人狼議事


184 【RP】Septimo Oves Errantes【R18】

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[そう、まだ気絶である。死んではいない。

故に、男にとっては幸運なことに(少女にとって実に不幸なことに)、処理を終えた片目を放置したままもう片方の目へと作業を進めても問題はなかったようだ。再生はまだしていない。

筋肉と神経を切断した目玉を繰り抜くのに、手慣れた男であればさほどの時間は要さなかったはず。
慣れぬナイフ一本だけでは、いつもと勝手が違ったかもしれないが。]


[きっと彼女の心の声が、その一部だけでも聞こえていたのなら、彼女にそんなことはないと語ったに違いないのに。
瞳がないと悲しむのなら他のものを埋め込めばいいし、その穴を醜いと恥じるのなら縫い合わせて仕舞えばいい。

────元の持ち主が愛さなくなったのなら、より美しくなった彼女をこの男が愛すだろう。

尤もそんなもの、彼女には必要がないのだろうが。]


…それでね、娘は昔からその人形がお気に入りで寝るときもずっとそばに置いているんです。可愛らしいでしょう?でもねその人形をベッドに入れるのは止めなさいと何度言っても聞かなくて。ああ、そんなところも可愛らしいんですが。もうすぐ社交界デビューなので新しいドレスを新調しなくては。ああ、貴方の瞳のように鮮やかな菫色もいいかもしれません。少し落ち着きすぎてますかね…似合うと思うんですが

[男はベラベラと口走る。
ナイフの侵入を拒むようにその瞳が閉じられたなら、当然その邪魔な皮膚は切り落とす。作業の効率化を図るなら周りの皮も少しだけ剥いてしまったかもしれない。
そうすれば筋繊維を切り落とすのさえ簡単に行えただろう。


それまでの動きは、食事の先の食器の手さばきのように手慣れて、暗い中とはいえど正確に切り落とした。角膜が傷ついていないのなら、美しさを保てる。

片目の作業を終え、彼女の顔を笑顔で覗き込めば…すっかり大人しくなった姿に"美しさを受け入れた"と考えたようだ。]

嗚呼、やはりこの瞳は本当に美しい。菫色の瞳ってなかなかお目にかかれないんですよ。私の家には未だ一人もいなくてね。私はなんて幸運なんだろう!貴方の瞳が菫色で良かった

[手に入れた片方の眼球を愛おしそうに眺め、頬を染め、血液のついたそれに愛おしげに口づけをしたか。…大切な大切な瞳。
それこそ宝物を手に入れたかのような笑顔で。

それから胸ポケットから白いハンカチーフを取り出すと、大切そうに包んだ。]


…嗚呼、貴方もやはり美しい方が良いですよね?貴方とは話が合うかもしれません。ふふ、先程よりも凄く美しくなりましたよ。

[すっかり動かぬ彼女を、そっと床に降ろした。────先程から暴れる姿を抑えるには立てたほうが早いが、本来寝かしたほうが作業は楽だ。

そうして、彼女のもう片方の目尻にナイフをまた沈ませ 鼻歌交じりに切り込みを入れてしまおうとしただろう。]


[もし男の考えが聞こえたのなら、少女もまた、こう思っただろう。

『金髪の男は願い下げ』と。

たとえ瞳の代わりにキレイなガラス球をはめ込んだとしても、すでにその水晶は少女に光を与えないのだ。だが、まぶたを縫い合わせでもしたらますます醜い顔となってしまうだろう。

少なくとも少女の美的感覚からすれば、"目玉を失った自分は醜い"のだ。この両者の思考はやはり交わることはないのだろう。
"受け入れている"だなんてとんでもない勘違いも、気絶している今では訂正することもままならない。]

あが……っ、が……うぅ……

[気絶しながらも、突き刺す痛みには時折生理的な痙攣が見られた。それでもまだ少女がショック死をしないのは、皮肉にも日頃から痛みに慣らされてしまっているせい。]



ケイ……イ――……ぁ……

[意識を失いながらも、彼の人の名を呼ぶ。
男がペラペラとなにかしゃべり続けている声など少女の耳に届くはずもない。]

