人狼議事


29 Sixth Heaven

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…ギル。

システムに関わってしまった者、
その、末路を知って
同じ立場になった今

私は己の管理する器であるペラジーも
…他の器も接続させたくないと
そう思う。

思うけれど、

――…、 …――


【人】 長老の孫 マーゴ

― 個室3 ―

 「……マーゴ、いるのか?」

[その声に、小さくまた身を震わせた。
 明かりが点いて足音が駆け寄ってくる]

 なんでも……ない、なんでも……。

[反射的に肩の傷を悟られまいと壁に背をぴたりと着け、
 血で汚れた右手をスカートの下に隠した。
 壁に背を着ける仕草は結果、
 抱き締めようとする手から一瞬逃れるような形になり。

 それでも、心配させまいと笑おうとして、
 それはとてもぎこちない微笑みになってしまった]

(90) 2011/04/22(Fri) 16時頃

長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2011/04/22(Fri) 16時頃


【人】 長老の孫 マーゴ

― 個室3 ―

[ふるふると、戸口からかけられた声に首を振る]

 なんでも、ない……なんでもないよ……。

[ただただ首を振る様子は人の目を見ようとせず]

 私が……変なだけ、なの。
 そう、私がおかしいの……。
 外の世界は、幸せ、だって……。

[言葉に反して体は首を横に振るばかりで] 

(98) 2011/04/22(Fri) 18時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

 でも、笑える気がしないの……。

[言葉が固まり始めれば、苦しげに眉を寄せる]

 幸せな、世界。 平和な、世界。
 でも、本当は悪い気持ちを持ってて、
 皆それを取り上げられてて……。

[強張った表情に貼り付けた微笑みは失せていく]

 人の笑顔が信じられない……。
 システムで作られた平和も笑顔も、
 本心では何を思ってるか解らないんだもの……っ。
 

(99) 2011/04/22(Fri) 18時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

― 個室3 ―

[翠の傷ついた色を見て、慌てて左手で彼の手を掴もうと]

 違う……違うの……。

[弁解の言葉も、語気強く問い詰められて先が続かず。
 弱りきったように俯いて、黙ってゆっくりと右手を差し出し。
 人差し指を庇うように下にして目を背けた]

 ちょっとだけだから、こんなの。
 平気、だから……。

[手を見ただけでは一見爪が割れでもしたかのようだが、
 よくよく見れば爪そのものは綺麗な事が解るだろう。
 打ち付けた手の関節周りにも幾つか内出血や打撲跡ができていた]

(106) 2011/04/22(Fri) 19時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[小さく唇を噛んで]

 ……だって、ね、……フィル。
 私、悪い気持ちに慣れ過ぎちゃったんだよ。
 だから、怖いの……悪い気持ちがない世界が怖い……。

 皆、本当は持ってるはずの気持ちを取り上げられてるだけ。
 本当は、沢山の悪い気持ちを生んでるはずなの。
 だって、私ずっと此処にいたから解る……。

 でも、外ではそれが取り上げられちゃうから。
 誰かが悪い気持ちを生んでる事が見えなくて、怖い。
 その気持ちは全部ここに持ってこられて、器に注がれてしまう。

 普通に生きるだけで、此処に残る皆を苦しめるんだよ。

(107) 2011/04/22(Fri) 19時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[嫉妬や憤怒といった欠けた感情が世界に蔓延る事。
 それに対する怖れよりも、吸い上げられた気持ちの方が問題で]

 私も、自分の気持ちに気付かなくなっちゃう。
 私にはそれが、無理矢理被せられた仮面みたいに思えるの。

 皆同じ顔をして。
 怖い顔は削られて、良い顔だけ残されて。

 そんな、良い顔ばっかり貼り付けられた人を見ても、
 私、それが本当に嬉しいのか楽しいのか、判らないよ……。

(108) 2011/04/22(Fri) 19時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[>>109との問いにはおずおずと頷いた]

 一緒に、外に行こうって……。
 罪だって判ってても、それでも、って。
 フィルが、言ってくれたから……。

 折角……折角、覚悟……した、はずだったのに……。

[悔しさに涙が滲む。
 あの時は全てを割り切って、
 本当に彼と一緒に行こうと思えたのに。
 今になって何故こんな事になってしまったのか]

(112) 2011/04/22(Fri) 19時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

 ……抑えられなかったの。
 中でも、何度かやった事、ある……。

[消え入るような声。
 ムパムピスに答えた後、フィリップに追究されて押し黙った]

 …………。

[困ったように、また背を壁に押し当てるようにして。
 少年の語気の荒さに大粒の涙が零れた]

 あれが嘘になるのは私だっていや……。
 でも……でも、っ……判らないんだもの。

 だって……、だ、って……っ……――。
 兄様だって、笑って私を撫でてくれてたんだもの……!!

