266 冷たい校舎村7
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[蝉の鳴き声の聞こえるその部屋で 他愛もない話を延々と続けたその時間を、 確かに俺は覚えていたから]
(498) gurik0 2019/06/21(Fri) 01時頃
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[――――だから、俺は]
(499) gurik0 2019/06/21(Fri) 01時頃
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いいんだよ。 友達の前では愚痴のひとつ零したって。 つらいって、泣き喚いたって。
[俺はお前にとって頼れないような友人かい、と すこし……いや、大いに不満げに眉を寄せる。 そうして、両手を広げた。 おいでおいでって、くいくいっと指を動かして]
(500) gurik0 2019/06/21(Fri) 01時頃
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……その、なんだ。 いつものお前の真似。>>0:192>>146
[ハグをしてやるぞ、のポーズだ]
(501) gurik0 2019/06/21(Fri) 01時頃
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[俺だって、甘えるだけじゃなくて お前を支えたい。友達だから]**
(502) gurik0 2019/06/21(Fri) 01時頃
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──教室>>481──
……ありがとう、高本くん。
[ おめでとう。>>481 そう言われて、僕は微笑んだ。
不思議な感覚だった。 きっと、僕はその言葉を手向けられるまで、 祝われたいだなんて、思っていなかった。
不安だったのだ。 家族を置き去りにすることに罪悪感が燻っている。 あるいは、家族に求められなくなることを、 ひどく恐れていたんだと思う。 あれは僕の存在意義だった。
……けれど、ありがとうの言葉と笑顔は、 自分が思っていたより、自然と出てきて、]
(503) nabe 2019/06/21(Fri) 02時頃
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……ひどいよ。 笑ってほしいと言ったつもりなのに。
(504) nabe 2019/06/21(Fri) 02時頃
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[ 笑えない。と言われて>>484、 僕は笑っていたみたいだな。 少し瞼の裏から熱くなるのを誤魔化すみたいにさ。
予防線を、張っておきたかったのに。 どちらに転んだとしても、 あの箱の中で呼吸だけをし続けて、 意思なんて持たない方が楽だと思ってしまっても、
やっぱり無駄なことだったなあって、 笑っておしまいにできるように。
なのに、 そんなふうに言われてしまったら、 足掻くしかなくなってしまうじゃないか。]
(505) nabe 2019/06/21(Fri) 02時頃
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[ 困ったな。というふうに僕は笑ったけど、 別に、本当に困っていたわけじゃない。たぶん。
少なくとも、高本悟に導かれるまま、 いつもと変わらない足取りで、 廊下を歩き、階段を降りて、 見慣れた教室の扉の前に立つことができた。
そのくらいには。]
(506) nabe 2019/06/21(Fri) 02時頃
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──美術室──
[ 美術部に入りたかった。と、高本悟は言って、 もしそれが叶っていたなら、 きっとずいぶん楽しかっただろう。と僕は思う。
口にはしない。 もう取り戻せない時間の話だから。 自嘲気味に笑う姿を見るのは何度目かな。 高本悟らしくない。とも思わなくなってきた表情を、 僕は正面に捉えて、部屋の中、窓際へと進む。
布のかけられたキャンバスがある。 高本悟の手が、その覆いを外して、]
(507) nabe 2019/06/21(Fri) 02時頃
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僕のノートを盗ってくれればいいのに。 と、僕はずっと思っていたはずだけれど、 その犯人が今どんな顔をしているか知ったら、 そんな思いはたちまちに消えてなくなるんだろう。
(508) nabe 2019/06/21(Fri) 02時頃
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誰かの、幸福の糧でいたかった。
