253 緋桜奇譚・滅
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[尚、お代という概念は教えれ貰えてなければ、ない。]
(65) 2018/11/08(Thu) 22時半頃
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烏はたまぁに言葉とじゃれるけれど、燃えてはいないぞぅ。 火の烏ははじめて見るぞぅ。
[煙に巻かれて地面に落ちた烏。 火を上げ逃れようともがいているが煙は燃えない。 いずれ煙を固定化している妖力が切れるとしても、暫くはその拘束は解けない。
それに鼻先というか煙を近づけて、香ってみて。]
…… ふむん? 今はぁわからないなぁ。
[頭部っぽい場所を傾ける。]
(66) 2018/11/08(Thu) 22時半頃
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蓮…金烏。金烏には昨日会った。あれは団子屋だったか?
[言葉を交わしはしなかったが、話の隅にその言葉が出たのは聞き逃していない。]
それに暖琴。うん、そなた、この国の者か?
……いや、それはどちらでも良い。
我はツェン。姓は劉、名は真、字は子開。
大陸のしがない殭屍(キョンシー)だ。
そなたら、百鬼夜行と言ったか。
冥界の門を開こうとでもしているのか。
……そうならば、我も少々力添えするにやぶさかでない。
どうだ。
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三峯茶房はこの前行ったぞぅ。 こぅひぃを香った。
心配?なら見に行くぞぅ。
[煙にも覚えのある店名>>62に。 くるりと回っていた動きを止める煙は、はっきりとした白い龍の形を成して、じぃっと凛と唐傘を見遣った。]
(69) 2018/11/08(Thu) 22時半頃
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んー?
半分だぞ。
父ちゃんはあい……あいる……?なんか遠いとこの妖怪で
母ちゃんはこの国の妖怪だぞ!
オマエは変わった名前なんだぞ!
妖怪行列なんだぞ!
[団子屋で会っただろうか。
しかし声になんとなく聞き覚えがあるという事は、きっと会ったのだろう。]
冥界の門、開いたら面白いやろ?
力を貸してくれるんは歓迎やけど。
気を許した瞬間に背中刺すんは勘弁してな。
そんなんされたらうっかり殺してまうからなぁ。
[大陸の妖が何故、とも思うが深くは追求するまい。
そこを深く追求すると琴にも追求する羽目になるので。]
まあ、お互い邪魔せんよう協力しよか。
よろしゅうな。
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行こういこう!
[唐傘や凛>>70に。 角のある竜の頭部をぐいぐい押し付ける動作をして。]
言葉は、ちゃんとまねできるぞぅ。 色気もいつかできるぞぅ!
[ふわりと浮いた龍煙が地面に着地すれば。 忽ち形を変えて、白い犬煙の姿に。
ふわんふわんと重さ感じさせずに跳ねて、先導して行こうと。]
(73) 2018/11/08(Thu) 22時半頃
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あいる……?知らんな。列強にそんな名の国はなかったはずだが。
まあ良い。百鬼夜行というなら、我の同胞も連れてこよう。
どうだ?その方が賑やかになるぞ。
[英国の隣の小国だとはもちろん知るはずもない。ともかく、こちらの怪]
冥府の門を開くか、確かに妙案だ。
いや……刺すまいよ、背中など。我はただ同朋を… いや、良いか。
[中華妖怪の太平天国をこの地に作ろうとしている事など、別に言う必要もないかと思い直した。]
拜托您了。 一つよろしく願おう。
[社交辞令のようなものだが、それで十分だろう。]
知らないのか?
父ちゃんの故郷有名じゃないのか。
[ちょっとしょんぼり]
おおーっ
いっぱいいっぱい、楽しいんだぞ!!
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[と、と四足の一つを付けば煙が散る。 足音なども殆どさせず、一歩一歩を飛ぶように駆ける。]
ふむぅ? なんだかぁ、沢山けむけむしているねぇ。
[あちらこちらで火の手と共に、人や妖の悲鳴が上がる。
ふう、と煙の輪を吐いて烏を捕え。 或いは上がる煙をこちらへと吸い込み同化する勢いで、人の背で燃える火を消したりと。 しながら駆けて行けば、やがて目当ての店にたどり着く。]
(81) 2018/11/08(Thu) 23時頃
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爪輔のー!
