82 【薔薇村企画】 Contagio ―共鳴―
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[手を握って歩くのは、トルドヴィンのためだけでなく 自分の為でもあった。一人でないと思えるから。
>>204彼の思いに握る手に力を込める。 言葉はかけずとも、共にあると伝えたいから。 ゆっくり過ごすものきっと悪くない。
本当ならもっとたくさん二人で魔物を斬るはずだったけれど。]
(225) 2013/05/13(Mon) 22時頃
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……ふう。
[話しすぎて喉が渇いた、 色々なことも聞いて考えることは多そうだ。 村長のところから借りてきたボードに文字を書く。]
「私が手を繋ぎたい」
[>>218あの冷たいあしらいを受けないのは寂しいが、 その分こうしてスキンシップが増える。]
(233) 2013/05/13(Mon) 22時半頃
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釣り針か、ふむ。
[>>222丁度骨もあるし、良さそうだ。]
「一人で出かける?」
[本当はついてゆきたいと思うけれど、 丁度サミュエルが来る時間もある。 ボードを持ってゆく様にと差し出した。]
「書いてもらうと良い」
(247) 2013/05/13(Mon) 22時半頃
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[トルドヴィンが思うよりは動けるのだが、 少しくらい甘えても良いだろう。]
「でも、直ぐ帰ってくるように」
[>>259無理はしようと思っても出来ない。 出かける前に手を伸ばして、服をぐいっと引っ張る。]
(267) 2013/05/13(Mon) 23時頃
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[>>268ノックの音でトルドヴィンの背をとんと叩く。]
サミュエル、よく来た。
[上げた顔はもういつも通りものの。]
(274) 2013/05/13(Mon) 23時頃
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「全て話て良い、知ってもらったほうが不便もない」
[>>271隠すことなど無いと思うから、 トルドヴィンに任せてしまっても問題無さそうだ。]
「必要だと思えば、任せる」
(280) 2013/05/13(Mon) 23時頃
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[>>277昨日のような視線が戻って、 にやにやと笑みが止まらなかった。 子供で良い、もう好きに生きると決めたから。
これから彼は存分に振り回されるだろう。]
(284) 2013/05/13(Mon) 23時頃
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いや、問題ない。
[>>289サミュエルへの返事は口でしてもよい、 ややこしいなと思いながら本題を待った。]
私も出歩くのは、程々にしたくてな。
[一応背筋を伸ばして座ってはいる。 弟子の前では情けない姿は見せるつもりは無い。]
(296) 2013/05/13(Mon) 23時半頃
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[>>303字を書かれるのを、じっと待っていた。 予想以上に自体は深刻そうで、 成る程これではドリベルに相談もできまい。]
ふむ、思うより深刻だな。 硬化、だがふさがった訳でも……どうなのだろう。
[見えない場所だから判断は難しい。 しかしこのままでは餓死に一直線だ。]
最悪の場合、此処。 喉に穴を開ければ直接流し込める。
[向かいに座るサミュエルの喉、鎖骨のあたりに手を伸ばし 場所を示してみた。 ただし実際にするのは、本当に最後の手段。]
(309) 2013/05/14(Tue) 00時頃
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一般的に食堂は前側にある。 身体を傾けて飲んでみるというのは?
