97 wicked ROSE 【ハジマリの五線譜】
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アルトはすぐ、楽になる…大丈夫
[願いを声《ヴォイス》に込めて。 少年が少しでも楽になるように。]
(183) 2013/09/29(Sun) 00時頃
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で、神父様も自分労われ…
[よろよろ、ふらふらと。 アルトに紅茶を差し出す姿に一喝。]
(187) 2013/09/29(Sun) 00時頃
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おいで、コンデンス…
[アルトの怯える様子を見兼ねて。 純白色の鼠を呼び寄せる。]
(188) 2013/09/29(Sun) 00時頃
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白くって舐めたら甘そうだから… 練乳《コンデンスミルク》ってつけてみた
[先ほど、神父に披露した。 大変、とても残念なネーミングをアルトにも。]
こいつ、いつもは大人しいんだけどな アケノの《悲しい》のを感じて、痛がってたみたい
…けど、残念だ コンデンスはアルトも仲間と思ってるよ あれだけ痛がってたし
[肩の上の鼠を撫でながら、つぶやいた。]
(194) 2013/09/29(Sun) 00時頃
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じゃあ、神父様には…とっておきの
[寝台に座る彼の前に立ち。 ぎゅうっと抱きしめて。
まるで、小さな子どもを慰めるように。 彼の頭を撫でた。]
(197) 2013/09/29(Sun) 00時頃
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神父様の痛いのや、苦しいのは…雪のように溶けていくよ 今すぐは無理かもだけど、ゆっくりと春は来る
[口から出るままに。 声《ヴォイス》の赴くままに。]
(200) 2013/09/29(Sun) 00時半頃
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あ、だって…告解室で アケノが鳴らしてた《鈴の音》だったから
[《聴こえ》た《鈴の音》は記憶のまんま。 少し、様子が違っていたのは《奏者》の心の揺らぎ故。]
(205) 2013/09/29(Sun) 00時半頃
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えっ、何かまずかった? 神父様だって…子どもの頭撫でてるし
こうすると、早くよくなるよ?
[にこっと子どもの様に笑う。 声《ヴォイス》の使い過ぎで酔っていたのだが。
それに誰かが気づくのは。 もうしばらく後のこと。]
(208) 2013/09/29(Sun) 00時半頃
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あ、よかったです…神父様がよくなって
[ふわっと身体の力が抜ける感覚。 そして、そのままこてん。
酔払いのごとく、眠りに落ちた。]
(220) 2013/09/29(Sun) 01時頃
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[声《ヴォイス》で酔ったアスランの。 漏らした言葉が「セシル」の記憶の一部なのに。 *気づいた者はいただろうか?*]
(230) 2013/09/29(Sun) 01時頃
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[鼠がひと鳴きした直後 眠るアスランは目を覚ます
ゆっくりと上体を起こしてから 辺りを見回し そこが神父の自室であるのを思い出し ため息をひとつ
静かに寝台から下りて 新雪の如き汚れない純白の鼠を見つめた 微かに憂いを帯びた眼差しで]
(265) 2013/09/29(Sun) 14時半頃
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また、面倒なことを…
[鼠を見つめて呟く言葉は 刹那に鳴る音のひとつ程度の余韻のみ]
(268) 2013/09/29(Sun) 14時半頃
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[アスランは鼠を肩乗せ 部屋を見回し、目的の物がないのに気づく]
確か、あの中には…
[先ほど開いた中にある物を思い出し それを使う方がいいと思いつくのだが
一体、いつの間に手放したのだろう? 首を傾げるが、尋ねたい相手もおらず
そのまま廊下に出た]
(272) 2013/09/29(Sun) 15時頃
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[廊下を歩いて、幾つか当たってみて 10(0..100)x1番目の扉を開いた時に ようやくそれを発見する]
…よかった
[アスランの持っていた荷物の入った袋 ファスナーを開け、取り出したのは 五線紙を綴った一冊の冊子と鉛筆
一番最後のページに彼は何かを走り書く か細く何処か繊細な筆跡で
書き終わり、それを確認してから袋にしまう そして、肩にそれを背負って再び廊下へ]
(285) 2013/09/29(Sun) 15時半頃
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[廊下を歩いてどれほどか 水音のする部屋の前を通り過ぎる]
…あ、どこへ
[肩に乗ってた鼠はそこへ向かい 追うことになる]
(288) 2013/09/29(Sun) 16時頃
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クシャミは、遠くから《聴こえた》何かにピクッと
2013/09/29(Sun) 16時頃
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[鼠を追って辿り着いた先は水場 鳴き声のするところへ>>293]
…神父様? こちらにいらっしゃいましたか
[見知った顔と鼠を見つけ、安堵のため息を]
今の旋律《メロディ》は…
[高く飛翔するような、力強い歌声で 空気が震えた感じがした]
(296) 2013/09/29(Sun) 16時半頃
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…ふたりはお知り合いで?
