人狼議事


171 獣[せんせい]と少女

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【人】 渡し船 ユージン

  ……ん。

[盟約をしてからほどなくして。
頭に声が響いて…ちゃんと聞き取ろうと、
片手を耳に当てて目を閉じた。
響きが収まれば、目を開けて。]

  ミッシェルとオズワルドが出口で待ってるそうだ。
  お守り…くれるみたいだぜ?

[そう言って、がっこうのでいりぐちを指差す。
が。ちょっと困ったように頭を掻いて。]

  ほんとうは、皆がまだ聞こえる場所にいるうちに
  鐘を鳴らしに行こうって言おうと思ったんだけどな…

[がっこうを出る前に。
(自分が、コリンの鐘を聞きたいだけのわがままで)
今日はまだ聞いていない、鐘楼の鐘を、コリンと鳴らそうかと。思ったのだが…]

(530) 2015/10/13(Tue) 22時頃

鉱滓皇帝 モスキートは、メモを貼った。

2015/10/13(Tue) 22時頃


【人】 手伝い クラリッサ

[ヴェラせんせいはお守りをつけてくれるだろうか。

オズワルドせんせいが手招きをしてきたから、とと、と蕎麦に寄って。
耳打ちされた言葉にちょっとだけ目を丸くして。
それから頷いた。]

(531) 2015/10/13(Tue) 22時頃

【人】 手伝い クラリッサ

 ミッシェルおねえちゃん、オズワルドせんせい、行ってきます。

[ふわりと笑ってそう言って。
それからヴェラせんせいの手をぎゅっと握って。
せんせいが歩きだせば私も歩いて。
二人の第一歩が踏み出された*]

(532) 2015/10/13(Tue) 22時頃

【人】 地下軌道 エフ

[足元に転がる林檎を踏まないように蹄で避けて
近づくと相手の反応を見るより早く
鼻頭を相手にこすりつけてブルンと一度啼く。]

 盟約を。

 僕が欲しいのは 乙女のくちづけです。

 それで僕は、君の命が尽きるその日まで

 御身に忠誠と真心を。

[重たい睫毛を少しあげて、紺色の瞳で
貫くように、蒼を見据えた。]
 

(533) 2015/10/13(Tue) 22時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

 

 わたしはずっと、ブローリンせんせいと一緒よ。
 だから、せんせいには、わたしのぜんぶをあげる。


[わたしの一生、すべて。
 この身が朽ち果てても、わたしは先生のもの。

 わたしが一生を終えても、
 ずっと、あなたの傍にいるよって。
 ―― そう伝えるのは、もっと後にしようかな。

 ああ、ほんとうに、先生と一緒に居られるんだ。
 そう、再確認することができたわたしは、
 目を細めて、にっこりわらった。]

(534) 2015/10/13(Tue) 22時頃

手伝い クラリッサは、メモを貼った。

2015/10/13(Tue) 22時頃


地下軌道 エフは、メモを貼った。

2015/10/13(Tue) 22時頃


【人】 機巧忍軍 ミツボシ

 ええっ、ほんとう!?はやく行こう!

[>>469先生の言葉を聞けば、
 わたしはまた、先生の手を引いた。

 みんなが居るかもしれないなら、
 はやく行かなきゃ。
 もう、旅立ってしまうかもしれないし。]

 プレゼント?…… 歌じゃ、だめ?

