人狼議事


282 【突発R18】魔女達のハロウィン

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― ロイエと ―

  ロイエ…

[抱き寄せられてうっとりと名前を呼ぶ。微笑みと共に月明かりを反射する鋭い牙も彼女に抱かれているうちはなんの恐怖も感じない。早くあれで皮膚を破って欲しいとさえ願ってしまう。]

  んぁっ…くぅ……

[そしてついに私は穿たれる。ピリッとした痛みはすぐに引いて代わりに包まれるのは幸福感。どくどくと血がロイエへと流れていくことに心からの安堵を覚える。まるで母親に抱かれて微睡むような幸福を与えられ、ぼんやりとした私はロイエへと陶酔していく。]



  はぅっ……はぁはぁ…
  もう終わってしまったのですか…?

[ずっと微睡の中で溶かされたいのに。至福のひと時はすぐに終わってしまう。別れの挨拶のように舐められた首筋にふるりと震えて離れていくロイエに切なげな目線を向ける。]

  私の血がお気に召して良かったです
  もっと貴女と一緒にいたくなってしまいました…

[本能が彼女のそばに居たいと望み始める。あの幸福感をもっと味わいたいと欲している。赤い目に吸い込まれるように見つめ返して、そっとロイエの腕の中にもたれかかった。]


――沙羅と――

[沙羅と見つめあって、数秒ほどか。

柔らかな人当たりではあれど、誰かに深入りはしない空気を纏っていたというのに、それを翻して。
もう一度沙羅を抱き寄せるようにして微笑む。]

では、一緒にいましょう?
貴女も私も満足できるまで。

[柔らかな声で。]

沙羅は、これからどうしたいかしら。
これ以上血を吸うと貧血になってしまうと思うから……とりあえず他のことがいいと思うけれど。

あと、そうね。……。
夜の楽しみごとなら、貴女に習ってみたいわ。

[自然な仕草で沙羅の髪を撫でる。
赤い瞳に、愛おしげな色が宿っていた。*]


― ロイエと ―

  ありがとうございまずに

[彼女から抱き寄せられて感謝を述べる。言葉の端に滲ませるのは2つの感謝、一緒にいてくれることともう一つの事。]

  ロイエに吸われて倒れるなら本望ですよ
  とはいえ、そんな素敵な提案をされては揺らいでしまいます

  私の身体も血と同じくらい美味しいですよ
  是非味わっていただきたいです

[情念を持って触れられれば胸が熱くなり、夜の秘事を彼女と過ごそう。]


――沙羅と――

とりあえず、そうね。
私はまだ人前でそういうことをするのは、少し、躊躇いがあるものだから……客室に行きましょうか。

[そういう面でもリリスと正反対かもしれない。]

貴女に風邪をひいて欲しくもないし。

[床に落ちた着物を拾いあげ、沙羅の肩にかける。]

抱き上げていきましょうか。
これでも見た目以上に力はあるのよ?

[赤い瞳を煌めかせてから、そう背も変わらない沙羅を、ひょいと抱き上げてみせよう。
彼女の反応がすこし楽しみになって覗き込む。]


[勿論降ろして欲しいと言われれば降ろそう。
貧血になっていないか心配なのもあったけれど。]

皆さんも、盛り上がり始めているわね。

[バルコニーからホールを抜けて。
良ければ、沙羅に当てがわれた客室へ向かおうか。

沙羅だけを見つめる吸血鬼が通った後には、ほんのりとした血の匂いが残ることだろう。*]


――ホール――
[ 最初は柔らかく穏やかだったミッシェル様の手の動きは次第にはっきりとした強さでわたしの身体をまさぐっていきました。服の上からとはいえ、胸やお腹、肩も腕も愛撫されていく内に、身体の中で熱が溜まっていくように感じます。]

 ふわ、ぅ、ミッシェル様……ん、っ!

[ 背筋を伝う指先にもぴくんと身体を反応させるほどになってしまっていました。サスペンダーで吊ったスカートへと両手が向かうのを、期待のこもる瞳で見つめていたのです。]

 わたしの身体、細すぎはしませんか……?
 ミッシェル様が戯れを楽しんで頂けているか、
 それは少し気になります……っ、ぁふ……

[ 両方の太腿を撫でられて、もじもじと腰を揺らしながら内股ぎみに膝を合わせました。そうしないと立って居られなくなりそうなほど、ふわふわとした快感が呼び起こされていたのですから。]


 
 少し、なので……しょうか。
 ミッシェル様の、このおくすり。
 どれくらいに、なるもの、ですか?

