18 Orpheé aux Enfers
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奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/09(Thu) 15時半頃
[携帯は持ってないから
帽子の男には時間と場所だけ指定した。
慣れない場所で初見に近い楽譜。
疲れたのだろうと目に見えてわかるほど、熟睡している楽器の主]
……。
[心は、多分痛まなかった。
重いケースを手に部屋を出る。
残念なことに、誰にも合わなかった。
楽器を渡す際に、少年はクライアントに尋ねた]
…何で楽器盗ろうと思ったわけ。
[理由はさておき、ただ少年は肩を竦めた]
じゃ、俺行くんで。
[今になれば、どう考えたって疑われるのはまず自分。
まあ、今更どうでもいい。
部屋に戻って寝台にもぐる。
何も夢は見なかった気がした]
何でだろうなぁ。
大切なものを奪いたい。
奪われた時の表情が見たい。
それもあるけど。
勝手なエゴ、だろうな。
[楽器を持ち運んできた依頼相手には、笑ってそう告げていた。]
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― 部屋F→ ― 〔突然の事態で僕は閉じた扉を呆然と見る。 部屋を出る前サイラスはどんな顔をしていただろうか?〕 …………――――っ 〔呆然と、している場合じゃな。 ”此処”に居るっていったんだ。〕 〔何が起きているのか、どう動いているのか。 そんなの何にもわからないけれど。 大切なものがわかっているなら、行かなくちゃ。〕 〔急いで身支度を整え楽器を背負う。 何が出来る? 嫌疑を晴らす為ヤニクみたいに探れる? 部長や副部長みたいにしきれる? ジェレマイア先輩みたいに細かく気を配れる?〕
(116) うに 2010/09/09(Thu) 19時半頃
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〔でも、どれも僕には違う気がして 楽器を背負ったまま部屋を後にした サイラスが向かうはずの場所は ディーン先輩から聞いているから〕
〔ただ、まっすぐ向かうはずの足は……途中立ち止まる。〕
(117) うに 2010/09/09(Thu) 19時半頃
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”ふざけんな!!!” 〔強い言葉。聞いたことがある声が聞こえる。 ……零れるのは一つの練習室。 僕の足は驚きで止まる。〕
〔聞こえるのは二つの声。 一つは……ジェレマイア先輩の声。 ……もう一つは……〕 ”音楽が嫌いだ、楽器だって愛してない。 オケのメンバーも、お前も、全部。 だからぶち壊したかった。 跡形もなく消したかった。” 〔……………――――――どういう、こと?〕
(118) うに 2010/09/09(Thu) 19時半頃
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セシルは、練習室Fの戸口で息を呑む。
うに 2010/09/09(Thu) 19時半頃
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― 練習室F入り口 ― 〔足を止めてしまって……そこから動けない。 聞いていい内容じゃない。わかっていても。 声が出なくてよかった。 出ていたらきっと横槍を入れたくなる。 聞こえる声を聞きながら……隙間からのぞき見た。〕 …………―――― 〔優しい先輩と……好きな人が……好きな人。 本当なら、喜ばしいことなのに。〕 〔聞こえた幾つもの話に混乱しているせいだろうか? もう、この合宿に来てから何度目か判らないけど 視界が滲んで……楽器……誰かの楽器が 物置の中にあるって……そんな話も聞こえてくるけれど……〕 〔僕は後ろを振り向けず駆け出す。足音など気に出来ない。〕
(119) うに 2010/09/09(Thu) 20時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/09(Thu) 20時頃
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― 研究室入り口 ― 〔ディーンに教えられたとおり、その部屋はあって。 けれど、今、中に入るのは……〕
〔言うべきなのだろうか?言わぬべきなのだろうか?〕
〔戸口に呆然と立ち尽くしつつ、僕が奏でるべきを考える。〕 〔そう、低音奏者たる僕の奏でるべきは……〕 〔…………そう、僕は奏者……なんだ。 まだ、未熟で、弱いけれど……それでも、 奏者であるなら、するべきことはたった一つ。〕 〔――――――――音を紡ぐこと。〕
(120) うに 2010/09/09(Thu) 20時頃
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セシルは、研究室の戸口で楽器の準備を始める
うに 2010/09/09(Thu) 20時頃
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― 研究室入り口 ― 〔PPで中の人に気付かれぬよう、 静かに、出来るだけ静かに、相棒の準備を整えていく。 紡ぐのは……〕 ”――――……When you wish upon a star” 〔小さな頃、頑張れば、願いは叶うと思っていた。 心の底から夢みているのなら、叶わぬ願いなどないと。〕 〔本当に想っていることを言えないなんてないって思ってた。 本当にしたいことが出来ないなんてないって思ってた。〕 〔低弦はピアノやヴァイオリンのようには 華やかにうたわない。 無邪気に、綺麗なものだけがあるようにはうたえない。〕
(122) うに 2010/09/09(Thu) 20時半頃
