159 戦国 BATTLE ROYAL
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[ふ、とした時、パサンと音を立てて老女の舞扇が開かれた]
…いくさばん風が変わりおった。
ひらひら舞い落つんは、月かほしくずか。
風は関ノ原ん中央つぅとこやろか。 かははは!あん目端利きおる赤寺ん糞坊主なぞ向かいそうなとこや! うちらも腰いれますえ。ええ風ばまかせて、血ん乱れ桜舞いますえ。
[すく。と立つ音すら梢の囁きより小さく。 齢にして八十の老女は正しく整とせん背筋で腰を上げ、立つ]
(24) 2015/05/19(Tue) 07時頃
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山芭さ伝統、八霞流 出ますえ舞妓隊!
(25) 2015/05/19(Tue) 07時頃
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[例え潤沢な兵力を要する山芭軍も、森の奥深くから這い出てきた暴れ熊の相手に、じりじりじりじりと後退を続けていた。 山芭本陣まで今暫し、一挙に突撃を掛ければ、八重の喉元に爪が届くか否かという局面まで、山芭軍が後退をし終えた頃。
奥ゆかしく風に浚われる篠笛の音色が、森軍の暴れ熊たちに届けられた。 小鼓の音や三味線の震えが篠笛に続く、戦場にとても似つかわしくない音楽だ。
伝統ある日ノ本の純邦楽と共に、山芭軍の前に新たな隊が立ち並ぶ。 振袖よりは動きやすい単衣の着物に身を包み、鉄でできた扇を手にする女性達の隊だ。 そそそ、と前へ歩む足音は、関ノ原に音ひとつたてない、すり足。 彼女達は皆、山芭の土地に伝わる舞踊流を収めた、戦場に出る舞妓]
(26) 2015/05/19(Tue) 07時頃
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[舞妓の立ち並びに、本陣から響く笙の音。そして山芭軍の戦闘をそそと歩くのは]
さあさ、みなさん関ノ原へとおおきにおこしやす。
山芭ん活力は子さこさえて後ろんおるわけとちゃう女ん底力や。 これが山芭伝統、戦場八霞どす。
舞妓へのおさわりは通りまへんで?おほほほ…
[しわがれた顔を裕に包み隠してしまう、大扇をその手に担い。 普段の舞殿で披露する様な振袖姿で、そそ、と老女が森の暴れ熊たちの前に現れると。 桜の木も無い関ノ原に、花弁を伴う様な突風が、右へ左へと吹き荒れ、森軍の小熊達を妖しく気迫で圧倒しだした]
(27) 2015/05/19(Tue) 07時頃
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[好々と浮かべる老女は、そしてくわ!と瞳を見開き、大扇を森軍へ差し向ける]
森ん 熊狩りじゃぁぁああああああ!!!!
[八十の齢、熟練に熟成を重ねた、山芭の八重桜気迫の突風が森軍に襲い掛かる**]
(28) 2015/05/19(Tue) 07時頃
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『我、森軍ヲ攻メツツモ戦場ノ央ヲ目指ス
東軍ノ奮イハ今ゾト見ツケタリ』
[祭文の死に傾いた流れにあわせ、激動の伝が放たれる]
山姥 八重は、メモを貼った。
2015/05/19(Tue) 07時頃
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[ミケについては自軍を信じることとしよう。 馬の足も考える頭も多いのだから、囲むなり避けるなりやりようはするはずだ。]
慣れが大事なのはどれも同じなのねぇ。 火傷はごめん被りたいわね!
[総大将の首が落ちたと知らない限り戦場を譲る気もなく。 沙魅助が猫手の柄を構える>>11のを見て、再度空を薙いで型を取りつつ出方を待つ。 銀刺繍の羽織が起こした風に翻った。**]
(29) 2015/05/19(Tue) 07時半頃
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そうか。お前は根っからの忍びなのだな。
[>>22ぶおん、と忍刀が風を切った。 右手に全体重をかける。 重力と共に加速する刀先は。露蝶へ向かってまっすぐ。 ―――振り下ろされる]
羨ましい限りだよ!
