191 The wonderful world -7 days of MORI-
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[多分この場で呆気に取られていないのは、 刺された怒鳴だけだったのだろう。
一瞬呆気にとられながらも淡々と言葉を述べる類。 その少年が男には恐ろしく感じられた。
昨日のパーカーの少年の言葉を思い出す。 ―― "そろそろ注意した方がいいかもしれない"
嗚呼、どうしてその事をもっと心に留めていなかったのだろう。 参加者に殺される可能性を考えていながら、 知っている顔だからと、子供だからと、男は油断した。
―― 人を殺してまで生き返りたいと。 類がそう考えているなんて思っていなくて、油断した]
(328) 2016/06/15(Wed) 01時半頃
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……キミに、何があったのだ……。 類、キミは本当にそれでよいのか!?
[猫を一緒に探すと声を掛けてくれて、 男の話を聞いてくれた少年が、今の少年の姿と重ならない。
人を殺してまで生きたいと、 そんな情念を、あの日の少年は持っていたのだろうか。
あの日一緒に探した猫。 その結末を知った少年は礼を言って踵を返した>>314。
遠ざかる背が視界から消えるよりも先に、 怒鳴の方へ視線を移して、 聞こえた声に目頭が熱くなった>>315]
(329) 2016/06/15(Wed) 01時半頃
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すまん、ミスター…! 吾輩がもっと気を付けていれば、こんな事には……。
[おれなんかにやられるなら、と類は言った。 だけど、違う。怒鳴が刺されたのは男のせいだ。 男が油断さえしていなければ、彼が地に伏せることは無かった。
男は袖口で自らの目元を拭った。 申し訳なさと、悔しさと、目の前で失われつつある命に、涙して]
……生き返ったらと、考えていたのだ。 妻と娘に会って、借金を返して。
―― いつか、貴殿と杯を交わせたらと。
(331) 2016/06/15(Wed) 01時半頃
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[生き返ればどうなるかは分からない。 男はまた美術品を買いあさるかもしれないし、 怒鳴はまた冷血漢に戻るかもしれない。
でも、それでも。 男が抱いた夢が現実になればいいと、願っていた。
―― だけど、もう叶わない。その願いは途絶えてしまった]
…………こんな事を思うとは、吾輩も老いたな。
[泣き笑いながら怒鳴を見下ろす。 そうして、彼の命が消えるまで、 彼の上体を支えたままずっとその場に座り込んでいた]
(332) 2016/06/15(Wed) 01時半頃
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[ 怒鳴の命が消えると同時。
男の意識もまた闇に落ちる。
―――― 二度と、目覚める事のない眠りに]**
(333) 2016/06/15(Wed) 01時半頃
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