人狼議事


270 「  」に至る病

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【人】 読書家 ケイト

[街の空気に、雰囲気に。
煌びやかな景色に、楽しいおもちゃ。
美味しいお菓子の匂いに
すっかり夢中になった夕暮れ時。

そろそろおうちへ向かおうか。
手の中にはプレゼント。
その中には、ね。
でもなんだか街がざわざわ騒がしい]


  なんだろ……


[あっち。
おうちがあるほう。
自然と繋ぐ手の力が強くなる。

偶然だよね、心配そうにおにいちゃんの顔を見て]

(462) 2019/10/07(Mon) 03時頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ



  きゃっ。


[ひょいと片腕で抱き上げられて、>>430
 あたしは思わず甲高い声を出してしまう。
 顔を赤くして、パパの首筋に手を回して]


  もう、パパったら。


[お姫様のように抱っこされて、
 お買い物へと出かけたんだ]
 

(463) 2019/10/07(Mon) 03時頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ


[重くなった、と言われて>>431
 怒るような年頃の娘にあたしがなるのは
 まだまだ先の話。

 セイルズの言わんとするところは、
 幼いあたしにもおぼろげながら理解できたから]


  うん。パパのおかげで、あたし元気だよ。
  おいしいものいっぱい食べて、重くなったよ。


[そう言って、はにかんだ。
 あたしの成長を喜んでくれてるんだって気持ちは
 ちゃあんと伝わっていたから]
 

(464) 2019/10/07(Mon) 03時頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ



[ねえ、きっと街の誰が見ても
 あたしたち仲の良い父娘にしか見えない]

 

(465) 2019/10/07(Mon) 03時頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ


[大好きなあたしのパパ。
 
 “捨てられるんじゃないか”なんて不安は
 すっかりそのときのあたしからは消え失せていて。

 ああ、あたしたちは家族なんだって
 あたたかな気持ちが、胸いっぱいに広がっていた。

 買い物を終えて、家に帰って、
 読み書きを教えてもらって、お風呂に入る。

 楽しい時間はあっという間に過ぎ去って、
 あたしは1日の最後に、
 いつものように寝室のパパのベッドに潜り込んだ]
 

(466) 2019/10/07(Mon) 03時頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ



  ねえ。
  たくさん文字が読めるようになったでしょ。


[買ってもらった児童書を朗読して、笑う。

 たくさん勉強しないと、
 パパの大学には入れないって聞いたから。
 ちゃあんと学校にも行くし、勉強もするんだ]


  おやすみ、パパ。


[本を閉じてベッド脇に置くと、
 セイルズの頬に口付けをして布団の中に潜り込む]  
 

(467) 2019/10/07(Mon) 03時頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ



("I’m so happy being your daughter.")

 

(468) 2019/10/07(Mon) 03時頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ


[小さな呟きは、パパの耳に届かなくたっていい。

 ねえ、あたしはしあわせよ。
 あなたの娘でいられて、とってもしあわせ。

 そっと両目を閉じて、夢の世界へと旅立った]**
 

(469) 2019/10/07(Mon) 03時頃

【人】 読書家 ケイト


  ねえ、だいじょうぶ、だよね?


[だいじょうぶ。
うちなわけない。
はやる心音と裏腹に中々縮まらない距離。

走ってるのに、ふわふわ浮いてるみたいな
おかしな感覚。







だって、
だって、うちなわけ、ないよ]

(470) 2019/10/07(Mon) 03時頃

【人】 読書家 ケイト

[ほら、あかいやねの
おうち  ほら




         ほら…… 





                      ほら ]

(471) 2019/10/07(Mon) 03時頃

覆面嫉妬団 ミルフィは、メモを貼った。

2019/10/07(Mon) 03時頃


【人】 読書家 ケイト

    わあああああああああ!!!!

[どうして?
真っ赤な火がおうちの窓から出てるの?

どうして?
ドア、あそこにあるよ?いかなきゃ]


   やだ、やだやだやだやだやだやだ
   おうちかえる、おとうさん、おかあさん

   お兄ちゃん!!!!  アリス!!!!!


[悲痛な叫びは野次馬達の視線を真っ向に受けて
もがく少女を少年がそっと抱きしめる絵は

それは最高に、最悪に
人々の記憶に残るものとなったでしょう]

(472) 2019/10/07(Mon) 03時頃

【人】 読書家 ケイト



  チトフくん!!!!やだ!!!!
   はなして!!!!! やだ!!!!!


    わあああああ!!!!



