149 Hogwarts School ~ 2nd season ~
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2015/02/02(Mon) 14時頃
奏者 ビリーは、メモを貼った。
2015/02/02(Mon) 14時頃
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−校内−
[駆ける、駆ける。 授業ははなから受けるつもりは無かった。 次期校長が死んだと聞けば、なおさら。 走り回って情報を集め、そのついでに頼まれた伝言や前々から考えていた悪戯を 伝えた言葉の中には不穏なものもあったかもしれないけれど]
俺はただの伝令屋 伝えるだけで、なーんにも知らないってね
[歌うように呟きながら駆ける。 時に直接手紙を渡し、時に信頼できる梟に託し、時に隙を見て相手の鞄へ滑り込ませて]
さてさて これからどうなるんかなー??
[楽しげな声は、魔法の学び舎の壁へと染みる]
(19) 2015/02/02(Mon) 14時頃
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── 昨夜/校長室前 ──
[ 大きな石でできた醜いガーゴイル像の前。
本来なら合言葉を唱えて入るのが正規の方法だが、
分からないものはどうしようもない。
とはいえ、偉大なるホグワーツの校長室が 力ずくで
抉じ開けられるとも思えない。
とある人物に『試してみるといい』と言われた方法。
初めは信じられなくて 他の手立てを探してはみたが
有力なものは見つからず... 終にこの日に至った。
杖を構えてイメージするは、鋭く尖る牙に 太い胴。]
Serpensortia 《 ヘビよ出よ 》
[ 現れるは ひとつひとつの大きな鱗を持つ大蛇。
こちらに背を向けているために 顔などは見れないが
横を向けば、ちろり二つに割れ
絶え間なく動く舌と 白く輝く牙が見えた。
正直、聞いたのは "銅像の前で蛇を出せ" のみで
この先どうすればいいかなんて 知らない。
すると、ゴゴゴゴ...地鳴りのような音と共に
部屋が揺れ、像がゆっくりと背を向けて行く。
現れた階段を前に、杖を一振りして大蛇を消す。
どういう原理かは知らないが、ひょっとすると
大きくなくてもよかったのだろうか... 謎。
まあ、方法はどうあれ 道は開いた。
杖を後ろ手で構えて、静かに 螺旋階段を上る。]
[そこに、彼の姿はあっただろうか
自分以外の来客は あっただろうか。
侵入者の訪れに、部屋の主は気づいているだろう。
階段を上りきった先の部屋に 彼の姿を見つければ、
挨拶も 何もなく 、]
Sectumsempra! 《 切り裂け! 》
[ 躊躇も遠慮も一切せずに 攻撃を仕掛けよう。
まがりなりにも 校長となるはずだった人物
これくらいでくたばる なんて事はないだろう。*]
靴磨き トニーは、メモを貼った。
2015/02/02(Mon) 14時半頃
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−校長室の入り口近く−
[仕事にひと段落がついて、適当に足を伸ばす。式典準備が葬送の準備になったからか、通常の授業の声が聞こえる間もどこか空気はばたばたしていて]
あーあ、落ち着かねーなぁ 別に、いーんじゃねーの、新しい校長探しさえすりゃ
[誰に聞かせるでもなく大きな声で話す。そう、新しい校長を据えればいいのだ。カリスマ性のある、無理矢理にことを進められるようなモノを]
じーちゃんじゃなければ誰でもいーのになー みんな同じじゃねーか。校長なら
[吐き捨てながらうろうろと歩き回るのは、校長室の入り口近く。自分を見つけた老人が座っていた場所]
......じーちゃん、どこにいんのかなぁ
[思い出すのは前任の校長。いなくなってからぽっかりと空いた胸の穴を拳を握り誤魔化して、ため息をつく]
ゴーストにゃ、なってないといーんだけどな
(20) 2015/02/02(Mon) 14時半頃
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......ホっちゃん先生、校長にならなけりゃ良かったのにな そうすりゃ、死ぬことも無かったかもしんねーし 俺も...−−−
[呟いた言葉は誰かに聞き留められたか否か。 トニーはしばらくその近くでうろうろと彷徨って]*
(21) 2015/02/02(Mon) 14時半頃
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── 朝/廊下 ──
[ いつも通りの時間に起きて、 いつも通り身支度を済ませ、 いつも通りの生活を送る。
ただ、少し違うのは 体に残る倦怠感と 睡眠時間が短いことによる僅かな眠気。]
ふ ぁ 、
[ 欠伸が漏れる。 今日に限って魔法史の授業だなんて 苦行でしかない。 どうせ授業は成り立たないと予想できる 身が入らないだろうし、サボタージュに走ろうか。]
(22) 2015/02/02(Mon) 15時頃
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[ そこかしこで交わされるひそひそ話を横目に、 今頃校内を駆け回っているだろう 赤髪の彼を探す。
( きっと 大忙し、かな )
どのように噂が広まっているのか、気にはなる。 ]
ねぇ、そこのキミ トニーを見かけなかった?
