171 獣[せんせい]と少女
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………はあい。
[確かに、吹き込む風はまだ少しばかり冷たいです。 はしゃぎすぎて風邪を引いてしまったこともあるし、 今のヒナコではなおさら、モスキュートに心配はかけたくないですし。
肩にばさりとショールがかけられれば、>>459 羽が生えたみたいに、気持ちが軽くなります。
お詫びだなんて思わなくていいのに、って言いながら受け取った、 ヒナコの髪の色とお揃いのショールは、 今となっては大きくなったヒナコの肩をすっぽり、 それこそ鳥の羽みたいに覆ってはくれませんが、 宝物であることには変わりません]
(534) Akatsuki-sm 2015/10/22(Thu) 00時頃
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[かたりと音立てて窓を閉め。 ぼすりと音をたててベッドに腰をおろして。
そうしてモスキュートを呼びました。
呼ぶ声に応じ、そばにいてくれるモスキュートをいとおしそうに見つめ、>>461]
でも、ちゃんと食べてくれるんだよね?
[ぜんぜん心配なんてしてない、って風に笑います。
ヒナコは知りません。モスキュートの胸の裡を。 知ったとしたって、気のきいた言葉なんて求めはしませんが]
(537) Akatsuki-sm 2015/10/22(Thu) 00時頃
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[ヒナコたちが今いる街の外れには空き地があって。 まだ溶けきらない雪のせいで雪原といっても差し支えない風になっています。
終わりの時にはそこに連れていってもらって。 いつか雷をこわがるヒナコに、うたってくれたメロディを口ずさんで。>>149 さいごのちからで、虹と、光の雨を降らそうって考えているのは、 その時までの秘密です。
モスキュートを驚かせるかもしれないけれど、 最後には笑ってくれたら、それでよしとしましょう]
(539) Akatsuki-sm 2015/10/22(Thu) 00時頃
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[ヒナコはわかっています。 きっと、モスキュートは知らないふりをしてくれていると。>>460
あの時以来、モスキュートに、 このちからが好きになったか訊いたことはないですが、 気持ちに変化があるにしろないにしろ、 ヒナコのおわりはモスキュートにとってはひとつの区切りです。
――わたしは、“わたしたち”といういきものの摂理に従い、 モスから一つの喜びを奪ってしまう。
ヒナコは死ぬことがこわいのではありません。 大事な“きしさま”に忘れられるかもしれないことをこわがっているのでもありません。 こわいのは喜びが絶える、ただそれだけなのです。
でもそれ以上に、食べられることを喜びにも感じていて]
(540) Akatsuki-sm 2015/10/22(Thu) 00時頃
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ねえ、モス。………。
今年も綺麗に咲いたね。待雪草。
[言いかけた言葉を飲み込んで、花に視線を映しました。
願わくはこのまっしろな花が、 モスキュートの『希望』となってくれますように*]
(541) Akatsuki-sm 2015/10/22(Thu) 00時頃
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― そして花が散り、鳥が飛びたつとき ―
ねえ、わたし、ちょっと怖いかもしれない。
…………しあわせすぎて。
[いつか言いかけた言葉をちゃんと言ってから。 手を広げて、ヒナコの方から抱きつきにいきます。 振り回してばかりでごめんなさい、でも、]
(542) Akatsuki-sm 2015/10/22(Thu) 00時頃
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