15 ラメトリー〜人間という機械が止まる時
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―回想・小倉庫―
[語り終えた後、腕の中の温もりが、うわ言を零した。]
もし、貴方が、私にその心の裡を開いてくれるのならば 聴かせて頂けるのなら、嬉しいです。
[自分は語ってしまったから。一番重要なことは告げずとも。 話すということは、重荷を誰かに渡してしまうことに 似ているのかもしれない。 だから、別の教派では懺悔はサクラメントに数えられるのだろうか。
聖痕を抱いた右手首のその先、 指先がベネットの髪を優しく撫でた。 青年の心の裡は聴けたか否か。]
(122) 2010/07/20(Tue) 21時半頃
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―小倉庫―
[(>>106)やがて、マーゴとセシルが戻ってくる。 (>>65)花の名前が似合うだろうと告げた少女の来訪が先か。 各々無事な姿にチャールズは、安堵の表情を向けた。]
――……皆さん、無事で何よりです。
[マーゴの足の様子を気にかけ セシルのヴァイオリンの不在に首を傾げ 少女の名がどうなったかを問い ――……(>>108)ベネットの治療が始まるならば手を貸す。]
(125) 2010/07/20(Tue) 22時頃
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これは、おそらく化膿止めだと思うのです。 使いますか?
[城下に向かった時、手に入れた薬を取り出す。 自信がなさそうな言葉は、劣化等は判断できず 本当に使って佳いのか惑うから。]
あとは、私の知識では鎮痛剤と覚えてるものもありますが。 マーゴさんも、足が辛いようなら差し上げますよ。
[そんな会話をしていれば (>@10)濡れ鼠の女性の姿が見えるのだろうか。]
(126) 2010/07/20(Tue) 22時頃
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『かわいい……』
[じいいっと、
その、異形を見ている]
[触れてみたい、と、思うのに]
[手に入れていたはずの力はどこかに失せてしまって]
[ヴァイオリニストから、身体の支配権を奪えない]
[シィラが傍にくると、聴こえ始める。その子の声……。]
――……私、あなたを知ってるわ。
でも、私、あなたを知っているわけないの。
[セシルがここに来る前に、死んでしまったあの子。
だから、その声がその子であるはずはなくて…。]
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―小倉庫―
[金の髪の少女が“ポーチュラカ”と名乗れば 穏やかな微笑を湛え「佳い名前を頂いたのですね」と チャールズは云った。
紺青の眸は、一瞬、奇異なものを見るように 少女の胸元に咲く赤い朱い花を見る。]
――……気のせいですかね。
[次にその紺青の眸を、周囲に彷徨わせる。 彷徨わせた視界に、ネコミミトカゲの様子も映る。
聖痕を持った男は、此処まで生きてこれた 勘のようなものは確かにある。 しかしながら、それ以上のものはない。 首を傾げながら、手当をするセシルの手元へと視線を戻した。]
(148) 2010/07/20(Tue) 23時頃
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『だれ?』
[誰か、そこにいないヒトの声が聞こえた気がして……]
『わたしを、知っているの…?』
『あなたは、だあれ?どこにいるの?』
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[と、(>>@12)アリーシャの声が聴こえれば そちらに振りかえり]
火傷ですか、必要なら化膿止めを使いますか? 嗚呼、たしかに、服は乾かすなり 着替えたりされるほうがよろしいでしょうねぇ。
[少し困った風に微笑んでから、その肢体から眼を逸らした。]
(152) 2010/07/20(Tue) 23時頃
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『どうして、そんなに怯えるの…?』
[ネコミミトカゲの様子を、"妹"は残念そうに見た]
[そして、
くすん、くすん、と。
泣き出した]
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―少し前のこと―
[告げられる罪の告白に、チャールズの紺青の眸は瞬く。]
それは、嗚呼……―――
[言葉を失う。 ただ、喘ぐ青年の髪を優しく梳くことしか暫くの間出来ず。]
(158) 2010/07/20(Tue) 23時頃
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ベネットさんが心を開いてくださったことに、私は感謝致します。 願わくば、2人の御霊に祈りを。 願わくば、ベネットさんの心に微かでも安寧を。
