人狼議事


266 冷たい校舎村7

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【人】 R団 タカモト



  …………。
  お前も、大学行かねえの?


[そう拓海に問うただろう。
 様子を窺うような、そんな表情で]*
 

(134) gurik0 2019/06/19(Wed) 12時半頃

【人】 R団 タカモト

―― 後日 / 病室 ――


[まるで全てお見通しというように>>145
 拓海が俺に笑いかけるものだから、
 俺はバツが悪い顔をして目を逸らした。

 無理に否定はしないでおく。
 俺も少しは性格が丸くなったものでして]


  ……死ぬ気で早く治せ。
  早くしないと春が来ちまうぞ。


[話題を逸らすように、無茶を重ねて
 俺は口を尖らせたんだ]
 

(150) gurik0 2019/06/19(Wed) 16時半頃

【人】 R団 タカモト



  あー、はいはい。ハグハグ。


[お生憎さま。
 夢の中みたいに素直な俺は>>50
 もう成長しきって消えてしまったみたいです。

 両手を広げて「おいでおいで」をする拓海>>146
 俺はいつものように>>>0:430おざなりに答えると、
 ずいぶんと雑な動作で彼を抱きしめたのだった]
 

(151) gurik0 2019/06/19(Wed) 16時半頃

【人】 R団 タカモト


[重度の怪我人だって?
 そんなことは考慮してやらない。

 拓海の背をぽんぽんと叩いて軽くハグ。

 こういう態度が甘えだって理解はしていたけれど。
 せっかくお前が帰ってきてくれたから、
 俺は甘え倒してやると決めたんだ。

 散々心配をしたんだ。
 それくらい許されるだろう?]
 

(152) gurik0 2019/06/19(Wed) 16時半頃

【人】 R団 タカモト



    [ああ、拓海はここに帰ってきてくれたんだって。
     そのぬくもりに、安堵を感じて]
 
 

(153) gurik0 2019/06/19(Wed) 16時半頃

【人】 R団 タカモト



  ハヤク、ヨクナッテクダサイ。
  いや本心だって。


[寄せ書きを見つめる拓海>>147
 わずかに涙ぐんでいることに気付いた俺は、
 それに気付かぬふりをして、おどけてみせた。

 泣くくらい嬉しいんだったら
 もう死のうとするんじゃねえぞ、馬鹿。

 心の中で罵倒をひとつ飛ばす]
 

(154) gurik0 2019/06/19(Wed) 16時半頃

【人】 R団 タカモト



  ……そっか。
 

[あんまりにも事もなげに
 拓海が「就職」だと笑って見せるものだから>>148
 俺はどんな表情をすればいいのか
 分からずにいる。

 散々俺が悩んで、苦しんで、嘆いていたことを
 こいつはいとも簡単に“受け入れ”た。
 少なくとも、俺にはそう見えた。

 ずるいなって思う。
 どうしてそんな顔をしていられるんだろう。
 俺はそれに、耐えられなかったというのに]
 

(155) gurik0 2019/06/19(Wed) 16時半頃

【人】 R団 タカモト



  ああ、継ぐよ。


[それを認めるのは、まだ少し心が痛くて
 俺はきっといつものような笑顔は
 浮かべられなかっただろうと思う。

 苦しげに、息を吐いて]
 

(156) gurik0 2019/06/19(Wed) 16時半頃

【人】 R団 タカモト



  妹の調子、良くなくって。
  看護の人手も必要だし、治療費も稼がなきゃいけない。

  ――――だから、俺があの店を継ぐ。


[はっきりと、それを言い切った。
 口元に浮かぶのは、ほろ苦い笑みだ]
 

(157) gurik0 2019/06/19(Wed) 16時半頃

【人】 R団 タカモト



  卒業まで誰にも言いたくなかったんだ、ホントは。
  同情されるのは嫌だったし。

  最後まで、将来有望な
  クラスの優等生でいたかった。

  卒業後に、あいつ今何してるんだろって
  たまに話題に上がって。
  T大にでも行ったんじゃねえの、って噂されて。

  皆の記憶の中で俺は
  優等生のデキる奴として刻まれたまま――

 

(158) gurik0 2019/06/19(Wed) 16時半頃

【人】 R団 タカモト

 

  ――そのまま俺自身は、消えてしまいたかった。

 

(159) gurik0 2019/06/19(Wed) 16時半頃

【人】 R団 タカモト


[ふっと相好を崩して、拓海を見つめる。
 馬鹿馬鹿しい考えだろって、笑って]
 

  お前は、俺の実家を知ってるし。
  きっといつかは、知れてしまうことだし。
  だから、卒業したら
  お前に思い切り愚痴ってやろうって。
  そう思ってた。

  まさか拓海も就職とか思わないだろ。
  早く言え。

  そしたらとっくに打ち明けてたわ。


[拗ねるように言って、頬杖をついた]
 

(160) gurik0 2019/06/19(Wed) 16時半頃

【人】 R団 タカモト



  お前、ノート盗まれただろ。
  あの犯人、俺だから。

  受験失敗しちまえって思って。
  そしたら、大学行かないでくれるかなって思って。


[拓海から視線を外して、罪の告白を行う]
 

