82 【薔薇村企画】 Contagio ―共鳴―
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[ドリベルの手に身を委ね、 大人しくされるがままに。
頬へと伸ばされた手にも、 撫でてもらうつもりで頬を摺り寄せる。 そこに在る小さな染みのような黒は 硬く冷たく…石のようではあるが。
それを自覚する術は無い。]
…… ?
[首を傾がせ、ドリベルを見つめた。]
(259) 2013/05/16(Thu) 00時頃
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―→ 隣家前 ―
[腕の傷の事だろうか。
何について問われているのか解らず、 曖昧に肯く事しか出来なかった。 実際、腕の痛みも耐えられない程では無い。
離れていく手を取り、握って。 騒ぎの方へと向き直り。駆けて行こうか。
その間にも、頬の黒点はじわりと広がり。 知らないうちに、 耳の付け根あたりまでを侵すだろう。
隣家前での騒動を遠目に見つけて。 大型の魔物が暴れる様より何よりも、 トルドヴィンを振るう師の姿に息を呑んだ。]
(270) 2013/05/16(Thu) 00時頃
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[戦線に立つ師の背負う空気感が好きだ。 トルドヴィンの刃が放つ光もまた、美しく。
肺を悪くしたなんて、 嘘だったんじゃないか…と。 嘘であればいい…と。
キリシマの動きに見惚れ、息を呑む。]
… ?
[「ドリー ?」と。 不意に聞こえたドリベルの声に、 我にかえって眼差しをそちらへ。
ぴし…と鋭い音を聴いたのを最後に、 左の聴覚が失せたのは、その瞬間。 密かに進行していた黒石化が鼓膜に到達した瞬間。]
(286) 2013/05/16(Thu) 00時半頃
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[それでもまだ高揚した気分に紛れて、 病の進行は微かな違和感としてしか 認識できなかった。
だから、 ドリベルの反応の意味を理解出来ない。
一体どうしてしまったのか。 彼の手を握ろうとした矢先に、 耳馴染みのある勇ましい声(>>296)が聞こえた。]
(297) 2013/05/16(Thu) 01時頃
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[その声につられるように、 獣たちと対峙する師へと再び注視を。
そうだ。まだ終わっていない。
ケヴィンの声に師はどう反応するだろう。 助けが必要そうなら、 すぐにでも駆けて行けるようにと ドリベルの手を取り、引き寄せる。]
(299) 2013/05/16(Thu) 01時頃
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[見つめた先から蹴り飛ばされたのは、 まさかの、哀れな、とても哀れな、狼だ。
半身を地面で摩り下ろされんばかりの勢いだ。 蹴り飛ばされた衝撃で絶命したんじゃないかと 一瞬、獣を見下ろし目を瞬かせた。
次の瞬間には、 ドリベルを握る手に力を込めて。
立ち上がり唸る獣と向き合う事に。]
(309) 2013/05/16(Thu) 01時半頃
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[刃へと変化する間際に落ちた声(>>308)に、 不安げに眉を寄せるものの。
まずは目先の危険を廃するに徹して。
思う様、刃を奮って狼を刻みにかかる。 蓄積された疲労のせいか、 さすがに乾いて仕方が無い喉の痛みのせいか、 先の戦闘に比べればやや動きは鈍るが。
鋭い爪で攻撃を仕掛けてくる狼の喉へと、 ドリベルの刃で斬りかかる。
3 1.攻撃成功大ダメージ 2.避けられた 3.左腕に攻撃を受けた。]
(319) 2013/05/16(Thu) 01時半頃
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[振るった刃は宙を切り、 咄嗟に体勢を立て直し狼を睨めるも 時すでに遅し。
眼前に迫る爪の脅威から身を退いた隙、 左肩から上腕にかけてを激しく掻かれた。
普段なら避けきれたはずだ。 些細な違和感だと侮った聴覚の不自由が、 判断を鈍らせた。
鋭い痛みに汗が滲む。]
(323) 2013/05/16(Thu) 01時半頃
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[後ろへ退いたらやられる。 短く息を吐き、ドリベルを逆手に握り直し。
攻撃のために詰まった間合いから、 再び狼の喉へと刃を叩きつけた。 ありったけの力で。
(乱暴に扱って ごめんね。)
胸の内ではそう思うものの、 この程度で傷付くような軟な刃じゃない。 信じて。
狼の喉が破れ血が噴出す。血を浴びて。 せっかく拭いてもらったのに また汚れてしまうことを更に内心で詫びる。]