──そう、あっちだね? ありがとう
[近くにいた生徒に声を掛けて、情報を得る。
目立つ彼のこと 聞けば、すぐに返ってきた。 目撃証言を辿れば、そのうち捕まるだろう。**]
(23) 2015/02/02(Mon) 15時頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2015/02/02(Mon) 15時頃
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あれ?私に手紙? まさか、そういう新手のイタズラや嫌がらせじゃないよねぇ?
[ひらりと、手元には手紙。アントニーが運んできたそれには差出人もなく、話があるから◯◯に来い。と、そんな簡素なもので
中身は全く心当たりがない上に、一部意味のわからない所もあったのだが、来いと言われたら行くしかないのだ]
トロフィー室、って何処…
[ガヤガヤと、校長死亡の話に騒ぐ生徒たちをかき分けて
ー手紙に記されたそこへ行く]
(24) 2015/02/02(Mon) 15時頃
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―授業後― [誰かから呼び止められていたりしたのだったか。きちんと閉めていたカバンに入った手紙には未だ気がついてはいない。何事もなければ重い足取りで談話室に戻るだろう。
談話室に戻れば生徒がいつにもましてたくさんいたか。 小さくため息をついてその場にいる生徒の名前の横に-1と書き加える。]
授業に出ていなかった者。後で僕の部屋に来てね。 名前は把握してるから。
[にっこりと笑うが、額には怒りが滲み出ていた。 努力を惜しまぬ勤勉がモットーのハッフルパフ生にあるまじき行為だと監督生としての怒り。]
ふぅ…。
[ムパムピスは次からの授業は空いている。今日は闇の魔術に対する防衛術以外は取っていなかったためだ。 ふとカバンを開ければ見覚えのない手紙。
その内容を見れば眉間にしわを寄せ、低くうなった後に指定された場所へと向かっていった。]
(25) 2015/02/02(Mon) 15時頃
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―梟小屋―
[地下から最上階へ。長い階段をぐるぐると上へと登ってゆく。 途中誰かと話しただろうか。話したとしてもあまり長く話し込みはしなかっただろうが。]
(ハッフルパフ生か?いや、それはありえない。僕が一番見ているはずだ。そんなことをするような人は…。
だとしたら家族か?いや、違う。きっと違う。)
[ごちゃごちゃと手紙の内容について考えているうちに梟小屋の前にたどり着く。鍵はしまっていたか、はたまた空いていたか。締まっていたならば鍵開けの呪文ですんなり開けてしまうだろう。]
誰かいるか?
[少し大きめな声で呼びかけるが返事はあっただろうか。 珍しく声にも表情にも不機嫌さが現れていた。]
(26) 2015/02/02(Mon) 15時頃
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ートロフィー室ー
[呼び出されたのに、そこには誰も居ない ということは、差出人の到着はまだなのだろうか それともやはりあのガキのイタズラなのだろうか?
ここまで来るのに疲れて、息は上がっている 誰かが飾られたトロフィーの中に隠れていたり、なーんて考えたが
叫んだり呼んだりして確認する事もしない
ただ、置いてあるものを見つめて待つだけ]
(27) 2015/02/02(Mon) 15時半頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2015/02/02(Mon) 15時半頃
奏者 ビリーは、メモを貼った。
2015/02/02(Mon) 16時頃
若者 テッドは、メモを貼った。
2015/02/02(Mon) 16時頃
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[ ふらり 外まで出歩けば、何かが 羽根を大きく広げて 降下してきた。
前方から近づいてくる梟の嘴には ひとつの白い手紙が咥えられていて、 ひらり 頭上で離された手紙が舞った。
空気を泳ぐそれを 掴まえられる気はせず 地に落ちるのを待って 手に取り ]
…… ふぅん
[ 簡素なメッセージを読めば、]
Incendio 《 燃えよ 》
[ 塵と化して 誘われるままに、呼び出しに応じる。**]
(28) 2015/02/02(Mon) 16時頃
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― 前日/深夜・→必要の部屋 ―
……―― マグルは‟悪‟
純血こそ‟正義”!
それを分かりもせず
―― ‟間違った正義”だなんて
そんなことを言う校長を 俺は絶対認めない!
[ 猛りに吼える獅子は、蛇の敷いた狩場を歩く
窓から夜闇が包み込む中
階段を かつり かつり
進むは8F、 ‟必要の部屋” ]
[ ‟その扉”を見つければ
躊躇いなく 引き開ければ
誰も居ない 今は、まだ 俺一人 ]
… 世界は間違ってんだ!