[はじめておにいちゃん”を、
おにいちゃんの名前”で呼ぶ。

大事そうに抱えられていたプレゼントは
人々に踏みつけられ、ぐちゃぐちゃで、ボロボロで


もうだれも、それがプレゼントだったなんて思わない]

(473) 2019/10/07(Mon) 03時頃

【人】 読書家 ケイト

[その中のひとつ。

家族分よりひとつ多い、ちいさな箱からは
可愛らしいサンタのブローチが
その場に似つかわしくない微笑みを湛えていた*]

(474) 2019/10/07(Mon) 03時頃

【人】 読書家 ケイト

[その後の事は

実際、よくは覚えていない。


傍にはずっとチトフ君とアリスが居てくれた。


私の家族は、誰かに殺された。”


私の幸せは、誰かに潰された”







あのプレゼントのように。]

(475) 2019/10/07(Mon) 03時半頃

【人】 読書家 ケイト

― ×年後 ―

  ふぁ ん……

    あまーい


[女の子はお砂糖で出来ているのです。

きっと私は例に漏れず、

いいえ、きっと
例よりもずっと
たくさんお砂糖でできているに違いない。

一粒含んだ「アリスの微笑み」は
相変わらずとっても甘い。
ミルクに包まれて、練乳の甘さに口づけされて
バニラの香りであっというまに
私はデザートにされてしまう。]

(476) 2019/10/07(Mon) 04時頃

【人】 読書家 ケイト

[…………1番好きなの、

やっぱりアリスの誘惑っていうチョコだけど
1番売れてる「微笑み」は
時々ものすごく、もうそれ無しではいられないような
そんな甘い甘い猛毒みたいな……



私にとってはそんなお味。]

(477) 2019/10/07(Mon) 04時頃

【人】 読書家 ケイト

[……、と。そんな食レポをしている場合ではなかった!]

  社長。


  しゃーちょーーー



  ……チトフ君ってば!


[つんつん。
お昼寝中の愛らしいほっぺをつっついたら
流石に目を覚ましてくれるかな。
そう信じたい。

あまりにも無防備で幸せな寝顔は起こすのは忍びないけれど
取引相手がもうすぐやってくる時間とあらば
社長秘書という立場上、その眠りを妨げる必要がある]

(478) 2019/10/07(Mon) 04時頃

【人】 読書家 ケイト



   ■■■・・・__


  

(479) 2019/10/07(Mon) 04時頃

【人】 読書家 ケイト

 ―◆◆―

[わたしは、天涯孤独の身となった。
リンディンにおいてはさして珍しい事でもないのかも知れない。

わたしが知らなかっただけで、
深淵は覗き込めばいつだって口をあけている。

ちいさな、ぬくぬくそだったこどもが
いきる術なんて知ってるわけ、なかった]

(480) 2019/10/07(Mon) 04時頃

【人】 読書家 ケイト



   ………(かぞく?)


[音にならない音が空を切る。
虚ろな目で綺麗な双眸の瑠璃をみつめて。]


   ……(きゅうけつき?)


[声の出し方を忘れてしまったみたい。
ぱくぱくと口は動いても、音は出なかった。

一時的なショックだろうと、
お医者様のような人は言ってたかな ]

(481) 2019/10/07(Mon) 04時頃

【人】 読書家 ケイト

[おにいちゃん”は本当のおにいちゃん”になってくれた。
家族が居なくなった事は悲しくて
本当に悲しくて、寂しくて
寒くて、心が張り裂けそうだった。


でもわたしには、彼が居てくれた。
悲しくて、怖くて、嫌な夜は
おにいちゃんがそっと抱きしめてくれた。

ちょっとずつ声が戻った事を
おにいちゃんはとても喜んでくれた。


ほんの少しずつだけれど
哀しみが薄れるように、
彼はずーっと、ずっと側にいてくれた。
傍らには甘いお菓子。
相変わらずの甘い甘い夢の味。] 

(482) 2019/10/07(Mon) 04時頃

【人】 読書家 ケイト

[いつしかわたしは背が伸びて、
髪も長くなって、体つきも女性らしく。

おにいちゃん”はおにいちゃんではなくなった。
いつも一緒の私達は
おねえちゃんと弟の見た目に変化したけれど。


大好きな大好きなチトフ君。
大切な家族。
もう二度と失いたくない、だいじな。


それが変わる事は、きっとこの先
訪れる事はないと思う。

―――だって、私達は、結ばれているから。]