[形に残るものじゃなくても。
 思い出に残るものでも、
 良いんじゃないかなって、思っていたから。]

(535) 2015/10/13(Tue) 22時頃

【人】 探偵 オズワルド


   何だモス、まだ「おひめさま」は内緒なのかい。


[ ひとりで現れた旧知の顔>>510へ気安い挨拶。
 この本の虫を巨大書庫からひっぱり出したのは
 いったいどこの天使だろうと
 ひっそりと楽しみにしているのはここだけの話。

 たびに出るには少なすぎるように見える荷物も
 実際のところ、ほんとうに必要なものなんて
 そうそう無いのだ。
 傍らの愛しい存在と、ちょっとした小金だけあれば
 どうにかなってしまうことが多い。
 特に、この顔を忘れた者の場合は。

 彼の「主」がまだ来ぬようなら、と
 遠くの樹から蜜柑をひとつ、取り寄せながら声を掛け

 風で ぽうん、  橙色が 青い空をよぎる。*]

(536) 2015/10/13(Tue) 22時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

[昨日の朝、わたしはみんなのために歌ったわ。
 寝る前だって、こっそりだけど歌った。

 でも、先生と一緒に、
 みんなの前でちゃんと歌うことって、
 そういえば、なかったとおもう。

 だから、今度はわたしと先生から、
 みんなに歌を送ったらどうだろうって、
 思ったのだけど。]

     ………… だめ?

[ちらりと先生を振り返って、聞いてみる。

 …… そうしているうちにも。
 おねえちゃんたちが待っている出口は、
 すぐそこまで迫っていたのだけど*]

(537) 2015/10/13(Tue) 22時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[用事が済んだらまなびやで落ち合うことにして。>>508
ヒナコはいったん、モスキュートと別れました。
よもやモスキュートが準備万端ではないとは思いもせずに。>>509
井戸側の出入り口から入って、自分の部屋に戻ります。

鞄の中に、手帳とペンと、『めがみのとおいきおく』をしっかりつめこむ直前。
ヒナコの目は、先に鞄につめこんでいた何枚もの紙に、
吸い寄せられていました。

かつて書庫の本の真似をして書こうとして、
途中でやめた物語を綴った紙です。
すてることもできなくて、持っていくことにしたけれど、
今はなんだか、続きを書いてあげられそうな気分!
ひとりぼっちの少女のもとにも、いつか、
大切なもう一人が現れて―――

そこから先は、また、いつか、書き記すことにしましょう]

(538) 2015/10/13(Tue) 22時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[荷物をしっかり詰め込んだ鞄を手に、
ヒナコはまなびやをぐるりと回って、
さいごに神木の下に辿り着きました。

“わたしたち”のはじまりの場所。
“わたしたち”をはぐくんだ巣の、中核とも言える場所]


………ばいばい。


[見えるもの全てに手を振って、ヒナコは歩き出しました。
もう一度井戸のそばを通って、ぐるり、と。
まなびやの入り口を目指して]

(539) 2015/10/13(Tue) 22時頃

【人】 渡し船 ユージン

  折角の皆と会える機会だから、鐘は後回しか
  …でも、うん。行く前に。

[オズワルドに軽く連絡を飛ばした後。
「一番美味しそう」なリンゴを、コリンに渡して。
自分も、持ってきた「二番目に美味しそう」なリンゴを手に取る。]

  ……一番美味しそうなの、取ってきたんだからな。
  旅立つ前の最後の盗み食い。ごちそうだろ?

[盗み食いと堂々と言ってのければ、にいっと笑って。
コリンと一緒に、美味しそうにリンゴに齧りついただろう。
もし、「一番美味しそう」な理由を聞かれたら
色とか、匂いとか、それっぽいことを言って誤魔化した。
だいたい美味しそうなの…というだけで、あとは気持ちの問題というだけなんて。口が裂けても言えやしない。]

  食べおわって、準備ができたらミッシェルのところにいこうか。

[と、言ったけど。
どうするかはコリンに任せるつもりで。]**

(540) 2015/10/13(Tue) 22時頃

機巧忍軍 ミツボシは、メモを貼った。

2015/10/13(Tue) 22時頃


【人】 透明女子会 ヒナコ

― まなびや ―

[ヒナコは知りませんでした。
モスキュートが主とし、ともに歩むことを決めたのはヒナコだってことを、
オズワルドには内緒にしているって。>>495

だから、驚かせてあげようなんて意図も何もなく、
荷袋ひとつ背負った、黒いローブに白いお顔の獣《きしさま》に駆け寄りました。>>510]


おまたせー。

[それからオズワルドとミッシェルに、
渡したいものってなーに? とうきうきした顔を見せようとして、]

(541) 2015/10/13(Tue) 22時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

…………んー、いまさらだけど、
なんだか目立つ、ねー?

