人狼議事


246 とある結社の手記:9

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[ それは。… 子どもが泣きじゃくるような
素直なその感情の発露は、]


 ─────…

[俯いて耳を傾けている男の胸に、
ぐさりと刺さった。

痛いような、悲しいような
古傷が疼くような、──そんな棘だ。]


 … うん……

[やだ。と その言葉に。
聞き流して構わないような相槌をひとつ。]


下働き ピスティオは、メモを貼った。

2018/07/30(Mon) 00時頃


─ 夜 ─

あれ?スージーの勝ちか。
へえ…おめでとうっス!
やっぱり人狼にも、年齢ってあるものなんスかねえ。

[夜半。人狼らの競争に聞こえた声に、ピスティオは暢気にそんな台詞を返している。それは可愛がってた弟分の死を知らせる言葉だったけど。でも、声はそれに乱れる風を見せなかった。

寂しいとは思う。ちょっと悲しいなとも思う。可哀そうにも思う。けれど自分は悪くない。自分のせいじゃない。仕方ない、仕方なかった。

………「狂人」と。結社に称される青年の精神構造の特殊さは、もしかしたらこの過剰なほどの自己弁護と自己肯定にあるのかも知れなかった。自分のせいじゃない、仕方ない。だって生きるために必要なんだから、と。
結局のところ、どこまでも自己本位である精神は、弟分の死に己の責任を問うことを放棄している。]


マリオはきっと…、
「人間だってバレたから襲われた」っスね。

…ふぁ…、

明日は忙しいなあ。
俺っち、色々びっくりすることばっかりだし……
寝よ。おやすみっス。

[欠伸交じりにそんな見通しを呟いて。
その後はけたたましく起こされるまで、それはもうぐっすり寝たのだ。*]


 
[人間が得た牙は、今日の襲撃先を定めたようだった。]
 


【人】 下働き ピスティオ

─ 朝・自室入口 ─


───── へぇ。


[思いっきり鼻をかんだ手拭いを返されながら、イヴォンと朝の挨拶を交わす。>>27どうもそれは「いつもの」光景のようで……けれど、奇妙に歪なようにも思えた。結果、ひどく間抜けなこたえばかりが返る。]

(94) 2018/07/30(Mon) 00時半頃

ピスティオは、イヴォンに返された手拭いを、ぐしゃりと丸めてポケットに突っ込んだ。

2018/07/30(Mon) 00時半頃


【人】 下働き ピスティオ

え、



           ……   マリオ、が?


[ただ。平穏はすぐに破られることになる。
マリオが喰われた。>>28
その意味がすぐには分からない。いや、分かっていたのだ。幾らとぼけた青年にも。圧倒的な血の臭い、葬儀のような沈んだ空気。ちらりと見えた部屋の中に広がる赤いいろ────、]



      ……… っ 、───ひ ……ッ、

(95) 2018/07/30(Mon) 00時半頃

ピスティオは、がたん。と音を立てて背後の壁に倒れ掛かった。

2018/07/30(Mon) 00時半頃


[死んでいる。死んでいる死んでいる死んでいるしんでいるしんでいるしんでいるしんでいるしんでいるしんでいるしんでいるしんでいるしんでいるしんで………




          …  ああ、うつろな 目だ。 ]


【人】 下働き ピスティオ

うわあッ!!!

[結局サイモンの死体を目にすることはなかったから。実際に死んでいるのを見るのは、これが初めてだった。腰を抜かしたように壁を背にへたり込みながら、がたがたと震えて少しでも遠ざかろうと足が床を空しく蹴る。

イヴォンの哄笑>>28も耳に響くことはなかった。
青年の目はただ、マリオだった「モノ」を凝視している。]


 ……な、なんで ───…

(96) 2018/07/30(Mon) 00時半頃

【人】 下働き ピスティオ


お、俺っちが ひ、ひとだって、
い、いっちまった  から 、

だ、だ だから、  ……?

(97) 2018/07/30(Mon) 00時半頃

[そう考えるんだろう?ほんとうの「占い師」は。
ああ、血の臭いだ。気分が悪くなるような血の臭いだ。]


【人】 下働き ピスティオ


…………っ

[それ以上は、もう無理だった。
込み上げる吐き気を手で押さえるようにして、どうにか視線を逸らす。そうして壁を頼りに、よろと立ち上がった。弟分の最後の顔を見ることは、どうしても出来なかった。*]

(98) 2018/07/30(Mon) 00時半頃

はーー……

俺っち、どうしてもあの匂いだけは、
ダメなんだよなあ…。

生臭くない?

[だから「肉」を運ぶときには、ルパートにはきちんと梱包をして貰っていたものだけど。感覚の違いをぼやく嘆きが、一つ零れた。]


 人間にとっちゃあそうらしいな。
 おれもピスティオがそういうから"くさい"とわかる。
 ははは。助かってるよ。

[血の臭いが苦手なピスティオ。対して人狼であるルパートには、その血のにおいとは、人間のスープのかおりだ。食事を拵えている台所からするいい匂いと然してかわりがない。]



 さて、ワンダも予定通りだが……ああとも。
 マリオは皆が守ってやらなかったから死んだんだ。

 "嘘つき"が二人も出て、だあれもマリオが本当の人間と
 真の意味では信じてやれなかった。
 人間も、余計なことをしなきゃあよかったのにね。
 薄情な大人たちばかりでマリオが割を食ったのさ。

 ……さあてどうだろうな。守護者についちゃあ、
 リンダが結社員に答えさせたメモのかんじ、
 居ると思うが。
 おれたちが"三人"だって言い当てたくらいだ。

 うん。おれはモンドだと思ってる――まあ違ったとして
 それはそれ。"力になれるかも"なんて来た場所で
 まんまといの一番に子供が殺されて、
 どんな気持ち……なんだろうなあ?
 おれとしてもきいてみたい。


 
 …… 後悔したほうがいいぜ、モンド。
 おまえがあっちでもこっちでも、
 誰かが何かの力があるというたびに
 「おまえが襲われる!」なんて騒ぎ立てたから
 憐れなマリオは襲われたのさ。
 


まったくだぜ。
う〜〜〜ん、そうだよなあ………

だってほら、ルパートさんだって強烈なドブの臭いとか嫌いだろ?

