人狼議事


15 ラメトリー〜人間という機械が止まる時

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【人】 長老の孫 マーゴ

─ 古城 小倉庫 ─
[遠くで物音がした。
それが何だったのか、
>>150フィルの打ち落とした異形のものだったのかは
女はわからず不安げに辺りを見渡した後、
辿り着いた小部屋の扉に手を掛ける。]


 ―――…ぁっ、


[小さな声があがったのは、其処に人がいたから。
床に丸まるベネットの姿に肩を震わせた後、]

 …だい、

        大丈 夫……?

[彼が倉庫で倒れたのだと勘違いした女は、
ベネットへと近づいてその背に触れようと 手を伸ばした。**]

(157) 2010/07/18(Sun) 21時頃

長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/07/18(Sun) 21時頃


 でも、一人でも大丈夫なんていうなら、



                それは
                     嘘だと思う。


 『セシルっ』

[内臓で、妹は手を伸ばす。
暫くすると、どろり、と、先程舐めとったものがいくつかの消化器官を経て、妹の上に落ちてきた]

                    『おいしい』

        『セシルにとってこれは毒でも』
  『わたしにとっては栄養なの』

                     [くすくす]

        『いっぱい食べて大きくならなきゃ』


 ああ、何か……。



 蠢いている……。
 そうだ、思い出した。




 シィラは特定の、異形に、

                反応する。


 シィラ……


 あなたは誰に、



                鳴いてるの?

[シィラに訊ね、その元へと行くようにと…。]


【人】 長老の孫 マーゴ

― 古城・小倉庫 ―
[倒れていた青年の背に触れると何かが飛び出した。
びくりと、触れていた手が、身体が大きく震える。]

 ―――…ゃっ!?

[小さな悲鳴の後、ガタンと鳴る音は二つ。
一つは花蕾の頭の鳩が窓へとぶつかった音、
もう一つはしゃがんだまま後ずさった女が棚にぶつかった音。]


 な に…?


[零れた声は震えて。
紺の瞳を大きく見開いて堕ちた鳩と青年の傷を見つめた。]

(178) 2010/07/18(Sun) 23時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[遠くから歌が聞こえて、それが近づいてくる。
扉の開く音が聞こえると、
また小さく肩を震わせてそちらを見た。]

 ――…コリーン…?

[つい先程、泉で見かけた女性の名を呟いて、
それからまた、ベネットのことを見つめ]

(185) 2010/07/19(Mon) 00時頃

【人】 長老の孫 マーゴ


 このひとが…倒れてたの、

[部屋ではなくて、倉庫のような場所。
コリーンに緩く首を横に振ってからそう呟いて。

ひとと、呼んでいいのだろうか。少し目を伏せる。
彼の背から飛び出たのは異形だった。
思わず後ずさったのは
――…襲われるのではないか、
そう思ってしまったから。

鳩は、堕ちて動かない。青年も。
不安げな表情は拭えないまま、
再びベネットへと近づいて そっと、また背に触れた。]

 ―――…大丈夫…?

[誰かの名を呼んでいた。
それは、ラメトリーにいる者の名前なのだろうか…。]

(187) 2010/07/19(Mon) 00時頃

マーゴは、重なった言葉と突然起き上がったベネットにまた目を大きくさせて小さく震え

2010/07/19(Mon) 00時頃


【人】 長老の孫 マーゴ

 あ…

[また沈む姿に手が無意識に慌てて追いかける。]


 ごめんなさい


[ベネットの顔を――…その瞳を見ると、
また驚いたように紺の瞳が大きくなったけれども

その声音があまりに真摯な響きに聞こえたから]

 ……大丈夫、

[こくりと、微かにではあるけれども頷いて]

 少し…、驚いてしまっただけ…
 

(190) 2010/07/19(Mon) 00時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

>>189

 …助け、

[当たり前のようにそう口にするコリーンを
フィルに向けたのと同じ、
アリーシャに向けたのと同じ、
少しだけ不思議そうな目で見て]

 …今、

   また 倒れたわ…

[もう一度倒れてから再びは起き上がらないベネットへ
心配するような視線を向けた。]

(193) 2010/07/19(Mon) 00時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[貧血だと呟く青年に、眉尻が情けなく下がる。
彼に与えることのできる水は持っていなかったし、
何もできることがなくて。
ベネットを追いかけた手を動かして、一度だけ背を撫ぜた。]