[常套文句を紡ぐものの、しかし、チャールズは知っていた。 おそらく、ベネットも、心の安寧は遠いのだろうと。 そう思う理由は……―――]
私も、人を、殺しました……――― 赦すことが、出来なかったのです。
だから、私はよほど、貴方を赦したいと思うのでしょうか。
[人がくる前の最後の呟きは小さく小さく。 容態が悪化していく彼に拾われたかどうか*]
(159) 2010/07/20(Tue) 23時頃
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[怯えられないように、気配を殺しながら、そうっと、ネコミミトカゲを見ている]
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そうですか……―――
[アリーシャから視線を外したのは、礼儀上のものが大きい。 (>>@13)彼女の言葉を受けて、一つ頷いて、視界の端で行動を追う。 もし、ベネットの治療が終わり、自分の外套があくのなら 貸し出そうかと心に止める。]
ポーチュラカさんのお友達に貰ったのですね。
[名前を嬉しそうにする少女、その名を呼ぶ。]
嗚呼、もし、萎れてしまいそうになったら 押し花にすると佳いかもしれません。 そうすれば、長くポーチュラカさんと共に在れるでしょう。
[花の様な笑みに合わすよう、チャールズもまた微笑んだ。 そして、ネコミミトカゲの動きに、笑みを深める。]
(173) 2010/07/20(Tue) 23時半頃
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『わたし、なにか大切なことを忘れているような気がするの』
『わたしは妹。セシルの妹。
セシルがわたしの名前を覚えていないから、
わたしもわたしの名前を知らない』
『わたしは、わたしはどこから来たの?』
[もともとは、ヴァイオリニストの想像が妄想になった存在で。
だけど、このように物を考えて、話す、力は。
一体どこから得たのだろう?
いや、――生まれる前の記憶を辿れば。
やがて思い出す。
自分が、泉の傍を漂う亡霊だったという事実。 ]
[元は、ただの妄想。
妹に会いたいが故に、妹は生きていたらどんな人間なのだろうと考え続けた結果、妄想から人格へと変化した]
[元は、ただの亡霊。
探し人に会いたいが故にこの泉まで辿り着いたけれど、悲願虚しく亡くなった少女の、思いの残滓]
[元は、名も無き異形。
ヴァイオリニストを育てた人間が、かつてこの身体に植えつけた、異形を共食(たべ)て成長する特殊な異形]
[元は、すべて、別のものだった。
妄想の上の人格と、
亡霊の意志と記憶と、
異形としての身体をもったひとつの生き物が生まれたのは、
ただの偶然に過ぎない]
[しかし元が何であろうと、
今、内臓にいるのは、
たった一匹の、異形だけ**]
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[ベネットの着替えが終われば チャールズの外套は不要の物となっただろうか。 (>>@14)壺運びに疲れた人に叶うならば]
―――……これをお使いになりますか? 少々汚れているのは、ご勘弁下さい。
[外套を投げ渡す。]
(192) 2010/07/21(Wed) 00時頃
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その時、私が作れる状態にあればお作りしましょう。
[各々動き出す人々を見詰めながら (>>188)少女が向けてくる約束に是と返した。 けれど、内容は“出来るなら”という条件付きのものであったが……。
あどけなさの中に残酷さのようなものを感じつつ チャールズはまだ、席を立たないのは ベネットを1人には出来ないと感じてのこと。
(>>184)と、耳に城下で聴いた歌声が届いた。]
コリーンさん、ですかねぇ……――。
[歌声の主の名を小さく呟いた。]
(193) 2010/07/21(Wed) 00時頃
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―回想―
[ (>>@10)アリーシャが外套を受け取れば 小さく唇の端を持ち上げて見せた。 そして、ポーチュラカの矢張り幼い言動に困った表情をし けれど、求められるならば、その小さな小指に小指を絡めた。]
ポーチュラカさんも、できるならば暖かくして下さい。 それと……怪我にはお気をつけて。
[絡んだ体温の冷たさに、治癒された傷に 心配そうな眸を向け、去る背を見送った。]
(209) 2010/07/21(Wed) 02時頃
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[コリーンの姿は、小倉庫に在ったのだろうか。 在ったのならば、(>>205)ベネットの言葉に返す時 チャールズはチラリと彼女を見たかもしれない。]
お辛いのなら、切開致しましょうか?
