29 Sixth Heaven
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―個室6―
いかなるときであれ、歓迎されて悪いというものでもないでしょう。 ……堕ちた、ととるのも、また欲望の現れではあるでしょうが。理想とは常に心を縛る。
[質問をうければ、ふむ、と熟慮2秒。ラルフにとっては、珍しいことではあったが。]
『いいじゃんいっちまえよ。おもったとおりにさ。やれやれやっちまえ。』
[無責任に煽る声に苦笑]
……"僕自身”をいうのならば、いまだに黄昏のそばに。 けれど。"僕”を言うのならば、おそらくは生まれ落ちた、そのときから。 本質は知りませんがね。そう刷り込まれましたから。大切な友人に。
(218) 2011/04/17(Sun) 02時頃
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[跳ねる聖書を見て、ああ、本当にやってきたんだな。と鈍いいろで理解する。 同時に思うのは、あの少女の行く末。
……それもまた自由で、真実か。と思うけれど。]
残念ながら、ここの出ではないですね。 むしろ世界の出ではない。
[しかし、答えはその希望を打ち砕くもので]
友人はいつもいますよ。今も。 楽しげに笑っています。
『けけけ。まったくだよな。世界にくれてやるもんなんざねーっつの。』
(225) 2011/04/17(Sun) 02時半頃
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彼は認めませんがね。俺は独立してるって。 ……ミスタ・スティーブンあたりに言わせればそうなるのでしょうか。DIDのほうかな。
[朗らかかつ穏やかに、そう語る]
ま、なんにせよ。 「世界」とはかけ離れたところで生まれた友人です。 こんな妙なテクノロジーに、奪い取られることも、なかったんでしょうね。
[くくく、と愉悦をこぼし]
実に素晴らしい。僕は幸運ですよ。生まれた時から枷を外してもらえたのですから。
(228) 2011/04/17(Sun) 02時半頃
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[くくく、と浮かぶ笑いは、まさに欲のままに。 ふたり分の嗤いが、まじって]
嘘なんてつくだけめんどくさい。 それでなにかが手に入るなら、どこまででも嘘を語りますけれどね。
食料ならまだまだありましたよ。これからとりにいくところです。 大部屋にいてくださればお持ちしますよ。
[獣のような笑みのまま、台所へと向かい直した**]
(233) 2011/04/17(Sun) 02時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2011/04/17(Sun) 03時頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2011/04/17(Sun) 14時頃
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― 一方そのころ台所では ―
[チャールズに見送られ、台所にて、軽やかにステップを踏みながら食材を調理中。 調理と言っても機械にかけて皿に盛る程度だから造作もなく。片手にオレンジをかじりながら、数人前はあろうかという量を作っていく]
『ごきげんだねぇ、いいことなんかなかったろうに』
いーんだよ。目の前にものがあってそれを好きにしていいとか言われて、嬉しくないわけあるか。 てか、いつもならあんたがいうとこだろうが。
[先ほどチャールズに告げたせいだろうか。つい、口から言葉がこぼれて。 マーゴたちがやってきたことに気づけなかったかもしれない]
(255) 2011/04/17(Sun) 14時半頃
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そうそう、いいよなあの乳、これぞって……え?