 ――…夢、

  倒れたわけじゃ… なかったの…

[見間違いというのは呟いていた名前のことだろうか。
ここにいる人なら呼ぶことができるから
その名のことを聞こうと思ってたけれど
気にするなと言われたら頷きを返すことしかできず。]

 ―――……

[心配、優しい、その言葉には困った表情のまま目を伏せる。
怖いと思ったなんて、襲われるかと思ったなんて、
その言葉の後には明かすことなんてできず]

(197) 2010/07/19(Mon) 00時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ


 ――…そうね、みんな…優しい

[今まで、会った人達はみんな]


 ……不思議……


[こんなこと、今まで訪れたどんな泉でもなかった。
ポツリと呟くと、部屋を探しているというコリーンを見る。
ゆるく、首を横に振った。]

 …探せば、あると思うわ…

   …私、まだここのこと…よくわかってないの

 泉と…、この部屋のことだけ

(201) 2010/07/19(Mon) 00時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[会話の途中にも、コリーンは歌を口ずさむ。
とても、とても、懐かしい――…そう思ったのは
歌なんて久しく聴いていなかったから。]

 フィルは…さっき会ったけれど…

  彼を探すより、自分で探した方が早そうだわ…

[この建物は、広いから。そう呟いて]

 コリーンは…

   歌を歌うのね…

[また、不思議そうにコリーンを見て]

 歌えば…喉が、渇くのに…
 

(206) 2010/07/19(Mon) 01時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[ベネットの言葉に、また不思議そうに瞳が瞬く。
それから、少し哀しげな顔になって 俯いた。]

 ――…そうね、とても…いい歌、

 歌なんて…

   聞くの、すごく 久しぶり

[ベネットがコリーンの歌声を聞いている間、
マーゴは喉の心配しかしていなかった。
そのことが――…少し、情けなくて。
いつから なのだろう…生きるのに精一杯で、
そのようなことを、忘れてしまったのは。]

(213) 2010/07/19(Mon) 01時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[歌うものと迷うことなく言うコリーンに、
それしかできないというコリーンに、
情けないと思っていても聞かずにはいられなくて]

  歌えば…喉が渇けば…

 それだけ、命は削れてしまうのに

[心細い気持ちになるのは何故だろう。
ぎゅうと、胸元で両手を握る。]


 ―――…喉が渇いても…コリーンは歌うの…?


[真剣に聞かないほうがいい、
その言葉にはまた不思議なことをいう彼女に
紺の瞳が不安げに揺れた。]

(218) 2010/07/19(Mon) 01時半頃

マーゴは、物書きだと名乗るベネットの事も見て

2010/07/19(Mon) 01時半頃


【人】 長老の孫 マーゴ

[不安な表情が消えないのは、
今まで漠然と抱えてきたものが、
形として見え始めているからかもしれなかった。

ねだるようなベネットの片方の瞳、]

 …私の 話も…?

[それも、彼の言う世界の中に含まれるのだろうか。
ベネットが持つ手帳と、ペン。
紺色の瞳がそれを見つめて]

 ……その中に…書いてあるの?

[今まで彼が見てきたもの、聞いてきたものが] 

(227) 2010/07/19(Mon) 01時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ


 私は…マーゴ、
 話をしたら

 …あなたの書いた世界のお話…

  私にも…聞かせてくれる?

[マーゴが生きることだけを考えてきた間、彼は書いていた。
彼が見て、聞いた世界は…どのようなものなのだろう。

再び伏せる彼が目を閉じる前に、小さく頷いて返事を返した。]

(228) 2010/07/19(Mon) 01時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[彼女の中での矛盾しない言葉。
けれどもマーゴにとっては矛盾した言葉にも聞こえて]


 ……死なないために?


[どういう意味なのだろう、反芻するように聞く。
コリーンが水を求める理由は生きる為だけではないらしい。]

 歌わなくなったら…


 どうなってしまうの…?

