15 ラメトリー〜人間という機械が止まる時
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シィラ……
あなたは誰に、
鳴いてるの?
[シィラに訊ね、その元へと行くようにと…。]
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…ターリャ? [心配そうな少女の声に、寝ぼけた片目は夢の残滓を纏ったまま。
背中の傷口から、白い鳩が飛び立つ。 けれどもそれは、頭の代わりに花の蕾。 窓にその身を打ち付けて堕ちた。]
(175) 2010/07/18(Sun) 23時頃
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…歌? [まだぼんやりと寝ぼけたまま、聞こえる歌声が心地良くて、とろとろと目を閉じる。]
(179) 2010/07/18(Sun) 23時半頃
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[聞こえた悲鳴にガバッと頭を上げ、くらりとめまいを起こしてまた沈む。]
…大丈夫? [心配そうにきいてみた。]
(186) 2010/07/19(Mon) 00時頃
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ちょっと、貧血…かな……。 [寝そべったまま、少女を見上げて。]
いや、気にしないで、見間違い。…夢、みてた……。 [少し目をこすると、ちらばしたままだった手帳とペンを手にとる。]
大丈夫。休んでただけだし。 …みんな心配してくれるんだね。 ここで会うひとは、みんな優しい。
(191) 2010/07/19(Mon) 00時頃
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部屋、かぁ。
僕も雨宿りするのに手近なところに上がり込んだだけだから、まだ、この中は…
助けてくれた人が、着るものや薬を探しに行ってるから、戻ったらベッドのある所へ移動しようって言われたよ。
(199) 2010/07/19(Mon) 00時半頃
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ヨナやフィルなら、知ってるかな? 少し長く、ここにいるみたいだから。
(202) 2010/07/19(Mon) 00時半頃
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いい歌だよね。
[しみじみとそう言って。]
歌は、残すの難しいなぁ。 楽譜にして、歌詞を書いても…それを見て同じように歌うのはむずかしいから。 …録音機とか、持ってりゃよかった。
(208) 2010/07/19(Mon) 01時頃
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聞くのは、好きかな。歌うのは苦手。 [薄く笑って、手をついて少し身を起こした。]
コリーンか。いい響き。
僕は…ベネット。物書きなんだ。 …元は本を売っていたけど、書く人も買って読む人も居なくなってしまったから、書く方に回ることにした。 今は世界を、書いて残そうとしてる。
(212) 2010/07/19(Mon) 01時頃
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うん、僕が見てきたものや、僕があった人が見てきたものを、書いて…残すんだ。
よかったら、話聞かせて? コリーンも…えっと、きみも。 [名前はわからなかったけど、ねだるように黒髪の少女を見た。]
(220) 2010/07/19(Mon) 01時半頃
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…うん、そしたら…その時に。
[また少し、熱が上がってきたのか…身体がダルい。 枕がわりの白い上着を丸めて引き寄せて。]
…ゴメン、やっぱりちょっと休むね…… [ぐったりと、目を閉じた。*]
(226) 2010/07/19(Mon) 01時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/07/19(Mon) 01時半頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/07/19(Mon) 01時半頃
『いっぱい食べて』
『おおきくなるの』
[もぐもぐ、むしゃむしゃ]
[ばりばり、ごくん]
『――ねえセシル』
『さっきから、声がするわ』
『鳴き声』
『哀しく聞こえる』
『危害は加えてこないと思うけれど 気をつけて……』
シィラが鳴くたび、
段々と、感覚が鋭敏になっていく…。
何かがざわめいている…。
――嗚呼、誰かが啼いている。
…それは、かつていた同族の声に、
少しだけ、似ていた。
/*
おはよう。ホリーが仲間だったのね。よろしくね。
で、とりあえず役職だけ確認してもいいかな。
私は、プロでメモにあったように呪狼です。
/*
それと、プロでも言ったけど、どんどん動いていいからね。
もしくは、自分の話をたらたら語ってもいいのよ。この村はソロールも推奨です。ソロールして、自分材料蒔くのも手なの。
きっと誰かが拾ってくれる。
[ホリーの前から去る時、
シィラはまた鳴いた。
その顔、また見て…。]
人間でも異形でも……。
――……またね。
/*
ええと、おはようございます。
ソロールしようにも、まだあんまり固まってなくて…色々と考え中なのです。
お言葉に甘えて、自由に動かさせていただきますね。
役職は首無騎士と、あとは決定者の恩恵を持ってます。
/*
ちょっと今から出かけるのでそう、いられないけど、
首無ならこの中で一番強いのね。私のことも殺せる。
とりあえずは、狼はある程度生き残ったほうがいいから、やっぱりどんどん人と絡んでいくのをおすすめする。
設定も固まっていなくても、決まっていることだけでも垂れ流していけば誰か拾ってくれるはず。
ログの流れが速い場合は、自分の関連のところだけでも把握して、どんどん喋るといいよ。わからなくなったらメモで訊けばこたえてくれるわ。
じゃ、検討祈る。
セシルも助けてくれるはずよ(PL的に)もちろん、PC的にもどんどん、私やセシルにいっていいのよ。
それじゃね!
