人狼議事


184 【RP】Septimo Oves Errantes【R18】

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(コレは俺様の玩具コレは俺様の玩具コレは俺様の玩具コレは俺様の玩具コレは俺様の玩具コレは俺様の玩具コレは俺様の玩具コレは俺様の玩具コレは俺様の玩具コレは俺様の玩具コレは俺様の玩具コレは俺様の玩具コレは俺様の玩具コレは俺様の玩具コレは俺様の玩具コレは俺様の玩具コレは俺様の玩具コレは俺様の玩具コレは俺様の玩具コレは俺様の玩具コレは俺様の玩具コレは俺様の玩具コレは俺様の玩具コレは俺様の玩具コレは俺様の玩具コレは俺様の玩具コレは俺様の玩具コレは俺様の玩具コレは俺様の玩具コレは俺様の玩具コレは俺様の玩具……)


【人】 看板娘 櫻子

[血は似合わない────
そんな事、貴方が決める事では無い。
そんな風に言ってしまいたいが、男である彼がこれ程までに手傷を負うとは。
労ってやらねばなるまい。
そして、手を下した相手を警戒せねばなるまい。
白い手拭いが血に染まる。それでも強目に押し当てれば、少しはその流れる血を止める事は叶うのだろうか。
女は知らない。どの程度の血が流れれば、人は死に至るのか。
紐で子供の細首を縊り殺した事しか無いのだから。
青白い顔は生者の血を見たからだろう。
死者の血ならば、何とも思いはしないのに。
抜いたナイフはカラリとその場に落とした。肩の物を抜けば、懐から普段は首を締めるための紐で肩に強く巻き付けての止血を試みる。
腹部に刺さったそれには手を伸ばしかけて、然し寸での所でそのナイフに触れる事を止めていた。
止血する道具が足りなかったから]

(109) 2016/02/26(Fri) 20時半頃

[────では、ない]


[そう言えば肝は滋養に良いと聞いた事がある。
人魚もその肝を食らえば不死の体を得られるのだとか。
もしや、天刑病の特効薬となる人肉の部位が間違っていたのだろうか。
肝を喰らえば、あるいは────?]


【人】 看板娘 櫻子

[然し、この男を傷付けた相手が警察を名乗った男であると聞けばハッと我に返った。
辺りをよく見れば資料の山が途絶えたあたり、血痕が続いている。
あの方向へと逃げたのだろうか。
よく見れば扉もあるでは無いか。

一度立ち上がり、その扉へと向かいドアノブを回してみる────開かない(>>108ケイイチ)
辺りに鍵が落ちていないか視線を巡らせながら、そっと扉へと耳を押し当ててみせたが音は何か聞こえただろうか。
どちらにしても、小さく溜息をついて]

────もし、ニック様。
此方の多量の血は…………?

[やられたから、やらざるを得なかったのか。
それが、もう1人ここに居た人物を知らぬ身では、続く血痕と扉前に残された其れが、相手の物というよりは小競り合いの末、警官が流した血にも思えた。

ならば、先に手を出したのは何方だろう?
警官が手を出したと言うのならば、どうしてここに逃げ込むような事をしているのだろう。

果たして凶行に及んだのは誰だ?]

(110) 2016/02/26(Fri) 20時半頃

【人】 看板娘 櫻子

警官の方も、怪我を負われているのでしょうか。

[だから、尋ねたのはそれだけだ。
コツリコツリ、相手の元に戻りその傍らで膝をついてはさり気なく落としたナイフへと手を伸ばす。

答え次第によっては。
────この手負いの男くらいなら]

(111) 2016/02/26(Fri) 20時半頃

──少し前のこと──

君のもの…?…その人形は、ッ…君のじゃない!

