーッ アッドゥーマンスィー、マンヤンマイグラップマー
イヤーイヤーオッオーッ、イヤーイヤーッオッオーッ ンガン・アウパイルーイ、ハイターコォーラッガン
[昨日はかなりの収穫だった 多分、36(0..100)x1世紀分くらいはあっただろう ワタシはそれをじっくり、調理した]
(27) 2018/04/25(Wed) 22時頃
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イヨウ、ルシフェル、ソクサイカ? ヨウキナ、ナンバーヲ、シコタマ、ブチコムゾ
サイコーニ、イカシテルハズダ キモチイイカラッテ…ムセビ、ナクナヨ?
[そして、出来たものを フルコースよろしく、通信機に出していった]
(28) 2018/04/25(Wed) 22時頃
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[前菜は、眠る彼女を待つ誰かへ
ヤサイだけではなく、 かなりのごった煮のようではあったが スープが好きというのなら、いけるだろう
そんな楽観的な予測を立ててはいたけれど]
(29) 2018/04/25(Wed) 22時半頃
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[スープは、未知なる食べ物を 好きだといってた、誰かに
星を名前に持つとは雅である と、ヒトなら思うのもかも知れないが
生憎ワタシは、風流を解さない だから、ただ出せるものを出していく]
(30) 2018/04/25(Wed) 22時半頃
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[かつて、エデンで噂になった幽霊に 名前があるのを、ワタシは知らないが
ワタシに名前があることすらも 知らないものが多いというのは知っている ワタシはとても、小さく脆く、儚い泡沫なのを]
(31) 2018/04/25(Wed) 22時半頃
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[黄金色の空に、灰色の雲がかかる。 雨が降る前に用事を済ませたいのか、行き交う人々は心なしか急ぎ足だ]
(32) 2018/04/25(Wed) 22時半頃
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おはよう。
[宇宙港に着いて、副操縦士に挨拶をする。 今日の仕事は、最寄りの宇宙ステーションまでの短い航路]
今回の目的地はスモール1……なんだ、ニヤニヤして。 着いてから遊ぶのは構わんが、仕事は気を抜くなよ。
[宇宙ステーション『スモール1』は、貿易港であり、一大歓楽街でもある。 入港後の自由時間を楽しみにしているクルーは多い]
俺は、まあ、女より酒だな。 どっか、料理も旨いバーを知らないか? 友達を連れて行きたいんだ、そのうちな。 違う違う、そういうんじゃない。
[ニヤニヤしながら小指を立てる副操縦士を、軽く睨む。 それにしても古めかしいジェスチャーだ]
(33) 2018/04/25(Wed) 22時半頃
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いいから仕事だ。整備報告は来てるか?
[出発前のチェック。機体の状態、航路上の気象状況、周辺の情勢]
……ジルコンは、まだ収まりそうにないか。
[周辺、というには余りにも遠い、戦地となっている惑星の名を目にして、表情を曇らせる]
ああ、わかってる、間違っても近寄れる距離じゃない。 ただ……気になっただけだ。
[遠い空で、今も誰かが命をかけて戦っている。 そんな場所に身を置くことをやめて、自分は平和な空を飛んでいる。 言い訳をするように、左膝がきしりと痛んだ*]
(34) 2018/04/25(Wed) 23時頃
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[誰かへ向けた返信は、また別の誰かの元へ送られていることにも気づかない。
ふと、思い立ち、メッセージを送ってみた。 声で。]
(35) 2018/04/25(Wed) 23時頃
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…………わぁ。 うれしいですね。うれしいです。
お久しぶりな方からのメッセージはうれしいです。
[朝に気付いた通信以外にも新着があったことに喜び、 ふわんふわん、機嫌良く耳も弾んでいたけれど。
通信内容に不備があったと知れば、 悩ましい顔で音声を記録し、端末をたんたんたんと叩いた。]
(36) 2018/04/25(Wed) 23時頃
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[ポワソンは、ポワゾンを持つ誰かへ 魚というよりも、肴に近いものだったか
彩りは、控えめに 味つけもサッパリとしたものを]
(37) 2018/04/25(Wed) 23時頃
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[ふっと笑うと、通信を切った。 毎日の日課にするのもいいかもしれない。
さて、今日は何をしようか。 地下13階の野菜プラントに行こうか。 それとも、地下21階の生産特区でもう一度昔の新聞でも読み直してみようか。 それとも、地下49階の、シアター室にでも行ってみようか。 ここには何でも揃っている。**]
(38) 2018/04/25(Wed) 23時頃
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[機械の身体は、疲れを知りません。 では 私は休憩時間を何に費やすかというと、 生身である腕のケアが主なものになります。
そして最近は、もう一つやる事が増えました。 今となっては、そちらの方が 熱心になってしまっているかもしれません。
お返事が来ているかも と思うと、そわついて つい呆けてしまう事もしばしば。 こうして ルシフェルを確認する時間が、 今の私にとって、一番の楽しみになっていました。]
(39) 2018/04/25(Wed) 23時頃
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[新着メッセージは二通。
一つ目の差出人を見て、私の手は止まります。 歓びと緊張が、一気にやってきました。 だって、其処にあった名前は つい最近思い浮かべたばかりの彼だったんですもの!]