/*
とりあえず、時間が合った時は、ホリーに絡みにいくようにするわ。
少女二人が狼、しかもしろとくろ、みたいで綺麗ね。**
/*
おはようございます。
お仲間はホリーでしたか。よろしくお願いします。
首無がRPでCOしたい可能性を考えて黙っていましたが、消去法で私が囁き狂人です。それから、決定者。
私もヨナほど頼りにはならないかもしれませんが、何か疑問等あればできる範囲でお答えしますので、遠慮無く聞いてくださいね。
/*
お二人ともありがとうございます…(´;ω;`)
えーと、とりあえずいろいろ蒔いてみようと思います。
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[乳白色の鉱石と化した指でペンを握ったまま、夜と共に訪れた寒気に身を丸めて眠る。 全体の六割くらいがびっしりと文字で埋め尽くされた手帳は、無防備にその場に転がったまま。
部分的に、濡れて乾いたのか波打ったページもある。]
(270) 2010/07/19(Mon) 09時半頃
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ああ、私は、
誰かのためにありたい。
[淡い淡い願い]
誰かが私を欲してくれるなら。
それが一番の幸いな気がする。
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「●月▲日─ 時計では既に昼でもおかしくないのに、空は暗いまま。 大気汚染が更に進んだ為だろうか。 様々な場所から人が集まってきているのは、やはり生存不能地域の拡大に伴い、ここへと追われてきている公算が高い。
ここが世界が終る最後の場所であれば、ある意味僕がここにたどり着けた事も意味はある。 僕が終るのと、世界が終るのと、どちらが先かはわからないけれど、終わりの瞬間を書き留めるために今日も生きている。」
(290) 2010/07/19(Mon) 14時頃
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「▲月●日─
街■■■■■■■■■■■■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■かっ■ ■■■■■■■■■■て■■■■■■■■■■■■■■ ■■■■け■■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■■■■■■■■■■な■っ■
■■■■し■■ターリャ… 」
[幾つもの雫に滲んで読めぬページ。 文字自体も、ひどく乱雑に歪んでいる。]
(292) 2010/07/19(Mon) 14時頃
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『きれい……』
[死を誘う光。それでも惹かれるのは何故か]
『後で見にいきましょ、セシル』
["内臓"にいる"存在"が、女だから、なのかもしれない]
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[目を覚ますと、傍らに膝を抱えた少女。 自分の体の上にかけられた外套がもう一枚増えているのに気付いて瞬く。]
傍に居てくれたのかな? …夜が続いてるから、冷えてしまうよ。
[少女のものらしき外套と、枕代わりにしていた白い上着を、少女の華奢な方に羽織らせて、また手帳とペンをとる。]
…あいてる、よ? [ノックが聞こえたのは丁度そのくらいの頃。]
(302) 2010/07/19(Mon) 15時頃
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ああ、そうか。
…ヒトは、あれの側では生きられないのか。
[声には出さず、心中に。]
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…うん、そこそこ落ち着いてる。まだ本調子ではないけどね。 わざわざ、ありがとう。
…傷、背中だから…お願いできる? 自分じゃうまくできないんだ。
[少しまた熱が上がってきていたけど、安心させるようにちょっと笑って…手伝いを乞う。]
…あ、これ…、さっきより酷くなってる? もう完全に食べられちゃったのかな…。こっち側、あまり良く見えてないんだ。 [瞬く瞼も、少し笑う頬も、右側のは乳白色の鉱物に覆われている。]
内側に棲んでる奴が悪さするんだよね…。 でもまぁ、これだけ侵食されても生きてるのは、案外コレのおかげかもしれないから。 仕方ない、かな。
(309) 2010/07/19(Mon) 15時半頃
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