(509) nabe 2019/06/21(Fri) 02時頃
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幸せそうな女の子だな。 ……って、思うよ。
(510) nabe 2019/06/21(Fri) 02時頃
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[ どう思う? と聞かれて、 僕はそう答えたのだ。静かに笑って。
言葉の持つ印象>>493とは裏腹に、 高本悟の表情は晴れやかだった。
その表情に至るまでの、 葛藤や苦悩を、僕は知らない。
僕は蛭野京輔で、彼は高本悟だから。
だから、僕の抱いた思いを、 果たして高本悟がどう思うのかもわからない。 けれど、それは僕の本心だった。 僕が、僕として、どう感じたかということ。]
(511) nabe 2019/06/21(Fri) 02時頃
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[ 息を吸う。美術室は静かだった。 そこにいるのは、高本悟と僕だけで、 そこにあるのは、高本悟の描いた絵だ。
少し、目を閉じて、 僕は自分の家族のことを考えていた。 姉さんのこと。
本当は、僕は、自分の家族に、 そういうふうに笑ってほしかったのかもしれない。
笑ってほしかった。 瞼を持ち上げて、もう一度、 見知らぬ少女の穏やかな笑みを見つめる。]
(512) nabe 2019/06/21(Fri) 02時頃
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……あのね、高本くん。 どんなに足を引っ張る存在でも、 呪いみたいな繋がりでも、 僕は……僕も、姉さんが好きだよ。
(513) nabe 2019/06/21(Fri) 02時頃
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……今度、絵を描くときは、 僕にも教えて。一緒に描こう。 **
(514) nabe 2019/06/21(Fri) 02時頃
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─ お見舞いにつきましては ─
[ 病院のシーツは、保健室みたいに、 ちょっとパリッとしていて、真っ白。
あの雪の中を思い出すようにして、 私は乗り上げます。よいしょ。
そして、夢の中で見せてくれた傷に、 貴方の傷に、手を伸ばす。>>400
押し殺せない声が聞こえるのは、>>401 だって、死にかける程度の傷でしょうから。 そして、今よう君が生きているから。
どうしたって、当たり前で。 息をひそめて、耳を傾けるの。 ]
(515) sa13ichi 2019/06/21(Fri) 02時半頃
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[ 痛い。そう、痛いのよ。>>402 彼の感覚が、本当に死んでるのなら別だけど 素直じゃない子は、素直にさせたい派なの。
恨めしそうな視線だって、可愛いものよ。 だから、私は満足げに微笑みました。 ]
よう君だって、いじわる
[ あんなに分かりやすいヒントをくれたのに、 あんなに面白い世界だったのに、 すぐ追い出されちゃうんだもの。
私は置かれた手に、更に手を。 彼の手を包むように重ねて、 ]
(516) sa13ichi 2019/06/21(Fri) 02時半頃
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[ そのまま隣に横になる。清潔な香りがする。 だって、眠いんだもの。 昨夜は私、嫌いな古文を頑張りました。 ]
そうだったの?
[ ただの、私に似たマネキンなんて。 気にしなくていい。気にしなくていいの。
怒っても無いし、後悔もきっと、してない。 そうね。私も、あの子に連絡一つあげていれば 今隣に寝てるのはあの子かもしれなかった。と、
後悔したところで、どうにでもならない。 校舎を出る時の記憶も、最早曖昧だわ。 もうあの子のことも、どうだっていい。 ]
(517) sa13ichi 2019/06/21(Fri) 02時半頃
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生きて帰ったからって、 偉くなれたなんて、思わないでね。
って、嘯くのは私の亡霊でしょうから、 口に出したり、しないけど。
(518) sa13ichi 2019/06/21(Fri) 02時半頃
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[ 首輪を外されても、戻って来る犬みたいに 現実に戻ってきちゃった、可哀相な子と、 古文に睡眠時間を削られた私しか、居ないもの。
病院は、眠くなるくらいの物音と静けさで、 私はゆっくりと、瞬きを繰り返す。 ]
……ね、よう君 貴方につけられた首輪はね、鎖はね、 たぶん、そう、簡単に取れやしないわ