[ その手がブラウスの襟元へ向かおうとするのを見て、わたしは自分からぷちぷちとボタンを外してしまいます。素肌との間には薄らと透けるような肌着が見てとれるでしょう。ほとんど膨らみのない、なだらかな二つの乳房。劣等感などはありませんが、いずれ大きくなるのでしょうか、とは少し気にかかる場所です。]

 ……ひゃ、ぁ……ん、ん、……ふぁ……。

[ 服の隙間から入り込んだミッシェル様の手には乳白色の軟膏が乗せられていました。一番得意なものを使って下さる、という言葉に微笑んで。
 ほっそりした指と、軟膏の感触を感じたのに続いて、ぞくぞくするような熱い感覚が生まれていきました。]


 
 ぁ……ぅ、ぁっ……ん、はぁ……っ、
 これ……んっ、
 ふしぎ、な……感じ……です、っ

[ 熱さは感じても痛みはないのです。
 魔法薬を塗られた両胸に血が集まってくるような感覚でした。
 不意に連想したのは丸フラスコを作るガラス吹き職人の様子。熱したガラスを管に付けて息を吹き混むと、ぷぅっと膨らんでいくのです。
 それと同じようなことが起こっているかのような錯覚。]

 いくらでも、大きく……?
 わ、ぁ……本当、に……ミッシェル様、
 揉まれるたび、に……大きく、なって。

[ 塗り込む指の感じかたで分かります。飛び跳ねても揺れることのないなだらかな膨らみが、ミッシェル様にほぐされ撫でられるうち、明確な丸みを持って成長していました。
 ブラウスの前を閉じたなら、きっと窮屈に思えるだろうほど。
 ひと言囁いて、ミッシェル様のお返事を待つでしょう。]*


【人】 飾り職 ミッシェル

―フェルゼと>>50

[見た目には全く変わりなく、音もなく消え、また現れる。
カナッペを乗せたトレイから、指先で一つ二つ、チーズやサーモンを乗せたカナッペをつまみ、口に運ぶ]

ありがとう。…うん、美味しい。
そうなの?グロリア様は、確かに厳格な印象もある方だけれど…
お前が、叱責ねえ。

[傍目には申し分ない従者に見えるがそういう事もあるのだろうかと、小首を傾げた]

ふうん。確かに、お前はあまり自分から宴を楽しむ方ではないのだったわね。
確かに、他の来客と楽しむ客の方がずっと多いのだろうけれど…
ふむ。
いえ、退屈していないかとね。ちょっと案じているのよ、これでも。

[そうかける声は、確かに単なる魔女の従者に対するものよりは気にかけるようなものだったかもしれない*]

(58) 2020/10/18(Sun) 23時頃

―ホール

ん…可愛い声ね。こういう経験は初めてかしら。

[ミタシュが体に触れられて、期待に満ちた目をしているのが分かる。
媚薬も使っているから感じやすくなっているのは勿論だけれど、元々好奇心はあったのだろう。それなら、何の遠慮もいらない]

そうね、確かに力を込めたら折れそうなくらい。
でも、そういう華奢なカラダ、可愛いから結構好きよ。
そういう華奢なカラダがアンバランスなことになっちゃうのも…大好き。
この薬でどのくらいになるかはね…ふふ。見てれば分かるわ。
塗り込めば塗り込むほどにいくらでも、よ。

[もじもじと体を揺らすミタシュの頭を軽く撫で、膏薬を塗った手で肌着の下のミタシュの胸を撫で回す。可愛い声を漏らすのに気をよくしながら撫でまわすうちに、柔らかな生地を捏ねているように両房に柔肉がつき始める。]


熱いかしら?それなら成功。ん、ちょっとずつ大きくなってきた…

[ゆっくりと丸くせり出していく柔肉を揉みこんでいくうちに、さらに成長した胸は揉みしだくという言葉がふさわしいほどに変わっていく。胸の内側に手を入れたままでは窮屈なほど、ブラウスはぱつぱつになって、柔肉は次第に服の中にぎちぎちに詰め込まれていく。次第に周りのギャラリーもミタシュの変化に視線を向け始めただろう。]

せっかくだし下も併せないといけないわよね。
…ね、服脱がないと、はちきれてしまうわよ?

