人狼議事


266 冷たい校舎村7

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【人】 ニビル星 キョウスケ


 その手紙の主も、切れない繋がり、
 可哀そうな存在、呪い、そんなもの、
 …………に、囚われていたのかもしれない。
 

(115) 2019/06/08(Sat) 16時頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


 ……転ばないよ。知ってるから。

[ 子供にするような注意>>111に反論を投げて、
 少し離れてしまった背中を、また追った。

 ……教室につくられたいくつかのエリア。
 お化け役のいないお化け屋敷。を進む。
 ……中で、ほかに異変があったかどうか。

 当然、いずれ行き着くのは出口で、
 きっと、あの日と明らかに違うのは、
 その病院を抜け出したところで、
 先に待っているのは光の射さない廊下。
 日常ではない。ということだろう。]
 

(116) 2019/06/08(Sat) 16時頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


 ……よくできてたね。

[ 僕たちの作り上げたものは。
 あるいは、再現としてのこの空間が。

 どちらともいわず、僕はそう称して、
 もう一度、その教室を振り返った。]

 下の教室に戻って、誰かに伝えるべき?

[ 正常な判断を下すなら、そんな気がする。

 異常事態に浮かされた僕たち。僕。
 相変わらず、建設的な考えの薄いまま、
 ほの暗い廊下に視線を泳がせていた。*]
 

(117) 2019/06/08(Sat) 16時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


 本当は、この世界以外なんてないんだよ。
 

(124) 2019/06/08(Sat) 17時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ

──現在:4階──

 その言い分だと、
 僕らみんな病人みたいだ。

[ 病人を収容する施設が似合い>>120とは、
 僕には不思議とそういう風にしか聞こえず、
 くすくすと笑いながら、僕は歩いた。

 白い布をかぶせられた人形>>120
 その下は、どんなだっけ。
 どんな顔をして、どんな装飾をされて、
 ……そもそも、顔なんてあったかな。

 少し気を取られながらも、一瞥して進む。]
 

(125) 2019/06/08(Sat) 17時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


[ コピーだった。>>121
 と、養拓海が言うので、
 僕もそういうことにして笑う。]

 懐かしいね。そんなに昔のことじゃないのに。

[ そんなに昔のことじゃないのに、
 あの日はうんと遠く感じる。果てしなく遠く。

 伝えるべきかどうか。
 僕らは少しのんびりとしすぎていたけど、
 それなりに真面目に検討していたはずだ。]

 知らずに、見ずにまっすぐ帰れば、
 驚かずに済むと思うけど──、どうだろうね。

[ この状況でまっすぐ帰れると思うほど、
 僕だって呑気じゃなかったのだ。辛うじて、だけど。]
 

(126) 2019/06/08(Sat) 17時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


[ 養拓海は安全策を取ることに決める>>122
 僕にも異議はない。ただ、スマートフォンもない。

 任せるつもりでいたけれど、
 取りやめた様子に「駄目なんだ」と呟いた。

 また薄暗い廊下を歩く。
 廊下の隅で何かがざざっと蠢いた気がして、
 けれどよく見たらそこには何もなかった。

 1階下には、異常のない教室があるはずで、
 僕らはそこへ向かっているはずだった。

 ふと、本当にふと、という風に、
 思いもよらない問いを投げかけられて、]
 

(127) 2019/06/08(Sat) 17時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


 姉にとっては、確かな場所だったのかもしれないけど。
 

(128) 2019/06/08(Sat) 17時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


 ………… 僕はあげてないよ。

[ 一拍の後、僕は静かにそう答えた。
 嘘ではないから、声にも出せた。

 にこりと微笑んでみせる。
 階段に差し掛かった。一段ずつ下れば、
 少しずつ、視界が明るくなっていく。

 何人くらい、教室に残っているかな。
 そういうことを、はぐらかすように、
 自分の思考さえもはぐらかすように考える。*]
 

