255 【ヤンストP村】private eye+Violine
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ずっと素敵だと思っていた
だけど、遠くから見て居るだけだった
わたしは少しだけ空想の中で彼と一緒に居るのを楽しむだけだったし、彼も淡々とわたしに接した
でも、いざ彼に「招集」がかかるにあたり、彼のその「招集」に対する態度に物凄く興味が沸いた
遠くから見て居ただけのときの印象とは全く違う彼が目の前に居た
それは、彼を手に入れるためならわたし自身を賭けても良いと思えるものだった
しかし急がなければ。
わたしには、「その時」までしか時間がない。
/*
こんばんは。
補足なようなものを落とします。
心情感情も行動画策も、まるっと秘話でお相手にお送りするのが宜しいでしょう。
基本的には。
心情が多くなると、PC的に動かしにくさは出てしまうと思いますが、
内情をPLに伝えることで此方の行動のある程度の補足はして頂けると思います。
/*
折角の赤です。
使わない手はありません。
が、稼ぎ側に知れるのはエピ後なので。
エピ後のネタばらし用とも、痒いところに手を届かせる為とも。
例えば、ロイエは表ログでも秘話でも携帯電話を使っておりますが、何処で入手したものか…等といったものは特に明記していません。
なくとも支障がないからです。
実はピスティオ[[who]]のものだった……囁狂の名前でしたら、赤窓で縁故繋げられますね。小道具に深みと広がりを持たせられますね。
/*
( ワカナ)
解決したとのとこ、お力になれず申し訳ありませんでした。
―いつかの雑貨屋―
[イルマが来訪した頃、ちょうどロイエは手にしていたボールペンをエプロンの胸元に差し込んでいた。]
いらっしゃいませ。今日は……、はい?
[小声で伝えられた用件。
使用目的や動機を、ロイエ側から伺うことはない。
話してくれる分にはリサーチも兼ねてありがたいものの。]
ノッカさん、今日の運勢はとても良いかも。
ちょうど良いのがあるんですよ。ほら、見ます?
[見せたのは携帯端末の画面。
映っているのはノッカの横顔。]
―いつかの雑貨屋―
[イルマが来訪した頃、ちょうどロイエは手にしていたボールペンをエプロンの胸元に差し込んでいた。]
いらっしゃいませ。今日は……、はい?
[小声で伝えられた用件。
使用目的や動機を、ロイエ側から伺うことはない。
話してくれる分にはリサーチも兼ねてありがたいものの。]
イルマさん、今日の運勢はとても良いかも。
ちょうど良いのがあるんですよ。ほら、見ます?
[見せたのは携帯端末の画面。
映っているのはイルマの横顔。]
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― 少し前・アトリエにて ―
[>>172それなら。 絵も許してもらえるかなぁって、 少しだけ希望を抱く。
ワカナさんに貰った本と、 押し花で作った栞。 そして、今しがた貰った絵。
持っていけたらいいなあって、思う]
そう、かな。 ………… うん。それじゃあ。
また、お話しようね。
[>>179お礼はいらない>>174って。 フローラちゃんも、お兄さんも言うから。 あたしは絵を抱きながら、頷いた]
(188) 2018/12/03(Mon) 17時頃
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[良かった、って思う。 笑いながら、お話しできたこと。 またねって言えたこと。
フローラちゃんも、 笑顔になってくれたから>>178
紅茶もクッキーも美味しかったし、 フローラちゃんとお話することも、 楽しかった。
良い思い出ができたって、上向きになった気持ちと。 胸に抱いた、新しい宝物と共に、 あたしは家に帰った*]
(189) 2018/12/03(Mon) 17時頃
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― 自宅 ―
[恐る恐る、足を踏み入れる。
自分の部屋であるはずなのに、 自分の部屋を似せた、別の部屋のような。 ボタンを掛け違えたときのような、違和感が。
言いようのない不安が、あたしを襲う]
………… 。
[周囲を見回す。 わかんない。何が違うのか]
(190) 2018/12/03(Mon) 17時半頃
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気のせい、かな。
[わかんないなら、気のせいなんだって。 自分に言い聞かせるように呟く。
貰った絵を抱きしめて。 気にし過ぎだって、自分を勇気づける。 たぶん、片付けをしたから、 そう思っただけなんだって。
ふう、ってため息をついて、 あたしは紙袋から絵を取り出した。
壁に絵を飾る場所はない……というか、 絵を飾るためのフックが無いっていうか。 とにかく壁には飾りようがないから、 本を抜いた後の本棚(カラーボックスだけど)に、 立てかけておく]
(191) 2018/12/03(Mon) 17時半頃
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[それだけで、幸せな気持ちになれた。 写真とはまた違う『幸せ』を、 思い出せるから]
洗濯物、片付けなきゃね。
[明日は、そーさんが来てくれる。 服を干したままじゃあみっともないし、 数日分の洗濯物を纏めて洗ったものだから、 下着も何枚か干してある。
貰って来た段ボールの口を広げて、 寄付するための服は、そちらに。 それ以外の私服と下着は、クローゼットに。
そう考えながら、洗濯物に手を伸ばして――]
(192) 2018/12/03(Mon) 17時半頃
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あれ?