[鼠の名らしきものを呼ぶ神父 彼の手から逃げようともせず懐いた様子の鼠
それに少しムッとした顔]
(299) 2013/09/29(Sun) 16時半頃
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いえ、どう見ても…ただの鼠じゃないですから
[神父の手の中の鼠をじっと見つめる 何から話せばいいのだろうかと 思いながら
鼠への視線はややきつめ]
(301) 2013/09/29(Sun) 17時頃
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あなたは…よくもまあ抜け抜けと ただの鼠の振りとか
[呆れた口調で呟く]
ところで、神父様… 私が寝ていた間、アスランは何か?
[多分、何かがあっただろうから寝てしまい 自分と交代したのではなかろうか
そこは容易に想像ついて、問うてみる]
(304) 2013/09/29(Sun) 17時頃
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そうですか…コンデンス?
[練乳からのネーミングに一瞬ぽかんと そして、ポツリと呟いた]
…ひどい、ですね
[鼠への視線を少し緩めて ややシニカルな笑みを浮かべた]
(305) 2013/09/29(Sun) 17時半頃
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神父様…何か面白いことでも?
[吹き出すところも見逃さず 問いかけてから]
…さあ、コンデンスこちらへどうぞ 「私」が「あなた」をどうこうとか
さすがに出来ないのは、お分かりでしょう?
[神父から鼠を受け取ろうと手を伸ばす]
(307) 2013/09/29(Sun) 17時半頃
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いいえ、なかったですが?
[神父からの問いに首を横に振るも ハッとした表情になる]
し、神父様…何をされ…
[頬をむにむにされて、瞬時に赤くなる]
(308) 2013/09/29(Sun) 17時半頃
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いつまでも、子ども扱いしないで下さい
アスランだって、アカデミーの学生のようですし そこまで、子どもじゃないでしょう?
[自分が逝ったのは18の時 多分、アスランはそれよりも歳上だろう
コンデンスを受け取りながら 慌てて切り返す]
(311) 2013/09/29(Sun) 18時頃
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…まあ、アスランは確かに その…色々と、あれですけど…
[神父から視線をそらしてポツリと 複雑な面持ちで、呟いた]
私も、責任の一端は… 分かってますよ
なら、アスランにも…
[罪深い最期にした報いと思えば 一方でそうは思いながらも、解せない部分はあり 鼠へとぶつぶつ]
(315) 2013/09/29(Sun) 18時半頃
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いえ…神父様、こちらこそ …お見苦しいところを
[彼からの謝罪に慌てて首を横に振る]
私もその…いきなりで混乱してまして
[鼠のいない方の肩にかけた袋 その持ち手を握りしめ]
もし、次にアスランが起きたら 赤い表紙の五線紙帳の 最後のページを見るようにと>>285
[神父をじっと見て]
そのことですが… 少々、面倒なお話になりそうなので 後ほど…ゆっくり、お伝えすることに
(318) 2013/09/29(Sun) 18時半頃
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クシャミは、憂鬱そうに、長い長いため息をついた**
2013/09/29(Sun) 18時半頃
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[頭を撫でる神父へ>>320 静かに微笑みながら返す]
…過分な言葉、恐縮です
[そのまま、静かに彼の後に続いて行った]
(370) 2013/09/29(Sun) 22時頃
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[先ほど荷物を取りに行った部屋とよく似た 別の部屋へ着くと 明之とアルトが何かを話していて
茨に囲まれた聖堂の蔦で出来た鳥籠 そこへ向かう流れとなった
途中でチェレスタにも会えただろうか? 自分が口出し出来ることは特になく
鳴き声すら立てない鼠を肩に乗せて 静かに彼らの後を歩いていった]
(379) 2013/09/29(Sun) 22時半頃
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これは…随分と生い茂って
[聖遺体が眠る霊廟の緑なす鳥籠 それに、わずかばかり顔を顰めてしまう]
(380) 2013/09/29(Sun) 22時半頃
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あの…多分、私の声《ヴォイス》なら その蔦を枯らすくらいなら出来るかと…
[ナイフをやり取りする神父とアルトに]
(384) 2013/09/29(Sun) 22時半頃
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はい、私の声《ヴォイス》は 「生きているもの」へなら干渉出来るものなので
[アルトの怪訝そうな顔へ 首を傾げて返した]
(388) 2013/09/29(Sun) 23時頃
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