[鈍い手応え。にんまりとほくそ笑む。 露蝶は避けること能わず、手甲でその一撃を凌いだ]
(30) 2015/05/19(Tue) 12時半頃
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平穏に生きよ、だあ? 笑わせてくれる。 それができたらこうしてはいない。
[ついに漏れたのは、小太郎の本音だった。 元より、忍びには向かない男だった。 それを押し隠すように、金に執着した。 あるいは、不作が続かなければ。 あるいは、彼が長男であったならば。 里に売られることなく、平凡な百姓として生を終えていただろう]
そして生憎、おまえに狩られる気も。ない!
[ぐぐぐ、と忍刀に力を込めた。 ふと違和感を覚える。 じりじりと後退していく露蝶の反応は、精彩を欠いていた]
(31) 2015/05/19(Tue) 12時半頃
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……手負いか、成程。 棗が置き土産を残してくれたか。
[よくやった、と。亡き仲間に感謝する。 その隙を逃す小太郎ではない。 空いた左手で懐から苦無を取り出し、その首を掻かんと動く。 息が届くほど近くに、露蝶の顔があった。 紅の引かれた艶やかな唇>>1:24が、そこにあった]
(32) 2015/05/19(Tue) 12時半頃
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―――美しく成長したな、黒千代。 約束通り、容赦はしない。
[思わず、声が漏れた。 幼き日に交わした言葉>>0:86を、 小太郎は昨日のことのように覚えている**]
(33) 2015/05/19(Tue) 12時半頃
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―関ノ原(南方)―
[祭文を狙うという鷹船よりの伝に応じ] [南方より中心を避けるようにして北へと進路をとる]
[だが行く手を阻む西軍の旗がすぐに現れる] [それは花柳藤>>1:68の残したものだったか、他の新手か]
やぞろしか! 蹴散らっせえ!
[掛け声に攻撃の合図の信号弾が上がる] [煙の花火が晴天に弾ける音は、剣撃と喊声に消えた]
[太刀隊が斬りこむ外側を鉄砲隊が狙う] [まだ肩慣らしと、それを殿から見守る態だったが]
[目ざとい敵兵が大将格と狙って切りかかる来るのをひらりと躱し] [振り返りざまに単筒の底で想いっきり殴り倒せば] [そこを従臣が一刀に斬り伏せた]
(34) 2015/05/19(Tue) 16時半頃
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まっこと、血が沸いてくるねェ。 ちっと引っ掻き回してやろうか。
[この程度では準備運動にもならぬ] [大将の言葉に従臣は引き留めるどころか太刀を構え直し]
ちぇぇすとーーっ!
[共に剣戟の中に駆け込んで*いった*]
(35) 2015/05/19(Tue) 16時半頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2015/05/19(Tue) 17時頃
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だいじだいじ、継続は力にゃり。 ボクだって頑張っちゃうにゃ!
[基本的に楽が大好きな沙魅助は、少しでも楽をする為に走るミケの上で寝そべったり立ったりする練習に努力を惜しまなかったのであった。とはいえ、こうして戦場に立つことを心より厭っているわけでもない。>>29 両者の距離は、やや開いたまま。黒根の兵も、主の傍から離れている。]
闇夜に朱踊る 赤猫音頭♪ さぁさ一緒に踊ろにゃ♪ そーれいっ!
[歌いながら猫の手で空気をかき混ぜていれば、ぽっぽっと猫の顔の形をした炎の球が生まれる。赤猫とは放火のことだと俗語では言われていた。まずは小手調べだと、生まれた炎の球を二つ、下から掬いあげるように伸睦へとぽんぽん飛ばす。]
(36) 2015/05/19(Tue) 17時半頃
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ふにゃっ!