[どーんと勢いのまま扉へと体当たり。 衝撃が走る代わりに、犬の形が崩れて煙が広がった。]
(82) 2018/11/08(Thu) 23時頃
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けむけむ してないぞぅ ! ちゃんと扉が開くのを待ってるぞぅ。
[ぶつかって店の外に広がっただけなのだから。 拡散した煙の中に龍の頭部らしき形がうっすら浮かべた、時だ。]
(96) 2018/11/08(Thu) 23時半頃
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[火事だと叫ぶ大声>>87に。 煙はさて何処か燃えているのかと、上空へ立ち上り。]
ふぅん? 燃えてないぞぅ、爪輔の。
[形は取らない、傍目から見れば小火の煙のまま。 なぜか大慌てのような爪輔に声かけて。]
言葉もこぉひぃ!
[便乗して注文するのだった。]
(97) 2018/11/08(Thu) 23時半頃
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言葉だぞぅ。
[紛らわしすぎる煙から。 昨日の煙童に姿を変えながら空から着地する。]
心臓?どくどくするやつがぁ止まる? 大変だなあ、烏のせいかぁ? 六道珍皇寺の結界の所にも沢山いたんだぞぅ。
[心臓止めかけた>>104原因が自分とは理解できないまま。 扉が開かれれば煙一緒に入って行こうとする。
ちなみに、今なら人型なので頬は摘まめるけれど。 摘ままれても自覚のない煙は不思議そうな顔をするばかりだろう。]
(110) 2018/11/09(Fri) 00時頃
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[菓子を注文する様子を見ながら。 すんすんと自分の体を嗅ぐような動作をして。]
あまぁい香りがなくなった。
[烏の起こす火事の煙を吸ったから。 すっかり普通の煙臭くなってしまったと、しょんぼり。]
(112) 2018/11/09(Fri) 00時頃
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言葉も人燃えるけむけむ好きじゃない。
[いや〜な匂いと言われれば>>121。 本位じゃないのだと抗議するかのように。 模った指先から飴玉ほどの煙の塊――当たったところで少し煙いだけのそれを爪輔へと飛ばす。]
(123) 2018/11/09(Fri) 00時半頃
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[けれど、新しい珈琲が出てくれば。 立ち上る湯気と香りにすっかり機嫌も直る。]
六道珍皇寺のなあ、桜とぉ、石の穴に、結界張ってあった、ね。 妖もぅ人もぅ、だぁれもは入れない。
だから近づくのやめてお寺をふわぁり、してたら。 烏がいっぱい来たんだぞ。 アレが人喰い、人攫いなんかなぁ?
[人の真似して出されたカップを両手で持って。 火事の匂いの代わりに、珈琲の湯気と香りを取り込みながら。 暫しの休息と共に、あったことのお話をしていた。**]
(124) 2018/11/09(Fri) 00時半頃
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― 桜の下 ―
えぇ、えぇ、そうなの ね
[香りをたどって桜に会いにくれば―
―そこには数人の人間、に見える者たちがいた。
蓮と名乗った男がただただ話している。
話の内容はあまり理解できなかったが、とりあえず相槌をうつ。
もちろん話の切れ間に簡単に名乗ったのだが。]
[内容はわからないが、ここにいるこどもたちが喜んでいる。
その姿をもう少し見ていたい、それだけで手伝う理由には十分だった。
だが一つだけ引っかかる言葉があった。
『地獄』
人間だった頃、お腹からいなくなったこどもをずっと探してた。村の中も、外も、池も、山も 森も畑も川も街も橋河原家海沼林雪湖洞窟土祠井戸宿虚村池山森畑川街橋河原家海沼林雪湖洞窟土祠井戸宿虚村池山森畑川街橋河原家海沼林雪湖洞窟土祠井戸宿虚村池山森畑川街橋河原家海沼林雪湖洞窟土祠井戸宿虚村池山森畑川街橋河原家海沼林雪湖洞窟土祠井戸宿虚
地獄だけはさがしてないわ]
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[ふわんと上がる湯気を、一口で呑み込んだ。 熱が逃げぬように、湯気が、香りが多く出るように。 人型の両手はカップをしっかりと掴む。]
此処と彼岸が繋がったらぁ。 楽しいのかぁ?