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”Like a bolt out of the blue Fate steps in and sees you through When you wish upon a star Your dream comes true”
〔歌う。けれどもちろん声はでない。 けれど、泣いてしまっても淀むこともなく。〕 〔それでも、君の願いが叶うように。叶って欲しいと祈るから。〕
〔君の願いが叶えば……僕の願いも叶うから。〕
〔スティーブン先生かサイラスが驚いて出てくれば きっと隠せず、携帯を通じ告げてしまうだろうけど。 今だけは、ただ、一心に ……彼が泣かないようにと祈りと音を紡いだ〕
(124) うに 2010/09/09(Thu) 20時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/09(Thu) 21時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/09(Thu) 21時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/09(Thu) 22時頃
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― 研究室戸口 ― 〔僕が立ち去った後、ラルフも練習部屋Fで 二人を目撃していたことも知らず、 その頃はきっと僕は演奏中〕
(136) うに 2010/09/09(Thu) 22時半頃
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― 研究室入り口 ― 〔それはどんなタイミングだったか。 演奏に没入していたら、突然の振動に 僕はさぞ驚いたであろう。
……何はともあれ、目元をこすりながら 慌てて携帯を取り出し確認する……が……〕
…………
〔う……まったく、わからない。 そう思いながら、届いたメールに返信する形で そのメールに言葉を返すことにした〕
(142) うに 2010/09/09(Thu) 23時頃
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― 研究室前 ― 〔メールを送り終えれば息をついて。 ……今、研究室の中に居るサイラスは どんな気持ちだろうか。
去り際のか細い声。もちろんその当時から サイラスがそんなことするはずはないって ……文化祭の成功を…と言っていたサイラスが するわけないのは判っていて。
けれど、その時僕に出来るのは 声なく頷くこと……ごめんねに首を横に振ること ……大学生に反論一つ言えなかった
あの時怯えてたサイラスに、 何も出来ないまま……〕
(147) うに 2010/09/09(Thu) 23時頃
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セシルは、メールに返信してから、そうだメールがあったと
うに 2010/09/09(Thu) 23時半頃
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― 研究室戸口 ― 〔携帯を操作する間、もちろん弓は止まる。 止まる前、声ない声に、相棒の歌に 沿うように聞こえた”星に願いを”〕
…………
〔こんな時にまでやさしくなくていいのに。 こんな時は我侭に振舞ってもいいのに。〕
〔あやすような感触と、伝わる気持ちが嬉しい。 何時も居てくれたのは、むしろサイラスなのに。 何時も助けてくれるのは、むしろサイラスなのに。〕
〔彼の前に、これから突きつけられるであろう 出来事を思うと……余計に切ない ……事実を変えることは、僕にはできない……〕
(157) うに 2010/09/09(Thu) 23時半頃
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― 研究室前 ― 〔相棒と弓を片手に壁に凭れる。 混乱のまま此処、にきたけれど……
聞こえた声は、副部長がスコアを取り ……誰かの楽器を物置に隠したと言うこと。 何故、そう言ったことをしたかの理由。 ……最初は、その理由は……相思相愛 かのように聞こえた、のに。〕
…………――――
〔やはり、あの人はずるいしキライだ。〕 〔正直まだこのオケに思い入れがもてない僕は オケ自体がどうなるかはやはり興味は薄い。 だからその後の仮面舞踏会?も、 そんなこと話すより、先にやること、 言うべきことあるだろうと……八つ当たりで思った〕
(167) うに 2010/09/10(Fri) 00時頃
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セシルは、メールの返信を送信してから、よいしょっと相棒を抱える。
うに 2010/09/10(Fri) 00時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/10(Fri) 01時頃
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― 研究室戸口→ ― 〔相棒をケースにしまいなおす。 メールでああ言った手前、とりあえず朝食……と 胃が受けつけるか怪しい気分だけれど そうも言ってられないしとケースを背負う。
……物置にある楽器。 このときヤニクの楽器と知っていれば ラルフに連絡し、回収に 向かったりもしたのだろうけど 残念ながら僕はそれが誰の楽器か知らず。
……むしろ、あったばかりの高校生の楽器を 盗んでいくとは思えなくて ……サイラスにこんな仕打ちをする大学生…… の誰かかもしれない、と思うと、 自ら進んで回収するきにはなれなかった〕
(181) うに 2010/09/10(Fri) 01時頃
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― 食堂へ向かう途中 ―
…………!