[切り捨てられれば消えてしまう炎の球。 当たれば痛いが、直撃を食らわなければどうということはない。 しかも一つは、下方を飛んでいたので、故意か偶然か、伸睦に踏まれて消滅したのであった。猫踏んづけたら消えちゃった。]
やるにゃー。さすが大将にゃんね。
[小手調べとはいえ、並の雑兵に当たれば、一球で戦闘不能程度には出来る代物を払う伸睦に、沙魅助の口元には強者に会えた喜びの笑みが浮かぶのであった。]
『何者かが近づいてきておるぞー!』 『僧兵のようである!』
[兵の間に飛び交う報せも今は遠い出来事のよう。>>21**]
(37) 2015/05/19(Tue) 17時半頃
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― 関ノ原 北方面 ―
[後退する山芭軍を追うさなか、不意に周囲の様相が一変した。>>26 届くは神楽か催馬楽か。妙なる音色に香が燻る。
旅装束の女に気をつけろと言われたが、現われたのは揃いの単衣に煌めく扇を翳した舞妓たちだ。 まして、その娘子隊の先頭に咲き出たるはいっそう目を惹く若紫の振り袖姿。 扇で顔は隠されていても、その動きは檜舞台を滑るごとく、いかにも上品な所作である。]
こはいかなる仕掛けよ。
[鼻白む森の兵らに「おおきにおこしやす」と、真綿のような都訛りを朧朧と響かせるその声には、聞き覚えがあった。]
(38) 2015/05/19(Tue) 18時半頃
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[齢80の老女が戦の陣頭指揮を執るなど、桜どころか優曇華の花ほどに希有な光景である、が、番瓦衛門を狼狽させたのはそのことではなかった。]
櫻媛様──
[実は八重とは、番瓦衛門がまだ十歳にもならない頃、まだ「嵐丸」という幼名で呼ばれていた時分に会っている。]
(39) 2015/05/19(Tue) 19時頃
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[何かの冠婚葬祭に父が招かれ、その伴をした時だ。 いつもと違う枕に寝付かれずグズっていた子供を慰めるため、八重は手指で影絵を作って見せてくれた。
蟹、兎、狐、鷹──障子に投射された影の生き生きとした動きもさりながら、それを生み出す白い指の嫋やかな艶かしさは子供心に強く焼きついた。 むろん、八重はその頃でも大年増をとっくに越えていたが、綺麗なひとだと憧れた。
さすがにあれから三十余年を過ぎて、ほろ苦い感情は諦めたものの、あの日の印象はいつまでも引きずっている。 さて、あちらは今、ここに立つのがあの時の嵐丸と思い出すかどうか。 多勢の客のひとりであったし、なによりこちらも様変わりが甚だしい。]
…奇しき縁よ。
(40) 2015/05/19(Tue) 19時頃
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[そんな感傷に浸る間もあらばこそ、熊狩りの号令一下、山芭の花嵐が森軍に襲い掛かる。 寄せて光るは神楽鈴か槍の穂先か。
桃源郷と惑った地が儚い花筏であったと察するも遅く、小熊たちは扇の波に分け入って、そのまま戻らぬ。 番瓦衛門を囲んだ蝶と蜂の群れもしなやかに翻り、刺し、風に舞う淡い花弁に朱を散らした。]
月は船 星は白波 雲は海 いかに漕ぐらん 桂男はただ一人して
[あの夜、八重から教わった今様が口をつく。 まさにその謡のごとく孤立無援かと自嘲気味な笑みが口角にのぼった。]
(41) 2015/05/19(Tue) 19時頃
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[だが、やすやすと討ち取られるわけにはゆかぬ。]
ぬおお…!
[危地に陥った大熊は自ら独楽のように回って、巨槌で全方位からの攻撃を防がんと試みる。
くるくるくるくる。ひとり円陣。 足を止めてはならぬ。山芭の花と伴に舞うを怠れば肝を喰われよう。
くるくるくるくる。世界が流れる。 頭がクラクラして、もはや自分がどちらの方向に進んでいるのかもわからぬ。]
…ぐぬう、
(42) 2015/05/19(Tue) 19時頃
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[と、そこに遠く法螺貝が吹き鳴らされた。
切なく尾をひく響きは西軍総大将の急を告げるものであったが、とっさにそこまではわからぬ。 ただ、周囲の歌舞音曲にはそぐわぬ不協和音であった。]
──うぬ、
[一瞬の乱調に活路を見出し、番瓦衛門は敵中突破を試みる。]
(43) 2015/05/19(Tue) 19時頃
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[これまでとは軸を変え、槌を抱えたままの連続前転。 ゴロゴロとでんぐり返しで突進をかます。]
轟 破 ・ 地 獄 車 !!
[馬も人も跳ね飛ばす勢いで巨躯は転がった。**]
(44) 2015/05/19(Tue) 19時頃
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ッ……!
