人狼議事


97 wicked ROSE 【ハジマリの五線譜】

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[世界に溢れる“幸せ”の音]

[世界に溢れる“優しさ”の音]

[世界に溢れる“慈しみ”の音]



[嗚呼、世界はこんなにも“美しい”]


記者 イアンは、メモを貼った。

2013/10/05(Sat) 10時頃


イアンは、二人の話を聞いて

2013/10/05(Sat) 14時頃


【人】 記者 イアン

[青年は白鼠の話を >>137の質問の後
 パイプオルガンを奏でる手を
 止めないまま静かに聞いた。
 ただ、アルトの >>142


 音が途切れる。また、再開する。]

 ……既に死んでいる
 セシルの在るべき……は
 どこなんだろう。

[小さく呟いた。
 音に紛れるように。]

(157) 2013/10/05(Sat) 14時頃

【人】 記者 イアン

[毒奏を独奏させないために
 青年はパイプオルガンの前から離れられない。
 だから、 >>143に、視線を注ぐだけで。]

(158) 2013/10/05(Sat) 14時半頃

[そう感じる心が無かったから]

[天使には、人の心は不要だったから]


[心を封じ、檻に閉じ込め。
歌うこと以外の意義を与えられなくても
そこに苦痛は存在せず、ならば間違ってはいないのだ]


― 世界創世記5XXX年 ―

[旋律が乱れたのは、たった一つの過ちが原因だった。
いつからだろうか、同じ《音域天使》として
共に在る時間の増えた相手が居た]

[彼は何故か、時々“悲しそうな顔”をしていた]

[ある時彼はこう言った]

    “外に出よう”

[その意味が分からなかった]


[手を取って走り出す]

[何故かとても、胸の奥が熱い気がした]

[封じられたはずの心が早鐘を打つ。
それは端的に現すのであれば、高揚と呼ぶに相応しい。
天使にはその理由が分からなかった。
ただ、自分よりも一回り大きな手の温もりに、
何故か息が止まりそうだったのを思い出す]

[二人で走って、走って。
見たことのない扉を潜り抜け、
ひたすら駆け抜けたその先に]

[本当の世界は広がっていた]


[それはあまりにも、言葉にするのも
おこがましいほどに美しかった]

[広がる空も]

[吹きつける風も]

[鳥たちの囀りも、何もかもが美しい]

[それよりも何よりも美しいと感じたのが、
隣で微笑む彼だった]

[言葉の代わりに溢れるものは涙]


[分からない。なぜ涙が零れるのか。
何故こんなにも胸が苦しいのか。
なのに何故、すごく温かい気持ちになるのか]

[真っ白だったはずの封じられた心が
愛情を覚えてしまったその時に
なにもかもが、狂ってしまった]


         [それが、たった一つの、過ち]


記者 イアンは、メモを貼った。

2013/10/05(Sat) 21時頃


【人】 記者 イアン

[今は考えている場合じゃない。]


[背後で聞こえる声、
 優しい音色、暖かな音色。
 アルトとチェレスタ……セレストの音色

 足鍵を幾つか踏み替えて、
 その音色を押し上げるように
 低音の土台をしっかりと組み上げる。

 聞こえる足音、振り向いた先、
 彼なのだとわかる。]

(183) 2013/10/05(Sat) 21時頃

【人】 記者 イアン

 ーーーーー歌って?

[それは、喜びと、楽しみと
 ……幸せと……

 それ以外も知った歌声を。
 故に窓から飛び立った歌声を。
 知っているからこそ、それだけじゃないと
 きっと彼なら知っているはずだから。]

(184) 2013/10/05(Sat) 21時頃

【人】 記者 イアン

 ーーーーーーーーっ!!

[音が空気を震わす。
 振動した空気は波になり
 衝撃波さえも生んで。]

[やはり、防御の旋律は構築していなくて。
 《作曲者》がつくった >>92
 上回る衝撃波。
 大聖堂を覆う植物が波に千切られ
 茨の蔓が飛ばされて。]




[《奏者》を守らなければ。]

(185) 2013/10/05(Sat) 21時頃

【人】 記者 イアン

 音壁《ソニックウォール》展開!!

[けれど、拍数が足りない。
 左手がストップに伸びた時だった。

 見慣れた自分の左腕が宙を舞うのは
 何千年存在して初めてだった。
 低音に位置するパイプオルガンのパイプと
 壁面の壁石の間に舞ったそれを一瞬呆然と見て]

(186) 2013/10/05(Sat) 21時頃

【人】 記者 イアン

[自分の近くにいたセシルは?
 後ろにいたアルトとセレストは?
 パイプオルガンが半分はそのままだから
 後方までは届いていないはず、
 ある程度は緩和できたはず。
 次の波が来る前に、展開し直さないと。]

 ーーーーぅぐっ…………セっ

[そう考えながら
 低音部を大破したパイプオルガンを見たのは、
 左腕を上腕部から持って行った
 衝撃で吹き飛ばされた床からだった。
 焼きごてをもぎ取られた腕の付け根に
 押し当てられるような熱さと痛みに、
 響くから深く息もできず、浅く息を吸う。

 もう一度、展開しないと。
 パイプオルガンに、這う。]

(187) 2013/10/05(Sat) 21時半頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2013/10/05(Sat) 21時半頃


