人狼議事


229 観用少年

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視点:


【人】 少年探偵団 ガーディ

[跳ねる身体が距離を置き、
 動揺の瞳が此方を向いて揺れている。

 この表情を知っている。
 期待を裏切られ、怯え、嫌悪に向かう手前のそれ。
 連理の枝が折れたあの夜の気配に、
 去来したのは不安と恐怖と……諦念だった]


 ……うん。


[謝罪の言葉に俯いて息を吐くように。
 掠れた音を吐き出し、緩々と首を縦に振る]

(160) 2017/10/08(Sun) 13時半頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 

[彼の言葉は絶対で、疑ってはいけない。
 彼自身が伝えた命令をただ受け入れるしか、
 自分にはできないことで]
 
 

(161) 2017/10/08(Sun) 13時半頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 
[部屋の出口へ向かう彼の背を見送った。
 何も唇は音を出さず、身動きの気配すらなく。

 やがて扉が閉まる音が響けば、
 そっと寝台を降りて自分の小さなものへと移る。
 お行儀よく足を揃えて、布団の皴も伸ばし、
 仰臥の姿勢で指を組み合わせた掌を腹の上へ置き]


 …………


[瞼を閉じ、薄い皮膚に助けられ闇に落ち、
 目隠しの役割を果たさせれば小さく身震いして。

 過るのは鑢掛けされる記憶の欠片。
 あの店主は非道をしている感覚はないだろう。
   
 ……所詮は、愛玩人形に過ぎないのだから]

(162) 2017/10/08(Sun) 13時半頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 
[ひとりの夜も、棄てられることも、もう慣れた。

 拒絶され弾力の失くした髪を枕に散らし、
 ただ死人のように7時までは動かずに。
 命令されるまま、彼を待ち続けた**]
 

(163) 2017/10/08(Sun) 13時半頃

【人】 少年探偵団 ガーディ


[瞼を落として眠る擬態は慣れていた。
 眠れば追憶の影が浸潤し、苛む記憶と変わるから。

 いくら洗い流されても消えない穢れは、
 中古品に相応しく記憶を深く疵つけていく。
 
 弾む吐息に、覆われる唇。
 苦痛に喘ぐことも許されず傷んでいくしかない。
 それでも、それが愛情だと目を背ければ、
 輝きを失う髪も、透明を失う声も。

 その速度はゆっくりと、それでも確実に]

(166) 2017/10/08(Sun) 15時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ


 ……けぃ、…


[瞼は鎖したままで無意識に求めた音は、
 熱に溶かされずに甘い砂糖菓子の声音のまま。

 朝になれば。
 朝になれば、彼が、きっと。>>156

(167) 2017/10/08(Sun) 15時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 
 
 ……?


[眠りに落ちないまま迎えた黎明のその先、
 慌ただしい室外に寝台に横たわったまま瞼を上げた。

 起きろと命じられた時間まではそのままに、
 開く扉に鼓動が跳ねそちらを向いて、
 色彩を失って曇った瞳をぱちぱちと瞬く。

 ケイイチ、ではない誰か。
 記憶の影と似た不穏と笑顔を抱いて、
 小さく震えて拒絶の意を示すのが精一杯]

(168) 2017/10/08(Sun) 15時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ


 
 ……ゃ、


[彼ではない手が伸びた。
 枯れ始めた身体はそれから逃れることはできず、
 腕を引かれて嫌な音を立て、
 痛みに眉を顰めた刹那抱え上げられ自由を失う。

 暴れる脚など役にはたたず、
 奇妙に腫れた手首では振り払うこともできず。

 連れられてきた時間を巻き戻したかのように、
 小さな箱に乗せられ、浮遊感を味わったは建物を出て、
 黒塗りの車に放り投げられ口許を覆われた]
 

(169) 2017/10/08(Sun) 15時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

  
[あの店に売り戻されるには乱暴に過ぎて、
 それでは何が起こったのかを想像する基礎も足りない。

 懇願の光を瞳に宿して男を見上げれば、
 その太い指が首筋から舐めるように上がって顎を捉え、
 唇を空いた指が何かを確かめるように撫でていく。

 きゅっと結んだ唇を、
 無理に抉じ開けようとしているのだと気付けば目を逸らし、
 ただ震えて、この悪寒が過ぎ去るのを待とうとして]
 

(170) 2017/10/08(Sun) 15時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ


 ぁ、……


[両手が何かに囚われ、拘束された。

 柔らかな布地の感触はとはいかず、
 紙テープらしきものでぐるぐると巻かれ、
 視界もまた、目隠しで覆われる。

 膝上丈のズボンの上から脚を撫でる掌は、
 何かの痕跡を調べているようで、粘っこく。
 ただ耐えるだけしかない記憶を呼び覚まし]

(171) 2017/10/08(Sun) 15時半頃

【人】 少年探偵団 ガーディ


[堪え切れたのはそこまでだった。
 途切れた意識の行く先はまた記憶の奥底に。

 深く刻まれた疵の向こうへ、沈む**]

(172) 2017/10/08(Sun) 15時半頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 

[眠らされ車で運ばれる経験は既に在った。

 過去よりは揺れの少ない箱――
 匂いも革張りのソファ程度のもの。

 記憶を鎖した時間が幾らかは判然とせず、
 不意に止まって抱き上げられて、
 何を想うかといえば当然といえば当然で]

 

(247) 2017/10/09(Mon) 14時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 
 けいい、ち……?


[その問いかけめいた言葉に返事はなく、
 再び、何かが萎びる気配がした。

 喉が掠れて声が出たのはそれだけで、
 それでも、運ぶ人間には不都合だったのだろう。

 口にも何かテープを張られて、
 身動きできたのはたったそれきりだった。
 あとはただ、時間が過ぎるのを待つしかなく。

 意識はまた記憶の奥底へ。
 逃れるように、ふんわりと落ちてゆく]

(248) 2017/10/09(Mon) 14時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

― 後宮 ―


 ……?


[甘やかな香に掬われた意識が浮かんだのは奇跡に近い。
 とろりと蕩けてぐずぐずになった意識は形なって、
 頬を叩かれる刺激に瞼を開けば、薄靄の視界が焦点を結ぶ。

 息を吐いた。まだ、呼吸ができている。
 ふかふかの寝台の上から身を起こそうとして、
 かくりと抜ける腕の力に実感が遅刻してやってきた。

 ここはどこか遠い場所で、ケイイチはいない。

 紙テープを剥がされる中その実感に、
 じわ、と滲む視界がまた視界を煙らせていく]

(249) 2017/10/09(Mon) 14時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ


 ぅ……


[解放された唇は痺れたようだった。
 手首の拘束も解かれて、何もかも自由にされている。

 けれど動く気力は香に奪われ、体力も枯れ始め、
 ただ溜息を吐きだすだけで寝台で身を縮ませて]

(250) 2017/10/09(Mon) 14時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

[時が過ぎ去るだけを祈って瞼を落とした。

 途中、男がまた入ってきても頑なに唇は開かず、
 他人の施しを受けることを拒んで、首を振る。

 傍目にも枯れ始めているのが分かったのだろうか。
 冷たいミルクを無理矢理に喉奥に流し込まれて、
 飲み込むまで唇を解放されなかったことを除けば平穏に。

 傷めつけられることもなく、
 乱暴されるこちょもなく、

 謁見、と呼ばれたものの時間までは過ぎ去った**]

(251) 2017/10/09(Mon) 14時頃

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