[歌いつづけるしかないというコリーンの言葉に、
何かそこに見えない理由があるような気がして。
また訊ねたけれどもコリーンから返答は戻るのだろうか。]

(232) 2010/07/19(Mon) 02時頃

   『いっぱい食べて』
          『おおきくなるの』

[もぐもぐ、むしゃむしゃ]
                 [ばりばり、ごくん]

           『――ねえセシル』
  『さっきから、声がするわ』

          『鳴き声』
                     『哀しく聞こえる』

    『危害は加えてこないと思うけれど 気をつけて……』



 シィラが鳴くたび、
 段々と、感覚が鋭敏になっていく…。

 何かがざわめいている…。

 


【人】 長老の孫 マーゴ


 ――…そう、

[コリーンの灰色の髪、一箇所だけ色が違う。
水に浸した場所、美しい白のような銀が覗いていた。]

 ……変なこと聞いて、ごめんなさい

[それ以上は答えないコリーンに、それ以上は聞かず。
部屋を探すという言葉に頷いた。]

 ――…うん、

     ……またね

[同じ言葉を返してコリーンを見送ってから、
紺の視線は手元に落ちる。ぎゅうと、胸元で強く握った。]

(238) 2010/07/19(Mon) 02時頃

【人】 長老の孫 マーゴ


 ―――……

[ここに着てから…
当たり前のようにもらうもの。
それは今までの旅の中にはなかったもの。

分け与えられる水も、
気遣いの感じられる言葉も。

つきりと、痛む。
胸ではなくて―――…きっと、また足の 痛み。

コリーンは歌うために水を求めると言っていた。
ベネットは、世界を書いて残そうとしている。]

 ……私は、

[その先を口にするのが怖くて、小さく首を横に振った。]

(243) 2010/07/19(Mon) 02時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

 ―――…水筒… 探さなきゃ

[―――生きるために。ただ、それだけの為に。

眠るベネットは、少し苦しそうで 寒そうにも見えて。
羽織っていた黒の外套を脱ぐと、彼に掛ける。
少しでも、温まって寝ることができればいいのだけれど。

窓にぶつかった鳩は、その姿を溶かしていた。
―――…異形、そして 硬質な片方の瞳。
彼は… 何者なのだろう。
それでも彼はここにいて、水を飲むこともできている。]

 ここにいる人は…
 みんな…とても綺麗なのね…

[出会った、不思議な人達。優しくて、暖かい。
それは嬉しいことのはずなのに。
零れた響きは、とても淋しげなものになった。]

(246) 2010/07/19(Mon) 02時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

 ……これ、使えそう…かしら……

[暫く小倉庫の棚の中を探して、
見つけ出したのは小さな容器。
旅をするには小さすぎるけれど、
ここで水を汲むだけなら充分な大きさのもの。

直ぐに水を汲みに行ってもよかったのだけれど、
眠るベネットを見ると少し考えて。
彼の傍で、膝を抱えるようにして座る。

誰かが包帯を探しに行っていたとしても
怪我をしているベネットを
長い時間置いていくことはないだろう。
夜も近い――…特に理由なんてないけれど、
マーゴが寝ていた間 アリーシャは傍にいてくれた。
だから…マーゴもまた彼が眠っている、
誰かが戻ってくるまでの間は ここに。]

(257) 2010/07/19(Mon) 03時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ


 …ターリャ

[ベネットを起こさぬように呟くのは、
彼が呟いていた名前。夢の中で呼んだもの。]

 ……大事な名前…なのかな……

[ヨナは、答えを返さなかった。
彼女にとって、シィラはどういう存在なのか。
マーゴにとって…ニムスは、大事な…存在…?]


 ―――……、 …


[ぽつり、と掠れた声で紡ぐのは懐かしい旋律、歌。
けれども歌い始めて直ぐに、掠れた声は止んでしまう。
そこから先を―――忘れてしまったから。
歌うことは、好きだったはずなのに。]

(259) 2010/07/19(Mon) 03時半頃

マーゴは、掠れた歌声は時折また聞こえては、直ぐに止んで**

2010/07/19(Mon) 03時半頃


長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/07/19(Mon) 03時半頃


――嗚呼、誰かが啼いている。

…それは、かつていた同族の声に、

少しだけ、似ていた。


/*

おはよう。ホリーが仲間だったのね。よろしくね。
で、とりあえず役職だけ確認してもいいかな。

私は、プロでメモにあったように呪狼です。


/*
それと、プロでも言ったけど、どんどん動いていいからね。
もしくは、自分の話をたらたら語ってもいいのよ。この村はソロールも推奨です。ソロールして、自分材料蒔くのも手なの。
きっと誰かが拾ってくれる。


[ホリーの前から去る時、
 シィラはまた鳴いた。



               その顔、また見て…。]

 人間でも異形でも……。


                ――……またね。


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