人狼議事


246 とある結社の手記:9

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……おはよう。
ひどい朝だわ。

昨日はごめんなさい。

[泣き腫らした朝のようにまぶたが開かないなんてことはありませんでしたが、似たような気持ちです。
 ずっと声を聞いていたのに、あんなに縋ったことは、今までありませんでした。
 狼だと告げられたこともこわかった。この中に本当に誰かを欺こうとする人がいるのがこわかった。人を敵視してしまう自分がこわかった。紙に名前を書くのにためらいがないのがこわかった。

 今でも、連れて行かれたローザス夫人の魂が、どうか狼であるようにと、祈ってしまったことが、ひたすらにこわいのです。
 どこかで繋がっていると、信用できる人がいると思えたから、気丈でいられたようなものです。]


……あの、聞こえてます?
まだ眠ってるのかしら。

[昨夜は、ずいぶんと付きあわせてしまった自覚がありましたから、尋ねる声は少し遠慮がちになりました。
 それから少し待って反応が返らないので、お寝坊さん、と思うだけ思って、起きてくるのを待つことにしました。]


【人】 牧人 リンダ

― 早朝:リンダの部屋 ―

[揺れる月影。
グラスの水面に浮かぶそれを、一息に飲み干して。
熱のこもった吐息を漏らしたなら、大きく舟が揺れた。
小さな悲鳴を上げて、船縁に身を預ける]

[声を上げた恥ずかしさを誤魔化すように、笑い返す。
舟はまた、ゆらゆらと優しく揺れる]

[つられて、空を見上げる。
一面に散りばめられた星々に、息を呑む。
届かないとわかっていて、そこにたどり着けないとわかっていて、手を伸ばした]

(28) 2018/07/31(Tue) 21時頃

【人】 牧人 リンダ

[目を覚ます。
伸ばした手の先にあるのは、星空ではなく天井で。
その手は当然のように空を切る。
一筋、涙が零れ落ちた]

(29) 2018/07/31(Tue) 21時頃

【人】 牧人 リンダ

― 朝:リンダの部屋 ―

[部屋を訪ねてきたロイエ(>>20)にいつも通りの返答を。
いつも通りに招き入れ、いつも通りに支度を手伝ってもらう]

[ただ、いつも通りでなかったものが一つだけあったとするなら。それは、頬に残る涙の跡だろう]

(30) 2018/07/31(Tue) 21時頃

牧人 リンダは、メモを貼った。

2018/07/31(Tue) 21時頃


【人】 牧人 リンダ

― 朝:ロビー ―

[今日はそれに間に合った。
ユージンの体が運び出されるのも。
イヴォンが宿の外へと連れ出されるのも。
だからといって、何が出来たというわけでもないが]

(34) 2018/07/31(Tue) 21時半頃

【人】 牧人 リンダ

[イヴォンが結社員に連れ去られた後、その異変に気づく。
ぞくりと、ひどく、ひどい怖気に襲われた。
屋敷を見上げていた時は、暗い憎しみだけを湛えていたそれらが。
今日は笑っているのだ。
誰も彼もが嗤っている]

[ようやく抱くことができたちっぽけな覚悟を嘲り笑う、そんな顔達が歪む。
いや、歪んだのは視界全体だ。
その瞳はロビーの様子を捉えることができず、別の景色を映し出す]

(36) 2018/07/31(Tue) 21時半頃

【人】 牧人 リンダ

[知らない男達に囲まれる、よく見知った女性。
その男たちはおそらく、結社員で。
だから、それは、きっと]

いや……いやっ……。
やめて……それは、それだけは……。
見たくない……見せないで!
ああ……駄目……止めて!!

[目を強く閉じても、その映像は消えることなく。
その結末を映し出す。
男たちはその女性……イヴォンへと手を伸ばし。
彼女の最期のその表情は――]

嫌、嫌……あ……ああっ……。

(37) 2018/07/31(Tue) 21時半頃

【人】 牧人 リンダ

[糸が切れたように床に崩れ落ちる。
息が、呼吸が、鼓動が荒い。
床に手を突いているだけで精一杯で。
涙と汗と嗚咽が、水溜りを作り出す]

[どうして彼らはここまでするのだろうか。
ここまでされるほどの罪を自分は背負っているのだろうか。
わからない、なにもわからない。
ただ一つだけわかること、それは]

イヴォン……おばさま、は……。
人間……です。

[絞り出すような掠れた声で、それだけを*告げた*]

(38) 2018/07/31(Tue) 22時頃

牧人 リンダは、メモを貼った。

2018/07/31(Tue) 22時頃



 そーね、ノアさんを私たちが殺すなら、
 イヴォンさんが人狼っていったほーが、
 都合はいーのかしら。

 今日はその二人のどっちかね。
 大丈夫、きっちり殺してあげるわ。
 モンドさんは処刑したい、ってのも、
 解る話だし。

 ただ、ピスティオがどーしても、
 イヴォンさんを人狼だったといいたくないなら、
 うーーーんんんん。

 やっぱりノアさんを人狼にしたてあげたほーが、
 とはおもう?かな〜〜……?
 


 おれたちは所詮口を出してみるだけ。
 やれるようにやって貰えるのが一番いいだろうからな。
 だから、やりたいようには任せるが。

 そうだね、ノアをおれ達の手で殺すなら
 モンドだけには「もうノアを守ってやる必要がない」と
 思わせたいところだな。

 モンドにとっちゃあ、
 ピスティオだけは「明確な嘘つき」だからな。



 ……ただまあ……
 この状態でモンドを殺せるかどうか、ねえ……

 また票が足らないってことになると、面白くはねえな。
 ノアを強く疑いながら、いかにもノアに投票する風にして
 モンドに投票でもしておくかねえ……


 イヴォンが「人狼」といっちまったら。

 ……もう、たぶん、モンドはノアを信じると思うぜ?