燃やされるのは楽しくなさそうだったぞう。
[それをせっせと繰り返しながらも。 煙は、凛と唐傘>>135のお話はちゃぁんと聞いていた。]
(159) 2018/11/09(Fri) 20時頃
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仁右衛門に会いに行けないぃなら。
烏の仲間をぉ、そっちを探せばいいんだぞぅ。 そっちに聞けば、簡単だよ?
[話しながら気まぐれ煙はそんな気になってきたらしい。 ぬるくなってきたカップを机へと置いて。 真っ白い童の姿は、ひょいと椅子から飛び降りる。]
言葉は得意だぞぅ。
[珈琲の香りになった煙が、ふわんと広がった。]
(160) 2018/11/09(Fri) 20時頃
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ふむん? そうなのか、ねえ。
言葉も、言葉を言葉呼んだヒト会いたいなあ。 一緒だと楽しかったぁ、から。
楽しくなるのかな?なぁ?
[凛>>163の話に不思議そうになのか。 かくんかくんと芯の無いように首を左右に傾けて。]
でも殴り倒すんだなぁ、言葉も頑張るぞぅ。
[ぎゅっと両手の拳の形を握って見せれば。 周囲にふわふわ漂う煙の白が密度増すように、より濃くなった。]
(166) 2018/11/09(Fri) 21時頃
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なら、探しに行くぞぅ。 見つけたら凛のとへいものに教えるよぅ。
爪輔のー、こぅひぃありがとぉなぁ!
[他に話がなさそうならば。 煙は張り切って、扉を開けるにも忘れて、外へと駆けて行こうと。]
(167) 2018/11/09(Fri) 21時頃
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はぅん?
[丁度、扉の隙間を潜り抜けようとした時>>177だった。 扉が目の前で勝手に開いた。]
おはよーさぁん。 あー、この前のー ……、 …………。
ええと、誰誰だぁ?
[そういえば名前を聞いていなかった気がする、と。 飛び出す勢いをいったん止めて、注文する姿に煙童は首を傾ける。]
(180) 2018/11/09(Fri) 21時頃
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[扉が開いて、勢いを止めたのは。]
任せろー。 見つけたら誰を殴り飛ばせばいいか教えに行くよぅ。
言葉は逃げるのも得意だから、なあ。
[凛の心配>>184に。 自慢の隙間抜けを見せようとした時だった。 開いた扉に面食らって、霧散しかけた形は、童の形のまま。]
(191) 2018/11/09(Fri) 21時半頃
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[じぃっと新たなお客を見つめていたので。 逃げ足を披露する前に、凛たちは行ってしまったかもしれないけれど。]
ほむんほむん。 蓮のーだな、言葉は覚えたぞぅ。
よろしゅーぅなぁ。
[挨拶は大事だと、誰だれも言っていた。 人の童の姿だから少し変かも知れないが。 煙なりの挨拶として錬に向かって、珈琲香るもふもふの頭突きをするような動作をして。]
(192) 2018/11/09(Fri) 21時半頃
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………… んぅ ?
[一瞬、不思議そうな声を上げた。]
(193) 2018/11/09(Fri) 21時半頃
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んぅぅぅ?
なんだろうなあ、なんだろうなあ? 香った事ある気がするよう、なぁ? わからないなぁ。
嗅いでもいいかぁ?香ってもいいかぁ?
[頭突きを受け止めようとか。 出されかけて止まる手>>199に。 匂いを確かめるように煙の体を寄せかけて、首傾げ。]
(204) 2018/11/09(Fri) 22時頃
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[そんな風に不思議がっているうちに。 凛たちは行ってしまったようだし、また新しいお客>>202も来た。]
おはよーさ …… …。
んぅ???? そっちも見た事あるような気がするなぁ?
[お散歩中に見かけたはずのその姿。 しかし、触れ合ったわけでもない。 煙の曖昧な記憶には、それこそ煙のようにぼんやりとしか残っていなかった。]
(206) 2018/11/09(Fri) 22時頃
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うわぃ、ありがとぅ!
[嗅いでいいよと許可>>208が出た。 人型の姿は途端にするすると伸びていき。 龍のようになる煙は蓮に巻きつくように周囲を囲って。]
ふむん、……ふむん? 覚えがあるぞぅ? さっき嗅いだのに似ている気がするぞぅ?
さっき、さっき。 さっきのなんだったかなぁ?
[うんうん、唸るように考え込みながら。 煙は逆戻しに人型へと戻って行く。]
(216) 2018/11/09(Fri) 22時頃
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