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[ 空いた手を伸べてミッシェルさんの腕に絡めます
少し背の高い彼女を見上げるようにして、ねだる声。]
でしたら、わたしにお教えいただけますか?
ミッシェル様の魔法薬。
どういった風に、変化を及ぼすものなのでしょう。
このサバトの集まりに相応しい変化を、
若輩者のわたしに教えていただけますか?
[ 宴の広間に漂う雰囲気が、そう口にさせたのかもしれません。今までわたしが知らないでいた、不埒で如何わしい気配。
それらも魔術の秘奥に含まれる要素のひとつ。
身体の中で渦のように、何かが反応しているのを感じていました。]*
【人】 姉妹 ロイエ――現在・ホール―― (25) 2020/10/18(Sun) 00時半頃 |
【人】 儺遣 沙羅― ロイエと ― (27) 2020/10/18(Sun) 00時半頃 |
【人】 儺遣 沙羅
(28) 2020/10/18(Sun) 00時半頃 |
【人】 飾り職 ミッシェルええ、初めてで緊張するでしょうけれど、皆大事な同胞。悪い者達ではないわ。 (29) 2020/10/18(Sun) 00時半頃 |
[手を腕に絡めて見上げる様は、後輩か、或いは妹のような、という表現を思わせるもの。ねだる声は率直で、けれど少しだけ果敢で、挑戦的なようにも感じられた]
私の薬は、それこそ色々よ。
薬によっては大きくも、小さくもなる。男にも、女にも、他のものにもなりえる。
身体の一部分を変化させる事も、心をかき乱したり落ち着かせたり、特定の方向に誘導する事も…
望むなら大体どんなものでも、といったところかしら。
ミタシュが具体的な効果を望むなら、大体その通りのものを用意できるけど、
でもまあ、私が考えるようなこの集まりに相応しい変化というなら…そうね。
この広間で試してみる?それとももっと落ち着いた場所?
[目を細めながら、トランクに詰めていたいくつもの薬…
液体の飲み薬も粉末も丸薬も、膏薬や湿布の類、それ以外のものも…
ちらと見せながら、そのうちの一つ、飲み薬の瓶…を取り出しつつ、尋ねた。これ自体は単なる興奮剤、媚薬の類。景気づけといったところだけれど*]
望むならどんなものでも、って、……凄い、です。
[具体的な効果を望むなら、とミッシェル様は言われますが、今すぐに――とは思い浮かびません。それよりもわたしの耳が捉えたのは、この広間ででもというひと言。目を丸く見開くようにして、]
……そうしてしまっても、良い……の、ですか?
[ そう、尋ね返しました。
でも、逃げるようにちらりと視線を動かせばその端々で、
肌も露な姿になった魔女や異形の姿たち。
誰もそれを不審なものとは思わぬようで、次第に交わる方々の数は増していると見えました。]
【人】 姉妹 ロイエ――沙羅――>>27>>28 (32) 2020/10/18(Sun) 01時頃 |
【人】 儺遣 沙羅― ミタシュと ― (33) 2020/10/18(Sun) 01時頃 |
[ 目を細めたミッシェルのの眼差しはまさに魔女のそれ。
お師匠様が向けられるのとはまた違う、隠微な魅惑を宿したものに思えました。その手に取り出された小瓶を見つめて、しばし口をつぐみ。]
……試して、みます。いま。
[ 小さく頷いて答えました。
封を切られた瓶の中味を口にする前には、すんすんと匂いを嗅いで、どういった処方がされているのか探ろうとしたことでしょう。それは同時に、彼女がその薬に籠めた魔力の方向性を探るものでもありました。
――興奮させ、淫らにさせる。そのようになってしまう。
そう分析しつつも、心を鎮めて、一息に。]*
【人】 姉妹 ロイエ――沙羅―― (34) 2020/10/18(Sun) 01時頃 |
【人】 儺遣 沙羅― ロイエと ― (35) 2020/10/18(Sun) 01時半頃 |
【人】 儺遣 沙羅― ロイエと ― (37) 2020/10/18(Sun) 01時半頃 |
何でもとは言っても、大体は一時的な変化に過ぎないのだけれどね。
[特別に希望がないなら、自分の好きなようにしてみようか。
そう思いつつ、広間で試しても良いかと問われれば、思わず唇を舐めた。
既に辺りにはちらほら肌も露わに戯れる者達がいるとは言え]
ええ、もちろん。あんな風にしてみたって、構わないの。
いえ、むしろその方が喜ばれるかも。真面目に不真面目な事をするのはとても…愉しいわ。
[小瓶を見つめ、飲み干す様を目を細めたまま見つめる。
香や効力を確かめようとするところはさすが熱心だな、と感心しつつも、
一息に飲み干してしまえば、喜色を浮かべて見つめた]
してはいけない事はない。あるのはやりたい事をやる事だけ。
ミタシュ、貴女は何をしたいと考えているかしら?