〔食堂へ移動途中、カルヴィンの姿を見かければ 先程ラルフが探していたのを思い出して。 携帯に文字打ちながら パタパタと小走りで僕は駆け寄る〕
『カルヴィン、よかった。 ラルフが君のこと、探していたよ。 何かとても話したいことがあるみたい』
〔わざわざ、僕にまでメールで聞いてくるくらいだ きっとよほど大事な話しか…心配なんだ。 だから、そんな文章を表示させて彼に示して見せた〕
(182) うに 2010/09/10(Fri) 01時半頃
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セシルは、カルヴィン発見に、ラルフに知らせようとメール作成
うに 2010/09/10(Fri) 01時半頃
セシルは、その姿を二人の前に見せる前に立ち去っていた。
うに 2010/09/10(Fri) 01時半頃
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― 食堂へ向かう途中 ― 〔ラルフと身近なやり取りの後、 またカルヴィンに向き直る〕
『ラルフが後で会いたいから これから行く場所教えて欲しいって』
〔そう打って示した携帯に カルヴィンはどう反応したか。
一番気を許していた大学生が 今回の騒動の核とああ関わっていたからか 大学生に不信感を持ち始めてる僕は その反動で高校生であるカルヴィンに 同じチェリストなのもあって ゆるっとした笑顔を向けながら〕
(188) うに 2010/09/10(Fri) 02時頃
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― →食堂 ― 〔カルヴィンから次の行き先は聞き出せただろうか? 聞き出せればそれを僕はラルフに連絡して そうして、カルヴィンが来た方向…… 目的地の食堂へと歩を進める。
……その道すがら、零れてくる声に 楽器盗難事件のことが届く。 ……ああ、これもバーナバスの仕業なのか…… と、いまだ、楽器の持ち主を知らぬまま〕
(190) うに 2010/09/10(Fri) 02時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/10(Fri) 02時頃
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― 食堂戸口 ―
…………――!!
〔周りの不穏な噂に気をとられていた。 戸口のところで小柄な人影が目の端を掠める。
僕は突然の人物の接近に息を呑んで、一歩下がる。 耳の後ろで血の引く音が聞きながら その姿が誰かを視認出来れば……〕
…………――――――っ
〔先程見聞きしてしまったことへの罪悪感、 気を許していた相手に対する不信感で 酷く複雑な表情で先輩を見下ろした〕
(191) うに 2010/09/10(Fri) 02時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/10(Fri) 02時頃
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― 食堂入り口 ― 〔大丈夫かと問われれば、接触はしないで済んだので 相棒を背負ったまま小さく頷く。 二度目の謝罪は、相手が僕、だから出たのだろう。 ……何時もと変わらない先輩。〕
〔けど〕
『……すいません…練習室で バーナバスと、話して……その……えっと だきしめあってるの、見てしまいました……』
〔躊躇した、けれど尋ねるように名を呼ぶから 携帯に文字を打ち込む。 ……バーナバスに先輩がないことから 僕が何を聞いたかは……察してもらえる、だろう〕
(195) うに 2010/09/10(Fri) 02時頃
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― 食堂入り口 ―
…………―――
〔先輩にとっても、嫌疑がかけられているサイラスや ……先輩がサイラスのことを知らないとは知らず 楽器を隠された…多分大学生…のことより バーナバスによった立ち位置だったことは 後ろ暗い気持ちは少しはあるのだろうか? 顔色が白くなる先輩を僕はじっと眺めて〕
〔素直に言うことを聞くのも癪ではあったけど けれど、大学生だらけの食堂も あまり言い気持ちはせず、その提案にはコクリと頷く〕
(197) うに 2010/09/10(Fri) 02時半頃
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― 食堂→談話室 ― 〔リクエストを聞かれても、 あまり胃が受け付けそうになくて…… 銀結び一つとだけお願いしながら
銀結びと……何か冷たいもの?一つ手に持つ先輩に 談話室の戸を閉められ、薄く警戒心が沸いてしまう。
問われた言葉は、まるでこちらが 一方的に悪いかのような尋問に感じられ 眉間に緩く皺がよった〕
『……バーナバスが犯人で 誰かの……楽器が物置にあること。 それとそんなことした理由……に 仮面舞踏会とかどうとか……』