[人狼と人間では、幾ら声が通じようとも味覚も感覚もまるで違う。”くさい”とは思わないらしいルパートに、考えながら例を挙げた。それなりであり、その程度でもあった。]


【人】 下働き ピスティオ

─ ロビー ─

[結局ロビーに行く前に、暫く洗面台と仲良くする羽目になってしまった。やや暫くそうしていたから、ロビーに赴いた頃には既に多くの人が集まっていただろう。

そこで、もうひとつの「死」を知った。
無情にも連れていかれるワンダの姿に。]


……え。なに。本気かよ。
え?いや。処刑とかって冗談、だろ?

ワンダさんは人間かも… 、…

[落ち着きなく辺りを見渡して呟く声に力はない。追い縋るだけの勇気もない。そうかも知れない。違うかも知れない。分からない。

結局、ピスティオには迷うように彼女の背を見送ることしか出来なかった。かける言葉は思いつかなかった。]

(106) 2018/07/30(Mon) 01時半頃

 あっはっはっはっは
 ピスティオにとっちゃあ、人間の血ってのは
 どぶと比べていいもんなのか?
 自分に流れているのにねえ。謙遜に聞こえちまうな。

[愉快そうにわらっている。]


守護者といっても、やはり一度に多くを救える……
というわけでは、ないようですね。
そして、結社からの情報がただしいのなら、
自分自身は……護ることができない。

なるほど……。


……へ???面白いかい?

そうだなあ。あまり変わらないんじゃないかな?
だって臭いし。汚いし。
あまり触りたくないってところまで一緒っス。

流したくはないけど──…、うん。
流れてる分には関係ないしさ。

[笑い声には少し不思議そうに、あっさりとしたこたえが返った。]


 守護者といっても所詮は一人の人間、
 あっちにもこっちにも
 行けるわけじゃあないってことかねえ。
 
 昨日の晩も誰かを健気に守ってやっていたのかな。


【人】 下働き ピスティオ

[ロビーでは既にイヴォンと、その周辺で会話が交わされているようだった。先ほどよりも落ち着いて見える主の姿にほっと息を零しす。

けれど。その中に見えた一つの顔に、ピスティオの表情は硬くなった。口をややへの字に結びながら硬い表情のまま、ユージンへも視線を流す。彼との問答が、ふと頭を過った。]

(109) 2018/07/30(Mon) 01時半頃

【人】 下働き ピスティオ

─ 回想>>2:326>>2:327


人狼?人狼かあ……、


[うーん。と、問いに少し唸る。
そうして真面目な顔で頷いた。]


こわいよ。


こわい。だって俺っち、死にたくねえもん。

[最初の問いには、自分なりに考えた理由を添えてこたえて。続く問いに少し難し気な顔をした。]

(110) 2018/07/30(Mon) 01時半頃

【人】 下働き ピスティオ


………へぇ?


[次の問い。「いつもどおりで」との問い>>2:327には、その意図を取りかねて首が傾いだ。ううん?と目が少しくるりと回る。]

俺っちの体調は「いつも通り」っス。
ノアが一緒でも関係ないっス  ……  ??

[心配されたのかなあ。と、胸元をトントンとしてみせながら返す。やがてどうやら違うと分かれば、やや間抜けな表情で後ろ頭を掻いたものだが───。]

(112) 2018/07/30(Mon) 01時半頃

【人】 下働き ピスティオ

─ ロビー・現在 ─

[いつも通りで、いつも通りでは決してない。
青年の振る舞いはひとつの解をユージンに与えるだろうか。知らぬまま、ゆっくりとその顔を見遣る。

そうして彼の視線の先を追い、少し眉を下げた。分かりやすく困惑の色が面に浮かぶ。]


あー…のさ。えっと……、
俺っち、後の方がいい か、なあ?


[占いの話をした方がいいと思っていたが、妙な流れだ。ここで口を挟んでしまっていいものだかどうか、思い迷う様子でおずおずと辺りの様子を窺った。**]

(113) 2018/07/30(Mon) 01時半頃

 それじゃあ、おれたちは
 どぶを啜って喜んでる狼というわけだ。

 なるほど殺してやりたいと思われるのも道理かな?


あれ???
今日は俺っちが格好良く、モンドさんは人狼だー!って告発する日だよな?


なんで変な雰囲気になってるっス??

[さっぱり良く分からなくて、首が傾いだ。*]


下働き ピスティオは、メモを貼った。

2018/07/30(Mon) 02時頃


……丹精込めて、そのどぶを育てている身にもなっていただきたいものですね。

[ピスティオの物言いにぷりぷりしている。]


[あたしがユージンさんのもたらす結果が気にならないのは、もうひとつ理由はありますが。
 それはあたしとユージンさんだけが今は知っていればいいのです。]

……リンダさまには、どう見えたのでしょうね。


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