人狼議事


15 ラメトリー〜人間という機械が止まる時

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【人】 掃除夫 ラルフ

>>73

 何か、出来る事……あるかな。

[ここにいる意味、それを問う代わりにそう口にした。
もっとも己の手では、出来ることなど限られて過ぎていて――
>>74 問うた瞬間、舞い降りる虫たち]

 
           ――――愚問だった。

[数匹程度なら斬れる、
熱気を吸わぬようスカーフを口許まであげて、
少女を庇うように前へ出る]

(76) 2010/07/20(Tue) 18時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[咳き込む音が聞こえる、
濡れた指先から ぽたり 雫が落ちた]

 ――コリーン、あぶな……

 あ、いや……そうか、
 ごめん、コリーン、少し歌って――…

[彼女の歌ならば、蛍の燃焼は和らぐかもしれない。]

(77) 2010/07/20(Tue) 18時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[5指の刃を広げて、空を薙ぐ。
狙いなど定められたものではなかったけれど――

焔を切り裂く鈍色に、
引っかかった虫たちが ぽとり ぽとりと 燃え落ちる]

  ――――…、ッ

[燃えカスはちりり、頬を焦がして。
小さく眉を顰めた]

(80) 2010/07/20(Tue) 18時半頃

…すまぬ。

[斬る度に。]

危害を加えるなら、お前達には死んでもらうしかないのだ…

[哀しげな声で呟いたのは、きっとヒトには聞こえない]


【人】 掃除夫 ラルフ

[>>81 その小さな歌声に、少し呼吸が楽になる。
>>82 駆け寄ってきた小柄な人影が、
虫を斬るのを視界の端にとどめる――。

無言で、そちらを見やれば一度頷いて見せて。

やがて泉を守る樹に舞い降りようとする、
最期の焔を、叩き落した――]

(83) 2010/07/20(Tue) 19時頃

【人】 掃除夫 ラルフ


 ――……まだ、あとが来るのかな?
 逃げたほうが、いい?

[促す言葉はヨナとコリーンに。
恐らく自分は、2人ほど熱気の影響は受けていない。
躯の内部がどうなっているか、
なんて考える気はしなかったけれど]

 ヨナ……

[>>85 座り込んだ彼女がこちらを眺める
その眼差しに、差し伸べかけた手は止まった。]

(88) 2010/07/20(Tue) 19時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[もともと黒ずんでボロボロだったコートは、
より一層無残な姿になっていた。
もっとも、歌がなければ、それも燃え上がっていたところかもしれない]

 ……コリーン、無理言ってごめん。

 ありがとう。
 早く、水を……

[座り込んでいる彼女に、新たに水筒に水を汲んで差し出した]

(89) 2010/07/20(Tue) 19時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[ヨナに向けた手を止めたのは]

 ――……ごめん。
 殺して、ごめん。

[ころさないで]

[けれど、自分にはそれしかできない。
青い眸が嫌悪に、あるいは蔑みに、あるいは怖れに。
変わるのを見るのが、怖かったのかもしれない]

 ガストン、
 ヨナに手を……貸してあげて。

[そして泉の傍ら、焼けた頬を水で冷やす]

(91) 2010/07/20(Tue) 19時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

>>@6

 今のところ は?

[全身ずぶぬれで這い上がってくるアリーシャの姿、
少し目のやり場に困って、あらぬ方を見た]

(93) 2010/07/20(Tue) 19時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[>>90 コリーンが水で喉を潤す様子に
少し安堵して、眉尻を下げる]

 ううん、ほんとは、
 逃げてって言うつもりだったから

 ……あと、あの、さっきはごめん。
 心配してくれてたのに、わかって なくて。

[小さく狩りの最中の非礼を詫びた]

(95) 2010/07/20(Tue) 19時半頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2010/07/20(Tue) 19時半頃


[どうしてか。]

[初めて、少しだけ、
それがかなしくなった]


【人】 掃除夫 ラルフ

[頬には少し、赤い痕が残ったけれど、
他は、生身ではない左腕の袖が焦げた程度だ]

 俺は平気、だけど。

 ――そうだね、ここからは離れて、
 みんな室内に入ってたほうがいい、と思う。

[>>97フィリップの言葉に同意を示せば、
綺麗、というアリーシャの呟きが聞こえた]

[見上げれば空にはいまだ鮮やかな光の渦]

(103) 2010/07/20(Tue) 20時頃

   『わたしも、あそこにいたかったなあ……』

 [異形同士惹かれあうのか
                 単純に光が綺麗だからなのか


         戦いの気配をどこかから感じ取り、妹は呟く]


【人】 掃除夫 ラルフ

[>>98 言葉には少しばかり、沈黙する。
小柄な随分異形化の進んだ少女と、
彼女の会話が自然耳に入ってくる]

 ――……、
  歌いたいから、歌う。

[灰色だったコリーンの髪は、
白銀の輝きをさざめかせていて、目を細める。

自分の出来ることは、したいこと、ではない。
――果たすべき、約束だ]

(107) 2010/07/20(Tue) 20時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[泉の影には見覚えのある木造の楽器が一つ、
運良く焼蛍虫の被害を免れていたらしい]

 セシルの、ヴァイオリン かな。

[あんなに大事そうに持っていたものを、
どうしてこんなところに放置しているのだろう。
少しばかり不可解に思う]