[片手をスカートの下に潜り込ませてお尻にも触れつつ、ミタシュに囁かれて、にまりと愉悦めいた笑みを浮かべた*]


ーホールーー

 は、初めてでは、ありません、ふぁっ、
 けど……こういうの、は、んっ、んん…っ!

[ 自分で胸や秘所を触れたこと、そこで気持ちよくなったことならありました。錬金術の材料に必要だから仕方なかったのです。ともすればその行いにのめり込んでしまいそうで、必要でない時はなるべく避けるようにしていました。
 ですから――こんな風に強くされるのは、という意味では初めてで。なのに興奮と発情の薬効で火照った身体は快楽と共に、ミッシェル様の手指を受け入れていきます。瞳を蕩けさせ、口元をだらしなく開けてしまうようにして。]

 愉しんで頂けて、いるのですね。
 嬉しいです、ミッシェル様ぁ、っ、んんっ。
 



[ わたしの喉の奥がこく、と鳴った気がしました。
 ミッシェル様が、アンバランスなことになってしまうのを大好きだ、とおっしゃるのですから。]

 は、ぁ……っ、はい。こんな、大きくなって……
 胸……きつく、なってきちゃいました。
 
[ 薬効で膨らまされていく乳房に感覚を向けてみれば、下着とブラウスに圧迫されて苦しいほど。ミッシェル様の手の動きも視覚と触覚とで感じられ、羞恥混じりの快感が増していきました。
 そこだけ触れられず、薬も塗られていない頂きは小さなまま。与えられないでいる刺激を待つように、つんと尖っていることでしょう


 
 下も……はい。でも、それは、

[ お尻のことでしょうか、それとも?
 期待しつつ、言葉にまでは出来ませんでした。
 それでもわたしの身体は自然と動いて、くいっとお尻をミッシェル様に押し付けるようにしてしまいます。]

 全部……までは、脱がなくても、
 良いでしょう、か?

[ スカートのサイドジッパーを下げてサスペンダーを脱ぎ落とし。ブラウスのボタンを外しきって、左、右と身ごろを順に脱いでいきました。育って高さを増した胸に引っ掛かるなんて、思ってもみなかった経験です。
 そうして、わたしの身体を包むのは。
 薄らとした透けるような生地のベビードールと、ショーツだけ。
 ベビードールの胸の部分ははっきりと盛り上り、ほんのりとしたピンク色の乳輪の、覗かせているでしょう。その場の皆様の注意が向くのに気づいて、秘所の様子は隠そうと手を重ねてしまうわたしなのでした。]* 


【人】 飾り職 ミッシェル

―フェルゼと>>59

そうなんだ……意外とうっかりなのか、もっと愛想よくしろって言われたのか…
私なら断然後の方なんだけどな。

[実際の所は、今度グロリアに聞いてみよう、と思いつつ、相変わらずの返事に苦笑する]

それはまあ… そうかもしれないけど。
うん、お前が退屈でないならいいの。
それにもちろん、私は退屈なんかじゃないわ。楽しんでるわよ、いつも通り。

[にまりと笑みを見せ、口を開く]

ま、いいわ。私が退屈だと思った時は、いつでも声をかけさせてもらうから。
その時はお前達にも付き合ってもらうだろうからよろしく頼むわよ。

[そう言って、サーディンやドライトマトの乗ったカナッペをもういくつかつまみあげた*]

(61) 2020/10/19(Mon) 00時頃

― ロイエと ―

  吸血鬼に月に照らされながら抱かれるなんて
  浪漫があるではないですか

[客室へ、と促されれば今までよりも距離の近い言葉遣いで残念がる。着物を着るというより包まれれば素直にロイエに従うが。]

  えっ!?
  あの、裸でいるより恥ずかしいかも知れませんっ…!

[純粋な羞恥には大概慣れてきてしまっているが乙女扱いされるのは全く耐性がないせいか顔から火が吹き出るほどに熱い。お姫様のように抱えられて喜んでいる自分がいることにも恥ずかしさを感じて。]

  私たちも負けていられませんね…

[照れて真っ赤な顔で見上げながら部屋へと連れられていく。]


―ホール

初めてじゃないんだ。まあ、経血なんか魔法薬の材料にはよく使う素材だしね…
でも、そういうの関係なく触られるのも良いものよ?

