265 魔界娼館《人たらし》
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2019/05/16(Thu) 21時半頃
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>>114 あっ…
[ほうほうの体で階段を伝っていると、階下に探していた彼が現れる。 あまりにもあっけなく現れるものだから、とっさに言葉も出ずに呆けること数舜。
伝えたいことが、胸の奥から溢れてくる。 苦しかった、痛かった、食べられてしまうかと思った。あのまま、死んでしまおうかと思った。
それらの思いは言葉にならず、代わりに目がしらに熱いものがどんどんこみ上げて、やがて一筋二筋とあふれ出していく。]
(117) 2019/05/16(Thu) 22時半頃
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ひっ…!!うぅっ!ぐすっ!!
[子供のように泣きじゃくる。 白いネグリジェに、点々と斑点を作る。]
ティム、さ…私、怖くて…、でも私は……「花」だから…我慢しなくちゃいけなくて…
[言葉がまとまらない。 胸が苦しくて、両手で抑えつける。 それでも頬を伝うものは止まることを知らずに、溢れ続けた。*]
(118) 2019/05/16(Thu) 22時半頃
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>>121 [彼が困惑しているのがわかる。 自分も、彼を困らせたかったわけではなくて、けれども彼に会えた安心感に「少女」は泣きじゃくり、止めることができない。]
ごめんなさい…、ごめんなさい…。
[ただただ謝る。 やがて彼に連れられて部屋へと入ると、促されるままベッドに腰かける。 そこまでされてようやく、頬を伝うものは落ち着いて、内心に押し込めていた恐怖が和らぐ。
そうして彼に改めて問われたなら、答える代わりにこちらも問を投げる。]
手を―… 手を握ってもいいですか? 貴方に会えたんだって、もう怖い目には合わないんだって。 安心してもいいですか?
[それだけ言って、彼の手にそろりそろりとこちらの手を重ねる。 拒否されぬように、これが現実だと確かめるように、ゆっくりと。*]
(128) 2019/05/17(Fri) 00時頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2019/05/17(Fri) 00時頃
姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2019/05/17(Fri) 00時頃
姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2019/05/17(Fri) 00時頃
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[彼の許可が下りたなら、彼の手に重ねたこちらの手は、今度はしっかりと感触を確かめる。 掌全体で撫でて、やわらかな毛のくすぐられるような触り心地を楽しむ。 それからその先へと指を這わせて、彼の指の一つ一つを、形を確かめるようにこちらの指先で柔く揉む。
そうして一通り彼の手の感触を味わうと、身体ごと傾けて彼へと体重を預ける。]
あぁ、やっぱり。 あったかい。
[そう一言、安堵の息を吐いた。*]
(133) 2019/05/17(Fri) 07時頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2019/05/17(Fri) 07時半頃
姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2019/05/17(Fri) 20時頃
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