240 光と闇の夢幻神楽
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流石、伊邪那美の生まれ変わりとも称される女傑、梅子よ。
[梅子と《須佐之男》の戦いは三日三晩以上続いた。]
(21) 2018/05/10(Thu) 12時半頃
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ただ、これで終わりにしようぞ、梅子。
[最後に自らの記憶を封じ込めた代わりに放った一撃は、]
(22) 2018/05/10(Thu) 12時半頃
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豊芦原千五百秋瑞穂國平定斬《とよあしはらのちいおあきのみずほのくにへいていざん》!!!!
[梅子の《叢雲》を2つに斬り、《須佐之男》の記憶を封じ込めたのであった**]
(23) 2018/05/10(Thu) 12時半頃
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我の名は――――――《須佐之男》。
―― 現在・婢詠 ――
[甦る記憶と、体の奥底に埋められた《叢雲》 の感触。 疼く《叢雲》は《須佐之男》の力を制御しているようにも見えて。記憶は戻れど、まだ本来の力は出せそうに無い。 その事も旦那、いや《統べるもの》は感じとっていたのだろうか?**]
(24) 2018/05/10(Thu) 13時頃
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革命家 モンドは、メモを貼った。
2018/05/10(Thu) 13時頃
革命家 モンドは、メモを貼った。
2018/05/10(Thu) 13時頃
屍漁り 梅子は、メモを貼った。
2018/05/10(Thu) 21時頃
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[立ち上がり、思案する。 ――――……一体どうしたものか、と。
死反(まかるかえし)の術式を打ち払うなら、此方も相応の術を要する。 光を以て打ち払うか、さもなくば嘗て《葛城》に在った《叢雲》なら……と言いたい所だが。前者の当てはなく、後者はそもそも姉を殺した口実だ。
手持ちの刀も生憎と、無銘から長光として極められた、この一振のみ。]
(25) 2018/05/10(Thu) 21時半頃
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…………………………。
(26) 2018/05/10(Thu) 21時半頃
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――――……長光。実はお前、真の姿が霊剣だったりとか……無い?
(27) 2018/05/10(Thu) 21時半頃
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…………………………。
(28) 2018/05/10(Thu) 21時半頃
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[……返事がない。ただの長光のようだ。]
(29) 2018/05/10(Thu) 21時半頃
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[ややあって、頭を振るう。 愛刀に無茶振りした所で、愛刀自らどうにかしてくれる訳じゃなし。手段は己が捜さねば……と、情報を拾いに人里を探そうとして。]
…………?
死者の軍勢? 妃奈子の率いる郎党かしら?
[>>10大軍の死者の群れ。妃奈子が居るか目を凝らすも、生憎と、その全てが屍人のようで。 しかし、生者目掛けて群がろうとしている様に、刀を手に駆け出した。]
(30) 2018/05/10(Thu) 21時半頃
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―――ふむ。有象無象の烏合の衆というわけか。
[一、二、三…………十、その先は数えるのも面倒臭い。 どのみち、すべて斬り伏せてしまえば同じことだ。]
では、参ります。
(31) 2018/05/10(Thu) 21時半頃
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壱ノ型・落椿
[ゴト][ゴトリ] [響いたのは、かちりという小さな音。 それに続く、首の落ちる音。 崩れ落ちる音に構わず、ため息をつく。]
……中身がない。 魂の色もない血袋を斬ったところで、何の価値があろうものか。
(32) 2018/05/10(Thu) 21時半頃
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下らぬ戯れよ。 我が太刀筋、未だ極地に至らず……。
[背後で再び立ち上がる気配を見せる屍を、振り返ることなく両断する。 これでは駄目だ。屍を殺すには、まだ至らず。 再起の目を潰すのではない。完全に、完膚なきまでに、死体を殺し斬るのだ。 それすらも、その程度もできずに、何が剣の極地か。]
破邪聖光……その至極の理では、足りなぞしないのだ。
(33) 2018/05/10(Thu) 21時半頃
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――へえ。
私の軍勢が倒されている。 やるじゃないの。
[塔の中に居ても感じ取れる。 尤も、倒された者達もやがて蘇る。
穢夷とはそう言う場所なのだから。]
(34) 2018/05/10(Thu) 21時半頃
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おおぉぉっ そりゃありがてぇ!
[ 仲間を送ったという姫の言葉に喜び]
流石は巫女姫様、先見の明がお在りだなぁ!
ひゃひゃ、なぁに邪魔などなりやせんて!
[簡単な事、邪魔なら存分に斬れば良い。
その程度で滅ぶ軍勢でない事は、己の身体が
何よりもよく知っているのだから。]
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ふふ、さてそれじゃあ。 私も遊びに行こうかしら。
[そう、何体もの死者が倒されている気配。 それを感じ取ったのか。
妃奈子も動く事にしたのだった。 取り出したのは、一枚の紙。 それに何事かを唱えると――。]
(35) 2018/05/10(Thu) 22時頃
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……ああ、そうだァ。それから
今しがた面白いもん見つけやしたぜぇ!
[何を、とは敢えて離さず、そう嗤い囁く。]
ひとつ巫女姫様への良ーい土産ができそうだ。
後で五稜郭で落ち合いましょうや!