【人】 記者 イアン

[防御展開……と、
 ーーーそれと、1小節の全休符を。


 多くの音色に混乱した天使の様子に
 一度、呼び戻す空白を。

 彼がもう一度、自分の視線のみで
 世界を《聴けるように》
 ……きっと、イーシュが彼に見せたかった……


 広大な世界《総譜》を]

(190) 2013/10/05(Sat) 21時半頃

【人】 記者 イアン

 ーーーやっべ……調整できねーじゃん

[這うようにして、長椅子にたどり着いて。
 油汗滴らせながら口にした。
 それは、調整部の破損か
 調整するための左腕の負傷からか。

 しかたなく、と言った面持ちで
 胸部が切り裂かれたスータン、
 そのうちポケットに右手を入れて。
 ……切り裂かれていて便利だと、
 痛みの合間に思う。

 取り出したのは、一本の木の枝


 ーーーーーー《指揮棒》]

(192) 2013/10/05(Sat) 22時頃

イアンは、アルトを一度振り返り無事に笑んだ後、唇に指揮棒をあてる。”静かに”

2013/10/05(Sat) 22時頃


[あまりにも、美しかった]


【人】 記者 イアン

 《指揮棒》により、世界に命じる。
 全てに1小節の全休符をーーーー

[音が君を悩ませるなら、少しの間だけ
 静寂を君にあげるから、
 どうか……]

(195) 2013/10/05(Sat) 22時頃

【人】 記者 イアン

[真っ白な雪景色を一緒に見て
      綺麗だねって一緒に歌う。]

[やりたいこと、行きたいところ一緒に邪魔されたら
      悔しいねって一緒に歌う。]

[活気あるバザールを一緒に歩いて
      楽しいねって一緒に歌う。]

[大事に育てた木々が枯れるのを一緒に見たら
      悲しいねって一緒に歌う。]


[夜闇、月明かりに一緒に影を伸ばして
      寂しくないねって一緒に歌う。]

[閉じ込められて、一人ではできない
 たくさんの一緒に歌うこと。]

(196) 2013/10/05(Sat) 22時頃

 世界はあまりにも美しくて

 世界はあまりにも眩しくて

 私は知ってしまったんだ

 自分の居た場所がどれほど仄かったかと


【人】 記者 イアン

[青年は指揮棒を一度高くあげると
 柔らかく動かし始める。

 先ほど、アルトとセレストの共鳴する《音》に
 感じた優しい記憶を。]



      تخزين دية
    《優しい記憶を》


[ーーーーーー奏でて]

(212) 2013/10/05(Sat) 23時頃

【人】 記者 イアン

[イーシュが聖遺体に見せた反応。
 天使が、痛切にイーシュを求めた様子。

 それだけでも、それがあったことはわかるから。

 テノールとソプラノが嬉しそうに笑っていた
 あの頃を思い出して。]

 يمكنك الذهاب فقط لابأس به نتذكر جميع ا
《すべてを思い出さなくたっていい。》

 الذاكرة لطيف مع ايشو
 《イーシュとの優しい記憶を》
     
[音はピアニッシモ。そっと囁く。
 駄々をこねる、子供にそっと囁く。]

(218) 2013/10/05(Sat) 23時頃

イアンは、セシルの気配に、穏やかに笑って。

2013/10/05(Sat) 23時頃


【人】 記者 イアン

[樹木の蔭において、自分とセシルにも
 あった、優しい記憶を思い出す。

 声を殺して、泣いていた
 その頭をそっと撫でたことを。]

(221) 2013/10/05(Sat) 23時半頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2013/10/05(Sat) 23時半頃


【人】 記者 イアン

 …………セシル、ありがとう

[優しく《A》が響く中肩に何かが。
 痛みに震えた息を吐いたあと
 微笑んで頷いて。]

(231) 2013/10/05(Sat) 23時半頃

【人】 記者 イアン

 《最終楽章》フィナーレは……
 もちろん


 世界交響詩《ユグドラシルファンタジア》から
  《世界は光で満ちている。》

[アルトの……いや、オスカーの声に
 振り返って笑う。]

(243) 2013/10/06(Sun) 00時頃

【人】 記者 イアン

 いや、無茶したかったわけ、じゃ

 ……物騒だなぁ……しんでもいないのに


[セシルの言葉に、宥めるように
 頭を撫でようとして……撫でる手がない。

 かわりに、黒髪の上から
 そっと額に口付けて。]

(244) 2013/10/06(Sun) 00時頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2013/10/06(Sun) 00時頃


【人】 記者 イアン

 え”ーーーーー
 セシル……さん…………?
 それ、打撃武器違います

[あ、確かにアスランと地続きだ……
 青年は今始めて実感する。]

(246) 2013/10/06(Sun) 00時頃

【人】 記者 イアン

[楽曲の合間にオスカーから
 怖い視線も受けたけれど。

  >>251に青年は指揮棒を高らかに掲げて。]


[こぼれ落ちた一雫に、光が反射した。
 それに合わせて振り下ろす。

 ごめんなさい、とこぼす天使を
 そっと、包み込むように。]

(254) 2013/10/06(Sun) 00時頃

【人】 記者 イアン

[あれ、撫でるかわりの……
 指揮棒を振りながら
 真っ赤になったセシルに目を瞬かせながら。


 天使の謝罪の二重奏を《聴いた》]

(258) 2013/10/06(Sun) 00時半頃

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