こわがらせちゃったり、しない?


[そう、実に今さらながら、
モスキュートのお顔の心配を始めたヒナコです。
モスキュートのちからなら、ヒナコたちにドレスを着せたように、
お顔をべつのものに見せることもできそうですが。

ちょっと首をひねってから、結局はミッシェル達に向き直り]

あっ、みかんだー!

[蒼の中を飛ぶ橙色の果物に視線を釘づけにされ、>>536
それからようやくちゃんとした挨拶をするのでした]

えへへ、……お見送りにきてくれて、ありがとう。

(542) 2015/10/13(Tue) 22時頃

【人】 子守り パティ

はは、それを言ったら私なんて新人の小娘だぞ?
他のベテラン先生と比べれば心許ないかもしれないな!

[自分を卑下する>>499彼女に向けて笑い飛ばすようにそう言ってやる
その物言いは卑屈な感情など一切入っていなかった]

・・・そうだな。きっと、他の子もそう思っている

[離れたくない、卒業したくないという想いを痛いほど感じ手を強く握り返す]

(543) 2015/10/13(Tue) 22時頃

透明女子会 ヒナコは、メモを貼った。

2015/10/13(Tue) 22時頃


【人】 子守り パティ

こんな、なんてとんでもない
私に新しい世界を教えてくれるのは、きっとキミしかいないんだ。アヤワスカ


[ポロポロと泣き出す彼女>>501の前に立てば、膝をついて恭しく彼女を見上げる]

(544) 2015/10/13(Tue) 22時頃

【人】 子守り パティ

―――御身が朽ちるまで、貴女のお傍に


[彼女の手を取れば共に旅する未来に誓って、その手に口付けを落としたか*]

(545) 2015/10/13(Tue) 22時頃

 出口だな、わかった。ありがとう。
 お守り……すごい喜ぶだろうな。

[簡潔な返事の後。
さっき、忘れられた家の端に、落ち葉で言葉のようなものが書かれた跡があったのを見つけたのを思い出して。
そんなことをしそうな、器用な風使いなんて…1人しかいない。

そのあとの言葉は…口下手だけれど、心からの感謝の言葉。]

 ……ありがとうな。コリンを励ましてくれて。


子守り パティは、メモを貼った。

2015/10/13(Tue) 22時半頃


【人】 探偵 オズワルド


   おお、 本の森のおひめさま。
   そうかそうか。
   ヒナコは本が好きだものなあ。


[ モスのために取って飛ばした蜜柑だけれど
 姫が来た>>542とあらば、献上する先は当然、ねえ?

 蜜柑はモスの前からふわりと逃げて
 ヒナコの目の前で、受け取ってほしげにふわふわ。

 こちらもみんなと同じように、
 ミィとの話がおわったあたりで ちょいと手招き。
 「あわよくば」のおねがいを、
 ちいさな主にしたのでした。*]

(546) 2015/10/13(Tue) 22時半頃

渡し船 ユージンは、メモを貼った。

2015/10/13(Tue) 22時半頃


― 少し前 ―


  ……なんだ、バレたか。


[ くつくつ、と喉鳴らし。彼等が手を取り合って
 「忘れられた家」の扉をまたぐとき
 脇から入り込んだ風は、落ち葉の文字を吹き飛ばす。

 くるくる、くるくる、つむじ風。
 橙、山吹、焦茶に紅、まだ温かい秋の色。

 風の遣い手の腕が鈍っていなければ
 彼らの旅立ちを祝うように、
 ちらちらと舞う秋色のライスシャワーが
 ふたりの周囲を彩ったはず。*]
 


【人】 対面販売 クリスマス

[口ごもる先生に、身を乗り出してしまう。>>518
 ユニコーンって一度本で読んだことがあったはずだけど
 すぐには思い出せなくて。

 どんな姿をしてるって書いてあったかな。
 確か、あれは──── ]


 ────…エフ、せんせい?