[瞳を押さえながらも、言葉を続ける。…恐らく、怪我を負ったばかりで痛みが麻痺しているのだろう。

そう、その人形は「私」のだ。

醜い醜い人形、美しくするのは自分の役目なのだ。早く、その息の根を止めてしまわなければ。

────きっと男二人は、
その点が一番理解し合えないのだろう。

「ヨーランダ」と呼ばれる名はあの人形の名なのだろう。嗚呼、女公爵と似た名前を持つ彼女のその名は 男は随分と気に入ったようだ。

その人形、取り返さなければ。
あの男はきっと人形を大切に扱わない。そういう顔だ。────なら、壊れる前に大切に綺麗に飾り立てておかなければ。

そう思いながらも、きっと消える彼らを追えずにいたのだろう。]


【人】 看板娘 櫻子

──暴食と、強欲と──

[自分と共に叫びの大元に来た男は、この惨状を見て気が触れてしまったか。(>>114オスカー)
初めも悲鳴をあげていた、情けない男────酷く優しい男なのかもしれぬが、こんな時に動けぬ様では腑抜けと言われてもしょうがないであろう。
女の自分が動けるのに、何とか弱き事か。
益荒男とまでは行かずとも、大和魂を持つ男は居ないのか。
もっとも、彼が何処の生まれのいつの時代の人物かについては失念してしまっている。
この娘は何時でも己の価値観でしか人を判断せず、そしてそれを当然と思う節があった。

なぜならば────"至極当然"であるから。

奇妙な笑い方をして立ち去る黒づくめの男をチラリと見ては眉を顰める。
気の弱い男の行く末を案じてやる暇は、今は、無い]

(116) 2016/02/26(Fri) 22時頃

【人】 看板娘 櫻子

────醜い、人形?
人形が血を流す筈は無いではありませぬか。
人形とは────、

[其処まで言葉にしてはヒュッと喉を風が通った。
そのまま息を詰める。落とされたナイフを握り締め、俯かせた顔は能面のように感情を消していた。
俯いた事でぱさりと黒髪が落ち、尚のことその表情は相手から隠れてしまっていただろう]

(117) 2016/02/26(Fri) 22時頃

[────この男は、危険だ。
自分以外を人ではなく"モノ"として扱い、簡単に屠る事も出来るのだろうと。
自分の事を棚に上げ、娘はその被害者が誰であれ、この男の危険性を感じてはナイフを構え直し、フラつきながらも立ち上がった男の心の臓目掛けて、立ち上がりざまに下方から突き上げるようにしてナイフの切っ先を閃かせた。
貫く事が叶ったとて、女の力。心の臓まで届いたかどうか。
それでも黒髪の合間からギラリと覗く眼光は矢張り何も感情を写してはいない。

────強いて言えば、思想に耽りながら雑草を踏み躙るときの、貌]




  ────先刻俺に言ったこと、
   まさか、本気じゃねェよな?

[ 死人に口無し。
ならばある内に戯言の訂正を求めるのだ。

鋭い眼光で玩具を見下した。]


[隙が出来たと気付いてすぐ、反射的に金髪男の首目掛けて飛び掛かっていた
咄嗟の行動でこの男が凶器になり得る物を持っている可能性なんて考えていない
ただ目の前に現れた”黙らせる”機会を逃さぬようにと
それしか頭にはないのだ]

(楽に過ごそうとして何が悪いんだ)

[俺の動きが気付かれて阻止されない限りはそのまま相手の首に右腕を引っ掛けながら背後に回り、それが外れないようにもう片方の腕で更に絞めようとしただろう]




だから、突き上げるナイフには驚き 反射的に瞳を押さえていない方の手を前に出したのだ。
そうすれば心の臓を貫かんとしたその凶刃は、代わりに左手を貫いただろうか。もしかすると、左胸にも少し刺さってしまったか?何にせよ、致命傷は避けられたはず。

黒髪から覗く瞳には、嘆かわしいとばかりに溜息を漏らし、]


……嗚呼、美しくない。……せっかく美しい髪に、美しい瞳を持っているのに……!!動いてしまっては、醜い、意志を持つ姿は、まさに欠陥品だ!!

