122 光と闇の双極夢幻《twin-mirage》
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2014/05/21(Wed) 22時半頃
捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2014/05/21(Wed) 22時半頃
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――――……これはこれは。
[>>115吐き出される罪。 それは自身の演説で述べた全てに該当し “これ以上ない悪”の存在に、男は眉を上げる]
まさか君が、災厄の因子≪カラミティ・エンブリオ≫にして 宿命の少女 ≪ヒロイックエターナル≫であったとは。
これが、これが運命の為せる業か。
[喫茶店で会った少年を思い返す。]
(120) 2014/05/21(Wed) 23時頃
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究極因子≪エターナル・エンブリオ≫になるうる者の傍に 宿命の少女 ≪ヒロイックエターナル≫が引き寄せられていたなどと。
[男にとっては何気ない一言。 しかし少女にとっては、“彼”の事を彷彿とさせる言い回し。]
(121) 2014/05/21(Wed) 23時頃
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いいや、必要としているのではない。 “悪”がいる所、必ずそれを裁く“正義”がいる。
ただ、それだけの話。
[>>116そうして、少女との距離を少しずつ詰めていく。]
(122) 2014/05/21(Wed) 23時頃
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……ベネット・クロスが生命の書《アカシック・レコード》の所持者?
[>>125男は、送られてきた通信を見、声に出す。
自身が以前、究極因子≪エターナル・エンブリオ≫にならんと願い 人形と共に接触を試みた少年の名前だ。
男は、暫し悩み 命令の上書きをしようと通信を弄るが―――――]
≪ ザッ …… ≫
(128) 2014/05/21(Wed) 23時半頃
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『 要請認めず。交戦せよ 』
[実際に送られたのは、そんな内容。]
(129) 2014/05/21(Wed) 23時半頃
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――――……理解のない女性≪レディ≫は扱いに困る。
[>>127少女の主張に、男は溜め息を一つ。]
裁く“悪”のいない世界が何処にある? 俺が、“正義”でなくて良い、平和な世界が何処に?
俺達がこの世界を上書きして初めて そのセカイは作られると云うのに。
[こつん、と靴音がしたのは少女の目と鼻の先から。]
(135) 2014/05/21(Wed) 23時半頃
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そうか、君は――――――……
[>>126“惹かれた”その言葉と 少女の辛そうな嘆息。 傍に居ない少年。]
≪ 使 え る ≫
[そう、何処からか声がしたと思えば 少女の背後に、闇を凝縮した、黒い十字架の壁が現れた。]
(136) 2014/05/21(Wed) 23時半頃
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[その壁に縫い付けるように、
男は少女に向かって、闇から創り出された矢を放つ。
それは縫い付ける為のものであって 殺傷能力の高いものではない。
少女が応戦するならば、撃ち落としも出来るだろう。]
(137) 2014/05/21(Wed) 23時半頃
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[>>144光が苦手、そう前に対峙した時 男は確かに自身の弱点を口にした。
それはあくまで、正義であった頃の―――ではあるが]
―――――……矢張り抗うか、罪人よ。 罪を重ねれば、刑が重くなる一方だと云うのに。
[見せたのは、悲しそうな表情。
しかしそれも>>144白に呪われた魔力が織り成す 幻影光陽≪ミラージュ・クラルテ≫が上がれば、変わり 男は少女から距離を置き、地へと手を付けた。]
(158) 2014/05/22(Thu) 00時頃
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―――――…… 来たれ、闇。 永久の淵に潜む闇。
[ゴ ォォ ゥン …… ]
[地響きが聞こえる。 その揺れは激しさを増し、 男が地に手を付く場所へ集まり]
光を、希望を、輝きを 全てをその身で喰らい尽くせ――――
[……ゴゴ ゴゴ ゴ ゴ ッ…… !!]
(161) 2014/05/22(Thu) 00時頃
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[―――――パァアッ ン ―――――]
(162) 2014/05/22(Thu) 00時半頃
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幻影光陽≪ミラージュ・クラルテ≫………
[光と闇が衝突し、互いに消失した後。 静かに、男の声が響く。]
あの幻の光源は、君の術でもあったか。
恒星並みの光を創り出すなどと、 そう容易く出来るものでもない。
―――――流石と言ったところか、お若いD.E.A.T.H隊員。
[男は、目を閉じたまま、そう述べる。 先程の光は、男の視力を一時的に奪ったのだ。]
(163) 2014/05/22(Thu) 00時半頃
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[光を苦手としていた男であれば、 この攻撃に耐えきれず、動けなくなっていたであろう。
だがしかし、今視力を失っただけで済んだのは 間違いなく、其処に潜む、何者かの――――……]
(165) 2014/05/22(Thu) 00時半頃
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……まさか、俺を倒せると思って此処に来たとでも?
≪ 何処からか、嗤い声がこだまする ≫
[>>172聞こえた少女の言葉に対する返事を今。]
さあ、ミス・ウェーズリー。
どうやら俺は、君のお陰で目が見えない。 尻尾を巻いて逃げるならば今だ。
可憐な少女は、誰かに身を守って貰うべきだ。
[穏やかな口調。 しかしそれは少女の実力を見下したもの。]
(183) 2014/05/22(Thu) 01時頃
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――――― …… 来るか、
[視界は瞼の裏、暗闇に閉ざされたままだが >>179少女の呪文≪コール≫に男は構える。
しかし、目の前から少女の気配は消え ――――― 次に現れるは、男の背後。]
(185) 2014/05/22(Thu) 01時頃
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[眼が見えない事も相俟って 反応が通常時に比べ、遥かに遅れを取り]
―――――― ぐ、 はッ …… !!!