〔けれど特に嘘をつく理由も僕にはないから 携帯に何を聞いたかを纏めて打ち示す〕
(201) うに 2010/09/10(Fri) 03時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/10(Fri) 03時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/10(Fri) 03時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/10(Fri) 03時頃
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― 談話室 ― 〔卓上に置かれた銀結びと……デザートのプリン。 なんだかちょっと不思議な組み合わせ。 僕は両の手をあわせてから 形だけでもとお結びを手に取り 数粒だけ口に含む程度だけかじる。〕
〔向かいに座る先輩は、否定するでもなく 笑顔まで浮かべて……僕はその笑顔に 半眼を投げる〕
『……サイラスが…何人かの大学生に 嫌疑濃厚とか、 それ故身が危ないかもしれないって 別行動にされたりしてるのに』
〔一緒に談話室に来ることになった 現在サイラスを匿ってくれてる先生に 視線を一度投げてから また先輩に戻し……非難がましい文を打って示す〕
(207) うに 2010/09/10(Fri) 03時半頃
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〔文字を打ち込めば携帯を先輩と先生、 両方に見えるように示す。〕
…………――――――
〔その、大切な人が誰かはわかってる わかっているだけに〕
…………――――――
〔その、大切な人が誰かはわかってる わかっているだけに〕
『その、大切な人が何を望んでるか……』
〔そう、一文打ち込んで唇をかむ。 聞こえたバーナバスの言い分は ……彼なりにいろいろあるのだろうけれど それでもとても身勝手に聞こえて〕
(210) うに 2010/09/10(Fri) 03時半頃
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『……これだけ引っ掻き回して 身勝手に、好き勝手に、我侭に周りを傷つけて 今更、あの人の望む形……文化祭にだすなんて 僕は納得できない。』
〔仮面舞踏会の提案 ……文化祭に出そうと考えてる風の先輩にも その、手で胸を押さえる姿を じっと、秋色で睨みつけた〕
(211) うに 2010/09/10(Fri) 03時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/10(Fri) 03時半頃
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『家庭の事情に……立ち入る気はありません。 けれど、同時に家庭の事情があったからと 見過ごす気もありません。』
〔家庭の事情には、僕はゆるく首を振る。 生まれは選べない。選べるなら…… ……僕は自分の上腕をもう片手で掴む〕
『………そう、壊してしまえと 銃で言うなら、突きつけて……二発 オケに向かって撃ち込んだ。
実際このオケに、亀裂と言う損傷がせいじて居る』
〔静かに言葉を撃ち込んでいく。 僕はこのオケ自体に愛着があるわけではない。 むしろ、印象は下がる一方で
それでも、あの人がいないなら このまま、合宿には参加し低音域をまっとうする気はある〕
(216) うに 2010/09/10(Fri) 04時頃
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『先輩は……あの人が好きだから甘くなってます。 オケが人なら……障害罪です。 そうじゃなくても盗難は犯罪です。』
『あの人だけの望みでなければ誰の望みですか? 先輩は望んでるかもしれない。 ……多分……このことを知ったら傷つくサイラスも
でも、 少なくても、僕は望まない。
……同じように、望まない人もきっといるでしょう』
(217) うに 2010/09/10(Fri) 04時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
うに 2010/09/10(Fri) 04時頃
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『……その信頼を、崩したのがあの人です。 今のオケの状況を見て、それでも? オケの皆の信頼が戻ると思いますか?』
〔僕はもう一つ撃ち込む、言葉を。〕
『……少なくても、罪には罰を。 それから許しが筋ではありませんか?
ちゃんとした罰も与えず、 許しを他者に請うのは……僕は賛同できません』
(221) うに 2010/09/10(Fri) 04時頃
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