(327) 2013/05/16(Thu) 02時頃
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[地面に倒れて痙攣を繰り返す狼を、 荒く肩で呼吸をしながら見下ろした。
左腕から流れる血がほたほたと落ちる。 さすがにもう、戦える余力は、ない。
ドリベルの刀身を先にしたように清めてから、 人の形に戻ってくれと念じて。
左腕の傷の具合を確かめようとして ようやく気付く。 自らの左の指先、いつつの爪のすべてが、 真っ黒に変色して硬化している事に。
そういう事か…。 気付いて触れた左頬もまた、石のようだ。]
(333) 2013/05/16(Thu) 02時頃
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[呆然とドリベルを見つめる。
程近い位置から叫ぶ声(>>326)が聞こえた。
戦闘はまだ続いている。終わっていない。 先生も戦っている。肺は大丈夫だろうか。 ドリーは傷ついてないだろうか。 黒く変色した石のような肌。 錬金術師の片方がそんな体を持っていなかったか。 狼は皆、死んだのだろうか。 喉が乾いた。空腹に胃が痛む。 ドリーは……、
一瞬、混乱に陥っていた頭に湧いた巨大な恐怖。]
(342) 2013/05/16(Thu) 02時半頃
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[共鳴で感染する病。それなら……まさか。
ドリベルの体を引き寄せ、体を必死で弄る。 どこかに異変が無いか。まさか。まさか。
(ドリー。ドリー。そんなのは、絶対にイヤだ。) 叫びたいのに声にならない。
大丈夫だよね ?と問いかけるように ドリベルへと向けた顔は、 今にも泣きそうに歪んでいる。**]
(343) 2013/05/16(Thu) 02時半頃
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[触れたドリベルの背の一部分に 異質な感触を見つけてしまった。
服の上からでも解るほど、硬く、冷たく。 自らの頬の手触りと同じく。石のよう。 そこを繰り返し、執拗に撫でる。
その動きが、彼に伝えてしまうかもしれない。 彼の身にも降りかかった厄災を。]
(ああ ドリー。どうして…。どうして、)
[絶望に押し潰されそうな心地で 薄く涙の滲む双眸で見つめるドリベルは どうしてか、微笑っていた。
どうして。]
(368) 2013/05/16(Thu) 08時半頃
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[そのままドリベルの動きを 押し黙るまま目で追っているうちに、 ケヴィンの身に起きている状況も知る。
傍へ行き、何か言葉を交わしたかったが、 あまり人に会うに適した面構えではないだろうと 左頬の硬化部分を、 同様に冷たくなりつつある左の指で撫で。
そもそも、言葉を交わす術はとうに失われている。
その場から、ケヴィンの無事を祈った。]
(369) 2013/05/16(Thu) 08時半頃
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[頷いて。 引かれるままに、我が家へ帰ろう。
戦闘は鎮まり、皆、それぞれの事に忙しいだろう。 その間に、誰にも会わずに帰るつもりで。 万が一だが。接触によって病をうつすわけにも行くまい。
これ以上の悪い自体を引き起こすのはごめんだ。
あの巨大な魔物から師が護った村だ。此処は。 …実際には、 子牛のついでに護られた村かもしれないが。*]
(371) 2013/05/16(Thu) 08時半頃
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― 自宅 ―
[朝陽に明るむ村に背を向けて。
ドリベルと向かい合わせに立ち尽くし。
ふたりの間に吹き抜ける風を感じ。 遠く近くからの朝の鳥の声を聞き。
微かに震えた唇から細く息を零し。
健全なままの右手を結び、解いて。
そっと、首を横に振った。 密やかな問いかけの答えは、否。]
(433) 2013/05/16(Thu) 14時半頃
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[背後に扉が閉まる音を聞きながら、 一歩分だけ前に居るドリベルの腕を掴み。
腕の中へと引き寄せて、抱擁を。
「ただいま。おかえり。」と言ったら、 もうすっかり日常に戻った気分になった。 声は無いままだが、きっと伝わるだろう。
まずは枕元に置いたままだった 板とチョークを取りに行こう。
昨日交わした約束は今もそこに。 指先で、その文字を撫でて。]
(434) 2013/05/16(Thu) 14時半頃
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《今日は 何をしようか ?