[神は残酷だ。…どうしてこんな美しい造形物を創りながら、それに余計な手を加えたのだろうか。

きっと、物言わぬ人形の方が美しく、愛おしいはずなのに。




左胸にも刺さったのなら、それを抜くように左手を押し出しながら 彼女の凶刃を押し返す。腕に力を入れれば 彼女の結んだ紐にはさらに赤が滲み、抜かれぬ腹部のナイフからは血が溢れただろう。
息も絶え絶え、額には脂汗が滲みながら 男は宣う。]


貴方も、きっと──────そのまま、純潔のまま美しく、飾られ、…れば、嬉しい、だろう?あの色欲の男になど、誰がくれてやるものか…!美しい人形は、ッ…壊れぬように、その姿を無くさぬように、……!!

[男の瞳は相変わらず澱んだ湖のような静けさを保つ。…そのまま押し返さんとしながら……それでも、満身創痍の状態では押し切ることまでは出来まい。口元からは赤い血が垂れ、口内は鉄の味で満たされた。]


【人】 看板娘 櫻子

[相手の言葉には吐き気がする。
確かに人形の様だ、と形容される事もある。若く美しい自分ならば当然の事。

だが、自分はただ黙って座っているだけの人形ではないのだ。
自分の意思で立ち、自分の意思で全てを決めることが出来る強き者なのだ。
兄の病があったからこそ不遇を強いられてはいるが、見てみろ、兄を蝕む病はそれ以上深刻にはならず、己の身にも降り掛からぬではないか。

それは、娘が特効薬を手にする強い意思があったからだと娘は自賛する。
特効薬があると知りながらそれを隠し処方しない医者には用は無い。
非人道的?ならば、死刑囚の人肉でも喰わせれば良いのに、それを特効薬とせず人道の一言で火浦を切り捨てる臆病な愚か者には用は無いのだ。

ならば、自分自身でそれを得るのみ。

この目の前の男とは、人を人として見ていない点は似ていたかもしれない。
だが、それは似て非なるもの。
娘は美しさは求めない。
血を保つ事、強き者が強き者であり続ける事を望むばかり]

(130) 2016/02/26(Fri) 23時半頃

[しかし娘の刃は相手の掌を貫いたものの、心の臓は僅かに食い込んだのみだろう。
その唇から吐き出される言葉に嫌悪を露わにし、キツく眉を顰めては両手で相手の掌を貫くナイフを押し返そうと試みる。
だが、小娘の力だ。相手は手負いとは言え大の男。
両手では押さえ込むのが精一杯で、その手もワナワナと震えていた]

────穢らわしい、無礼者!
私は火浦の子女、兄の天刑病さえ癒えれば子を成し家を保つ役目が御座います!
天刑病さえ、癒えれば……っ!!

[そう、あれさえ無ければ全ては心地よいままであったのに。
あの病が無ければ。火浦の家が断絶される事も無い、あの病が己を修羅の道へと落としたのだ。
────否。
当然、本来与えられるべきなのだ。火浦の家の為に特効薬を差し出すべきなのだ。
可哀想で臆病な者たちの代わりに、してあげているだけ]


【人】 看板娘 櫻子

色欲の男にも、誰が穢されるものですか!
家を守るための身体に何という…………っ?!

[ぼたり、ぼたり。両手で何とか押し返されまいと均衡を保とうとしていた力のバランス。
しかし、相手の口から落ちてくる赤や、貫く手から溢れる赤が己の両手を汚しぬらりと滑った。
踵の高いブーツでは、急に崩れた力のバランスに体がフラつきそのまま横倒しに資料の上へと倒れこむ。
小さく呻いてはとっさに懐に手を伸ばし小刀を構えようとするが、懐に手を入れながら相手を肩越しに振り返った時に彼はどうしていたか]

(131) 2016/02/26(Fri) 23時半頃




───ッ、ぐ……ぅ…!!


.


【人】 看板娘 櫻子

私は火浦家の娘!
人形などとは笑止!!