ふ……ぁ……ぁ……、あつ……ぅ……ぃ、あつ、……

[痛いというよりも、熱くて仕方ない。
もはや過ぎた痛覚は神経が切断されてしまっているようで、痛みは熱に変わって伝えられていた。
燃えるような熱とそれに反比例していくかのような体温の低さと寒さに襲われた少女は、だらしなく舌を垂らし、唾液で自らの頬を濡らす。
もはや暴れることもままならないならば、その体は地面へと押し倒されて男に体の前をすべて晒すだろう。
少女の薄汚れていたワンピースは、元から真っ赤であったかのように血で染まっている。]


[片目を失った少女の眼光は血で満たされ濡れに濡れる。
そしてくり抜かれた目玉の部分はポッカリとした穴が空いていた。
まるで眼球を失った寂しさを埋めて欲しいといわんばかりに、物欲しげにねだっているかのようだ。]

は……ぁ……あ"あ"……ぁ"……あつ、ぃ……あつ……

[むろん、今の少女に意識はない。

それでもまだ先ほどまでの恐怖と痛みに体がヒクヒクと痙攣し、吐息も荒く、更にはナイフを持つ手に自ら手を伸ばしていた。それは少女からしてみれば男を拒もうと伸ばされた手だったのかもしれないが、意識もない状態では『もっとして』とでも言うかのようだ。
やがてもう一つの目玉も男の手中に収まってしまえば、そこには空虚な穴が二つ、並んでいただろう。]


【人】 学園特警 ケイイチ

[ 男は憤怒する。
どうして彼女がいないのか。
どうして渡したナイフが血痕とともに落ちているのか。

どうして離れず共にいてやらなかったのか。]

  あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!!!

[ 床をぺたぺたと触り切り、蹲り、慟哭。
初めて頬を濡らすものがあった。
何処に消えたと床を殴る、殴る。

壁を幾枚も隔てていては少女の声は聞こえず。
やがて憤怒の部屋を出て、
周囲の扉をドンドンドンドン叩き始める。]

  どこだヨーランダああああ!!

[ 愛しい少女の名を叫びながら。
とても冷静ではない。何処かの部屋にいたとて、犯人に気付かれて彼女は口を塞がれてしまうだろう、そんなことにも気付かずに。]

(45) 2016/03/03(Thu) 07時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[ そうでなくとも、不運。それは日頃の行いか。
強欲の扉を叩いたとき、彼女の意識は闇の中(>*22)。自身の名を呼ぶ弱々しくも可愛らしい声を、冷たく硬い扉越しには拾えない。

そして離れ、愚かにも別の扉を叩く。
誰か出てくるものがいたとしても、少女を探す瞳は、少女の声を求める耳は、他の何にも興味を示さずにまた離れていく。]

  あ"あ"……ヨーランダ……

[ 彼女は、死なない。死なないのだ。
生きてここを出てともに暮らすのだ。
彼女に話はしていないがそう未来は決まっている。]

  ……一緒にここを出る……出るんだ……

[ その思いが男の足を資料室に運ばせる。
凶刃はまだ振るわれ始めたばかりだろう。
けれども、彼女を残して、広間から消えた。]

(46) 2016/03/03(Thu) 07時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ


 最も罪深き者を示せ…最も罪深き者を示せ…
 最も罪深き者を示せ…最も罪深き者を示せ…

[ 狂ったようにブツブツと呟き続ける。
それでいて行動は極めて秩序的だ。

本棚の端から一つも飛ばすことなく資料のファイルを開き、写真を確認しては、閉じて戻す。

文字は写真の顔がここに居る者だった場合しか読もうとしないからその作業は速いものだ。

如何な量でも確認し尽くしてしまうだろう。]

(47) 2016/03/03(Thu) 07時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[ そして気付くのだ、足りない資料の存在に。]

(48) 2016/03/03(Thu) 07時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[ 見つけられなかった理由、
それが改竄されたからか、
闇に葬られたからか、
はたまた──……
男に判断など出来ないだろう。

ただ、
"何故か存在しない"ということを、
判断材料にする事が出来るのだ。*]

(49) 2016/03/03(Thu) 07時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[ ────"嫉妬"を見つけた。

愛おしい少女の写真が貼られている。
求めているのは紙などではないが、
僅かでも彼女が感じられて。]