 守っちまう可能性が格段に跳ね上がるとおもうがな。


 そうなると、今度はまたモンドを殺すしかなくなる。
 おれとしちゃあ、イヴォンを人狼だっていうのは
 イマイチ仕事がやりにくいようにしか思えてねえな。

 利点はあるのかい?



 ノアをおれ達が食うには

 「イヴォンが人狼」は、ちょっとまずい。

 おれはそう思うが、どう思う?


ん、ん、ん………

奥様を人狼、かあ。
…ごめん、俺っちには少し難しいかも知れないや。
だって散々叫んじまったろ?

[ごめん。と、苦笑めいた気配を零し]

でもそうなると、俺っちから見てノアが人狼、奥様は人狼の協力者。
……で、モンドさんと誰かが人狼、かな?

ロイエさんとは食い違っちまうっス。
対立するってことなら平気そうだけど……
その場合、ロイエさんからはノアが本物ってなっちゃうのかな。
うううん…



 それと、スージーがいってた……

 ワンダが人狼ってやつ。
 それそのものについては、おれは賛成だったんだが。

 多分、人狼って言うなら余計に
 「なんで昨日のうちに言わねえんだ?」とは
 言われると思うぜ。

 なにか理由を考えておいたほうがいいだろうな。


……と、すると。いかがいたしましょうか?
やはり、わたくしが霊能を偽るのは、
ノアさまを人狼として処刑"させた"あとのほうが?

[イヴォンを人狼という理由。それは、スージーがそうしたい、と前にいったから、とは言わないで置いた。]



 一個、ロイエのヤツがマズい点があるな。

 まあいいといえばいいが――
 その状況なら、ラルフも人狼ってコトに出来ないこともねえ。

 単純に、ワンダを人狼といっておかねえ場合は
 隠れ蓑が減っちまう。 それだけだ。


…多分。

昨日、俺らの他にモンドさんに票を入れてくれたのは…
ベッキー、じゃないのかな。奥様かなあ。
でも奥様以外に、パティに入れそうな人も思いつかないし。

今日、リンダが奥様を人と証言すればあいつらは迷う。
モンドさんに入れるって選択も出てくると思う。…ただ。

[ただ、懸念は。]


ノアが、みんなを占っていなければ、さ。


 「まだ人狼は死んでない」と
 「まだ人狼は生きている」じゃあ

 なーんにもできないただの唐変木たちのなかに
 おれたちが二人、いいや。
 いまはロイエもいるから三人だ。

 素知らぬ顔して紛れてるのは
 ……ちょっと考えれば。案外と、すぐわかる。

 そういう意味じゃあ、
 ユージンを殺しておくのは正しかったろうな。


 だから、多分……団子になっちまってるよりは
 霊能者としてサッサと名乗りでちまったほうがいい。
 「なにもわかんねえやつから殺したほうが」
 なんて事になっちゃあ、あっという間だぜ?

 相手がリンダお嬢様ってトコで
 温情をもらえるかもしれねえし。


 ……そうだなあ。
 昨日、おれらの他にモンドに投票してみたのは……
 ベッキーかもしれねえ。

 ……で。

 そこでやっと、5なんだ、ピスティオ。

 5じゃあ、半分ちょうど。
 あと一人分要るな。


 今日はもしかすると……ロイエの言ってたとおり、
 案外素直にノアが怪しいってな話にな……るかもな?
 わからねえけど。

 変に今日モンドにこだわるよりは、のっておいたほうが
 いいのかもしれねえな……なんて、
 ちょっと思っちゃあいるが。

 まあ、どっちみち始末できるならおれはそれでいい。


うん、5だ。

じゃあ、あと1あればいいってことなんだろ。
それだけ説得ってやつを出来ればいいんだろ。

……やってみる。やらせてくれよ。
俺っちは、どうしてもモンドさんは、そのままにしてはおけない。

[低い声は、昨日までとは少し違う様子で。それはどこか、獣が牙を剥くのにも似るだろうか。不慣れな牙を。]


[ルパート、スージー、ピスティオ。3者の言葉に耳を傾けながら考える。思考を巡らせる。]

畏まりました。
では本日、それとなく霊能者と名乗り出ましょう。
ローザス婦人を「人間」。
ワンダ様を「人狼」。

ワンダ様のときに名乗り出なかった理由は、
他の狼から命を狙われるのを避けるためと―。


うん、ルパートさん。それでも構わないっスよ。

どっちにしろ、モンドさんとノアは人狼だ。
俺っちはそう主張する。

あとは、あいつらがどう動くか。
見ておこうぜ。……どうせ、流されるんだろ。
こっちはそれに、乗らせて貰うだけだ。


 
 ———………、なんだ。

 こいつは、おまえにとっての牙だったか。


[もしもイヴォンが本物の占い師だったなら。
――彼はすっかり彼女の跡まで継いだ。

いまや人狼として。()] 


 ……わかった。
 …………――わかった。

[濃く笑みの気配が滲んでいた。] 

 任せるよ、同胞。

[と、ピスティオを呼ぶ。
人狼たちが人狼を呼ぶ際使うその名で。]


 そうだなあ。

 命を狙われるのを避けるためって言っておけば
 たったひとりの能力者を守るため――

 モンド様……っていうか守護者様が
 守ってくれると信じてたって話は、美談だな。

 おれはロイエなら、ありそうだと思っちまう。
 いいんじゃあないか? 


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