[喉につかえた大きな塊を吐き出すように、
 そう言い放った途端堰をきったように声を上げて泣いた]

(114) 2011/04/22(Fri) 20時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

 ……解ってた、つもりだった。
 でも、ちゃんと解ってなかった……。

 自分の気持ちを、此処に残る人に
 押し付ける覚悟は、できてた……。
 でも……何も知らずに感情を生み続けてる人達の中で、
 その人達を見ながら暮らしていくんだって。

 そう思ったら……。

[左手で零れる涙を何度も拭いながら]

 気持ち悪くて……怖くて……っ……。

(115) 2011/04/22(Fri) 20時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[だん、と壁を打つ音が間近に響き、思わず身を竦ませた。
 拍子に背中の傷が擦れたか、微かに痛みを表情に乗せて]

 判る、よ……フィルの気持ちは本当だって。
 此処でもずっと好きだからって、一緒にいたいって。
 そう言ってくれたから、判る、よ……!!

 フィルが私を好きなのが間違ってたなら、
 私を連れ出そうとなんてしてくれなかったはずだもの……。
 フィルの事を疑ってるんじゃ、ない……違う、
 違うの……信じて……。

[目元を擦りながら、顔を上げる。
 涙に滲んだ灰青は雨雲にも似て]

(122) 2011/04/22(Fri) 21時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

 何処に、行けば良いのか、判んない……。
 判んないから、苦しいの……怖いの……気持ち悪いの……。

 フィルだけで、いい……。
 他は何も、いらない。

[少年は少女と長く共に生きたいと言う。
 笑っていて欲しいと言う。
 それならいっそ何処かに閉じ込めてくれれば良いとすら、思いながら]

[仲裁に入る前のムパムピスの呟き>>119は、耳をすり抜けて。
 未だしゃくり上げながら、壁に身を寄せて震えていた。
 ムパムピスの視線には、フィリップの方を窺うように見ながら]

(125) 2011/04/22(Fri) 21時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[不安げに瞳が揺れる。
 フィリップの顔が近付いてくるのには
 睫毛を震わせながら目を閉じて、少し肩を強張らせたが、
 軽く触れる唇の感触に濡れた睫毛を上げ、少しだけ肩の力を抜いた]

 ……ごめん、なさい。

[自傷行為を咎められれば小さな声を落とす。
 彼の触れた髪に無意識にそっと触れて、その背を見送った]

(127) 2011/04/22(Fri) 21時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

 あんな風にフィルを怒らせるのは、いや。
 フィルと一緒に、幸せでいたい……。
 それだけ、なのに……。

[それは同じ気持ちのはずなのに。
 どうして叶わないのだろう。
 涙を拭いながら悔しさを噛み締めて]

 ……どうすれば良いのか、判らないよ。

[途方に暮れたようにまた俯いた]

(130) 2011/04/22(Fri) 22時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[部屋の隅に縮こまったまま動けないでいると、
 特徴的な足音と共にゆっくりと影が落ちてきた。
 頭に触れる一瞬、小さく体が震えたけれど。
 受け入れるように大人しくそのまま]

 …………。

[傷は、と問われて少し押し黙った後。
 ぎこちない動きで壁から身を離すと髪を掻き揚げた]

 ……せな、か。

[少しだけ前かがみになると、ゆったりとした衣服の隙間から
 引っ掻き傷と思しき真新しい傷が覗く。
 周囲には古い瘡蓋や色素の沈着した跡。
 そして、ほとんど消えかけの古い刺し傷の跡があった]

(135) 2011/04/22(Fri) 22時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[感情の制御が利かずただ蹲るばかりだったが、
 やがて優しげな笑みと仕草に緊張も解けて来て。
 >>137と問われれば小さく頷いた]

 お世話してくれる人を傷つけて……独りになるのはいやだったから。

[嫉妬、それは時に見放される事を極端に厭う。
 力のある者は力ずくで対象を繋ぎ止めれば良いが、
 幼い頃の少女にはそれもできなくて。
 また、ある意味で管理者の気を引く行動でもあったのかもしれない。
 ともかく、抑圧された感情をぶつける矛先が
 偶々自分に向いてしまいそれから習慣になっていたようで]

 平気。 自分でやった事だし。 死んじゃうわけじゃ、ないから……。
 それに、ちょっとくらい痛い方が……生きてるって、解る。

[自分の体の事を顧みる風もなく。
 言われるがままに傷に髪が触れないよう
 掻き揚げた髪をそのまま怪我をしていない方の肩へとまわした。
 ゆったりとした服の背から傷跡が覗く]

(147) 2011/04/22(Fri) 22時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

 ……ムパムピスお兄ちゃんの、お母さん。
 他人を傷つける人だった、って事……?

[不意に語られた話>>140に顔を上げる]

 …………――。
 私は、……フィルを傷つけたりしない。
 でも……。

[自分については確約はできなかった]

 幸せって、何なの?
 一緒にいられるのが幸せだって、思ってた。
 でも……此処にいたらフィルは私を殺さなくちゃならなくなる。
 そっちの方が幸せだって、ムパムピスお兄ちゃんは思うの……?