  …………ああ……、

[ 狂った瞳が一瞬だけ正気の色を宿す。

彼女はこのままで、可愛いのだ。
醜いと言う者の方がよほど醜い。
何か欠けても、愛おしさは変わらないが。

他の資料は目を通して戻すが、
これひとつだけは、大事に抱え続ける。]

(50) 2016/03/03(Thu) 08時頃

学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2016/03/03(Thu) 08時半頃


[突き刺し抉ろうと周りの筋を切ろうとするたびに、ビクリビクリと震える体は────気持ちが悪いな、と目を細めたか。
口から漏れる声さえも、男にとって気が狂いそうなほど嫌いなものだった。

恐らく筋肉が弛緩して自ら制御することができていないのだろう。舌を垂らす姿が目に入ったのなら、その姿に微笑んでみせたのだ。
嗚呼、これで動きさえしなければ最高。

彼女を床へと下ろすことが叶ったのなら、床へと腰を下ろし────慣れないから不恰好なのは仕方あるまい。────人形の頭を自らの膝に乗せただろう。]


……。…どうかしました?

[荒い吐息、動く体。
────生が感じられるものは美しくない。

その手が伸びたのなら、男は一度ナイフを眼孔に沈めたまま手を止めて。その彼女の手を取ってみようか。

美しい眼球が埋められていたはずの、片方の眼孔は────そこを満たす赤さえ愛らしく見えて。己にも同じような穴が空いてしまったのだが、それすらも忘れているようだ。]




…本当に美しい。

[更に静かになればより美しくなれるのに。ああ、確かこの空間には死が存在しないのだ。────何とその残酷なことか。

死が無ければ人は永遠に美しくなれぬまま。

「もう少しですから」と言わんばかりにその手の甲に口付けをして、それから再びナイフを手に取りもう一つの眼球も手にしようとその刃を進めただろう。

…そうして手に入れたのなら、嬉しそうに微笑みまた白い布の中へ。

二つの穴が空いた"美しい"人形の頬を撫でるのだ。]


[ 少女は、死へと向かってゆく。

あれほど痛くて苦しくて泣き叫んでいたというのに、今では痛みもわからない。
血が流れすぎてしまってもはや少女の体温は人のそれではない程だが、これもまた再生すれば『治る』のだろう。]

…ひ…し……

[押しのけようとしていた手も力なく崩れ落ち、荒々しかった呼吸も徐々に弱まっていく。そして少女は男の安否を尋ねる声には]

……101回……死ね……

[呪いの言葉を吐きながら、少女は絶命した。

結果として少女は、死を持って完成だと考える男に二回も死を与えてしまったのだった

目玉を持ち去られた後のことは、少女の与り知らぬところ。宝物を手に入れた男が本体には興味なしと部屋を出て行くなら、強欲の部屋には血まみれの娘が一人、ただの屍としてそこにあるのみ。*]**


【人】 学園特警 ケイイチ

[ 淡々と資料を探す。
端から一つも飛ばさずに確認していたが、
二つ目の棚からは方法を変えた。

ここにいるのは男の方が多く、
女の名は両名把握している。
偽名やら性転換やらの可能性は一先ず考慮から省いた。

開いたファイルを閉じて戻している間に
次の背表紙の名を確認する。
ヨーランダ、櫻子以外の女の名が背に書かれた資料は飛ばし、
男の名の資料だけ開き、右端から詰めて戻す。
開かなかった女性名のファイルのみ左端に寄る寸法。

男女の区別がつけにくい名もあり、
結局女の資料を開いてしまう事もあったが。
男性名ばかりを狙って開いていれば、
確認の手数を五分の三程度には減らせた様だ。]

(53) 2016/03/03(Thu) 12時半頃

ああわ……………っ

[咄嗟に紡ごうとした質問は"貴方は何者ですの?"
しかし舌を失い明瞭な言葉を無くしている今、言葉を紡ぎ掛けて眉を吊り上げた。片手で口元を押さえては、憎々しげに宙を睨む。

────"聞く"だなんて、態とらしい。此方を嘲るつもりなのか。

わなわなと震え羞恥と怒りに頬が染まるが、固く瞳を閉ざすと先ずは念じてみる]

"貴方は何者ですの?"
"何故ここには死がありませんの?"
"私は元の世界に────"


【人】 学園特警 ケイイチ

[ ──怠惰を見つけた?