[この服、ここに干したっけ?
あたしの手が止まる。 この服、別の場所に干した気がするのに。 あたしが忘れてるだけ?
違和感は次第に強くなっていく]
……………………。
[ひゅう、って風が吹いた。
―――― 風?]
(193) 2018/12/03(Mon) 17時半頃
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あ、あれ、なんで……? あたし、窓の鍵閉め忘れてた?
[そんな筈はない、と思う。
だって、今日は窓を開いてない。 最後に鍵を閉めた時に確認はしたし、 風が入ってくることは無かったから、 昨日も今日も、窓は閉まっていたはずなのに。
なんで、窓の鍵が開いているの? なんで、窓が少し開いているの?
さあっと、あたしの顔から血の気が引く]
泥棒、とか……?
[慌てて、ベッド脇の引き出しを引く。 ………… 絵本はちゃんと、そこにあった]
(194) 2018/12/03(Mon) 17時半頃
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………… じゃあ、
[あたしの部屋に、金目のものはない。
鞄とかアクセサリーとか、 無いってワケじゃないけれど。 そう多くもないから、盗んだところで、 手に入るお金は微々たるものの筈。
何も盗まずに、出て行った? それにしては…… 部屋が妙に、綺麗だ]
…………………… き、気のせい、
[だよね。そうだって、思いたい。
不安を、違和感を、恐怖をごまかすように、 洗濯物をたたんでいく]
(195) 2018/12/03(Mon) 17時半頃
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[『召集』のことでいっぱいいっぱいなのに、 更に身の回りの異変のことまで、 考える余裕は無いって。
言い訳と。 どうせあと数日なんだからって、強がりと。 ―――― 本当は、こわいから。
違和感から、目をそらす]
(196) 2018/12/03(Mon) 17時半頃
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ひっ………………!!
(197) 2018/12/03(Mon) 17時半頃
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[小さな悲鳴を溢したのは、 洗濯物を片付け終えて、 あたしが、冷蔵庫を開いたとき。
―― パンの耳。
買った記憶の無い、ものが。 そこにあったから。
バタンと冷蔵庫の扉を閉めて、 あたしはその場に崩れ落ちた]
(198) 2018/12/03(Mon) 17時半頃
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な、なに、なんなの。 あたし、パンの耳なんて、買ってない……。
[どうして?なんで? あたしじゃない誰かが、部屋に入った?
冷蔵庫に入っていた、買った記憶が無いもの。 そればかりに目が行っていたから、 あたしは、それ以外の異変に気付かなかった。 ペットボトルの水の量が、減ってたこと。
慌てて立ち上がると、 窓の鍵と、扉の鍵が閉まっていることを確認する。 あたしの手は、震えていた**]
(199) 2018/12/03(Mon) 18時頃
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だい、じょうぶ。大丈夫。 鍵はちゃんと閉めたし、チェーンも、
[しっかり、かけた。 これで外から入れない、筈。
大丈夫、怖くないって、口に出す。 そうやって自分に言い聞かせなきゃ、 立っていられないと思ったから。
息を吸って、吐いて。 恐怖を和らげようとする]
(214) 2018/12/03(Mon) 21時頃
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そーさんが来るんだから、 心配かけないように、しなきゃ。
[あたしはもう、街を出て行くのだから。 わざわざ侵入者が居るだなんて言って、 自警団の仕事を増やしたくない。
それに、こんなことは二度も無い筈、って。 思いたかった。
その様子を全て見られているなんて、 至る所に、あたしを見ている物があるなんて、 考えもしてないし、考える余裕もない]
我慢、できる。大丈夫。 あと数日だから、怖くない。
[強がるための、魔法。 我慢するための、おまじない*]
(215) 2018/12/03(Mon) 21時頃
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―― 商店街 ――
[商店街に寄ったのは他でもない、買い物をする為である。
当たり前であろうと思われることだが、
自分にとっては商店街とは警邏する場所でもある。
然しながら自警団の制服を脱いだ自分は私人であるが、