[偶然にも喪われた《神刀・叢雲》の片割れを
見つけたとあらば、さぞお喜びになるだろう]
ええ、そうね。
後で落ち合うとしましょうか。
[愉しそうに笑いながら。]
私もね。
少し寄り道してからそっちに向かう事にするわ。
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[いつの間にか。 そう、いつの間にか。
彼女は近くまで来ていたのだろう。 死人を鮮やかに切り伏せる彼女>>33]
貴女、強いのね。 すごいわ。
[賞賛の言葉。 だが、気がつくだろうか。
いつの間にかやってきた妃奈子の事を、死者たちは襲う気配すら見せない事に。]
(36) 2018/05/10(Thu) 22時頃
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―― 婢詠 ――
ひゃひゃひゃ…… いいねぇ、いいねぇ!
[>>24 男の前に青白い炎が燃え上がり現れたるは、 面白いものを見つけたとばかりの満面の狂笑。]
次っから次へと強い奴が現れやがる。 最っ高だなぁ!世の終わりってやつぁ!!
(37) 2018/05/10(Thu) 22時頃
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――――……ああ、でも。そうね。
貴方達も、あの女と同じなのかしら?
[一度見てしまえば、何とはなしに《解る》。 濃密な死の気配を纏う、されど血の色を亡くした群れに。]
(38) 2018/05/10(Thu) 22時半頃
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――――…………《葛城》掩殺術。
四ツ刃十文字!!!!!
[袈裟懸け、そして、逆袈裟。 目にも留まらぬ速さで二度斬り付ければ、脆い死体は背の骨までごきりと音を立て、地へと沈む。]
(39) 2018/05/10(Thu) 22時半頃
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[物理的に動く事適わぬ様相とした筈が。 それでも尚隙あらば蠢く肉塊に、女は舌打ちして。]
………………今のうちに逃げなさい、早く!!!!! [今は、足止めでも目的を果たせる。 二体、三体。同じように地に沈め、親子連れの姿が遠く離れた事を確かめ、叫ぶ。]
死んで操られて尚、生に縋りつくなんて。 大人しく、地に還りなさい!!!
(40) 2018/05/10(Thu) 22時半頃
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零刃・穿突!!!!!!!
[尚も蠢く一体目掛け。 腹から心の臓、背にかけて、刃を一息に貫き通す。
技を受けた屍人は、地へと倒れ伏す。 その傷痕は。>>0:13とある屍と同じ刀傷。 それもやがて消え、まさに死屍累々と転がる郎党達に紛れまた蠢き出すのだろうが。女が場から離脱するには、充分な時間があった。]
(41) 2018/05/10(Thu) 22時半頃
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ふん、強い。強いか。 "まだその程度"か。
[唐突に表れた手合いにつまらなそうに吐き捨てる。]
何の用だ。 生憎と、私は首魁が現れたからと言って逸る感性は持ち合わせていないぞ。
(42) 2018/05/10(Thu) 22時半頃
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あら、残念。 てっきりその気になってくれるかと思ったのに。
[余裕の笑みは崩さないままに。 ならばと言葉を続け。]
この地を解放しに来たって風でも無いわね。 何が目的で此処に来たのかしら?
[咎めるのでも敵対するのでも無く。 純粋な興味として彼女に問いかけていた。]
(43) 2018/05/10(Thu) 22時半頃
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[主水……否、《須佐之男》を見るやいなや、 骸の女剣士は左右の腰の剣をすらりと抜く。
――――左手には死天集の無銘の大太刀。 ――――右手には切っ先の折れたる《叢雲》。]
嗚呼楽しかったなァ……忘れらんねぇよぉ。 あん時ぁ三日三晩、刃ぁかち合わせたもんなぁ!
[>>21 思いを馳せるはあの時の興奮。 これ以上は堪えきれぬとばかり、 飢えた血肉が闘争を求めて戦慄いた。]
(44) 2018/05/10(Thu) 22時半頃
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その程度の賞賛を受けて満足するような腕で、この地を生きていられると思っているのか? 他ならぬお前が。
[そのように低い志の者が、到底この地で生きながらえるはずもない。 ここは、既に死地なのだから。]
何が、か。 私の目的はただ一つ。剣を極め、無垢たる極地へ至ること。 この世の地獄ならば、その境地へ達することができるかと望んで足を踏み入れた。 それだけだ。
(45) 2018/05/10(Thu) 22時半頃
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そういやぁ、思い出したぜ。
《葛城》の連中はどいつもこいつも、 おれを「伊邪那美の生まれ変わり」だのと ぎゃーぎゃー持て囃してやがったなぁ……
[強すぎる闇の血が、見る者に畏怖を抱かせたか。 目の前の男もまた、己の事をそう呼んでいた。]
―――……だがなァ、おれぁ知ってるんだぁ……
(46) 2018/05/10(Thu) 23時頃
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穢夷の巫女姫こそ、伊邪那美を名乗るに値する御方よ。
………あの御方の闇の力に比べりゃぁ、 おれぁ、さしずめ予母都志許売ってとこだぁな!
[血に濡れた刃をぎらつかせ、くつくつと嗤う。]
(47) 2018/05/10(Thu) 23時頃
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