ジェフが持ち歩き続けず本棚に納めていたのなら、
それを見つけては少しだけ眉をピクリと震わせた。
あの鍵泥棒。
勝手な言いがかりだったが、
そうでもないのかも知れない。
内容は、まさに怠惰らしい歴か。

殺人の理由とその数をよく記憶して、
本棚の一番右端に詰めた。

自身と、彼と、櫻子を除いては、
他にアジア系の者は居なかった筈。

アジア系の名も以降は飛ばし、
未開の資料のみを左側に寄せながら探す。
──見つける度、効率は上がる。]

(56) 2016/03/03(Thu) 13時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[ ────"暴食"を見つけた。

悲鳴を上げていた秀麗な顔立ちの男。

アレには出来て窃盗くらいなものと思ったが
そうではなかったらしい。殺人を犯していた。

けれど、
所詮男にはその数でしか罪の重みを計れぬ。
大した罪人とは思わない。またも見縊る。

ああでもこれは、仕方ないことではないか。
紙面に記された彼の暴食ぶり(>3:*39)は、
ほんの一部。氷山の一角。

憤怒にはとても、読み取れやしないことだ。
これもまた、本棚の右端へ納めた。]

(57) 2016/03/03(Thu) 15時頃

学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2016/03/03(Thu) 15時頃


[彼女の菫色の瞳を手に入れた。

ああ、その美しさたるや。

暗闇のせいで色ははっきりと分からないが、それでもその美しさは分かる。きっと血がたくさん抜けて青白くなった彼女自身も、美しいに違いない。

そう、宝物なのだ。]


…101回?面白いことを言いますね。……嗚呼、もしかして眠ってしまわれましたか?素敵な人形、本当に貴方は見違えるように美しくて愛らしく見えます。でも────ここでは、こんなに素敵なものをすぐに醜く変えてしまう。…嗚呼、なんと酷いことを。……こんなに美しいのは、今だけですね。

[眼球を包んだ白い包みをポケットへとしまうと、血の気の失せた少女の額に口づけをして、それから抱き上げただろう。
死体には興味なし?────まさか!大切な人形はしっかりと己の手で持っていなければ。抱き上げたまま、扉を開け────明るい広間の方へと戻るだろう。

それこそ、満足そうな笑みで。

男の服は暗闇だからよく見えていなかったが、きっと白いシャツも見る影のないほど赤く染まっているに違いない。]*


[ もし少女が生きていたなら、また悲鳴をあげていたことだろう。

まさか憎い仇に抱き上げられてしまうとは!

ぽっかりと空いた両目の穴からは夥しい量の血が流れて、もはや少女の顔もわからぬほど。白かった髪は頭頂部の一部を残して真っ赤に染まり、服に至っては血が滴り落ちている。
憤怒の部屋から広場までは、血痕の道標が続いたことだろう。


絶命した少女は、未だ意識を取り戻さず。]
 


【人】 学園特警 ケイイチ

[ ──── "強欲"の資料に触れた。]

  何でこれだけ……、

[ 異質な資料を見つけ手を止めた。
写真の部分だけぽっかり空いている。
然し考えるのは後回しと、
これも本棚の一番右端に差し込んだ。

──それから数十ファイルを確認した後、
比較的近くで"強欲"の資料を手に取るが。

写真は見覚えの無い男、すぐさま閉じた。

内容に目を通していれば"人形"などの語に
反応したかも知れないが、
文字など追っていない。
あっさりとその資料から離れていった。]

(64) 2016/03/03(Thu) 20時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[ 名前から性別・人種を選別して
開かぬまま飛ばしたファイルはあるものの、
"嫉妬"の資料を大事に小脇に抱えた男は
一通り室内を巡り終えただろう。]

  ( ……強欲と傲慢の資料がねー )

[ 二つを見つける事は出来ず。
他の資料は要点のみ頭に入れてある。
自身のも当然見つけたが、
改竄するどころか開きもしなかった。
時間の無駄だ。自分の事は自分が一番知っている。