(483) 2019/10/07(Mon) 04時頃

【人】 読書家 ケイト

[チトフ君は沢山の事を知っていた。
彼からは沢山のものを学んだ。

彼の役に立つ事は無いかと聞けば
お菓子食べる係りなんてものに任命されそうになった。

いえいえ、それでは困ります
出来ればお給金の頂けるちゃんとした立場を、とお願いしたら
社長秘書のお役目をお預かりする事になった。

お洋服も、おもちゃも、お勉強道具も
望んでも、望まなくても、チトフ君は何でも与えてくれた。

孤児院もあるのに、そこに連れて行けばいいのに
どうしてこんなに良くしてくれるのかは分からないけれど。

今はちょっとこの立場に甘えてしまおう。
彼に恩返しするために。

そして―――**]

(484) 2019/10/07(Mon) 04時頃

読書家 ケイトは、メモを貼った。

2019/10/07(Mon) 04時頃


【人】 逃亡者 メルヤ

[一回、二回、咳き込んでも
 気管に入った水はうまく出てくれず
 繰り返し咳き込んでいるうちに
 上から手が伸びてきた>>457]


  ──やっ しずめ……ないで
   ……ぅ。あれ?


[寝起きに突然お湯に叩き込まれる。
 そんな目に遭ったのだから、当然とはいえ
 再びお湯の中へ押さえ込まれるのだろうと
 頭に置かれた手に、身が固く硬直してしまう。
  
 けれど予想に反し、置かれた手は髪を撫でるだけ
 さらには水の入った桶を差し出されれば]

(485) 2019/10/07(Mon) 08時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ


  みだしなみ……
  ぼさぼさ、汚いの?


[そういうことなのかと納得する。

 昨日、あの子の所へ行った時には
 きちんと洗った服を着た
 靴も履いたし、体も先に水で洗って行った。
 それでも染みついた汚れはきっと、取れないから。

 差し出された水で顔を洗い、目と鼻を擦り
 ついでにチンと鼻をかんだ頃には
 辺りの景色もきちんと見えるように。

 バスタブの中の真紅のお湯からは
 良い香りを感じられるようになって──]

(486) 2019/10/07(Mon) 08時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ


[甘くて強い香り
 時々客がつけていた香水にもあった匂い
 花の香りだとは聞いたことがあるけれど
 なんの花の香りなのだろう。

 そんなことを考えていれば、目を瞑るよう言われ
 今度は泡立つ液体で頭をわしゃわしゃされ]


  ────目、しみる……


[まさか二度も洗われるとは思わずに>>458
 一度目を流された後、つい目を開いてしまった。

 ちくちく痛む瞳を一層強く閉じ
 人形のように身を硬くして髪を洗い流されれば
 どうやら次は体を洗うつもりのようで]
 

(487) 2019/10/07(Mon) 08時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[相手の持つスポンジを奪える程の気力はない。

 どうぞというようにバスタブの中、四肢を伸ばし
 相手の顔と泡立つスポンジを見比べて]


  この香り、なぁに?


[必要ないだろうけれど、とりあえず目を閉じて

 瞳の奥がチカチカするほど強く瞼を合わせながら
 ぽつんとそんなことを尋ねてみた*]

(488) 2019/10/07(Mon) 08時半頃

【人】 弁務官 ジャーディン

[>>485どうやら入水させられると思ったらしいが、
 それならば眷属になどせずにそのまま放置し
 海に沈められたところをしめじに後追いさせた方がマシである]

  当たり前だ
  染みついた臭いは中々落ちんのだぞ
  毎日風呂に入れ
  そうすればマシになる

  ……ちゃんと目を瞑れと言ったが
  身体を洗うときは要らんだろ常識的に考えて

[>>486染みついた臭いを消すために
 強い香りがするバスボールを投入した]

(489) 2019/10/07(Mon) 10時半頃

【人】 弁務官 ジャーディン

[それにしても>>487しめじは伝わらないわ、
 目を瞑るタイミングがおかしいわと
 中学生の割に判断能力が小学生であることも気になる]

  これは薔薇の香りだ
  俺に相応しく高貴なる香りだろう

  よし、洗い終わった
  そのまま五分くらい浸かってろ

[そう命じてジャーディンは資料室へと向かった。
 資料室には確か服を詰め込んでいたはずである。
 僕に相応しい服装を探して数分。
 適当に服を手にすれば脱衣所に服をかけて
 無遠慮に浴室へと踏み込んだ]

(490) 2019/10/07(Mon) 10時半頃

【人】 弁務官 ジャーディン


  そろそろ温まったろう
  上がってシャワーで流してこい
  タオルはこれを使え

[自分基準でもう良いだろうと声をかけ、
 ふかふかした真っ白いタオルを手に下げて
 メルヤが風呂から上がってくるのを待った*]

(491) 2019/10/07(Mon) 10時半頃

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フェルゼ
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