(519) sa13ichi 2019/06/21(Fri) 02時半頃
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でもね、首輪をつけられたままでも、 ずっと、それが取れなくたって、
案外遠くまで、行けるものよ
[ 首輪をつける側でしか、ないのですから、 きっと。と、心の中で付け足しておくね。
私がきつく首輪をつけていた筈のペットは 遠く、あの世まで行ってしまったから。
たぶん、行こうと思えばどこまでも行けるの。 どこまでも、自由にね。 ]**
(520) sa13ichi 2019/06/21(Fri) 03時頃
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──後日:パン屋──
[ 確かに、甘いものを食べている姿を。>>392 見たことはない。文化祭のあの日ですら ケーキを食べることはなかったことを思い出す。
しかし、食べられないとは言ってない。 だから、押し付けがましいことをした。 断られたら、俺のしあわせが増えるだけなので まったく問題はなかったのだけれども。
差し出したてんとうむしを凝視する視線>>393 ほら、とさらに彼の目の前でちらつかせれば 無事に堅治の手の内へと渡った。>>394 ]
(521) ゆら 2019/06/21(Fri) 15時半頃
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……別に。これ食ったことねえなら、 人生損してると思って。 死んでも死にきれねえぞ。
[ あの精神世界で一度たしかに死んだ。 けれど、死なずに此処に立ってるってのは てんとうむしパンが俺を呼んでいたのかもしんない。 ……って、んなわけねえか。 ]
ほーん、
[ だから。 てんとうむしを飼っていた、>>395 と聞いて、少しばかり面を食らった。 ]
(522) ゆら 2019/06/21(Fri) 15時半頃
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[ 割とマイナーじゃないかと、思う。 ふつう、カブトムシとかクワガタみたいに 強そうな虫を飼って友達を戦わせたりするだろう。 ……意外だな、って思った。 ]
俺も。昔、友達と一緒に飼ってた すこしの間だったけど、な。 そいつ、途中で引っ越しちまったから、 てんとうむし、あの後どうなったか知んねえけど
[ 遠く、封印されていた記憶を引っ張り出して ちゃんとともだち≠チて言葉にして 堅治の顔を見る。ああ、そういえば、 ]
(523) ゆら 2019/06/21(Fri) 15時半頃
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そいつ、けんちゃん≠チて呼ん、で………、
[ けんじ、だから、けんちゃん。 色が白くって細っこくって髪も長くって、 目の前に立つ堅治とは似ても似つかない姿の ちいさい頃の、唯一の大切なおともだち。
───なのに。 しあわせのてんとうむしから零れるクリームを 余すことなく頬張る横顔がどうしてだか、>>396 カスタードクリームいっぱいのシュークリームを おやつとして一緒に食べていたときの、 ほわほわとしたしあわせそうな笑顔と、重なる。 ]
(524) ゆら 2019/06/21(Fri) 15時半頃
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[ 目の前に、星がチカチカと飛ぶ。
不意に唇を閉ざして黙るのは、 あんまりにも不自然だっただろうか。 いや、堅治だって黙ってるんだし、俺も。
あふれ出しそうなクリームが落ちないように 大切そうに舌で掬い上げて、頬張って。 ゆっくり、しっかり、味わっていることを 訪れた沈黙の言い訳に、した。 ]
(525) ゆら 2019/06/21(Fri) 15時半頃
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[ 芽生えたこの気持ちは、 単純なうれしい、という感情か。 あの子かもしれない、という期待か。 それとも、また新たに別の感情なのか。
喪われていたいろんな感情ってやつを、 思い出しはじめたばかりの轟木楓太にとっては、 どうにもこうにも、判別が難しい。
なので、沈黙を破る一言はたったこれだけ。 ]
美味いだろ、
[ あの頃食べたおやつに、匹敵するくらいに。 ]*
(526) ゆら 2019/06/21(Fri) 15時半頃
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―― 放課後 ――
いやいやいや。 いくらなんでも笑いすぎだろ。
[肩を震わせて 必死に笑いを堪える宮古の姿に 俺は頬を掻くしかなかった>>460]
(527) gurik0 2019/06/21(Fri) 15時半頃
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