[言わずもがな、ミタシュ自身がそれを今まさに理解しているだろう。
口元を開く様は指を差し込んでみたいと思わせるけれど、膏薬を塗った指では触れるわけにもいかない。
代わりと、揉みしだけるほどになったミタシュの胸をたっぷりと可愛がらせてもらう]

ええ、愉しい。こういう楽しみ方ができるのは初々しい子に限るから…とっても、ね。
全部は脱がなくてもいいわよ。服が破れちゃわないくらいで。


[その方が魅力的に見える事もあるからね、とまでは言わず笑むだけ。
肌着と乳房の間で手を動かすのは少々苦しいから、ミタシュがブラウスのボタンを外して脱ぎ落し、薄いベビードールとショーツだけの下着姿になるまで手を休めて見ていた。はっきり丸く大きく盛り上がった胸と、その先の小さな頂を目にして、遠巻きの魔の住人達から少しどよめきが上がる]

注目の的ね。羨ましいくらいに。
でも、これはまだ途中だから…続けましょう。
先っぽだけ小さなままじゃ仲間外れで可愛そうだものね。


[こっそりと別の薬を混ぜて指に塗り、片手で両胸の頂を交互に触れる。指の腹で潰して、つまみあげて、こね回す。乳首も乳輪も、一触れすれば充血し、二触れすれば盛り上がり、さらに触れれば一回り大きくなってくっきりと存在感を目立たせる。
少しずつ先端を肥大させながら、胸にも触れ続ければ、もっと膨らむ。
気づけばミタシュの胸は会場にいる魔女達のどの胸元よりも豊かに膨らみ、ベビードールを突き上げる頂にはうっすらと雫が滲み始めているのがわかったかもしれない。]

それに、こっちも…

[もう片手はスカートの中に忍ばせ、お尻や太腿を代わる代わるに揉みこんでいく。
こちらにも空気が入れられるように、ミタシュの華奢な年頃の身体は成熟した大人の女か、それ以上の欲望を煽る淫靡な姿に観客達の前で作り変えられていく*]


――沙羅と――

[裸でいるより姫抱っこのほうが恥ずかしいのか。
吸血鬼はこの魔女について、またひとつ知った。
嫌がっているならばと思ったが、真っ赤に染まった顔には拒否の色まではないように見える。
なので部屋までちゃんと抱えて歩く。]

負けないように……って。
そういうものなのかしら。

[首を傾げ、くすくすと笑う。]

沙羅は結構ロマンチストね。

[先程の言葉も覚えている。
望み通りにはしてあげられなかったが、部屋に着けば彼女をベッドの上に座らせ、大きな窓のカーテンを開け放す。
灯りは消して、とりあえずベッド脇のランプだけに。

月明かりを背に自らの髪を解く。
そうして、音もなく隣に並んで座った。]



こんな感じでいかがかしら?

[お姫様、と付け加えたくなる声音で。
沙羅を可愛がるのを楽しみ始めている自分がいる。
魔法のせいか、そうでなくてもか。]

沙羅、私に好きなように触れて良いのよ。
貴女になら何をされてもいいわ。

[十字架で心臓を刺されるのは嫌だけれど。
冗談めかして囁いた。*]


【人】 飾り職 ミッシェル

―フェルゼと>>62

ええ、私はいつでも楽しんでるわ。もちろん今夜も、そうでない何でもない日だって楽しんでるつもり。
たとえ退屈しても、何か楽しみを見つけるわ。

[常通りに目を細めてにまりと笑う。そしてフェルゼをじっと見つめて、困ったように眉を下げた]

お前の言うとおりかもしれないわね。
だけど、私はただ、お前にも……
いえ、いいの。余計な気回しだったらすまないわね。

[珍しく少し口黙ったまま、息をついて、視線を戻した]

ありがとう、フェルゼ。また用があれば、お前を呼び立てさせてもらうわ。
美味しかったわよ。

[カナッペを最後にもう一つ摘まんで、丁寧に一礼する姿に軽く手を振ってみせた**]