[緋色が降りかかる、汚い、穢らわしい、しかしあれは薬になるのかも知れぬ。
手や頬に散る相手の赤はそのままに、着物に散るそれは深く染み赤色から鈍い茶黒へと変化していく。
しかし均衡が崩れ此方が倒れれば、相手もまた此方に凭れる様にして────。

重い、汚い、汚い、嫌────]

無礼な────っ!

[より相手にナイフが刺さり血がこぼれていく。
自分が凶刃を振るい抵抗され、その為に均衡を崩した結果と知りながらも自分に凭れかかるように触れられたのは酷く心外であった。
男が触れてくれるな。
火浦の子女に気安く触れるな。
────其れは、その心を保つための心の鎧であったかもしれぬが]

(134) 2016/02/27(Sat) 00時半頃

【人】 看板娘 櫻子

────ええ、神や仏とやらは余程残酷ですわよね。
祖先の罪ならばその祖先に与えれば良いでしょう?
その子孫である私たちに被せずとも良いではありませんか。

[相手の言葉を拾いながら、淡々とした声で言葉を返す。
立ち上がろうにも出来ぬ相手を見ては、その心に少し猶予が生まれたか、顔に掛かった髪を耳元に掛けていた。
そして懐から小刀を取り出しそれを鞘から引き抜きながら、相手に近づき────立ち上がれぬよう、ブーツの踵でその体の中心を踏み付けようとする]

………御機嫌よう、ニック様。
貴方も余程危険な方でしたのね。
異人の殿方は皆、そうなのでしょうか?

(135) 2016/02/27(Sat) 00時半頃

[そして小さくつぶやき、ニコリと場違いに笑みを見せる。
そして膝を曲げしゃがみ込みながら、小刀を振り下ろした。
狙うのは首の後ろ、頚椎を目掛けて。
どんなに血を浴びようと、どんなに相手が弱っていようと、トドメを刺さなければ────薬にはしにくいのだから。
育ちの良さそうなこの男ならば、先の不気味な首無し男よりは余程口にしやすそうである。
そのまま叶うならば、首のあたりを執拗に幾度も狙う。
血を浴びようと、手も顔も着物も汚れようと。

────自分にとって害となる前に消す。そして、薬になってもらう為には仕方がない]


看板娘 櫻子は、メモを貼った。

2016/02/27(Sat) 01時頃


………やりなよ、死にたくないなら
あんたに家族が居ようが俺には関係ない

[それだけ告げては首の周りに隙間を作ろうとしているのもお構いなしにまたギリギリと絞め始める
出した結論は脅しに乗らないという選択

撃たれてしまうのだとしても、脅しに従うのは嫌だし
”黙らせよう”と行動を始めた頭と肉体をすんなりと収められる程俺は出来た人間じゃないんだ]





────ッ、が…!……は、ッ!

[見せられた笑みなど視界には入らぬ。
ただ、深くめり込む脇腹のナイフに悶えながら────振り下ろされた小刀に、ビクリと体が大きく震えた。

嗚呼、

嗚呼。

今何が起きている?

────────────私は?

体が熱を持ち、それから振り下ろすたびにビクリ、ビクリと痙攣を起こす。最早この男には、抵抗する術は残っていなかった。
ただ動かぬ体を震わせては、引きつけを起こし。宛ら壊れた玩具のように赤い体液を撒き散らしたことだろう。

────恐らく、その痙攣は その体から魂が抜けたのちもしばらく続いたに違いない。]*


[     オや、あそこに見えるのは
       何処かで見たケダモノらしイ
      シ肉を喰らって三日月


           どうやら僕がケダモノらしイ]**


[着物も、肌も、頬も全て赤く染まっていく。
髪を振り乱しながら表情もさほど変えずに刃を幾度も振り下ろす血塗れの姿は、それこそ修羅の如くであっただろう。
相手の首から、刃で穿った箇所から血汐が大量に飛び散っていく。
それを静かな漆黒の瞳はまっすぐに捉えていた。
こんな殺し方は今までした事がない。
だが、自分の身を護る為なら。
火浦の家の為に薬を得る為なら。

