131 SACRED JUSTICE ―闇の正義と光の祝福―
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刺客 博史は、メモを貼った。
2014/08/21(Thu) 21時半頃
/*
業務連絡ー
今のところ、襲撃イアンの投票レティーシャにしてあるよー。
/*
了解です、終始どっち付かずな狂人で申し訳ございませんでした。
光の御世に、幸いあらんことを……。
/*
まだ、ドナルドは気を失ってる状態みたいだけれど。
もう殺しちゃうの?
/*
片手+片足切断+毒状態で武器は私が持ってるんでどうしたもんかと。
/*
レティだけ生かしても良いなら、あたしが介入するけれど。
どうしましょ。
/*
自ら重傷化して来たのとである程度覚悟は出来てるかなと見て、
戻って来てからの動きを見て逃げようとするなら逃がそうかとは
思ってますが、こちらから積極的に逃がす方向にはいかないかな。
オスカーやブルーバード逃がして、ドナルドまで逃がすの?って
感じになるので。
/*
無論私の方はどのような結果になっても対応します、が……完全に胸貫いてたので、イアンだけ残るケースが一番辛そうかな、とは。思う。
/*
むしろクラウディア様がドナルド連れて行きます?
子供達の為に洗脳させるとか何とか理由付けて。
レティとイアン同時落ちが美しいのは同意ですので。
/*
それで良いなら、私が介入してドナルド連れて行くわ。
/*
ではその方向でお願いします。
襲撃はパスにしておきます。
[それでも。
叶うならば、どうか。]
――――…………ドナ兄。
――――ドナ兄は、……生きて……。
[闇に溶ける最期に、光に乗せて無意識に呟いた。
光も闇もない残酷なエゴ、と、知りつつも。願うは、兄のように慕った彼の、無事*]
[それが、例え。
彼に取って、どれほど残酷な願いになろうとも*]
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− 大聖堂 −
[ドナルドの魔法が効力を失ったのか、それとも 介入してきた人物の魔力が吹き飛ばす様な形になったのか。 完全に視界がクリアになると同時に、生者の気配>>302 もっとも、彼女の存在感は聖堂内の空気を膨張させる様な 錯覚を生むほどで、声を掛けられる前に気付きはするが]
神聖な教団の内部で失礼いたしました。
[褒め言葉に軽く頭を下げた後、見境無い破壊については 一応謝罪を口にする]
(306) 2014/08/21(Thu) 23時頃
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それで何用でございましょうか? 不届き者の始末の確認ですか?
[片手と片足を失った上に、毒が回る相手。 放置すれば死がひたひたと忍びよる前に、情けとして 止めを刺そうとしていたのだが]
……随分と慈悲深い。
[真逆の用件>>303に、探る様にクラウディア卿を見つめ呟いた。 彼の生を望んだ声。
預かった水晶から微かに聞こえた気はした。
その者と彼がどんな関係なのかは判らないが]
(309) 2014/08/21(Thu) 23時半頃
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……そうですね。 クラウディア卿直々でなければ、その者も一緒に屠ったでしょうが。
[仕留め損なうとはまた違う結末>>308に首を横に振る。 王国の絶対の安定。 他の要素は兎も角、教団が原因で揺らぐような事がないならば 断る理由も無い。 それに何より、密かに安堵していた部分もあった。 赤子を護る為に散った男と重なる彼を、殺さずに済んだ事に]
どうぞ。 彼の武器だそうです。
[彼の出自を唯一示すだろう珍しい武器をクラウディア卿の 前に差し出して、彼の末を任せる意志を見せた]
(314) 2014/08/21(Thu) 23時半頃
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刺客 博史は、メモを貼った。
2014/08/21(Thu) 23時半頃
― 堕ちゆく意識の中で ―
[懐かしい顔を見た。]
(アマネ…、お前がいれば)
[理性が残っていても躊躇わずにあの少女を喰えただろうか。
人のままで死にたいなどと思わなかっただろうか。]
(残念だ、死ぬ前に一度)
[会って、くだらないと笑い飛ばされたかった。
喉に手を突っ込んででも吐かせてやると言ってくれたのに。]
(…俺は結局、どちらにもなれなかった)
[それでもきっとそれを受け入れてくれたであろうアマネ。
変わる姿を見られたくなくてカーライルから逃げたのに。
それでも会いたいとずっと思っていた。
彼がここに捕えられていたと知っていれば動いただろうか。
きっと無謀にも飛び込んでいただろう。
そうしていたら怒られただろうか、それとも笑っただろうか。
その姿を見たかったと、ほんの少しだけ悔やむ気持ちはあった
それでもここで終わる事を選んだのは自分。
後悔はここには存在していない*]
アマト!! 聞こえるなら応答しろ!!
ヘクターを止めるんだ、あいつ頭に血が上っている!!
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……………。
[クラウディア卿がドナルドを連れて行く直前。 無意識に父を呼ぶ声>>322が届いて一瞬目を閉じた。
我が子は……シーパルは、己を恨んでいるだろうか。
父と呼ばれる事は無いかもしれない。 姿も声も識る事は出来ないかもしれない。
愛した天使に一瞬とは言え、邂逅が叶ったからか、 我が子への想いを募らせながらも、父を呼ぶ子を 教団に渡す様な行為を平然とする己に資格など無いかと 苦笑を浮かべた]
(335) 2014/08/22(Fri) 00時頃
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…………ティソ…………何だよ、まだ俺に……。
[忘れていた。この精神共鳴がまだ途切れていない事を]
…………だとしても……俺はもう……。
ヘクターの騎士である「資格」を放棄したんだ……。
………………。
放棄してんじゃねーよ!!
そうやって大事な人を失ってさっきみたいに八つ当たりか!!
いじける暇があったら今うごけよ!!
お前が呼びかければまだヘクターは平気かもしれない!!
俺の声じゃだめなんだよ!!
お前じゃないとだめなんだよ!!
[同時に気づいていた。感じていた。
この精神共鳴はティソとだけの物じゃない、後ひとりがいるのに。
ずっと、その彼からの声が途切れたままであること]
…………。 。
[関わらずにはいられない、放ってはおけない。そんな既に捨てた本質の「アマト」がもし、聖堂のその場所でその姿を見ていたなら。どうしただろうか。
奇しくも兄が口にした様に、口の中に腕をぶちこんででも止めた可能性もあるかも知れない。彼がそんな己を望まぬ様でいたなら]
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