(129) 2019/06/08(Sat) 17時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


 僕は知っている。この世に生きるしかないのだ。
 

(130) 2019/06/08(Sat) 17時半頃

ニビル星 キョウスケは、メモを貼った。

2019/06/08(Sat) 18時頃


ニビル星 キョウスケは、メモを貼った。

2019/06/08(Sat) 20時半頃


【人】 ニビル星 キョウスケ

──現在:3年7組へ──

 そっか。そう言われると。
 みんな何かしらの病人かもしれないね。

[ 冗談みたいな口ぶり>>146だったから、
 僕も軽い調子でそう言った。

 できない病じゃなくって、
 したくない病というなら反論の余地もない。

 僕はといえば?
 勉強したくない病じゃないのは確かだ。
 苦にはならないルーティンワーク。
 それ以上の何でもないんだから。]
 

(162) 2019/06/08(Sat) 21時頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


[ けれどきっと何かがある。
 考えてしまえば当てはまる何かが。

 ……けれど、薬がもらえるの?
 少なくとも目の前の彼に完治の気配はない。

 それなら考えたってやりきれないだろう。
 病的な僕らはそれでも穏やかに過ごせるのだし。

 ……摩訶不思議な現状を、
 映画に喩えられるくらいには>>147。]
 

(163) 2019/06/08(Sat) 21時頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


[ 階段を下りていく。
 光の密度の高い方へ。
 その背中を追いかけるように。

 昔から変わらないね。と言えるくらいには、
 僕たちは長い付き合いである。

 だから、付き合いの長い君ならば、
 探偵ばりの名推理>>148を受けて、
 微笑むばかりの僕から肯定だって汲めるだろ。]
 

(164) 2019/06/08(Sat) 21時頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


 ……嫌じゃないよ。
 大したことでもないし。
 あんなことで気が休まるのなら、
 好きにすればいいと思う。

[ ……それは、いつだったか、
 高本悟に憤慨しないと告げたのと、
 きっと同じ調子だったけど、君は知らない。

 言葉を紡ぐ様子>>149がぎこちなかった。
 シリアスなのは好まないくせ、
 にこりともしてくれないのはどうしてだろう。

 僕は微笑んでいた。
 多分、養拓海が小さく零した呟き>>149は、
 友人に向けるものとして、究極的に優しかった。]
 

(165) 2019/06/08(Sat) 21時頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


 嫌でもおかしくないことだって、知ってる。
 でも、僕にはどうだってよかったんだ。
 

(166) 2019/06/08(Sat) 21時頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


 でも、多分。
 もう終わりだから。
 

(167) 2019/06/08(Sat) 21時頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


[ それは、ほとんど意識の外から、
 ぽとりと落っことした呟きだった。

 一瞬、何を言ったのか自分でも驚いたのに、

 どうしてそう言ったのかとか、
 どうして終わりなのかとか、

 そういうすべての疑問は、
 声に出した瞬間に僕の中から消えていった。]
 

(168) 2019/06/08(Sat) 21時頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


 …………ありがとう。
 

(169) 2019/06/08(Sat) 21時頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


[ 心配をしてくれて。という意味で、
 僕はお礼を言って、まだ笑みを浮かべていた。]

 ……それにしても、よく気づいたね。

[ きっとそんなやり取りを交わしているうちに、
 目下異常事態と向き合っている教室へたどり着く。

 どう説明するべきか。ということを、
 説明の苦手な僕は、見てもらうのが早いんじゃないかな。
 と、始める前から半ば諦めかけていて、

 それでも、教室の戸が見えたら、それに手をかけた。*]
 

(170) 2019/06/08(Sat) 21時頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


 少なくとも、それは僕の役割で、
 喜ぶ人がいたのだ。それでよかった。
 そんな、くだらないことで、
 誰かの幸福の糧になれるなら、それで、
 

(171) 2019/06/08(Sat) 21時頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


 ……こんな世界に生きる理由になる。 *
 

(172) 2019/06/08(Sat) 21時頃

【人】 ニビル星 キョウスケ

──現在:3年7組へ──

[ 靄がかったように闇の広がる、
 奇妙な廊下、階段でのことだった。

 解釈や理解を自信を持ってできないのは、
 お互い、そのせいにしておこう。

 いつだって、別れ際の闇は思うより深くて、
 ほんの窓ガラスの向こう側やガレージの奥も、
 うまく見えやしないんだ。……ああ、別の話。]
 