[重い刃の一撃>>30に、腕から全身に痺れが走る。 足元の天下人を蹴り右脚も退くが、手甲と刀の根比べでは分が悪い。]
羨むか。生まれは選べん。
[根っからの忍であることを羨む風間のほうが、己にとっては鮮やかに見える。 この男には忍以外の世界があったのだろう。 それは情けをかける理由になど、ならないが。]
(45) 2015/05/19(Tue) 19時頃
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気が合うな。
[狩られる気はない、と。同感だ。 気力で笑みを作り、皮肉んだ。 しかし手負いが透けて、ち、と短く舌打ちをする。今更隠すまい。 この程度、手負いのうちに入りはせんと意識から振り払う。 触れるほどに近づく。痛みなら耐えられるとばかり左腕で掴みかかろうとした、その刹那。 耳を打つ音があった。]
(46) 2015/05/19(Tue) 19時頃
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[黒千代。 たった四音のそれが、身体の心底から血を沸かせる。 どこでその名を、と思うと同時、記憶が一斉に襲いかかってきた。 ああ。 この男、あの時の。]
そんな名は……知らん!!
[ほんの瞬きの隙。読んだ名に反応して、手甲持つ身体が強張ったことを、見逃されはしないだろう。 癇癪を起こす子のように、闇雲に手甲を薙ぐ。 噛み合っていた刃は崩れ、手首から肘にかけて鮮烈な赤が走った。 装束の深色より、あかく。 唇の紅よりも、あかく。 赤は、殺した感情にすら火をつける。]
(47) 2015/05/19(Tue) 19時頃
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[この男を殺す。 この男を殺す、この男を殺す、この男を殺す、この男を殺す。 腕が無ければ、脚で。達磨になれば、噛み付いてでも。 この男を殺せばいい。この男を殺せば黒千代はこの世の何処にもいない。 この男は、己の弱さだ。この男は、]
(48) 2015/05/19(Tue) 19時頃
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がああああッ!!!
[燃え盛る殺意を御しもせず、吼える。 主命など、とうの昔に頭になかった。 針穴を通すような偶然が、結果風間を殺るという主命に近づいたに過ぎない。 匕首を握った右腕が、風間小太郎の首を真っ直ぐに狙う。 小太郎の左腕の苦無は首を僅かに逸れ、頬と頭巾を切り裂き肩口に刺さった。 解けた頭巾が、隠した黒髪を風に晒す。]
死ねェッ! 風間ァッ!!
[匕首を振り下ろす。 乱心のままに振るそれは、風間小太郎を討つ決定打になるはずだ。]
(49) 2015/05/19(Tue) 19時頃
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[はずだが、その鋒は、届かなかった。]
(50) 2015/05/19(Tue) 19時頃
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――な、
[ぐらり、足元が傾ぐ。 落馬から意識取り戻した祭文軍の生き残りが、飛び込んだ右脚を足袋の刃厭わず引きずり込んでいた。
風間との距離が空く。血塗れの大地が、近づく。 たたらを踏む地を求め脚が探す、瞬きにも足りないだろうその時が、深淵への旅路のようにひどく長く感じられた**]
(51) 2015/05/19(Tue) 19時頃
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森番 ガストンは、メモを貼った。
2015/05/19(Tue) 19時頃
地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/05/19(Tue) 19時半頃
三元道士 露蝶は、メモを貼った。
2015/05/19(Tue) 20時頃
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― 関ノ原 北方面 ―
[舞いて光るは扇の冴え、蝶はひらひらと揺れ動き、森奥の穴倉より戦場へ這い出てきた小熊達を桃源の夢へと誘う]
きりがすみ ひらひら揺れいて こたびはちたび 妖しの舞いは 仙女か化生か
[八重は元々、八霞流の舞妓としてその美貌と舞いに山芭家当主に嫁へ迎えられた。 今でこそ山芭家の大奥としての印象が勝れど、若かりし頃は影遊びや紙遊びも、達者な方であった。 五十、六十となる前の若かりし頃は、冠婚葬祭の宴の折には舞いに遊びに歌にと。山芭の妻として、山芭舞妓の看板として、多くの緒家の方々を愉しませるべく努力した頃もある]
(52) 2015/05/19(Tue) 20時頃
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