[>>314明らかに異変を起こしている舌、 見ただけでも解るというのは良いのかどうか。 自身の体内でも同じようなことが肺で起きているのだろう。]
流動食メインになるだろうが、 咽ずにたべれそ うな、……
[一度に話しすぎたのか、呼吸が途切れる。 口元を抑えてゆっくりと吸い込んだ。]
(317) 2013/05/14(Tue) 00時頃
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それは、構わないが、 トルドヴィンは厳しいぞ。
[>>318流しこんででも食べさせそうだ。 >>323情けないことに息があがる背を 撫でる弟子の手が有りがたかった。 身体を起こし、何度か息を吸い込む。 肺の隅々にまで酸素が届くようなイメージを持って。]
(330) 2013/05/14(Tue) 00時半頃
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[肺が苦しいのは体験済みなので、 なんとか物を食道へ流し込む方法を考える。 管かなにかで直接、と思ったが 拷問に近いだろうから提案はできなかった。]
死なす訳にはゆかぬ。
[サミュエルも、ドリベルも。 そしてトルドヴィンも。]
口をあけて細く流したら行けそうな気はするが。
[弟子の体で実験するのも忍びない。 あれこれと考えている間も撫でる手つきは優しい。 介護される気分になってきたが、違いはあまりなかった。]
(344) 2013/05/14(Tue) 00時半頃
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私?死ぬわけ無いだろう。 サミュエルに負けることも無い。
[>>351実際負けるつもりは無かったのだけど、 強がっているように聞こえてしまうだろうか。
>>355抱きしめられて驚いたが、 軽く呼吸を詰めるだけで逃げることもない。 ただ、弟子の様子が普段とは違いすぎるから 思わず髪をぐしゃぐしゃに撫でていた。]
(364) 2013/05/14(Tue) 01時頃
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驚かすな、肺より心臓が止まる。
[トレイルだったら洒落にならんと思いつつ、 離れるまではそのまま抱きしめられていた。]
使えるものはなんでも使え、生きろ。
[感謝などいらんと後頭部に手刀を一撃落としてから 帰るのを見送った。]
(365) 2013/05/14(Tue) 01時頃
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[サミュエルがいなくなると静かな家に戻った。 トルドヴィンが帰ってくるまで、出かけるわけにもゆかず、 用意してもらった牛乳をグラスに注いで飲みながら 一人骨の加工に集中する。 釣りくらいなら行けるかもしれない、 しかし魚より肉の方が美味い。
贅沢な悩みで頭を埋めながら、トルドヴィンの戻りを 待つまでに9個ほど針が出来上がっている。]
(368) 2013/05/14(Tue) 01時半頃
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[骨の加工に集中しすぎていた。]
……ああ。開いている。
[>>371手を動かしながら声に顔を上げると、 普段なら迎えに出るトルドヴィンが居ないので 横着して座ったまま声をかけた。]
(373) 2013/05/14(Tue) 01時半頃
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トルドヴィンは今でかけていてな。
[細工を終えた針を置くと、 >>377チアキを迎えて座るよう示した。]
佃煮、美味そうだ。 助かるよ、料理は……下手だから。
[そういえば昨日燻製にしていたような。]
……何の相談だ。
[年若い彼がここに来る理由は、 そう多くないだろうと考えて切り出した。]
(382) 2013/05/14(Tue) 02時頃
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ああ。副作用で、聴覚を失った。 見た目は普通だろう、声も問題は無い。
[>>385朝、というと鶏の卵を回収している時か。 随分やられて帰ってきたのを思い出した。]
何も聞こえていないから、話しかける前に 彼へ注意を促すひ つ……ようが、ある。
[チアキと攻芸のそれぞれを見ながら話す。 途中やはり息切れが出て、ため息を付いた。]
私は見ての通りだ、呼吸に支障がある。
(387) 2013/05/14(Tue) 02時頃
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[>>386二人が飲まなかったと聞いて、ほっとした。 元気に走り回れる人員も必要だ。]
たまには牛の相手も頼もうか。 旨い肉と乳が報酬だ。
[健康であるならと遠慮無く勧誘しつつ、 他の副作用も少なからずでているようだと締めくくる。]
錬金術師といえば。 兄の方は……発症したようだ。
[村長の家で聞いた話まで伝える。 これで薬を飲む飲まないの新たな判断になると良い。 きっとこの二人は、飲まないのだろうと思いながら**]
(388) 2013/05/14(Tue) 02時頃
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[二人が去ってから、再び部屋に一人になると、 思いの他沢山出来た釣り針にもう作業を止めて ベッドにごろりと寝転がる。 昨夜の事を思い出しながらシーツに顔を埋める。 薬を飲まないという選択肢。 今更悩んでしまっても遅い。