( アンタレス……! )
[返信用の新規メールを開きながら、 努めて冷静を装って、メッセージを再生します。
懐かしい彼の声。 私の馬鹿みたいなメールにも、 律儀に応えてくれる事が微笑ましく、 それと共に、私の心を甘く擽るのです。]
(40) 2018/04/25(Wed) 23時頃
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[私に口があったのなら、 柔らかく綻んでいた事でしょう。 私に頬があったのなら、 薄桃色に染まっていた事でしょう。
……でも。 でも、呑気に聞けていたのは途中まで。]
(41) 2018/04/25(Wed) 23時頃
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…………えっ!?
(42) 2018/04/25(Wed) 23時頃
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[高く、耳障りな音が部屋に響きます。 それが 自分のあげた声だと気付くのにも、 少しの時間が必要だったくらいです。
そのくらい、私は動揺していました。 どうして彼は、 気付いているかもなどと思ったのでしょう。 確かに、よく目が合うな とは思っていましたが、 でも ……だからって。
そんな 混乱しきりの思考回路よりも、 余りに正直に動いたのは、生身の指先でした。 それならそれで、素直に身を任せれば良いものを 下手に理性なんて取り戻してしまったから、 無様なメールを送る羽目になるのです。]
(43) 2018/04/25(Wed) 23時頃
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[しまった と思った時には、もう遅く。 言葉にもならない文字列は、 既に 電子の海に放られていました。
何だか泣きたい気分で…… いえ、私に涙を流す機能は無いのですが、 何にせよ、新規メールの作成を始めました。
本当なら、自分の声でお返事したいけれど そんな事、出来ませんから ね。]
(44) 2018/04/25(Wed) 23時頃
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[連々と 連々と 此方の想いだけを綴る文章でした。
送る事を、何度 躊躇ったでしょう。 先に誤送信をしていなければ、 そのままこれを、削除していたかもしれません。
同時に私は、酷く浮かれていたのでしょうね。 結局は 歓喜に震える指先で、 拙く綴ったその想いを、ルシフェルに託します。 画面越しの貴方に、どうか 届きますように。]
(45) 2018/04/25(Wed) 23時頃
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[浮かれ気分から持ち直すのにも、 そう 時間はかかりません。
もう一通。 届いたメールの差出人を確認して、 返信の為に動く指先はやはり軽やかです。 何とも、現金なものですね。]
(46) 2018/04/25(Wed) 23時頃
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[途中まで書いて、ふ と、思い出すのです。
宇宙を駆けていたあの子。 ある時から着飾る様になった、あの子。 ……死が怖いのだと言った、あの子。
当時は心配に思うばかりでした。 けれど、今ならば 彼女に、 もっと 何か言えるのではないでしょうか。
────既に"死"を経験した、私ならば。]
(47) 2018/04/25(Wed) 23時頃
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[見る人が見れば、ただの慰めに見えるでしょう。 心配性なわたしからの、精一杯の。 それは彼女にとっても、そうな筈です。
彼女は、綺羅びやかなあの子は、 わたしの実状を、知らないのですから。
知らないままでいてくれれば良いと思います。 あの子に教わったお化粧をする顔は、 私には もう、無いんですもの。]
(48) 2018/04/25(Wed) 23時頃
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[全てのメッセージにお返事が出来たなら、 私は習慣めいて、通信機を撫ぜました。
いい子、と。 慈しみの手付きで。]
(49) 2018/04/25(Wed) 23時頃
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[朝食を食べた後、クリスマスはいつものように海を眺めていた。 今日も変わらず空は青い。 だけど、海の様子はどことなくおかしかった。 凪いではおらず、ザザザ……という音すら立てながら不穏そうに揺れていた]
これって……、
[目を丸くしながら浜辺に立ち海を眺め続けていると、 やがて海水が盛り上がり、その下から巨大な生物が姿を現した。 見た目だけならばクジラに近いが、]
すごいおっきい……!