[>>180強化限界突破≪オーバーフロー≫で強化された少女の拳が 男の背に痛恨の一撃を喰らわせ、 そのまま男の身体を公園の端まで飛ばす]
ッ、良い、攻撃だ………
しかし、物理で殴るには――――……
(186) 2014/05/22(Thu) 01時頃
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――――――経験値≪レベル≫が足りない!!!
[男はあえて衝撃に逆らわず、 飛ばされた身体を一度転がして起き上り
攻撃された方角へ向けて、 闇の底から練り上げた、漆黒の槍≪デス・ランス≫を放つ。
それは一直線に、少女の急所を狙いすまし、襲う**]
(187) 2014/05/22(Thu) 01時頃
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『通信:J→C
現状把握。 回答: 殺してはならない 』
[男は少女との闘いで、通信には気付かなかった。 しかし、男から発する闇は―――その通信機に至り 人形への通信を、勝手に*送信していた*]
(189) 2014/05/22(Thu) 01時半頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2014/05/22(Thu) 01時半頃
[真の長女は虹のおねえさま。
おねえさまが愛したのに、
おねえさまだけがいないセカイなんておかしい。
おねえさまが愛したのに、
お姉さまの虹《愛》を歪めるセカイなんておかしい。
何処で歪んだのか、何処から始まったのか。
おねえさまが消えた時から
既に私達は狂い始めたのかも知れない]
今度は…最初から虹のおねえさまがいないセカイを創りましょう。
にんげん の心を乱し、歪め、悪に堕とす色の無い。
穢れ無きセカイを。
[おねえさまの仇と戦っている黒《ノワール》お姉さまに
決意を新たに語りかけた**]
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―――――……おや、何処か痛めましたか、レディ?
[背から胸にかけて、 突き通る痛みを感じながらも、男は立ち上がる。
口内に溜まった血を吐き出して
>>194痛いと洩らした声は 男の唇に――紳士とは程遠い――笑みを浮かばせ]
(215) 2014/05/22(Thu) 14時半頃
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……… 嗚呼、大丈夫
≪ 君は使えるから、殺さない ≫
[悪を目の前にして刃を振るわない。
その行動を少女はどう思うだろうか。 闇から響く、男のものであって男のものでない声。]
(216) 2014/05/22(Thu) 14時半頃
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……さて、ミス・ウェーズリー。君が傷ついているのを見たら
彼≪ベネット・クロス≫はどう思うだろうか?
[傷だらけの少女を前に、そう問いかけ 未だ視界を塞がれた男は 暗い暗い空を仰ぐ**]
(217) 2014/05/22(Thu) 14時半頃
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[“J”であった頃の男は、 準因子≪コクーン≫であるベネットに接触し 究極因子≪エターナル・エンブリオ≫に目覚める事を望んだ。
“J”がそこまで知っていたかは定かでないが 究極因子≪エターナル・エンブリオ≫、その存在は
>>3:213多くの犠牲の下に生まれた 吸血天使《ヴァンパイア・アンジェ》が持つ能力 ――破滅の連鎖≪ハルマゲドン・チェインズ≫を断ち切り 完全なる世界の永遠《エターナル・ワールド》を 完成させる為の能力を―――…
“覚醒”させる可能性をも秘めている。]
(218) 2014/05/22(Thu) 14時半頃
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[一方、今、男の中に潜む者は
準因子≪コクーン≫が 最悪の災厄を呼び起こす存在になる事を ――――*心から望んでいるようで*]
(219) 2014/05/22(Thu) 14時半頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2014/05/22(Thu) 14時半頃
捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2014/05/22(Thu) 21時半頃
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………やれやれ、もっと頭の良い子かと思っていたが
―――――― 期待外れだったらしい。
[>>239全力、と前置いて重ねられる濃厚な魔法陣の気配。 しかし、それが自身に対して放たれるのではなく 少女自身を殺す為だと分かると、 大きく溜め息を洩らす。]
愛≪l≫の為に自分≪I≫を捨てられるのが女性だとするなら 俺は一生かかっても女性を理解出来ないだろう。 ……紳士失格だな。
[わざとらしく、肩を竦めて見せ]
(274) 2014/05/22(Thu) 22時頃
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[そうして、少女の織り成す魔法陣を前に 男は余裕ぶって通信機を取り出し、人形へと通信を繋げる]
――――― Cか、此方J
其処にベネット・クロスが居る筈だな。 ならばこうとだけ伝えろ
“ホリー・ウェーズリーは 五芒星広場で自ら命を断とうとしている”
彼の行動次第では、お前も此方への帰還を命じる。
――――――Over
(275) 2014/05/22(Thu) 22時頃
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――――――……さて。
伝える事は伝えた。
……嗚呼、君は死ぬなりなんなり好きにすればいい。
[通信機を仕舞い、男はその場に立ち尽くすのみ。]
(276) 2014/05/22(Thu) 22時頃
|
/*
業務連絡。
今日の吊り襲撃はどうでしょうか。
今回の襲撃は流石にどちらかにお任せしたいな、と思いつつ
ホリーも死にに来ているので焦るばかりです。
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