昼寝のつもりだが、トルドヴィンの帰宅時間によっては 本格的に寝込んでしまうかもしれない**]
(389) 2013/05/14(Tue) 02時頃
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─自宅─
大丈夫とは言い難いが、慣れようとしている。 二人にも苦労かけるだろう、手を貸して欲しい。
[甘く無い男は自分にも厳しい、ストイック過ぎて心配にもなる。 トルドヴィンは余計な事をと言うかもしれないが、 元気なものは何でも使う。]
内臓も、身体の一部、のようだ。 少し休めば、問題、ない。
[無意識に言葉を詰め込みすぎるのが良くないが、 そのうちこの身体にも慣れるだろう。 話を聞きながら呼吸を整え、 新たに得た人手に作業は何とかなるかと安堵した。 攻芸も牛なら壊したり破いたりは、無いと思いたい。 帰る二人を見送ったまた、作業に没頭することにした。]
(409) 2013/05/14(Tue) 11時半頃
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キリシマは、戻ってきた攻芸に顔を上げる。
2013/05/14(Tue) 11時半頃
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チアキに聞かせられない話か。
[どのペアも、皆相棒に内緒ごとを持つなあと 本日二件目の相談に手を止める。
私は隠し事をしても、トルドヴィンが聡すぎて無理だった。]
(411) 2013/05/14(Tue) 12時頃
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ふむ、だろうな。
[作業などしている場合では無さそうだ。
そうして潜められた言葉に、流石に驚きを隠せない。 暫く悩んでから、ゆっくりと口を開いた。]
(413) 2013/05/14(Tue) 12時頃
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予防薬が効く可能性、副作用の起きる確率。 何より病そのものにかかる確率。
具体的な数字はなにも無いぞ。 絶対など無い、その上でと思うのか。
[>>414やれやれと肩を落とした。]
(416) 2013/05/14(Tue) 13時頃
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二人で飲まないと決めたのだろう。
一人のライマーとして意志を尊重したほうが喜ぶのでは。 例え病になろうとも、お前たちは子供ではないのだから。
[ライマー不足な今、 駆り出され戦って死ぬ心配の方が強いと思うが それは口にせず。]
(419) 2013/05/14(Tue) 13時半頃
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何か勘違いしておらんか。 チアキは攻芸のものでは無いぞ。
チアキ自身のものだ。
その事、努々忘れるな。
[野放しにしたら危険な獣が、ここには居る。 そんな気分になったが、出来るのはここまでだった。]
二人で生きろ。
[去る背中に、サミュエルへとかけた言葉を繰り返した*]
(425) 2013/05/14(Tue) 14時頃
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[攻芸の話のインパクトが強過ぎて、 それ以上作業に意識が向かなかった。 己の手で、その発想はまるでなくて感心もした。 もしまだ飲んでいなかったら、一瞬考えてしまうような。]
私たちは、私たちなりに。
[これからを考えれば良い。 多少不便だが動けない程ではないのが幸いか、 トルドヴィンが一人で無茶をしなければ 穏やかに過ごせるはずである。
攻芸と話していて気づいたこともある。 呼吸法に気を使えばそれなりに会話も出来た。]
あとは、身体を慣らす事か。
[自分も、トルドヴィンも。]
(452) 2013/05/14(Tue) 19時頃
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[身体を慣らす為に何かトレーニングしてみようかと考えてから、 初日から気を張りすぎても続かないと感じた。 元より怠惰な所がある。 長くつき合うには程ほどが良いと 誰かも言っていた気がした。]
……寝よう。
[そうと決まれば二番目に愛している布団へ 直ぐにうとうととし始める**]
(458) 2013/05/14(Tue) 19時頃
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[見ていたのは、目覚めたら覚えていない夢。]
……ん。
[>>508人の気配に目を開くと見える手。 はむっと噛み付いてみた。]
(511) 2013/05/14(Tue) 21時半頃
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[はむはむしてから、徐に起き上がった。]
問題ない。
[それは表情だけでも解るだろう。 ただのうたた寝だなんて、叱られるかもしれない。]
(513) 2013/05/14(Tue) 21時半頃
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