(150) 2011/04/22(Fri) 23時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[>>157と語られる嫉妬の影響はつきりと胸を痛めた]

 ……ムパムピスお兄ちゃんも、被害者なのね。
 足のそれは……事故とかじゃ、なかったんだ。

[何故弊害を知るものばかりが選ばれてくるのだろう。
 知っているからこそ枷になる、そういう事なのだろうか。
 労わるように目を細めて]

 私は、何処へも行けないわ。
 鳥籠の鳥は、冬の寒さや夏の陽射しに耐えられない。
 8年もずっとこんなところにいたんだもの。
 自分が何もできない事くらい……解ってる。

 ……私、ギルバートお兄ちゃんが死んだ理由。
 今なら解る気がするの。
 たとえヘンリエッタが殺されていても、いなくても。
 きっと、ヘンリエッタはもうこの世にはいないんだわ。

(164) 2011/04/22(Fri) 23時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[手を握るムパムピスの瞳を、灰青が見据える]

 ……じゃあね、ムパムピスお兄ちゃん。
 私は、貴方達の知らない8年間……此処に繋がれて生きてきた。
 その間笑って暮らしていたであろう貴方達を。

 私は、羨んでも良いはずよね……?

[影を背負った瞳の色は限りなく灰に近く。
 責めるような視線に、恋焦がれるような視線をぶつけた]

 ……私、ね。 もう、限界だって、解るの。
 これだけの事を知って、考えて。
 その上でまた器として繋がれたら、壊れちゃうわ。

 ううん……本当は。 フィルがいなければ……。
 フィルが何より大事だって言ってくれてなかったら。
 きっともう、こう言ってるわ。

(169) 2011/04/22(Fri) 23時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

 はやく わたしを ころして。

 ……って。

(170) 2011/04/22(Fri) 23時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

 ……それでも恨むなら、恨んで。
 誰に許されなくても、構わない。

[今にも壊れそうな心の音がする。
 綺麗に笑顔を浮かべながら、頬にはまた涙が伝っていた]

 私を私として見てくれるのは、フィルしかいない。
 フィルと世界と、2つが私を求めるなら。

 たとえ世界を壊しても。
 たとえ世界に許されなくても。

 私は、フィルの傍にいる。

(172) 2011/04/22(Fri) 23時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

 そうやって自分に枷をかけたのね……。

[彼もまた籠の鳥、いや、足枷をつけた犬か]

 外に出られたら、もう私の羨みは消えるわ。
 嫉みも羨みも、求めても手に入らないものがある時にしか
 生まれない感情だもの……。

[嫉妬の器である自分が“外”へ行けば、
 嫉みや羨みの感情はそのまま世に解き放たれる]

 自由になれた鳥が、籠の中の鳥を羨む事なんて、ないのよ。

(182) 2011/04/23(Sat) 00時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

 そうね、私は止めなかった。
 トニー君を止めるには私達の決断は遅かったけど。
 チャールズおじさんは止める事はできたかもしれない。

 でも、ムパムピスお兄ちゃんは我が侭だわ……。
 連鎖を止めて欲しかったなら、そう言うべきだった。
 今言われても、遅いよ。

[壊れたように、涙は止まらない。
 嗚咽も何もなく、ただただ流れ続ける。
 それを拭う指を、両の手で捕らえて細い首元へと誘った]

(184) 2011/04/23(Sat) 00時頃

ギルバート。


お前は、何を 思ったのか。


私の隣には

私の「管理」すべき「器」の青年がいる。

お前と同じ立場に立って。


あの時。
お前は、どうしていたのだろうか。


彼らの正義。彼らの主張。同じように、
きっとぶつかったのだろう。
何が正しいだなどと いえるはずがない――


【人】 長老の孫 マーゴ

 ……許さないというなら、このまま縊って意識を奪って。
 無理矢理にでも私を中へ放り込めば良い。

[彼の手が外れないように、両の手で捕らえたまま。
 “マーゴ”、その響きに一瞬息を止める]

 ……何故、そんな事を訊くの?
 心が壊れるより、体が傷つく方がずっとましだわ。
 ……死なない、限りは。

(189) 2011/04/23(Sat) 00時半頃

――survival lottery

「人を殺してそれより多くの人を助けるのは
 よいことだろうか?」



哲学者が探す、答えの出ない問いかけに
未だに私たちは答えを出せないでいる。
答えではなく選び取るだけ。


【人】 長老の孫 マーゴ

[>>187、小さく首を振る]

 それなら、貴方達はまだ幸せな籠の鳥になれそうね。
 羨むつもりがないのなら、羨まなければそれで良いでしょう?

[憐れむような笑みは、理解できなかった。
 迷子の鳥とて、籠の鳥に羨まれたいわけではないから]

(190) 2011/04/23(Sat) 00時半頃


ギルバートの出した答えは。
辿りつく先が、己の死だった。
 


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