それは、致し方ないことなのだ。

幾度も貫いた先、赤ばかりではなく白も覗いた。最も硬いそれらが見えた頃、娘は漸くその手を止めていた。
少しばかりその呼吸を荒くしながら、心の臓をドッドッドッと早く打たせながらもその顔色は変わらず────

否、血汐で染め上げられたその下側で、ほんのりと桃色に染まっていた]


【人】 看板娘 櫻子

はっ、はぁっ、────ん………。

[随分と自分も汚れてしまった。
相手の衣服もそうであるが、それにしても酷い。
身綺麗にする方法は無いかと逡巡した末、娘は顔だけでもと振袖の汚れていない部分で血糊を拭う。
完全に綺麗とは言えぬが、滴るものも無くなり顔と首もとだけはだいぶマシになった。
軽く下唇を食めば、微かに鉄の味がする。
男の体はその間も尚痙攣していたようだが、それも漸く収まったのを見ては男の体から降り、ごろりとその体を返して仰向けにさせてからその傍らに膝を着いた]

(147) 2016/02/27(Sat) 03時頃

【人】 看板娘 櫻子

[先程の首無し男とは違う。
確かに自分が仕留めた獲物を見下ろしながら、先ずはその顔を見つめた。
この男こそ、あんな狂った思想を持たねば綺麗な顔立ちをしているのにと、傲慢な娘は哀れに思う。己もまた、その狂った思考と然程変わらぬ自覚は無し。
そしてその顔を見つめ、先ずは傷が付いていない方の目玉へと指先を伸ばし]

(148) 2016/02/27(Sat) 03時頃

[ズブリ、と指先をその眼球を傷つけぬようにえぐり出そうと、下瞼から掬うように沈み込ませた。
目玉ならば、魚のそれを口にしたことがある。何とも言えぬ食感であったが、生で喰わねばならぬならまだマシかもしれない。
指先の感覚に流石に眉を顰めたが、ある程度指先を沈み込ませては、その眼球をえぐり出そうと試みる。
しかし、筋が僅かにブチリと千切れた感覚はあれど、指の力で無理にすれば眼球を潰してしまいそうだ。
では、と指先を一度抜いて小刀を構え直す。
その切っ先を眼孔の淵に当て、グリグリ、ガリガリと眼球を傷つけぬように────少なくとも潰してしまわぬようちと注意を払いながら、その周りを覆う筋をブチブチと切り取っては今度こそ丁寧に抉り出し]


────ゔ。

[然し、其処まで丁寧に取り出しておきながらいざ目の前にすると躊躇する。
それでも瞳を固く閉ざし、えいやと口の中にその美しかった瞳を放り込んだ。
強い鉄の味、肉の味。
熱を通していなければ仕方もあるまい。
然しこれは薬なのだ、吐き出してはならない。
吐き出しては、ならない。
血を飲み込み、暫しそれを口の中で転がしていた。

そして、

意を決して歯を立てればブチュリと潰れ、トロリと舌の上に蕩けた感触。
コリ、と固く触れたのはレンズだろうか。
鼻で大きく息を吸い顔を天へと上げながら両手で口元を抑え、

ごくり

何とかそれを飲み込んだ]


【人】 看板娘 櫻子

────っ、そう、言えば……

胆嚢、でしたかしら……?

[そして今度は、相手の衣服を剥いでいく。
相手の仕立ての良かっただろうスーツのボタンを外し、シャツのボタンを外してはその腹を露わにした。
解剖図────そこでは、確か胆嚢はかなり小さかった筈。
しかし、その胆嚢こそが薬なのだとも、噂に聞いたことも。
だからこそ、兄に食わせるならそこだと、娘は小刀の切っ先を相手の腹にあてがい突きたてようとしたが。

眼球を飲み込むのに暫し手間取った。
この男がこの空間ではいつか目覚めてしまうとは、娘は知らない]**

(149) 2016/02/27(Sat) 03時頃

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