[ めらり 紅蓮に焔は揺らぎ
それは 百獣の王の瞳の中に宿る意志のよう
淡いヘーゼルは 熱を映し 金に輝く ]
ハリー・ポッター?
ルドルフ・ドナルドソン?
あいつらは‟英雄”じゃない、‟巨悪”だよ
[ 後者の名前に、ギリ と力を籠め
二百年前の英雄が宿した‟怒り”とは
皮肉にも 正反対の‟怒り”を持つ ――― ]
( 特に、ルドルフ・ドナルドソン
――― アンタは、絶対に許さねーから )
[ 二百年前、稲妻の後に‟先祖”の姿は無かったと聞く
あの時 闇諸共 英雄が死に絶えていれば
後世に残らなかった、‟呪”は無情で皮肉―― 。
英雄なんて、先祖がそれを望んだかなんて知らない
ただ それでも‟結果”は残っていた
英雄の血を持つ半純血のドナルドソンと
誇り高きベックフォードの血が混じり合い
相容れぬ両者の中で起こるのは、‟反発”
―― 孤高の狼 その稲妻の力の裏返し
彼と同じ程の膨大な魔力は
檻に飼われた獅子に引き継がれた ]
|
…空飛ぶの、あーきた。
[ふわわ、とあくびをひとつ。 高いところの風はちょっとだけ肌寒い。もう一限目は終わっているはずだ、そろそろ戻ろうかなと箒を動かす。 ちらりと下の方を見下ろすと、ちらほら歩いている生徒が見える。
騒がしさは相変わらず。]
………。
[魔法使いたるもの、いかなることにも動じるべからず。そうわたしに教えたのは誰だっけ。 そんな言葉をぼんやりと思い出しながらゆるりと降下していった。]
(29) 2015/02/02(Mon) 17時頃
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ショコラっ。
ショーコーラー!
[とん、とんとスリザリン寮の一室の扉を叩く。
昼の間に彼女と約束していたこと。
――チャンスがあったら、教えて。
あの先生を、暗殺するチャンスが。
部屋から彼女が出て来たならば、にっこりと微笑み両手を繋ぐ。
軽やかに二人が向かうは、校長先生の部屋。]
|
[眼下には呪文の確認をしているヘクター>>18 熱心なことだとは思うが、彼は筋肉の鍛錬が足りない。 強い魔力は強い肉体にこそ宿るもの。この肉体の躍動をもってすれば、例え禁呪を用いられようとも苦しまないし息絶えない、そういうものだ。]
さて…
[私は天井に張り付いたまま杖をふるった。 杖からわきだした蔓がスルスルと机の上まで伸びていき、大根を絡め取った。]
(@3) 2015/02/02(Mon) 17時頃
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[ とてとん 半開きの扉から滑り込んで来る
高貴な ふわふわとした毛並を持つ茶毛の猫
にゃあ 、
小さく鳴いて 擦り寄る ]
―― ロザリンド
…… いや、‟母さん”
[ 母さんそのものではない
‟母の名”を窶した その猫を慈しむように
同じ 金色の瞳を見つめ、その頭を撫でた
同時に胸元で 熱を帯びるのは
猫目石を抱いた懐中時計 それを握り込む ]
それに、‟父さん”
[ ふたつの‟父と母の形見”
―― 二人の死の直前
『わたしたちの命であり これはあなたの命よ
大切にして、絶対 壊さないでね』
遺言のように託された‟本当の意味”
マグルに殺されたはずの‟両親の死の真相”
それを何も知らないまま
俺は 二人の形見だから、大切に持ってる
――そう 俺は知らない
パンドラの匣≪ホークラックス≫の中身は、
希望じゃなく絶望だってことを まだ。]
|
── 梟小屋 ──
[ 先の手紙の主は 何者だろうか 歩いている間 答えの出ない問いを繰り返す
言葉通り受け取るなら、昨夜のこと。 だが あの場に居なかった人物が どうして このことを知っている…?
── やはり、答えは出ないまま。
呼び出しに応じた先に 一人の男の姿が>>26 ]
キミが、僕に手紙を寄越した者か?
