人狼議事


76 ─いつか、薔薇の木の下で。

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 満足?
 満足していると思うかい?

[薔薇は、問いに問いで返す狡さを…。]

 でも、全然足りないね。
 この身体はもう、役には立ちそうにないし。


 そして、この身体の元の主が、、満足したかどうかは知らないな。ふふ、

[薔薇は、忍んで耐える眠れる子猫に、軽やかに笑んだ。]

 ――……僕は、彼には手を出さない。
 それは、守るよ、ちゃんとね。

 彼を守りたいなら、
 君は手を出さないことだね。
 君は彼に手を出せば、きっと、



 もう、壊れちゃうよ?

[薔薇は、静かに、でも、どこかしら妙な明朗さで。
 塞き止めていただけ、欲望は深く強く、そして、重いものになるのを知っている。
 だから、より、大きな糧をサイラスに求め、
 
 今は、あえて、彼の欲望を抑えつけるようなことを。]


壊れる…?壊れるのは…俺?

…いっそ、壊れて眠ってしまったら

楽に、なれるか、な…

どうしたら もう、目を覚まさないで済むんだろう。

どうしたら…ヤニクに、そのままで…いて、貰えるんだ 、ろう…



 壊れるのは、君。
 ああ、壊れたい?

[問いに薔薇は答え…。]

 楽になりたい?
 目をもう覚ましたくない?

 それが望みならば、
 叶えよう。



 愛しいキティ



 もう、シルヴァは、使い物にならない。
 彼ではもう、君を受け止められない。

 彼を傷つけず、
 そして、君自身の眠りを求めるのなら。




 誰かを犠牲にしなくてもならないよ。
 君の、そして、彼のために。

[薔薇は薔薇のために。
 キティに吹き込む。

 そう、薔薇は、彼らが欲にまみれてくれればそれでよいのだ。]


[薔薇の意識の中、問いかける声にまともに言葉を返せるほど自我は残っていなかったけれど]

………。楽に、なれるなら。


 もちろん、できるよね。
 いいや、君はそうしなくてはならない。

 彼を傷つけてはならないよ。
 だって、そのためにシルヴァに欲望をぶつけたんでしょう?
 彼以外は、誰でもいい、その気持ちで、既に、もう、
 シルヴァを君は慰みものにした。

[その時はくすくすと笑うように…。]

 ――……ね
 彼を守って、君は誰かを傷つける。
 そして、眠りにつくんだ……。


[そう。薔薇は何も間違ったことは言っていない。
誘う薔薇を、シルヴァを抱いたのはそれでも自分の意思だ。

「彼以外なら誰でもいい」

そんな身勝手な思考はぱきりと心に罅をいれる。
その隙間に流れ込む薔薇の香気]

俺、は……ただ……

[誰かに頼って、誰かを使って。
結局、依存する心は身勝手なもの]


[そんな、また彼を心に、小さな刺をたてる。
 薔薇にとっては、どうでもいいこと。

 サイラスがシルヴァを抱いたことも、
 サイラスがヤニクを抱かないことも。

 もちろん、ヤニクを抱けば、
 薔薇は、サイラスを通じて、ヤニクにその欲望をすりつけるのみ。
 そう、抱かれなくてもならないほどの甘美な苦しみを。]





[薔薇は微笑む。悩める子猫に。]



  




 ああ。大丈夫だよ。
 でも、君は許される。

 君は好かれているから。
 君は許されるよ。

 きっと、誰も君を責めたりしない。

[薔薇は優しく、囁くように。
 焚きつける。そう、己のままに欲望を走らせてよいのだと。]

 君が幸せならば、
 きっと、その彼も、シルヴァも、

[君を許すだろうと…。]


それでも……

[やはり、ヤニクを抱くことは。抱かれることはできないのだろう。まだ、今は「自分」が残っているから]

お前は…幸せなの?

[薔薇にそんなものを求めるべくもないのだろうけど]




 ――……そうだね、サイラス。
 君に愛されて、幸せだよ。


[薔薇はそう、答える。
 まるでシルヴァの答えのように。**]


[胸がばくばくと脈を打つ。
薔薇がいう。「幸せ」と。

抱いた自分は幸せだった?あぁ、きっと、幸せだった。
薔薇をあいすることができて

ぱりん。また、心の薄皮が一枚、剥がれた。
きっと、もう自分を保っていられるのは今日までだ*]


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2013/03/27(Wed) 22時半頃


【人】 双生児 オスカー

 ― エリアスの部屋 ―

[柔らかい手が頭を撫でた気がした。
まどろみの中、頬は緩み、より深い眠りへと落ちていく。





空白の時間




迷い込んだ夢は、きっと薔薇が見せたもの]

(142) 2013/03/27(Wed) 22時半頃

【人】 双生児 オスカー

 ……ぁ す?

[目元を拭いながら身を起こす。部屋の主の姿はなく、ぼんやりと癖のない髪を引っ張った]

 ぁ 水
 相変わらず、読みやすい、な

[やや女性的ともいえる細い字を辿る。インクは完全に乾いていた。見渡せば、来たときとさほど変わっていない部屋の中。これでは片付かないはずだ、と肩を竦めて]

(145) 2013/03/27(Wed) 23時頃

【人】 双生児 オスカー

[扉の向こう、廊下で話し声が聞こえた。
廊下を行くサイモンは確かにおかしかった。けれど――]

 目を、覚まさないかもしれない なんて…

[ありえない、とは思えなかった。
普通ではありえないことがばかり起きている。

ゆっくりと扉に手をかけ、細く開いた。
声は聞こえていたけれど、どこまで近くにいるか。声だけして姿が見えないかも、なんて。たわごとまで頭に浮かんだ]

(156) 2013/03/28(Thu) 00時頃

【人】 双生児 オスカー

 あっ
 いやえっと ……おは、よ

[反射的に閉めかけた扉を今度はきちんと開く。頭を覗かせて、ノックスを見あげた]

 いや起きてたし 謝るな、って
 なんか、ええとごめん

[完全に廊下へと出る。中にはいるだろうか、と扉はあけたまま。三人入れるスペースがあるかはわからないが]

 サイモン、あいつのこと見かけたのに
 ……俺は、何もしてない、から

 ありがと、ノックス

(163) 2013/03/28(Thu) 00時半頃

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