[ぼとん、と落ちた林檎が床を転がる。>>523
 目の前に現れた姿にびっくりしすぎて瞬きもできない。]

(547) 2015/10/13(Tue) 22時半頃

【人】 対面販売 クリスマス

[だって、先生のいつもぼさぼさな髪は真っ黒だし。
 目だって真っ黒だし。
 不精髭まで生えてるし、ってそれは関係ないかもだけど
 だって、だって、だって。

 今、わたしの前にいるのは
 頭から尻尾の先まで、眩しいくらい真っ白できれいな馬。
 ううん、その額に折れた角がある──ユニコーン。]

 ほんとうに、せんせい………?

[頭の中に響いてくる声は、落ち着いた先生のもの。
 わかってても、すぐには信じられなくて。
 わたしの方に踏み出す蹄にびくっと肩が跳ねて
 近付いてくる鼻先にぎゅうと思わず目を瞑ってしまった。

 甘えるように擦り付けられた鼻頭はちょっと湿っていて
 啼く声が物見小屋に響く。
 かかる吐息に、ドキドキと騒がしい心臓をおさえて
 ゆっくりと目を開いた。]

(548) 2015/10/13(Tue) 22時半頃

 お守りか…。
 昨日のアヤワスカといい、みんな本当に
 良い子たちだね。
  
 オズウェル君の手を煩わせるでもないよ。
 僕らみんなそちらへ向かうのだから。
 
 僕は、クリスマスと行くよ。

[聡明な鷲の声に返ってくる言葉に
それぞれの少女がそれぞれのせんせいを見つけ
それぞれの主人がそれぞれの従者と契約を交わしたと悟る。]

 ユージン君。
 よかったよ、君の少女はやっぱりコリンじゃないと、ね。


【人】 飾り職 ミッシェル

[ ふふ、と目を細めて微笑みながら
 拗ねた風な口ぶりには、両手で口を押さえる。>>524 ]


  ――……ないしょ。


[ 口許を緩めたり、優しい表情ばかり見せる彼が、
 今みたいに子供っぽく嫌そうにするのが面白いんだもの。
 教えたことは内緒だよって約束を破る訳にはいかないし、
 せんせいを怒ったら、次の少女にも同じ手を使われそうだし。

 セーターの毛玉がちくちくしてそうな苦い顔も、
 わたしはお気に入りなのも、ないしょにしておこう。
 一年に数回言ってるから、バレちゃってるかもだけど。 ]

(549) 2015/10/13(Tue) 22時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル


  石もね、オズウェルが手伝ってくれて
  こんなに綺麗に磨けたんだ。

[ じっくりと見てくれる彼女を見ていたら、>>521
 急に寂しさが押し寄せて、抱き締めずにはいられなかった。
 この子がこれから成長する姿を、見られないから。
 でも、それはヴェラせんせいがしっかり見てくれる、よね。 ]


  わたしも、大好きよ。
  会えなくなっても、ずっとずっと見守ってるから。


[ 微かに甘い香りがするのはお砂糖なのか、
 お花なのか、それともクラリッサ本人の香りなのか。
 彼女の背中をぽんぽんと撫でて、
 心の中で、もう叶うことのない”またね”を紡ぐ。 ]

(550) 2015/10/13(Tue) 22時半頃

【人】 飾り職 ミッシェル

[ クラリッサから離れると今度はオズウェルが手招きして、
 屈んでから彼女の耳元で秘密のお話。>>525

 何を言ったの、と視線だけで聞いてはみるけど、
 答えてくれなくてもいいの。
 だって、わたしが今はいちばんなんだもの。 ]


  いってらっしゃい。
  あなたも、良い旅を!