(209) 2019/06/08(Sat) 22時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


 ……拓海くんも。
 教えてね。なんでもいい。
 気が付いたり、気になることがあれば。
 君のことでも、僕のことでも。

[ 彼が瞬きをするとき>>184、僕は言った。
 彼の言葉>>183に、重ねるように。]
 

(210) 2019/06/08(Sat) 22時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


[ 知らないことも、分からないことも、
 僕らの間には山ほどあるんだろう。

 例えば、養拓海にSNSを見る趣味があるとか。
 ……高校生なら見ている人が多いのかな。]

 僕が、SNSをやらないから、
 見つかると思ってなかったんだ。
 拓海くんも、そういうのするんだね。

 ……輪郭をシャープにするためのツールで、
 頬にふくらみを足したり、……大変そうだったよ。

[ よく見ているなあと僕は素直に感心し、
 目の前で行われていた下らない作業を、
 一部ネタばらししたりしながら、扉へ。]
 

(211) 2019/06/08(Sat) 22時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ

──現在:3年7組──

[ 差し出されたチョーク>>187を受け取った。
 黒板の隅に、白いチョークを立てて、
 あの不思議な空間について綴っていく。

 ” 3階の上に4階出現。
   構造は3階と同じ? 薄暗い。
   4階 3年7組にお化け屋敷有。 ”

 書き上げた文字をしばし見つめ、]

 ……これ、信じてもらえるかな?

[ 誰ともなしに呟いたけど、事実だ。
 チョークを起き、手についた粉を払った。*]
 

(212) 2019/06/08(Sat) 22時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ

──回想:文化祭準備>>198──

 ……だって、醜いんだから、
 先手必勝でいかなきゃ、痛い目を見るよ。

 何かに縛られてる──、
 ……いきなり轟木くん家に、
 知らない人間が上がり込んで来たら、
 君は警察を呼ぶか対抗するんじゃないかな。

 気に入らない?
 でも、このお化け屋敷の設定だと、
 勝手に人間が乗り込んでくるわけだから、
 ゾンビのホーム戦ってことに……ならないかな。
 

(231) 2019/06/08(Sat) 23時頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


[ それはすっかり典型的な無駄話になっていた。
 轟木颯太の演技の参考>>199になるかは怪しい。

 はじめ、何かが噛み合わないと、
 その原因が分からず僕も首を傾げて、
 思考力の3%くらいはその疑問に費やしていた。

 会話をしていて人とやや食い違うのは、
 別に珍しいことではないんだけれど、

 このときばかりは、不意に、
 根本的な認識の違いというものが見えて>>200、]
 

(232) 2019/06/08(Sat) 23時頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


 ……可哀そうだよ。化け物なんだし。

[ 鼻で笑われた>>200ことを、
 心底不思議そうに僕は言い返した。

 口を閉ざすように言いつけたせいで、
 すっかり途絶えてしまった会話に、
 違和感を抱くこともないまま。

 彼が感嘆の声を上げる>>203ことになるまで、
 黙々と、手を動かし、時折楽しげに笑む。]
 

(233) 2019/06/08(Sat) 23時頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


 ……誰よりこの社会に囚われているのも、僕なのだ。
 

(234) 2019/06/08(Sat) 23時頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


[ 完成した姿に、満足げに笑みを浮かべていた。
 上出来だった。グロテスクだ。誰も好ましく思わない。

 目の前で、轟木颯太も笑っていた──と、思う。
 やや目尻が下がり、口角が持ち上がり>>205
 ……見たことのない表情だ。とも思った。

 笑い方を褒められたことより、
 腕を褒められたことに意識が向いた。
 何も特別な笑い方をしたつもりはなかったのだ。

 ただ、これなら灰谷彩華に見せられる。
 と、そのときはまだ無邪気に、
 彼女の姿を探そうとして────、]
 

(235) 2019/06/08(Sat) 23時頃

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