[ 充分に距離をおいた位置で 立ち止まり。 不振な動きをしないか 注意深く観察しながら ひとまず声を掛けてみようか。]
(30) 2015/02/02(Mon) 17時半頃
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――回想/救護室――
…はは、おっかねェや。まァ、マリーは俺のこと学生の時から見てんだもんなァ。
[ 自分がホグワーツの生徒であったのは、もう何年前になるだろう。思い出すと懐かしい。あの時もこうして度々救護室に来ては、話しに来ていたっけ。まあ、ゴーストであるマリーにとっては最近のことかもしれない。 ]
確かにそうなんだけどよォ?あァ、そうやってプレッシャーかけるのやめてくれェ。…頑張らせてもらうけどさァ。
[ >>@0:42期待してると軽く言われれば、励ましてくれているのだと分かる。信頼されている証拠だし嬉しくは思うけれど、やっぱり不安にはなってしまう。それはこれからの仕事についてということもある。けれど、きっとそれだけならば、文句を言いながらも此処まで心配はしなかったかもしれない。 ]
俺もそう思いたいさァ。……当たらないと良いんだけどねェ。
[ こんな話をしても困らせてしまうだけかもしれない。ちょっと重すぎたかなんて心の中で少し申し訳なくなる。それから、ひそひそと声を潜めて。 ]
(@4) 2015/02/02(Mon) 17時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2015/02/02(Mon) 17時半頃
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[ ぎこちない笑みを浮かべるマリーに、此方も無意識にどこか晴れない笑顔を作ってしまう。 ]
まァ、そうだよなァ。考えても仕方ないことで悩むだけ損かァ…。さんきゅ。
ヘタれるとか、俺らしくねェしな!
[ ははは と笑い飛ばして、席を立とうとしただろう。彼女に聞いてもらったことで、先程よりは気分が明るくなった気がする。明日から校長になる人間がこれでは情けない。もう少しどっしりと構えなくては。
さて、此処を出ようか…という時だった。
マリーが自分に対して警告を付け足すから、ふっと足が止まる。先程まで口にしていた言葉とは矛盾しているが、それは自分の身を案じてくれてのことだろう。 ]
…ありがとさんっ…とォ。 またな、マリー。
[ にぃ といつものように笑って、ひらひら手を振ると救護室を後にしただろう。もしかしたら、それが彼女にとってホレーショーを見た最後の瞬間になったかもしれない。 *]
(@5) 2015/02/02(Mon) 17時半頃
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[友人が大声を上げ戻ってきたのはほんの数分後。校長…厳密には"校長になるはずだったマグル"だろうと心の中で訂正した…が死んだらしい、と寝起きのいい彼女は談話室の話題をばら撒いた]
…そーなの?じゃあきょーはおやすみ、だねぇ…
[うだうだと喋り再びベッドに潜り込む少女を邪魔するのは再び友人の言葉。「で、通常授業だってさぁ!さあ起きた起きた!さっさと朝食!」そう言いながら毛布に手をかけられた瞬間]
Impedimenta‼︎Silencio‼︎Scourgify‼︎ (止まれ、静まれ、清めよ!)
[友人は口から泡を溢れさせ停止する。その顔に真っ直ぐ杖をむけ、静まった部屋に満足気に微笑んだ]
今日はおやすみ、そうだろう?僕は寝るよ。体調不良だ、校長先生が亡くなってしまって悲しみに打ちひしがれている。先生に伝えてくれるよね?
(31) 2015/02/02(Mon) 17時半頃
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[彼女の朝は、いつもこうして遅い。]
(32) 2015/02/02(Mon) 17時半頃
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―――― Avis(鳥よ)!
[ ばさり
二度杖を振り 勇ましき翼を広げ
杖先に止まるのは鷲
退屈な授業をぶち壊し 楽しいパーティはもう少し
高らかなる‟開戦”の宣言は まだ急がなくていーや ]
( バレロン先生は ‟悪”
悪が、正義の前に討ち斃されるは必然だ )
『 新校長の打倒は、任せたよ
―― 明日の夜、必要の部屋に集まろーぜ
‟開戦”は明後日の朝
歴史を塗り替えてやろう!
今こそ、勝利と共に‟純血‟って正義で
間違った世界を修正してやる時だ 』
[ 持ってきた鞄から、そんな手紙を持たせて
特に信用のおける二人へと 鷲を送り出した ]
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― 回想・四年前 ―
[ホグワーツへの入学は、半ば厄介払いのような物だったと記憶している。 魔法の才はあるが、少しばかり頭の螺子が外れていたために家の中でははみ出し者のような扱いを受けていた。兄姉には彼らより父母に評価されていたがために、毎日毎日嫌がらせを受けて。 それが彼女の常だった。]
[ホグワーツ行きの列車、ひとつのコンパートメントで、ひとりわくわくとこれからの生活を夢見ていた。 学校の用具は全てお下がりで、だぼついて動きにくい。余った袖をぶんぶん大袈裟に振りながら、流れる景色をにこにこと眺める。]
わたしくらいの子がたくさんいるなんて、なんて素敵! …ともだち、出来るかなあ? カルヴィンしか、遊べる相手は居なかったし…にいさま、ねえさまは意地悪できらい。
きっと、すてきな毎日が待ってるはず!
[そう、これから来る未来へ希望と喜びを馳せているとき。 突然に開かれたコンパートメントの扉に、びくりと大きく肩を震わせたか。
これが、彼女と彼――マユミとの初対面。]
(33) 2015/02/02(Mon) 18時頃
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