(161) gurik0 2019/06/19(Wed) 16時半頃

【人】 R団 タカモト



  ……ごめん。


[謝る声は、消え入るように小さい]**
 

(162) gurik0 2019/06/19(Wed) 16時半頃

【人】 R団 タカモト

―― 病院 ――


  ……………葉子、


[彼女に服の袖を引っ張られて、
 大きく目を見開いた。>>164

 俺に顔を見せないように俯いている彼女が
 泣いていることに気付いてしまったから、
 どうしようもできずに俺は棒立ちしていたんだ。

 葉子の背に回そうとした手が、震える]
 

(207) gurik0 2019/06/19(Wed) 22時頃

【人】 R団 タカモト


[きっとあの校舎に行く前の俺なら
 何の躊躇もなく彼女の背に手を回して、
 そのまま抱き締めたのだろうけれど。

 今の俺にはそれが躊躇われて、手を引っ込めた。

 そういうのは得意だったはずなのにな。
 おかしいだろ]
 

(208) gurik0 2019/06/19(Wed) 22時頃

【人】 R団 タカモト


[でも「何も求めてなんかいないから」>>4:279と言った
 震える葉子の声音を、確かに俺は覚えていたから。

 彼女が泣き止むまで、ただ俺は傍にいて
 葉子を見守っていたんだ。

 温かい缶コーヒーを、手渡す]


  ……葉子も俺に、話したいことあるのか?


[少し驚きに目を見開いて、ベンチに腰を下ろした]
 

(209) gurik0 2019/06/19(Wed) 22時頃

【人】 R団 タカモト



  …………………。


[普段なら、良く回る頭と口が
 相手の喜ぶ言葉をすらすらと吐いてくれるのに。
 こういうときばかりは、役に立ちやしない。

 缶コーヒーを啜りながら、
 葉子と目も合わせることもできずに
 唸る自動販売機の放つ光を見つめていた]
 

(210) gurik0 2019/06/19(Wed) 22時頃

【人】 R団 タカモト



  あのさ。


[結局、上手い言い出しが思いつかずに
 俺は後先を考えずに語りだす]
 

(211) gurik0 2019/06/19(Wed) 22時頃

【人】 R団 タカモト



  お前は、俺に振られたとか
  思ってるかもしれないけれど。
  
  俺は、まだ葉子に好きって言われて
  返事をしてないから。

  ――――だから、聞いてほしい。

 

(212) gurik0 2019/06/19(Wed) 22時頃

【人】 R団 タカモト



      [もう一度、イチから始めよう]

 

(213) gurik0 2019/06/19(Wed) 22時頃

【人】 R団 タカモト

 
 

        俺たち、付き合わないか。

 
 

(214) gurik0 2019/06/19(Wed) 22時頃

【人】 R団 タカモト

 

      [あのときと同じ台詞>>0:141で]*

 

(215) gurik0 2019/06/19(Wed) 22時頃

【人】 R団 タカモト

―― 後日 / 病室 ――


  寂しがり屋だよ。悪いか。


[もはや「ばか」>>204と言われても反論はしない。
 拗ねたように口を尖らせて、つーんと横を向くだけだ]


  別人のフリをする。嫌だ。
  絶対にうどん屋を継ぐとかクラスの奴らには言えない。


[やっぱり俺のチョモランマのようなプライドは
 健在のようでして、拓海にそう反論をする]
 

(252) gurik0 2019/06/19(Wed) 23時頃

【人】 R団 タカモト



  顔良し、頭良し、スタイル良し。
  三拍子そろった俺がうどん屋とか普通になしだろ。
  うどん屋の高本と、優等生の高本は別人ですー。


[ムキになって言い返す俺の姿は、
 かなり餓鬼っぽかったと思う。

 あんまりガミガミ言っていると
 他の入院患者たちに迷惑がかかるから、
 音量だけは控えめだったけれども]
 

(253) gurik0 2019/06/19(Wed) 23時頃

【人】 R団 タカモト



  [瞬間、拓海の稲妻チョップが俺の額を抉った]

 

(254) gurik0 2019/06/19(Wed) 23時頃

【人】 R団 タカモト

 

  ……いった。
  ちぇっ、そうだよな。お前はそういう奴だった。


[付け加えられたひと言>>206に、
 俺は小さく「ありがとう」と呟いて。
 額をさすりながら、少し恐る恐る拓海を見つめた。

 やっぱり俺は、怖かったんだと思う。
 拓海に呆れられることが。

 本当に怒ってないか、と窺うように拓海を見遣って]
 

(255) gurik0 2019/06/19(Wed) 23時頃

【人】 R団 タカモト



  みんながみんな、
  お前みたいな奴だったら話が早いのにな。

 
[きっと浮かべた笑みは、
 お前には敵わないよって表情をしていたと思う]
 

(256) gurik0 2019/06/19(Wed) 23時頃

【人】 R団 タカモト



  腹いせに友達のノートを盗んで、
  大学にも行けず、
  病弱な家族がいて。

  ……ひどい奴、って周りは思うだろ。
  あるいは、可哀相な奴って憐れむか。

 

(257) gurik0 2019/06/19(Wed) 23時頃

【人】 R団 タカモト



  俺は、そんな目で見られたくない。
  学生生活の最後の1分1秒まで、
  優等生で完璧な高本悟でいたい。

  俺の青春を、そんな周りの奴らの視線で
  汚されたくない。


[俺って昔からそういう奴だろ、って肩をすくめて]


  だから、このことは
  卒業するまでは秘密だ。

 

(258) gurik0 2019/06/19(Wed) 23時頃

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