散歩へ行くのは、もう少し暖かくなってからね。
他に 何かしたい事は、ある ?》
[寝台に腰掛けて、言葉を綴って見せた。**]
(435) 2013/05/16(Thu) 14時半頃
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[知らない間に 驚くほど硬く冷たくなったドリベルの体を、 強く強く抱きしめた。
命が失われつつあるというのに、 心に、悲しみは響かない。 ドリーが愛しくてたまらない。ただそれだけ。]
《シーツの洗濯は 危険だし。 また、やられたら 次は怒ろうか。少し。》
[隣家の乱暴な稽古についてを笑い、 ありがたく傷の手当てを施してもらう。 もちろん、言われるままに手伝いにも励む。
いつもは染みてたまらない傷薬を塗られても 左腕はもう既に何も感じなかった。]
(458) 2013/05/16(Thu) 20時頃
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《なら。こういうのは どう。
簡単でも良いから、食事の支度を。 今日はまだ 何も食べてないね。
それから、出かけよう。二人で。
良い場所がある。昼寝をしよう。》
[少し悩んだ後、ごくごく日常的な会話の続きを。
もちろん、ドリベルの意向も聞くつもり。
本当は、しておくべき事はたくさん在る。 状況を打破するためにまだ足掻けるかもしれない。
けれど願いは反して。 一緒に穏やかに過ごしたい。最期の一瞬まで。 これまでのように。これからもそうであるかのように。]
(459) 2013/05/16(Thu) 20時頃
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[不意に、戸口を叩く音。その次に声。
ジェームスの来訪を知り、 一瞬の躊躇いの後に扉を開けに向かう。 ドリベルと並んで。
両足と右腕はまだ機能を保持している。 普段と変わらない素振りで。]
《ジェームス。おはよう。
お姫様(その上に打ち消し線)トレイルは 一緒じゃないの?》
[揶揄の言葉を交えた一文は、 玄関口で傍の壁に半身を凭せかけ書いたもの。]
(467) 2013/05/16(Thu) 21時頃
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《そう。いい場所。 森の奥。立派な鳥もたくさん来る。 これからは一緒に行こう。》
[《密やかな水浴びに使っている滝の傍。 村の面々にはもちろん会ったことが無い。 邪気の強い魔物も寄り付かない、澄んだ場所。》
ジェームスを迎え入れる間際、 拗ねた様子のドリベルの頬を右手で撫でてから そういった説明を提示する。]
(472) 2013/05/16(Thu) 21時頃
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[ジェームスの影にトレイルの姿を見つけ。 ついついとまた額を突いてやろうか…と、 思ったけど 止めた。
彼を眺めて、浅く右に肩を竦ませてみせる。
それから板面に新たな文字を書き。 ジェームスとトレイルふたりに向けて。]
《 やっぱり嬉しかったよ。 嬉しいの先にあったのは、たぶん愛ってやつ。
トレイルはどう ? 何かを見つけた ? 》
[ジェームスは何の事か解らないかもしれないが。 トレイルはどう反応してくれるか。
何にせよ、きっと、笑った。]
(475) 2013/05/16(Thu) 21時頃
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[病については、 問われても何も書かなかった。
左頬から耳、眦から瞼、左上腕、左の眼球の端… 左半身に現れた黒石の異常さは明らかで。 それが時折、ピシリ、と音を立てて拡がる。
動く事にまだ不自由は少ないが、 確実に、死に、病に、取り込まれつつある。
副作用が出ても、侮るなかれ、と。 ただ黙って彼らに注ぐ眼差しで訴える。
彼らの無事を願って。]
(481) 2013/05/16(Thu) 21時半頃
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[伝えたかった事、尋ねたかった事、 言葉を受け取ってくれたトレイルに頷き。
新たに書き添えるのは、短く一言。]
《葡萄と桃がいい。》
[この案件については 実情はどうなっているのか解らないが。 トレイルなりの葛藤や考えは多々あるのだろう。 生きて、見つければ良い。生きて。
握られた右手を、握り返した。 特別なにも変わらない。いままでと同じ力で。]
(500) 2013/05/16(Thu) 22時頃
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[間近から聞いた声(>>502)に、 右手の指先がヒクリと跳ねた。
そんな一瞬の躊躇いの後に書いた文字は ほんの少し震えているが、 それを隠すように大きく強い筆圧で書かれた。]
(505) 2013/05/16(Thu) 22時頃
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[動きが鈍い左手で板を支え、 右手でチョークを走らせる。
そんな動作さえ、難しくなってきているのは、 まさに艷やかな黒玉と化した左の眼球が いよいよ視力を失ったから。
額もまた、石の硬さで。 トレイルの指の温度は感じられなかった。]
《 勝負の続きは、いつか、また 》
[右手で拳を握り、トレイルにもそうさせ、 拳を付き合わせた。]
(512) 2013/05/16(Thu) 22時半頃
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[去り際のトレイルがドリベルを抱き寄せ 何やら内緒話をしているようで。
普段の光景ではあったが、なんとなく、 右手でドリベルの腕を掴んで。 自らの片腕の中へ抱き寄せて。
彼らの距離を引き離した。 「ドリーはボクのドリーだから 触っちゃダメ。」 とでも言わんばかりの露骨な態度で。]
(513) 2013/05/16(Thu) 22時半頃
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[無事にドリベルは奪回できたようだ。
もう右腕の内側から 彼を出さないでおこうと密かに決意しつつ。
そうなると、 トレイルとジェームスの背後から聞こえた チアキと攻芸の声に文字を返せない。
仕方がないので、 不慣れながら精一杯の笑顔を作って 「いらっしゃい」と唇を動かして見せた。]
(518) 2013/05/16(Thu) 22時半頃
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[不思議そうな眼差し(>>519)に、 まだ動く右の瞼だけを僅かに細めた。
抱いた体の硬さが増している。 死の切迫に騒ぐ胸が 締め付けられるように痛んだ。
受け止める重みを、しっかりと支える。 少しでも安心できるように。 怖くないように。]
(526) 2013/05/16(Thu) 22時半頃
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