人狼議事


18 Orpheé aux Enfers

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【人】 御者 バーナバス

そかそか。
練習よきかなよきかな。
全体練習の時までにがっつり固めて来いよー。

大学のオケは厳しいぞー?
なんせ総指揮があのヴェスパタインだし。
指示やなんかは俺が主に飛ばすしな?

[立ち上がり去る背に竜胆を向けて。]



泣くなよー。



[優しげな声色で、告げた。]

(168) 2010/09/05(Sun) 00時半頃

【人】 御者 バーナバス












               わりーなぁ。


[確実に泣くんだろうと溜息をひとつ。
完全な自嘲。]

(172) 2010/09/05(Sun) 00時半頃

【人】 御者 バーナバス

[少しの間、その場で動かずにいた。
肩の重みが幻のようにまだある。
浮かぶのは苦笑しかなく。
呟きは静かな部屋に消えた。]

さあーて、待たせても良くないかねぇ。

[深く深く、被り直す帽子。
竜胆を闇の底に隠し。
心を帽子の影に隠し。
立ち上がり、部屋を後にする。
向かうのは練習室Cの方向へ。]

(173) 2010/09/05(Sun) 00時半頃

【人】 御者 バーナバス

- 練習室Cにて -

ういーっす、待たせたかねぇ?

[火の付けていない煙草を銜えて現れたのは帽子の副部長。
部屋を覗いて大きくノックしてから、ガチャリと扉を開けた。

まるで何事もなかったかのようにへらりと笑って。]

(176) 2010/09/05(Sun) 01時頃

【人】 御者 バーナバス

わぁお、遠慮ねぇなぁ。
いやそーゆードストレートなの好きだけど。

[くつくつと喉を鳴らす。]

おーけぇ。
副部長となら少しくらいの遅刻は許してもらえるっしょ。

[余り知られたくないのを察すれば、ひらりと手を振り。
相手の準備が整うなら、共に廊下に出た。
カルヴィンには肩を竦めてみせて。]

(181) 2010/09/05(Sun) 01時半頃

………――――。





[自分より少し小さな背を見下ろす。
彼には濁る竜胆が見えただろうか。]


【人】 御者 バーナバス

- 廊下移動中にて -

馬鹿にした笑いー?
何のこったか、俺はいつだって真面目よー?

[なんていうのもへらへらした笑いであったけれど。]

んー、よこせ。

[譜面台は持ってやると手を差し出して。
携帯に打たれる文字を眺めて、暫く無言でいた。]

(187) 2010/09/05(Sun) 02時頃

【人】 御者 バーナバス

触られるの、ダメなんでしょー?

[冗談めかして笑いはするものの、その手は渡される譜面台を掴んで担ぐ。
触れるつもりはないようだった。]

部屋替えに関しては条件がいくつか。

いち、俺の指示に反抗しない。
なぜなら全体練習は俺とヴェスの指示が飛ぶからです。
副部長の謂う事はきくように。

いち、ずっと部屋を替えておく事は許容できません。
音楽家たるもの社交もひとつの教養です。
幾ら苦手な人間だとしても、交流を断つ事は容認出来ません。
初日は許すが、懇親会込みの夕食で少しはヴェスになれる事。
…まぁ、キスしたりはすんなって俺からも謂っとくし。

(192) 2010/09/05(Sun) 02時頃

【人】 御者 バーナバス

いち、練習室に寝泊りは禁止。
なぜなら防音設備になっている為、危険な行為を行っていても気付けない可能性がある為。
未成年者の飲酒喫煙、ダメ絶対精神に基づきます。
あと、もし中でぶっ倒れられても助けにいけない可能性がある為。
いのちだいじに、演奏はがんがんいこうぜ。

いち、変更するのは俺と。
そうすれば同室はサイラスだしお前も問題ねーだろ。
サイラスも受け入れてくれると思うしな。

…ただし。
サイラスが部屋割りを元に戻せと謂えば、元に戻すこと。

(193) 2010/09/05(Sun) 02時頃

【人】 御者 バーナバス

おし、条件飲むならそれでよし。
因みに部屋替えの事はお前がサイラスに伝えとけよー。
俺はサイラスの残念がる顔見たくないんでぇ。
だってアイツ、俺のこと大好きなんだもんなぁ。

[帽子を被りなおして、からりと笑う。
実際は自分で伝え難いと謂う事もあったのだけれど。
冗談めかして伝えてから。]

さーって、練習遅刻するなぁ。
お前は知らんが俺は先に行くぞー。

なにせ思い付きで決めた事を曲げるんだから
あの部長様のお怒り食らうのは俺なんですからね。
あーやだやだ、すっげぇ雷警報?