[女性を見遣ったのは、切開する場所が場所だけに という事であったのだが。
と、(>>208)扉が開き、弱い陽が沈む前 泉で見えた、一部で熊と称されている男の姿が見えるか。 ]
―→現在軸―
(210) 2010/07/21(Wed) 02時半頃
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チャールズは、ガストンに、「時間的には、こんばんは、で宜しいでしょうか?」と挨拶を向けた。
2010/07/21(Wed) 02時半頃
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[夜が長いと、先程呟いていたのはベネットだったか。 ガストンの言葉に、少し安堵を見せるのは やはり夜は異形の活動が活発になるからだ。 焼蛍虫も、夜が明ければ大人しくなることだろう。]
嗚呼、ガストンさんは、建物内は迷われる方ですか? 彼は、ベネットさんとおっしゃいます。
[体調が悪いのは見てとれるだろうから (>>216)問いかけには名を紹介するに止め]
今から、ベネットさんの治癒をするつもりなのです。 切開いたしますから、苦手ならば見ないようにしてください。
[熊の毛皮を被る人に、その言葉は愚問であったかもしれない。 コリーンがその場にいるのならば その言葉は彼女に向けられた所が多い。 ―――……暗に、女性は見ないように、ともとれる言葉。]
(218) 2010/07/21(Wed) 02時半頃
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[ベネットがガストンを熊呼ばわりするのが聴こえれば 苦笑を浮かべながら、懐からナイフを取り出す。
衣服も貴重品であるが故に ベネットが下穿きを穿いているのならば それを下げて太腿を露わに。 嫌がるのならば、布の上からということになるが。]
―――……切りますよ?
[サクリと手際よく患部を引き裂く。 そこから幻想生物が、おそらく産まれい出るのだろう。 その様を見詰め、佳い頃合いになれば 先程の水が残っていればそれで。 なければ、チャールズの腰につけていた革袋の中の水で 傷口を濯ぎ、化膿止めを塗り、包帯代わりの布を*巻くだろう*]
(220) 2010/07/21(Wed) 03時頃
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[シィラが近づく……。
その声も鮮明に聞こえる。]
シィラ、彼女は何?
セシルの中の彼女は何?
[シィラの触手が頭に触れ、耳に触れる……。]
――……ああ
そうなのね。シィラと同じ。
生物には、母性本能というものがある。
産み出す…そう、本来産むべき生み方をした女性には、
それが付きまとう。
ヨナはそのとき、母親を連れ去られ、
シィラはそのとき、子どもを亡くした。
シィラがヨナを見た。
ヨナがシィラを見た。
互いに、失ったものをそこで補完する。
彼女らは、親子になった。
本来はそうではないのに。
物質的なつながりはないのに。
ひとは、誤作動を起こす。
そして、異形は、それに影響された。
ああ、人間という機械は、
―――・・・・・・。
じゃあ、知ってる人がいなくなれば、いい。
[そんなシィラの声。
いや、もしかすると、それは、自分の心がシィラに投影されただけかもしれない。
いずれにせよ……。
湧く衝動……。]
『わたしでよければ 手伝うわ』
『セシルが生きていれば』『わたしはそれでいいから』
[妹は *わらう*]
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―回想―
[患部を裂いたナイフを蔦って 幻想生物がチャールズにも触れた。 (>>225)背後で聴こえるガストンの驚きを示す声とは対照的に チャールズは表情ひとつ変えることはなく]
終わりましたよ。
[治療を終えれば、ベネットに、外のコリーンに言葉を向けた。 (>>223)ベネットの漏らす不安に、返す言葉は見つからず 代わりに気を失った彼の髪を優しく梳いた。]
(250) 2010/07/21(Wed) 10時半頃
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