(111) 2010/07/20(Tue) 20時半頃

[どうしてヒトを気にする。

どうしてヒトを庇う。

ヒトを守り、異形を斬った。
自分にはまだわからない]


【人】 掃除夫 ラルフ

[>>109 見上げる姿にゆるく首を振って。
己の過去の記憶を振り払う]

 いや、そう言えるのは凄いな って、
 思っただけ だよ。

[泉の傍らのヴァイオリン。
これはすぐにでも避難させておいたほうが良いだろう。
とりあえず、屋根のある古城内に持ち運ぼうと、その楽器を持ち上げた**]

(113) 2010/07/20(Tue) 21時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[コリーンから水筒を差し出されれば、
ヴァイオリンは戸口付近に立てかけ、それを受け取る]

 いや、こちらこそ。
 本当に無茶させて、ごめん。

 そうだ……これ、フィリップになんだけど。
 コリーンも、飲むといいと思うんだ。
 煎じて飲めば、喉にいいお茶になる はず。

[街から収穫してきた、甘草の根っこ。
ヴァイオリンの隣にその紙包みを置いて、
ホリーと呼ばれた異形の少女を振り返る]

(130) 2010/07/20(Tue) 22時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[――そしてガストンの傍ら、
ヨナの様子に目を向ければ、中庭へと戻る。

竜の少女と同じように空を見上げた。

そうしてしばし、焼蛍虫が舞い降りて、
あの木に害をもたらさぬよう、光の渦を見つめている**]

(132) 2010/07/20(Tue) 22時頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2010/07/20(Tue) 22時頃


『かわいい……』

[じいいっと、
            その、異形を見ている]


 [触れてみたい、と、思うのに]

          [手に入れていたはずの力はどこかに失せてしまって]
       [ヴァイオリニストから、身体の支配権を奪えない]



[シィラが傍にくると、聴こえ始める。その子の声……。]



 ――……私、あなたを知ってるわ。
 でも、私、あなたを知っているわけないの。




[セシルがここに来る前に、死んでしまったあの子。
 だから、その声がその子であるはずはなくて…。]


    『だれ?』


  [誰か、そこにいないヒトの声が聞こえた気がして……]

      『わたしを、知っているの…?』
             『あなたは、だあれ?どこにいるの?』


   『どうして、そんなに怯えるの…?』


  [ネコミミトカゲの様子を、"妹"は残念そうに見た]

 [そして、
              くすん、くすん、と。

      泣き出した]


【人】 掃除夫 ラルフ

 ―中庭―
[>>140 ただ沈黙を返されたことを思い出す。
――それしかできないこと、殺すことしかできない。
けれど自分のそれは望まれていないのだろう]


 君は異形化するまえのこと、覚えてる?
 ……最初から、その姿 ってことは……あるのかな。

 だったらごめん。 

[傍らの竜の少女に、独り言のように語りかける。
返事があろうとなかろうと、気にせずに]


 ―――俺はたぶん、
 自分で望んだから、こうなった気がするんだ。

(169) 2010/07/20(Tue) 23時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[見上げる空に変化はない、
右手をふと伸ばして、焼蛍虫の灯りで気づく]

 ―――……、

[生身の爪の色が鈍色に変わり始めていた]

[水の中、絡めた白い指の冷たさを
握られた手の、あたたかさを 思って――]

[ころさないで、といわれたあの樹を見た]

(170) 2010/07/20(Tue) 23時半頃

ラルフは、ふと振り返れば、フィリップの姿が回廊に見えただろう、か

2010/07/20(Tue) 23時半頃


[怯えられないように、気配を殺しながら、そうっと、ネコミミトカゲを見ている]


掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2010/07/20(Tue) 23時半頃


 『わたし、なにか大切なことを忘れているような気がするの』


   『わたしは妹。セシルの妹。
    セシルがわたしの名前を覚えていないから、
    わたしもわたしの名前を知らない』

   『わたしは、わたしはどこから来たの?』

 [もともとは、ヴァイオリニストの想像が妄想になった存在で。
  だけど、このように物を考えて、話す、力は。
   一体どこから得たのだろう?


                いや、――生まれる前の記憶を辿れば。
                やがて思い出す。

      自分が、泉の傍を漂う亡霊だったという事実。 ]


[元は、ただの妄想。
妹に会いたいが故に、妹は生きていたらどんな人間なのだろうと考え続けた結果、妄想から人格へと変化した]

[元は、ただの亡霊。
探し人に会いたいが故にこの泉まで辿り着いたけれど、悲願虚しく亡くなった少女の、思いの残滓]

[元は、名も無き異形。
ヴァイオリニストを育てた人間が、かつてこの身体に植えつけた、異形を共食(たべ)て成長する特殊な異形]


[元は、すべて、別のものだった。
 妄想の上の人格と、
 亡霊の意志と記憶と、
 異形としての身体をもったひとつの生き物が生まれたのは、
 ただの偶然に過ぎない]


【人】 掃除夫 ラルフ

[フィルと目が合った気がしたけど、
表情までは見えない、鈍色の爪は握りこむ]

 ……って、ああそうだ。
 さっきは助かったよ、ありがとう。

[そして思い出したように、
竜の少女に感謝の言葉を添える。

――人であることを維持し続けるのは難しい、
ホリー、会話の中で名を覚えてしまったから、自分の名も名乗った]

(189) 2010/07/21(Wed) 00時頃

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