15 ラメトリー〜人間という機械が止まる時
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チャールズさん、人気者。
[ひょこ、と二人の後ろから顔を出して、外套を取り出した]
ぼろぼろになったけど……。ありがとう。
[中に入って行って、着せるようにして、外套を返そうと]
(@6) 2010/07/24(Sat) 22時頃
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[チャールズに外套を着せて>>41キツネリスが頭の上に乗るのに、少し笑って。それから振り返って、ホリーを見る、明滅する光を見る
攻撃があれば、そのまま巻き込まれるかもしれないが、特に動かず、目を見ている。そうして数秒
壁に背中をゆっくりと預けて、もう一度、ホリーをぽかんと、見上げた。特に口は挟まない]
(@7) 2010/07/24(Sat) 22時半頃
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遺体……。
[争いの収まった様子に、ぼんやりと、壁にもたれて座っていたが、その言葉に呟く。そもそもあの子は生きていたのか、そして今は死んでいるのか。あまり良くわからなかった]
お花でも摘んであげられれば良かったのだけど。
[外はまっくらで、そもそもあるのかどうかすら怪しいので、結局諦めたのだった]
(@8) 2010/07/25(Sun) 00時頃
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[ぽかんと口を開けて二人のやりとりを見ている。少し、酸素が薄い]
ねむ‥。
[目を軽くこすると、部屋を出た*]
(@9) 2010/07/25(Sun) 01時頃
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[頭が痛い。くらくらとしながら、倉庫を出た]
……ああ。私は本当に。
[亡霊だった?と、ガストンには目にすら入らない様子に、宙に問いかける。しばらくはチャールズ以外と話していない気がする]
そうかも、ね。そうかも……。
[考えて見れば、自分が生きているといのが思い込みだったのかもしれない。だって……]
(@10) 2010/07/25(Sun) 05時頃
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[よく考えてみたらいい。ここに来てから一度も危険にはあっていない。誰かが傷つけるのも傷つけられるのも、はっきり見た記憶がない。あれだけ、人は減っているのに、はっきりとその瞬間を見てはいない。そして――私には]
[泉の前へとたどり着く]
[見上げた。……そう、気づかないようにしていただけ、無数の漂う想い、そこにある何か。
それは、気付いてしまうには、重すぎる。辛すぎる。
なんで?当たり前、それが生きていくということだから]
……けど、私は。
[本当に生きてるの?]
(@11) 2010/07/25(Sun) 05時頃
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[その思索こそが、生きているという証なのだと、悠久の時を生きてきたのだと、そう思おうとしていた。けれど、本当は自分は目の前の存在と変わらなくて、ただ、想いが強すぎたのだとしたら。
そうして、ついに存在が揺らぎ始めたのだとしたら。
納得が行く。言葉はきっと、届かない。死の淵にいた人にばかり届いたのも……きっと偶然じゃなくて、動かなくなったポーチュラカを置いてきたのも、笑いかけたのも……]
(@12) 2010/07/25(Sun) 05時半頃
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[そんなはずはない。首を振った。私は作られた存在で、先生を。ずっと待っている。そう、そうだった。
そして、世界が終わる]
[それでいいじゃない、そう思った。それは亡霊以外の何者でもないのだけど]
[息が苦しい。だからおかしなことを考えるのだ。腕が透けて見えるのも、涙と息苦しさのせいだ]
[もうすぐきっと、世界が終わる。それは望んだこと。永遠に続く、痛みの終わり。何を泣く必要があるのだろう]
(@13) 2010/07/25(Sun) 05時半頃
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[大樹にもたれかかり、アリーシャは、泣き顔で、そして、笑顔で梢を見上げた]
[それが逃避なのか、そう思うことすら逃避なのか、それすら分からなくなったまま]
ごめんね、ポーチュラカ。
[友達だと言った少女の名をつぶやき]
せんせい。
[いるはずのない人の名をつぶやき、咳き込んだ。それこそ、まるで人であろうとする演技のように思いながら]
(@14) 2010/07/25(Sun) 05時半頃
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フランシスカは、まだ少し、終わりには*遠い*
2010/07/25(Sun) 05時半頃
どうして自分は、
死ななければならなかったのか。
自分がヒトならば。
ふるえふるえて、
欠片が伝わる。
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