[ 口にしたのはオズウェルと同じ言葉だけど、
 きっと、獣と少女では含む気持ちは違うのかな。

 小さなクラリッサと大きなヴェラせんせいが手を握って、
 旅立っていく姿は、薄くなった瞳に焼き付けようと
 出来るだけ瞬きせずに見つめていた。* ]

(551) 2015/10/13(Tue) 22時半頃

【人】 地下軌道 エフ

─少し前の畑でのこと─

[ユージンせんせいの告白>>427に確かに、と小さくうなずく。]

 そうだよね、僕は…
 ユージン君はてっきり“あの子”と行くんだと思ってたよ。

 ふふ…。
 君、案外臆病なんだね。

[頑張れと、自分だけが言われると妙に小恥ずかしい
ものだから、そんな風にからかってみたり。]

 かっこいいとか…やめてください。
 でも、ありがとう。
 君も頑張ってね。
 
[そう言ってはにかみ顔の相手の背中が小さくなるまで見送った。]

(552) 2015/10/13(Tue) 22時半頃

【人】 鉱滓皇帝 モスキート

 ――………?
 言って、いなかった…か…?

[一人で現れた、私に。
旧知の鷲が、悪戯めいた顔で、言うのに>>536
肩に乗せた、頭骨をカタリ…。傾ける。

そう言えば、先に応えたヴェラと、ブローリンは…。
クラリッサと、ミツボシの名を、言っていた…ような…。]

 私は……

[言いかけて、止める。
オズワルドの顔に、浮かぶ。楽しげな笑みに、気付いたから…。]

 私の、おひめさま…なら。
 時期に来る…さ。

[そうして。風に乗って、飛んできた橙色の果実を、ひとつ。
空中で受け取った。]

(553) 2015/10/13(Tue) 23時頃

【人】 採集人 ブローリン


[さっきはポロポロと雨粒みたいに涙してたこの子が、笑っているものだから。
どうして笑ってるんだ?
教えて欲しくて尋ねた。

その答え>>527には少し眉を下げて、
そんな彼女にこんな風に返しただろう。

おかしなこ。朝寝坊は出来ないかもしれないが、な。
なんて。
その割に微かに緩んだ口元は見られてしまったかもしれないが。]

(554) 2015/10/13(Tue) 23時頃

【人】 採集人 ブローリン


[傾く体に咄嗟にこちらへ引き寄せようとしたけれど、何とかなったらしい。
だからすこしだけ詰まった息を吐き捨てて、こちらを見るふたつの瞳に向き合った。

息を飲む音>>529を耳にしながら、
他ならぬ君の声を待った。
それは時間にしては数分の出来事だったかもしれない。
だが、心臓から指のつま先まで送り届けられる僅かな時間が、一瞬だけ止まって見えた。]

  ………そうか。
  なら、…なら。……全部、貰い受けよう。
  君が、俺のそばにいてくれる間は。

[絞った声は真夜中の明かりのように揺らいでしまったけれど、笑みを浮かべる彼女に不相応だ。

だから自分も真似するように息を大きく吸い込んでは静かに笑んだ。]

(555) 2015/10/13(Tue) 23時頃

【人】 対面販売 クリスマス

[頭の中に響く声。>>533
 真っ白な睫毛が揺れて、
 優しくて深い紺色の瞳がわたしを見つめる。

 "少女"のわたしは、知っている。]


 ゆるします。
 わたしが、わたしの"おしまい"を迎えるまで──


[伸ばした手で、真っ白な毛並みを撫ぜ
 蒼い目を細める。
 それからほんの少し身を乗り出して、
 湿った鼻先にゆっくりと、くちびるを 押し当てた。]

(556) 2015/10/13(Tue) 23時頃

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