商店街の店主たちにとっては自警団の副団長の顔をした男であることに変わりはない。
帰り道の買い物など皆大方同じであろう。
夕食の材料に、朝食の調達を済ますと自分は次いで女物の服と下着を買い求めるために雑貨屋へと寄った。
サイズが判明したのだから丁度良いものを。
それも普通の物だけではなく夜の仕事をする者が買いそうな物を。
ロイエならば良いものを見繕ってくれるだろう。
何せいつの間にか自分のノッカを盗み見れるようにしていたくらいなのだ。
任せておけばなんとでもなりそうだ。
自分は多めに金払いをして、頂戴した品をザックに入れて帰途につくふりをした*]
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[こんな時でも、お腹は空く。
冷蔵庫の中のパンの耳は触れないように (捨てれば良いのかもしれないけれど、 触るのだってこわかった) お夕飯の用意を始めた。
昨日食べ損ねたクロワッサンは、 オーブンで焼いてサクサクに。 残り少ない卵を使って、スクランブルエッグ。
あとは、残ってたサラダを食べちゃおう。 プラスチックの容器に入ってたサラダに、 シーザードレッシングをかける。
減っていることに気付かなかった ペットボトルの水をコップに注いで、 これで、おしまい]
(244) 2018/12/03(Mon) 22時頃
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…… おいし。
[朝食のようなメニューだけれど、 夕飯はいつも少なめだから、問題ない。
それに、食後には果物がある。 そう時間もかけずにご飯を食べた後は、 リンゴの皮を剥いて、六等分。
リンゴを全て食べ終わる頃には、 あたしのお腹はいっぱいになっていて。 ふう、って満足げに息を吐いた。
美味しいものを食べてる時は、 嫌なことも、怖いことも忘れられるから、好きだ]
(248) 2018/12/03(Mon) 22時頃
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あ、そうだ、押し花。
[昨日の夜に本に挟んだ押し花も、 そろそろティッシュを取り換えても良い頃合い。
使った食器とフライパンを きちんと片付けてから、 重ねてあった本を退けて、押し花を確認する]
思ってたより、綺麗なまま……?
[まるでついさっき取り換えたように、 ティッシュは真っ白で、綺麗なまま。
でも、まさか『侵入者』が そこまで触れてるとは思わなかったし、 押し花も初めての試みだったから、 そんなものなのかな、って首を傾げて。
ティッシュを取り換えた後、また、本を積んでいく]
(264) 2018/12/03(Mon) 22時半頃
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[そんな時。 端末が急に鳴ったものだから、 びくって、身体が揺れちゃった。
だいぶ落ち着いてきたとはいえ、 まだ、怖いって思ってるみたい。
メールの送り主はそーさんで>>249、 あたしはほっと息を吐く。 たとえメールであったとしても、 ひとりで何かをするより心強く感じられる]
『大丈夫です! 早起きして準備しておきます!』
[朝早くから。 今のあたしには、有難い申し出だった。 ひとりでいる時間が、減るから]
(272) 2018/12/03(Mon) 22時半頃
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えっと、えっと。 部屋のお片付け、は殆ど終わったし、 服は段ボールに入れたし、下着もちゃんとしまったし、
[見られて恥ずかしい物はない、はず。
ソファに机、あとはカラーボックスがいくつか。 かれこれ数年の付き合いがある家具だし、 そこまで高い家具でもないから、 寄付やリサイクルをするものでもない。
明日からは外食にするか店で買えば、 電子レンジやオーブンも片付けられる。 ……冷蔵庫は、どうしよう]
(275) 2018/12/03(Mon) 23時頃
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[>>280返ってきたメールに、 あたしの表情も和らいでいく。
たとえメールの文章に、 最期の日、って書いてあったとしても。 目の前の異変を恐れていたあたしにとっては、 気を紛らわせてくれるメールの一通で]
『わかりました。 私ひとりじゃ運ぶのが難しかったので、 本当に助かります〜!』
[絵本が暫く手元に残ってくれるのは、 あたしにとっても有難い事。
お風呂を済ませてから、読んでおこうかな。 きっとあたしの心を支えてくれる。 いつだって、そうだったんだから*]
(285) 2018/12/03(Mon) 23時頃
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