[身震いする真似を見せながら、譜面台片手にのたりくたりと歩き出した。]

(199) 2010/09/05(Sun) 03時頃

【人】 御者 バーナバス

- 大練習室へ向かう廊下にて -

[男は『自分の音』を愛したことなど無かった。
そしてこれからも、きっと愛することはないだろう。

感情を込めろといわれれば、感情を込めたフリをする。
色とりどりに響かせろといわれれば、プラスチックにペンキを垂れ流す。

それでも演奏を止めなかったのは
本当に色とりどりに描かれる音楽の世界を愛してやまなかったから。だから、頑張った。

頑張れば、いつか救われると思っていた。
それが無謀で、また、無駄なことで。

けれど、やはり自分の音を愛することは出来なかった。
愛していない者と寄り添うのは、苦痛でしかない。
だけどそんな弱音は吐けなかった。
あの父の元に生まれた自分にとって、それがどれほど我儘なことか!

なにより、そうするしかなかった。そうしたかった。]

(202) 2010/09/05(Sun) 03時頃

[音楽が憎い。

――――…でも、本当は愛して欲しい。


なんて、そんなこと。
音楽を愛しているのに、音楽の道から離れなければいけない自分の、何と脆い切望であることか]


[生まれた時から、音楽の道は、なかった]


[このまま頑張り続ければ、きっと、無事には済まない。それで良いわけがない。
フルートを吹いていたいけど、叶うなんてはずがない。
愛してくれないのなら、俺は世界一のフルート(ほら)吹きになろう。そして、世界中の人を騙してしまおう。
自分の本当の感情なんて、とっくの昔に何処かに置き忘れてきてしまった。]


[高校生をゲストに呼んでの文化祭。
其れは出演者の血縁上、とてもとても有名な評論家達も集まる。
そこに、まさか不倫で出来た子供が居ては困るのだと。
アルバーンが学園側にも圧力をかけてきたのが、合宿が決まる少し前。
「そんなわけで申し訳ないのだけれど…」
そう謂って頭を下げてきた学園の上の方の人が、なんだか可愛そうにさえも思えた。

合宿までは在籍している状態で構わないと。
ただし当日、舞台に上がる事は叶わないと。
どうせ卒業すれば触れる事が出来なくなるのだと覚悟はしていたから
その終わりが早まっただけだと念っていた。

けれど。

長年に渡って暗澹たる嵐を抑え続けてきた心は耐える力を失っていたようだ。
自分自身にも、自覚のないほどに。
重く、重低音で唸るように、心が思いも寄らぬ方向に傾き始める。]


                       憎い。

   羨ましい。                    苦しい。

                                        何故。
 音楽は平等じゃないのか。

                どうして。
                             吹きたい。

           辛い。          悲しい。


どうして、どうして、どうして、どうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうして


 
 
 
 
                 俺だけが 吹く事を 赦されない。
 
 
 
 















  …―――嗚呼、そうか。


…―――台無しにしてしまえばいいんじゃないか。












きっと、それが…… … …





アイツの絶望する顔が見れるかなぁ。



[くつ、くつと喉の奥を鳴らして   哂う。]


【人】 御者 バーナバス

[プラスチックの絡繰り鳥が、翼を広げて飛び立った。

……――――――――くつくつと、零れ落ちるのは涙ではなく笑い声。]

(208) 2010/09/05(Sun) 04時半頃

【人】 御者 バーナバス

あーやだやだ。
珍しく悲観的になっちゃった。
後輩にこんな姿見せらんないっしょ。

ジェリーちゃんにも変な心配かけないうちに、さっさとモードチェンジしなくちゃねぇ。
ヴェスにも雷落とされるんだし、意思は強く覚悟しなきゃー。

[わしわしと帽子ごと頭を掻いて。
ふくぶちょーモード! なんて呟いてみた。]

(209) 2010/09/05(Sun) 04時半頃

【人】 御者 バーナバス

- 大練習室 -

[先に来ていたメンバーにはいつも通りに肩を竦めて見せ、適当な位置の椅子に腰掛ける。
そこが客人のために用意された椅子だと知る由もない。
煙草は吸わないまま捨てて、足元には白銀のしまわれたケースを優しく置いた。

髪の長い部長様はやって来ていただろうか。
どの道彼には部屋を少しの間入れ替えると伝えおく。
勿論ものすごく不機嫌な顔で、ハリセン三発ぐらい叩かれたが
俺と同室だから好きに酒飲めるでしょ、の一言でそれ以上のお咎めはなかったようだ。

メンバーが揃うまで、リップロールで半分遊びながら
「ドドソソララソ」とメロディーを吹いて唇を柔らかくしていた**]

