246 とある結社の手記:9
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でもおばあちゃんを人狼って言うなら、
私の票はモンドさんにしておこーっと。
人狼の仲間がみーんな、
おばあちゃんに入れてたら怪しまれるでしょ?
話をきーてる限り、
ベッキーも難しそーよね。
うーーーん、おしかったわ。
12人しかいないからな。
おれも現実的なら、通してやりたかったよ。
おれだって別にイヴォンには
せいぜい生きていてほしいし。
――なにせ、泣かせてくれるじゃあないか。
おれはイヴォンのああいうところ、
尊敬できるとすらいえる。
……いちおう、モンドに投票してみるかい?
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あと、今あたしが考えてること。正直なこと。
―…あたし、あんたのこと信じるよ。 こんな弱っちゃって、ほっとけないでしょ。 あたしの言うこと信じられる? だから、そうだな… ピスティオも、考えるのをやめちゃだめ。
[ピスティオのすっかり気弱になってしまった背中を擦り、泣きそうになっている顔を覗き込みながら話しかけ続けた。支離滅裂だろうと思う。ちゃんと考えなきゃ。]
(321) 2018/07/31(Tue) 00時頃
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…そうだね。 みんなで、前みたいに。 あたしもそうなったら良いな、って思う。
[もし生きて出られたとして。彼に「前みたいに」なんてことは出来るんだろうか。こんなに傷ついて…傷つけられて。]
安心しなよ、あたしはあんたに票入れないからさ。
[耳打ちをする。その言葉が彼の傷を少しは癒やすことが出来るだろうか。力なく微笑みかけて、近くにあった手ぬぐいを渡し、背中から手を離した。]
(322) 2018/07/31(Tue) 00時頃
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で…… そうなったら殺しのほうだが。
ノアを一か八かにかけて襲うか。
モンドを、吊り票をいれながら襲うか。
ユージンあたり殺して、話しを進めなくするか。
せいぜい足掻いてその程度だ。
|
― 地下食糧庫→ロビー ―
えーと……
[ウイスキーを手にとって、そういえば酒を頼まれてジンを持っていったけど、その時こっちを伺っていたような気もする。 二瓶を手に、まあ好きなほうを飲んでもらうことに決めた。
リンダにそれらを手渡して、また椅子の一つに腰かける。]
(323) 2018/07/31(Tue) 00時頃
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……へっ…、奥様!???
[イヴォンにグラスを渡したのち。 思いがけず優しい抱擁に、ピスティオは狼狽したような間抜けな声を上げた。確かにこれまでも愛情深い奥様だったと思う……少し怖いし、迫力あるけど。
口の悪さほど悪い人なんかじゃないのも知ってる、それで随分損をしているだろうことも。……でも。
でも、こんな優しい抱擁はこれまで知らない。>>271]
(324) 2018/07/31(Tue) 00時頃
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確かに。
あーいうところは見直すわよね。
…………正直、
自分の大事なもののために、
他の全部を投げ捨てられる。
あーいう人は、結構好きよ。
こっち側の素質があるわ。
やるだけやっても、損はしないかも、と思う反面、
モンドへの投票が多すぎたら…後々イヴォンさんを狼って言いにくくなるかもしれないかなーとは、思うわよね。
まーよーう〜〜〜〜………。
襲うとこは、やっぱその辺りよね。
どこも一長一短ってかんじ……。
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……おくさま、
[困ったように、ただ抱きしめられて。やがておずおずと、迷いながら腕を持ち上げた。やがて遠慮がちに抱きしめ返す。]
大丈夫、大丈夫っス。 俺っちは人間だし……、…奥様も、そうでしょ? だから、大丈夫。
奥様、諦めちゃ駄目っスよ。 これはローザス家の戦いって言ったでしょ。 ええと…俺っち、ちゃんと頑張りますから!