[たわいもない話をしているところに後ろから声をかけられて>>258]
マーガレット、にベルナデット、でしたか。 これは失礼。気が付きませんでした。
[刹那の間、自分の気の抜けように苛立つが、すぐさま『いつもの顔』にもどって、微笑みかける]
そう、妖精さんとね、みんなの話をしてたんだよ。 マーガレットは可愛くて綺麗でいい子だね、とかね。
(260) 2011/04/17(Sun) 15時頃
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あんまりいい子じゃなくてもいいんだよ。 マーガレットらしければ、それだけでフィリップくんはたぶん大満足だろうから。
……ああでも、マーガレットの貞操のためにはそうじゃないほうがいいかもね。うん。
[くすくす笑いながら、その髪を撫でるように。 料理が好き、といわれ、ふるりと首を振る]
好き、とは違うかなあ。 せっかくなら美味しい物が食べたいしいっぱい食べたいし好きなモノが食べたいよね。 だからしてるだけだよ。
ほしいからしてるだけなんだ。マーガレットが喜んでくれるのならいいのだけどね。
[手に入れたいだけだ、と言い切るのはなぜかはばかられた。]
(264) 2011/04/17(Sun) 15時頃
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マーガレットが大事にしないほうがいいもので、きっとフィリップくんがほしがってる物。 ちょっと痛くて、気持いいもの、とかいうといいんですかね。
『ろくでもないこと吹き込むなよ、面白いけど』
[貞操、という言葉に首を傾げるマーガレットに、含み笑いをしながらそんなことを吹き込む。 のたうちまわるフィリップの顔が、ちょっと脳裏をよぎった]
そうだね、美味しい物を食べて、したいことをして。 楽しく笑うのが一番ですよ。フィリップくんにいえば、きっとそうしてくれるんじゃないですかね。
[それは強欲への道ではあるものの。きっとここに生きる者には必要なことで。]
[やがて料理ができあがれば、冷蔵庫からワインや他の酒をとりだして。 ……すこし悩みながら林檎ジュースも追加した。]
(279) 2011/04/17(Sun) 19時半頃
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成る程、
これが沈められてきた「罪」だろうか。
私は、
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2011/04/17(Sun) 22時半頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2011/04/17(Sun) 22時半頃
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[伸ばされた手に、女の子が持てる程度の料理を乗せたトレイをわたして。 他の大量の料理を持つ前に、その頭をもう一度、撫ぜる]
マーガレットは素直でいいね。 素直に叫ぶのが、綺麗な女性になる秘訣だよ。
[欲望を、という一言は飲み込んだ。 ――器の役目を考えれば、それは。]
さ、いこうか。みんな戻っていればいいけど。
[大量の料理と飲み物をぶらさげて、大部屋に戻る。 途中、リンダに会えば、こくりとひとつ、頷いた。]
(310) 2011/04/17(Sun) 23時半頃
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[トニーの前にそっと、りんごジュースを置いて。 自分はウォッカのボトルをあけて、また肉にかぶりつく]
まだ酒のほしい人はいますか? ……そこのお姉さんや、ご婦人はもう少し飲まれますか?
気付けくらいにはなりますよ。
[声をかけつつも、ボトルを空けていく。 けんか、という言葉には反応しようとすら、しない。]
(328) 2011/04/18(Mon) 00時頃
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― それから、しばらくあとのこと ―
[みなが寝静まるころ、ワインにウォッカをさらに数本空けて、けれど一つとしてふらつくところのない足取り。 個室へ向かいながら、ノートに記録を取る。]
(339) 2011/04/18(Mon) 00時半頃
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『二日目。新規情報あり。
昨日入手した情報と大半は合致。各々ペアを組み、一日一組をシステムに接続する模様。 自分は強欲のレセプター担当を告げられる。人から欲を奪い去ってどうしようというのか。愚者の思考。
リンダという少女が担当官になる模様。システム側の言う事を信じて疑っていない。責務とまで言われた。なかなかに愉快。少々からかいたくなる衝動。 ペアとして、必要なことは言う。何かを預けるならそれは当然という物という判断。
同僚たちは状況に当惑している模様。いくつかの会話を交わす。状況にすんなりと順応しているものは少数。当然というべきか。
(340) 2011/04/18(Mon) 00時半頃
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ここにきてから気分がいい。なんだか気楽だ。 すこし、リンダの様子でも見てこようか。責務とまでいったのなら覚悟を教えてもらおう。
やはり暴れ足りない。どうしたものだろう。 もっとほしい。ものがない。したいことができない。 ……こまったな。
Ralph』
(341) 2011/04/18(Mon) 00時半頃
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『まめだねえ』
まあ、必要なことだよ。真実にたどりつきたきゃ、ね。
『それを伝えられるかもわからねーけどな』
そこが癪だな。……うさばらし、しとくか。
[つぶやいて、入っていった個室は、割り当てられた部屋の隣。 内側から鍵をかけ、そこに眠る女性を見下ろしながら、ベッドに*腰掛けた*、]
(342) 2011/04/18(Mon) 00時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2011/04/18(Mon) 00時半頃
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