(210) 2010/09/05(Sun) 05時頃

御者 バーナバスは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 05時頃


/*
プロロでも情報欄でもお触れがなかったので心配ですが、赤窓での中身会話失礼します。
なるべく最低限に抑えますが、苦手な方でしたら申し訳御座いませんとだけ。


こちらは明日の更新付近までもしかしたら顔を出せず居るかも知れませんので
楽器を盗むに至る理由を先に付けさせていただきました。
どのように関わってくるかはそちらにまるなg…お任せいたします。
もし関わりにくいようなら、部長の楽器(タクト?)を盗んでるところを見ちゃった!
とか、元の囁き狂人の位置付けでも問題はないかと思います。
余計なお世話だったら申し訳ありません。

拙い狼ですが、よろしくお願いします。

[寝落ちしたと思われるカルヴィンにそっと毛布をかけつつ**]


【人】 御者 バーナバス

- 大練習室にて -

さぁて、メンバー揃ったぁ?

[一応は副部長として働きはじめる。
一先ず点呼を取ってメンバーを確認。
この時揃っていないメンバーはリストに斜め線を引いた。
何かと問われたなら]

遅刻、欠席等々のチェック。
やる気とか内申書に響くのよ?
全体練習は最初にチェックしますから、皆さんお気をつけてー。
俺に努力してるとこ見せ付けてたら、評価は上がるかもだなぁ。

[リストを指で弾いてみせた。
エスカレーターでも内申書は将来の道に大きく関わる。
出来ることなら悪いことは書かれたくないであろう。
それはきっと大学生も同じはず。]

(212) 2010/09/05(Sun) 12時半頃

【人】 御者 バーナバス

そーそ。
リストは部長、副部長権限なので覗き込まないように。
見たら「いや〜ん、スケベ、へんたぁ〜い」って
俺に引きずられながら学内一周コースが待ってます。

[笑って告げる言葉は冗談のようなそうでないようなもの。
信じるか信じないかは貴方次第のような。]

取り合えず音出しはじめるかね。
総指揮はヴェス、よろしくねー。

[以降の流れは部長に任せた。
やがて音出しが始まって、曲目練習へとなっていくだろう**]

(213) 2010/09/05(Sun) 13時頃

バーナバスは、副部長としての働きに早くも疲れたとかぐだぐだしている**

2010/09/05(Sun) 13時頃


御者 バーナバスは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 13時頃


【人】 御者 バーナバス

- 大練習室にて -

[練習が始まれば、帽子の奥は真剣な目付きに変わる。
指揮をとるヴェスとはまるでツーカーのように意志を疎通させて。]

そこ、音!
中弦低い、テッドは走りすぎ。
お前ら甘すぎ。
初見でこなせると思うなよ。

[フルートは未だ吹かない。
楽譜をめくりながら全体練習の音をひとつひとつ拾い上げる。
それぞれの特徴、癖、高校側の演奏は特に。
めくる楽譜には細かく書き込みが施されていく。]

(229) 2010/09/05(Sun) 17時頃

【人】 御者 バーナバス

[演奏家としては受けたくない程の的確な指示。
痛い言葉を無表情で発しながら。
ただ真剣な目付きを帽子の奥へ。

練習はどれくらい続いただろうか――…**]

(230) 2010/09/05(Sun) 17時頃

【人】 御者 バーナバス

- 大練習室 -

…――多少聴けるようになってきたか。

[遅れてきたメンツには帽子の下から無表情な竜胆の視線で、早く入れと促した。
緊張していた音も、惑っていた音も徐々に重なり合い、本来の色を見せ始めて。
だからか、ぽつりと呟いた、すぐ後。]

セシル! ちんたら弾くな!
サイラス! 音、安定させろ!
ヤニク! 走り気味だ、抑えろ!
カルヴィンは音が軽すぎる、もっと重く!
ラルフはもっと主張しろ、負けてんぞ!
ディーンは集中しろ、どこ視てる!
ジェレマイアはいつも通りやれ、息苦しい音聞かせんな!

それからドナルド、お前は――――

[個々人きっちり漏れなく檄が飛ぶ。
表情は次第に口角を上げ始め、音楽を聴いて楽しいのだと他にも判るだろうか。]

(243) 2010/09/05(Sun) 21時頃

【人】 御者 バーナバス

[指揮者を見る。
帽子の下の竜胆と、指揮者の瞳が合えば頷かなくても判る。]



……――――――。



[一度、まだいつものトリップを見せないペットへ視線を送ってから。
漸く、白銀の横笛に接吻けた。

甘く蕩ける、高い高い調べは
プラスチックで出来た絡繰り鳥の羽を広げ。
オーケストラの、大練習室の鳥籠の中を優雅に羽ばたきはじめた**]

(244) 2010/09/05(Sun) 21時頃

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