151 宇宙船は旅浪者の夢を見るか?
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―現在・メール確認後―
[そう、突発的な事故は早々落ちない。
事故ならば、仕方ないのではないだろうか?]
ある程度の安全性が確認できれば人体実験をしてみたい…戻ってこれるという核心さえあれば…じゃあ過去に飛ばす…?
いや、それだと色々と問題が…。
[とは言え、依頼し、納得した上で時間旅行の実験台になってくれる人間もいるのではないか?
卒業生は、卒業間近のこんなタイミングだ。
自分の様に何かしらの問題さえ抱えていなければ、案外どうにかなるものではないかと。
きっと暇だから手伝ってくれる人間もいそうだと、意外と楽観的なことを考えていた。]
最悪事故を装って……いやいや、それはダメだろ。非人道的過ぎる。
倫理的にも道徳的にもまずいだろう…。
[自分の思想がおかしな所を向き始めている事に、さすがに頭を振って思考を否定した。]
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宇宙の大いなる意志に鍛えられたもん。
[オーラを感じる(思い込み)ようになったと主張して、 それっぽさを感じる頷きに真面目——少女的にはとっても真面目に厨二で返した もう一つ摘んだラムネはなぜかしょっぱかった]
ありがとう。クリスに話して良かった……!
[そう、普通なら学園を去るまであと僅かなのだ。 もっとゆっくり時間を過ごせたら良かったのにも後の祭り。 手を伸ばし、クリスの手を取れたなら力強く振った]
あ、面白い反応頂き!
[爆弾はナイスな威力を発揮してくれたようだ。 友人の慌てる仕草が面白くてくすくすと笑んで]
クリスに聞けって、あたしの中のゴーストが囁いたんだよ!
[ドヤ顔で、大声で、宣言したところにノック音が響き慌てふためいた]
(79) 2015/03/04(Wed) 23時半頃
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マドカは、ケイイチにひらりと手をあげて、こんばんはの挨拶は妙に小さかった。
2015/03/04(Wed) 23時半頃
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[ケイイチのドアを開けるタイミングの良さはピカイチであった。 恐らく、クリスと少女どちらにとっても]
あっ、むしろあたしがお邪魔にならない?
[入ってきたケイイチとクリスを見比べる。 >>80の言葉を聞くとそういうことかと脳内で繋がり(誤解) クリスの様子を伺うと、表情崩壊のために思い込みを強めるのであった]
お茶手伝うよ。
[問題なさそうな空気を読むと、ティーバッグを探してクリスに渡したりして]
うんうん、あたしも良いと思って。 (恋人同士)気持ちの問題って大切だもんね。
[省略されすぎた説明>>82を勝手に解釈して同調していた]
聞きたいよ、今ここで。 [追い打ちをかけるのも忘れない>>84]
(86) 2015/03/05(Thu) 00時頃
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[状況に妙な歪みが発生していることにここまで鈍感なのもレアだと思うが、 少女のスペックで気づけという方が土台無理である。現実は無情だ]
ほら、ケイイチもあんなに言ってるんだから。
[アルコールランプの火が揺れる。隣で聞く内容ではないのかもしれないが しかし、どうしようもないほどに少女はこういう面は気が回らないのである。
震える手とランプの火を見て遠くなる目にぐっと親指を立てる>>92]
あっ、ありがとう。
[紅茶を受け取るときにはクリスとケイイチにも布巾を手渡した。 ビーカーに巻き付けて椅子に座るとじっと見る姿勢。 ほほうと頷きながら彼女の話しを聞いて行く。 もちろん、「転校の事」という省略された間を補完する能力はない!]
あ、言ってたもんね。遅いか早いかの違いって。
(95) 2015/03/05(Thu) 00時半頃
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あたし、長く気づいていなかったよ。ごめんね。
[噂で聞いた気持ちを伝えるのが遅いか早いかで違いがないという話。 どこで聞いたか誰が言ったかはうっかり間違って進めてしまっていた。>>95
ここまで恋心を友人が持っていた(勘違い)と気づかなかったことに、 申し訳なさを感じて謝る。 転校の話に長く気づかなかったのもまたそうであったが。 ぼうっとしていてビーカーの紅茶に口を付けると唇を火傷しかけた]
プロポーズはオオゴトだもんね、あたしもビックリしたよ。
[ケイイチはどう思ってるの?なんて合間に聞いてみたり]
(101) 2015/03/05(Thu) 01時頃
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そうだね、食べよ食べよ。紅茶も飲み頃だ。
[ビーカーの紅茶をふーふー冷ましながらシャーレにパックを置く。 シャーレにメス、蒸発皿。雰囲気はケーキの解剖実験だ。 メスでの切り分けは初めて見たときは驚いたが、もうすっかり慣れたらしい。
3等分されたケーキを摘んで食べようとして小さな声に気づく]
どうしたの?