[その大きさが異常であった。 高さは「エデン」にあった高層ビルほどではないが、 それでも首をうんと上に向けないとてっぺんが見えないくらいだし横にもだだっ広い]
(50) 2018/04/25(Wed) 23時頃
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[やがて異常に大きいクジラは、空気を震わせるほどの鳴き声をあげた。 あまりのうるささに耳を塞ぎながら家へと戻ったが、それは正解だった。 鳴き終えたクジラが次にしたことと言えば、 盛大に潮を噴き上げることだったからだ。
あれだけデカいクジラなのだから噴き上げた潮の量も相当なものだと、 天上から、噴き上げられた海水が落ちてくる光景を見なくともわかる。見ればますますわかる。
――巨大クジラが海上に来る。 パパとママから話には聞いていたが、間近で見るのはこれが初めてだった]
(51) 2018/04/25(Wed) 23時頃
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……嵐ってこんな感じなのかなぁ。 それとももっとすごい?
[噴き上げられた潮が落ちていく様はまるで雨のよう。 どんどんとびしょ濡れになっていく家の外を窓越しに眺めながらぽつりとつぶやいていたが、]
いっけない!
[くるりと窓に背を向け、 端末を手に取ると「ルシフェル」を起動した。 新着メッセージは1件。 そろそろ来るだろうかと思っていた、料理好きのあのひとからのもの]
(52) 2018/04/25(Wed) 23時頃
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[メッセージには特製のレシピが綴られている。 それをじっ、と読みふけ、 レシピから完成図をほんのりと想像してみる。 想像図は記憶の中の、あのひとが作ってくれたお菓子とも合っていた。 そうそう、そんな感じだったよねなんて思いながら、 返信するかの問いには「YES」と応えて、軽快に端末をタップしていく]
(53) 2018/04/25(Wed) 23時半頃
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[ふぅ、と息を吐いて続きのメッセージに耳を傾ける。
真っ赤な真っ赤な操縦士さん。 私の目の色と少し髪色が似てるあの人は、 私からするととても背が大きくて首が疲れたこともあった。 あちらもあちらで下を見過ぎて大変だっただろうか。
高い所の物を取る時に手伝ってもらい、 抱き上げられた時は驚きすぎてしばらく耳が上に伸びて 降りなくなってしまったのを覚えている。]
あれから、だったでしょうか。 よく色んな人に抱っこされるようになったのは。
[軽いからと女性にも持ち上げられた記憶があり、 懐かしさに目を細めながら、録音ボタンをぽちりと押した。]
(54) 2018/04/25(Wed) 23時半頃
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[通信終了のボタンを押してから、自分の首をぺとりと触る。 昔はもっともっと髪が長く、腰の辺りまであったことを あの人との通信の最中に思い出したからだ。
よく話しかけてくれた、きらきらした金髪のあの人や 他の人に髪を梳いてもらったり編んで貰ったこともあった。 私自身は何もせずに伸ばしたままだったから、 余計幽霊として勘違いされやすかっただろう、と。
この星に水が少なく手入れしづらいからと切ってしまった髪。 別の場所に行く時には伸ばしてみようかと、毛先を摘まむ。]
(55) 2018/04/25(Wed) 23時半頃
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