成熟した魔女になりたい、この場で一人前と認められたい、
自分の心のままに振る舞いたい、それとも……?
[そっと後ろから腕を回して抱きすくめ、耳元で囁き服の上から体を撫でてみた。
望むなら、効果はすぐに現れてくるだろう。もっとも、それはもっとハロウィンの夜に相応しいよう、彼女のを変えていくための一番最初にすぎないだろうけれど**]
――沙羅と――
私は普段なら、眠っている人からいただくの。
だから寝室に忍び込むのよ。
でも折角、貴女から望んでくれたんだし――眠っていないわけだから、ベッドでなくてもいいわね。
[沙羅をエスコートしながら歩く距離は少しだけ。
ホールから庭に面したバルコニーへ。
きぃ、とガラスの扉を閉じてしまおう。
そうすればホールの喧騒は届かず、月明かりに照らされた、夜の静けさだけがふたりを包みこむ。]
カーテンがあるからホールからは見え難いわ。
でも、誰だろうって覗かれたらダメ。
……こういうのも、悪くはないでしょう?
[ここだからこそ出来ることだ。]
―――沙羅とバルコニー――
[仲の良い姉妹が夜空を見上げているかのように。
クスクスと楽しそうに笑う。
沙羅にバルコニーの柵を背にするように立ってもらうと、覗き込むようにして、彼女の瞳を見つめる。
月明かりを反射する此方の瞳は血のように赤いだろう。
吸血鬼としての力を解放すれば、色は濃さを増す。]
可愛らしい顔をしているわね、沙羅は。
[なんて、ぽつり。
彼女の柔らかそうな頬を撫でてみようか。
不意打ちで牙を立てるつもりはなく、柔らかな空気に妖しげな色を混ぜながら、鬼は微笑んでいた。*]
― ロイエと ―
でしたら今度は私の寝室にもいらしてください
ロイエに夜這いをかけられる幸運を私にもください
[綺麗な月の夜、故郷ではお団子が似合うが今ここではロイエの赤い瞳がよく似合う。雰囲気に呑まれてうっとりと彼女の方を見つめていて。]
ぱーてぃーを抜け出して秘密の逢瀬です
私達の関係はお月様だけが知っているのでしょう
[浪漫が過ぎる言い回しだろうが恥ずかしさもなく口から出せるのはロイエと雰囲気のおかげ。2人だけの空間に入り込んでいく。]
言われなれているはずなのですが
ロイエに言われると…その…、なんででしょう
照れてしまいます…
[真っ直ぐな視線と称賛の言葉。茶化すことは許されず、素直に受け取りきれない私は照れてしまって。月明かりに染めた頬を晒しながら目線が外れて、離れるように後ずさるもバルコニーの柵に阻まれて逃げ場はなかった。]
【人】 蝋燭職人 フェルゼ─ サバト ─ (39) 2020/10/18(Sun) 07時半頃 |
――ホール――
[ 口にした魔法薬は甘く、さらりとした飲みごこちでした。喉を伝い落ちると徐々に渦巻き始める魔法の力をお腹の中で感じます。愉しげな表情でわたしを見つめるミッシェル様を見つめ返して、小さく頷きました。]
あんな風にした方が、……その、喜ばれます?
[ ちらと向ける視線の向こう、半人半狼の男性と抱き合う魔女の姿。ローブの前を開けて、形良い乳房が露わになるほど着衣を捲くりあげて。その膨らみに牙を宿した人狼の口がかぶりつくのを、興奮した面持ちで見つめていらっしゃいました。]
あるのは……、やりたい事をやる事だけ。
ぅ、……と。
[ わたしの望み、したい事を問われるミッシェル様の声に、いま求めることは、と考えます。
魔法の腕前を上達したい?
早く大きく成長したい?
この魔法薬の効用をしっかりと体感したい?
頭で考えても、一番の望みが何かは区別できなくて。]
ん、……っ。
[ 考え悩むうちに、ミッシェル様の腕に抱きすくめられていました。それとも、と彼女の声が耳元にかかります。灰色のローブの前を左右に分けて、白いブラウスの上から身体を伝う手の動きを、止めようとすることもなく。]
心の……心と、身体のおもむくままに。
そう、するのが、……きっと。
わたしの、今いちばんやりたい事のように、思えます。
[ 声の合間に継いだ吐息の中にはふ、と熱いものを感じていました。触れられる感触はどれも敏感に、ミッシェル様の手と指の動きを伝えてきます。
その行為に興奮を覚えてしまうのは少し恥ずかしく、ここは皆様が集まっている場所なのにと考えれば。
なおさら、恥情と……興奮とが生まれてくるのでした。]
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