[少女は何も知らないので首を傾げていた]
(103) 2015/03/05(Thu) 01時頃
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ううん、言いにくいもんだよね。
[恋心を伝えてもらったら手助けも出来たろうけど難しいよねと一人納得。 女性誌にも多分秘められた恋心のコーナーくらいはあるだろう。 まだ恋をした事がなくても想いを言うハードルの高さは理解しているつもりだ。
少女が”気づかれてたまるもんですか恥ずかしい”になる心境を知らなかったため ナチュラルにズレが戻らなかったのは余談]
そう?なんかあったらクリスも相談してよ。 話しにくかったらゆっくり聞くし。
[少し心配そうにクリスを見たが、ケーキの感想を聞けば頬を綻ばせた。 イチジクの美味しさを分かってくれる人は良い人だ]
あ、もうこんな時間。あたしそろそろ行くね。 お二人はごゆっくり!
[ケーキを食べ終わると腕の端末を見て席を立つ。 にっこりと満面の笑みで二人に手を振って、理科室をあとにするだろう**]
(115) 2015/03/05(Thu) 02時頃
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うんうん、その言葉聞けて良かった!
[一言が出た後考え込む様子が見えると、息を呑み手を組んで見守っていたが、 ケイイチの口から是とする言葉を聞くと口元が緩む>>119 少女に内情が分からなければ、言葉を素直に受け取るだけ。 クリスとケイイチ、想いあっている(すれ違い)ならば何も問題ない(ある)]
甘いねー。
[とは、ケーキの感想に聞こえるように言って。 時として奇跡的なすれ違いは成立するのだとどこかの雑誌に載せると良い。 会話は理解しなくても成立する。機械と人間の一部応答がそうであるように。 言いにくかったと頷くクリスに少女はふむふむと頷き返す]
(138) 2015/03/05(Thu) 22時半頃
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ううん、クリスの話は聞いておきたかったからね。
あ、あたしもメール見た! この時期に警告ってちょっと怖いね。
[眉をひそめてメールの内容を思い出す。 同時にパルックが怪我したらしいという噂も思い出し、物騒だなと思った。 気遣ってくれるクリスに大丈夫だよと腕を回して元気さをアピールした]
うん!おかげで勇気でた! 頑張るね。
[警告を思い出せばスキップをしそうな足を抑えて扉の向こうへ]
(139) 2015/03/05(Thu) 22時半頃
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[帰り道は気分が軽い。良い話(勘違い)を聞いたからだろう。
ふいにハウリングが聞こえて端末に目を落とした。マイクがオンになっている。
——切っていたはずなのにおかしいな。
少女は切り忘れていたマイクをオフにして、何気なくデータバンクを覗く。
そこにはノイズはあるものの声の感情データが蓄積されていた。
分析機能が失われたために並んだ会話の感情はバラバラに散らばっていたが]
そっか!
[アイデアが閃く、最初からこうすれば良かったのだ。
なにもマイクを向けて特定の感情データを収集する非効率な方法を取る必要はない。
早く大量にデータが必要なら会話全てをシェルドンに聞かせてしまえば良いのだ。
感情の仕分けは後々少女が手伝って行けば良い。
少女は手を打って早速思いつきを実行する事にする。
名付けて「電撃慰安大作戦!」である。
態々マイクを向けて話を聞こうと思っていたから気分が重くなったのだ。
少女はただ素直に励ましに行って、ついでに会話を収集すればいい]
[少女は鼻歌を歌いながら——ナンバーは「太陽のまっただなかに」だ——
廊下を渡り、一つの部屋の前に辿り着く。
深呼吸をして辺りの様子を伺った]
うぅぅ、きんちょーするな。
なんて言おう。
[アイリスの部屋の扉は閉まっているだろうか。
少女はケーキの袋を胸に抱き、うろうろと扉の前を行ったり来たりしている]
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皆と話せるだけ話して、間に合うかな。
[ホームのとある部屋から出ると端末にメールの着信音。 少女はメールの件名と人名を見るとぱあっと顔を輝かせ、 開くとくすくすと笑いをこぼした]
わ、どや顔だ! 似合わないけどらしいかも。
[この時間で用意してくれるのには本当に頭が下がる思いだ。特に今は。 応急処置で復活させた音声認識はノイズが多く、データに不安が残る。 とりあえずはなんとしても端末を復活させてしまわないと]
あっ、そうそう。 明日のことも考えないとね!
[今日の昼を思い出して、自然な会話がきっとシェルドンにも一番良い。 頭の中はいっぱいいっぱいで自分の事は忘れたまま。 歩き端末は危険と一度止まってメールを空に描いたところでもう1つ]
(150) 2015/03/06(Fri) 00時頃
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あれ、続きがあった。
[追伸の一言が端末に届く。 ゆっくりと長い文章を目で追って、少女は考えながら文章を書き始めた]
(154) 2015/03/06(Fri) 00時頃
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