(64) 2020/10/19(Mon) 01時半頃

飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2020/10/19(Mon) 01時半頃


― ロイエと ―

  そういうものですよ
  誰が一番熱い夜を過ごせるのか
  大事なことです

[部屋に連れられてベッドに座らされる。ぼんやり光る照明と月明かり、ほのかに暗い部屋の中で2人きり。雰囲気のある空間が出来上がる。隣に忍び寄る彼女に気づけば頭を方に預けて甘えるように。]

  もぉ…、ロイエには言われたくありません
  この雰囲気は…好きですが…
  
[浪漫に惹かれたのはあくまでロイエのせいだと抗議する。乙女にされて、その上でロマンチストにまでされたらたまらない。もう何歳になってしまったと思っているんだろう。]

  私に安易にそういう事言うと本当に好きにしてしまいますよ?
  ですが、まずはここに触れたいです

[何処か本当にお姫様扱いされてる気がするが正直嫌いではない。預けた肩から顔を寄せてロイエの首筋にキスをする。ちゅっ、と大きなリップ音を立てれば私の跡をロイエに刻んだ。]


――沙羅と――

[沙羅は抗議してくるけれど。]

ほら、吸血鬼って耽美なものと言われやすいでしょう。
人間の書く小説とかで、ね。

それっぽくしてみようかしらって。

[と言いつつ殆ど素の部分も大きい。
肩に寄せられた頭、彼女の髪を梳くように撫でる。
ちなみに沙羅の本当の年齢は知らないが、グロリアより年下なのかしら、と勝手に思ってはいた。]

あらあら、沙羅は何をするつもりなのかしら。

[赤い瞳がふわりと揺れる。
それは期待の色を帯びているように見えるか。

首元に寄せられる顔に察し、首まで隠していたドレスのボタンを外し、彼女へ肌を晒していく。
日に焼けることのない青いほどの白。]



……っ、ん、

[口付けかと思えば。
吸い付かれる感覚に思わず声が零れる。
きっとそこに赤い跡が残ったと思えば、]

お揃いね。

[先程の彼女の首筋の跡を脳裏によみがえらせる。]

もうひとつ、跡をつける?
それとも……。

[口付けをしましょうか。
これから深く触れ合うのならば。

自らの肌に触れた沙羅の唇を手袋越しの手でつつく。

人間は唇同士のキスを大切にしているようだから、沙羅はどうだろうと、首を傾げるようにして。]



あ、でも、血の味がしてしまうかも。

[自らの唇を少し舌で舐めてみる。
口紅より鮮やかな赤は、やはり甘かった。*]


飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。

2020/10/19(Mon) 18時半頃


― ロイエと ―

  ロイエが美味しいと言うのなら味わうのも一興です
  それに貴女の唇も付いてくるなら断る理由はありません

[素敵なキスのお誘いを断る選択肢は私にない。彼女がしてくれたように頬に手を寄せて私の方から迎えにいく。間近でロイエの赤の瞳を覗き込めば、優しく口づけを交わす。]

  んっ…くすっ……
  こういう口付けをするのは久しぶりです

  鉄と、ロイエの味がします
  年甲斐もなくドキドキしてしまいますよ

[貪ることなく味わう口付け。満たされるのは性感ではなく幸福感。じんわりと胸が暖かくなり恋しい気持ちが溢れてくる。『もう一度いただけますか?』とおねだりすると今度はそっと目を閉じてロイエからのキスをねだった。]


――沙羅と――

沙羅にもこの美味しさが伝わればいいのに。
貴女の血はとても甘いのよ。

[大体の人間は血の味に顔を顰めるものだ。
こちらがそれすら感じられない状態に堕としていない限り。
沙羅はどう反応するかしら。
興味半分、心配半分、ふわりと唇を触れ合わせる。
柔らかな感触は生々しい欲望とは離れて感じられる、女の子同士の秘密のような、甘酸っぱいもの。]

私も、久しぶり。
なんだか気恥ずかしいかも。

[可愛らしいおねだりを断る理由はない。
もう一度重ね、ちゅ、と小さな唇に吸いついて。
離れて彼女の瞳を見つめてから、頭の後ろに手を回して、ここを開けてご覧、と唇の合わせを舌でつついた。

キスなんて本当に暫くぶりで。
長年生きてきたというのにどこかたどたどしく遠慮がちな様子は気取られてしまうかもしれなかった。]


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