資料室を出て広間に向かう。
愛おしい彼女が戻ってきてはいないかと。]

(65) 2016/03/03(Thu) 20時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[ 資料室内か広間に向かう途中か、"怠惰"に会釈(>>63)をされ、無言で流し見た。鍵を"拝借"された事など、ヨーランダが消えたことに比べてなんと些細なことか。構う気にならない。しかし会釈を返すほど愛想はなかった。

──愛する少女を抱えた男(>>61)が見えたなら、"ああああ"だのと意味をなさない言葉を発しながら駆け出していた。声を出したら簡単に気付かれるとか、そんなのも考えられず。

それでも全速力だから、相手が彼女を抱えて離さないままならきっと扉の手前で追い付いて、拳で顔をぶん殴ろうとした。]

  ヨーランダ無事か!?!?

[ 彼女とともにいたらしい男が腹立たしいが、少女の安否が気がかりで、か細い身体を掴んで兎に角男から引き剥がそうとする。]

(66) 2016/03/03(Thu) 20時頃

学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2016/03/03(Thu) 20時頃


【人】 学園特警 ケイイチ

  ……あああああああああ!!!!

[ 姿を見るなり全速力で駆け寄った。抱える男に殴りかかるも、大振りで単調な動きは簡単に避けられ、拳は空を切る。]

  ヨーランダぁぁ……!!!!

[ 他の人間が触れているというだけで気持ち悪い。なぜかやたら大人しい彼女を相手の腕の中から毟り取って、横抱きを引き継いだ。]

  ああ、ヨーランダ、ヨーランダ……、

[ こちらは殴りかかったというのに金髪はやけに落ち着いているようで、反撃がされないらしいとわかれば意識から消えた。
会えずにいた時間を埋めるように彼女の名を何度も呼び強く身を寄せる。然し、反応はない。言いようのない不安が走る。]

  どうしたんだ……なにされたんだよ……

[ 両耳とも無事だが、彼の言葉(>>68)は聞こえない。彼女の顔を覗き込み、そこではじめて変化に気付くのだ。]

  …………!!

[ ぽっかり空いた穴が二つ。それと耳も片方しかなかった。目を見開き……やがて、悲しげにぐしゃりと顔を歪める。]

(69) 2016/03/03(Thu) 22時頃

【人】 学園特警 ケイイチ


  ああ……怖かったよな……
    ごめんな、置いていって……

[ なぜあるべきものがないのか、奪ったのはきっと金髪男に違いないのだが。ひどく憎たらしくて、許せないのだが。

おこりんぼうのくせに、何故だか。憤るよりも、怒るよりも、自分のいない間に彼女が与えられただろう恐怖や不安を思って、涙が溢れた。]

  ごめん、ごめん……ヨーランダ
    好きだ……愛してる……ごめん

[ 目蓋に、頬に、唇に口付けをなんども落とす。ふと、近くに開いている扉を認める。彼女を抱えたまま、邪魔するものがいなければ、導かれるように中に入っていっただろう。]

(70) 2016/03/03(Thu) 22時頃

サァサァ皆様、罪深き者を示し其の者に自らの罪を背負わせ給へ。

斯様な瑣末な宴に相応しき滑稽な顛末は、皆様の手で。


【人】 学園特警 ケイイチ

[ 目覚めたらしい彼女が口を開けば(>>74)、酷く安心した。死なないと知っているのにどうしてこんなに不安になるのか。]

  ……別に泣いてねー

[ けどなんとか強がっておいた。

暴れ出した彼女(>>75)のことはがっちり抱き締めて、離したくなかったのだが。]

  醜くねー、可愛いから

[ そう言うも、まったく聞き入れる様子がないので、そっと床に降ろしてやった。見えないのに走り出して壁にぶつかる様には、すこし、笑ってしまった。大人しく抱かれていればいいのに。]

  部屋はこちらですよおじょーさま

[ たわ言のように部屋に行くことを求める少女の手を引き、連れて行くのだった。]

(80) 2016/03/03(Thu) 23時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[ それから暫くして。
今度こそ、白い部屋へと入っていった。
愛おしい少女とともに。 *]

(81) 2016/03/03(Thu) 23時半頃

学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2016/03/04(Fri) 00時頃


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