[そうして宥めるように、とんとんと彼女の背を優しく叩いた。**]
(325) 2018/07/31(Tue) 00時頃
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……まったく……執着心のつよい女は……見苦しい。
[全力で棚の上に放り投げた]
あっもしかして褒められた?
[執着心の全くない女の発言がコレだった。
まあ、仲間以外には、なんだけど。
棚にあげてるな〜〜〜〜〜〜〜は全力で思ってるけどいわなかった。]
——どれだけいっぱいいっぱい票を
あわせてみたところで。
イヴォンも胡散臭い、ノアも胡散臭い、全員胡散臭い。
これをいうのが関の山。
どっちかっていうと……
いまは、イヴォンよか、
ノアを人狼ってことにしねえとマズい気もするが。
マリオとワンダの尊い犠牲がある限り。
モンドの守護者ってのは、
ピスティオが言ってたとおりで、
一応反論できるモンだろうさ。
一体どのくらいの人数が
信じきっちまうかはわからねえがな。
もーーーー、
胡散臭いくせに信じられてるんだからあ。
苛々するな〜〜〜やーだやだやだ。
あー、うーん、うーん、確かに?
だとしたら、ノアさんは襲えないか。
皆割と信じるムードだもんね〜。
なんでそんなに信じれるか解んないけど。
でも被害者でなかったら、
それこそ信じるムード一直線でしょうね。
………やっぱり、おそうならユージンさんかなぁ?
愛人 スージーは、メモを貼った。
2018/07/31(Tue) 00時半頃
愛人 スージーは、メモを貼った。
2018/07/31(Tue) 00時半頃
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[ピスティオとイヴォンが抱き合っている。]
……結局、イヴォンさんは、 あの売り言葉に買い言葉みたいに ……パティに、人狼……って、言ったきりなのか?
[ぼうっと彼らを見ていたが……ベッキーあたりに質問する。他の人が答えてくれるならそれでもいいが。地下に行っている間も、頑なにそれきりなのかと。]
(326) 2018/07/31(Tue) 00時半頃
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まあ、いまなーんにも引っかかってない
きれいな状態なのが、ただ唯一ノアだから。
なーんにも引っかかっていない、というところは
そりゃあ、嘘を少なくともついてないってコトだ。
襲うならユージンってのも。
おれはいいとおもうぜ。
あいつがすっかり話を取りまとめようとしてくれてるのは
誰の目にもわかるからな。
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[ユージンから告げられた、 確証を得る方法(>>3:302)を耳にして、 きゅっと唇を強くかんだ。]
……それは、つまり。 モンド様をあえて……。
……それは、確かに。 おいそれとできるものでは。
[殺す。とは、はっきり言葉にできなかった。 だが、もうすでに、人ひとりを投票で選んでしまっている。 無辜な人間を。 伏せ目がちな、だが力のこもった目でユージンを見る。]
(327) 2018/07/31(Tue) 00時半頃
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[イヴォンを本物の占い師だと思うのか、というユージンの問い(>>3:303)に対して]
線は薄い……ですが、無くはない。 そう、考えております。
ただ……妥当では足りない。 確証を得たい。 ……そう思ったのです。
ええ、今でもモンド様を人狼とは思えません。 信じたい。そう思っております。 それは、もちろん……パトリシア様のことも。
ですが、私情に流されると判断を誤る。 そう、気づかされたのです。 ユージン様のお言葉で……。
(328) 2018/07/31(Tue) 00時半頃
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話をもっていくにも
どうにも難しいだろうからな。
みんな、嘘つきにゃあ、
薄情なもんなんだなあ。
[母子のようなイヴォンやピスティオ。]
ただ、たぶん、
いちばんイヴォンさんの占いを
気にかけてやってるのも……
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[イヴォンさまはそれきりか、というルパートさんに、あたしの方から頷きました。]
はい。 ですが、つまり……お言葉を曲げるおつもりも、ないようですね。
[例えばそれが、ご自身の過ちを決定づけるものだったとしても、イヴォンさまは撤回はなさらなかったのです。 それからはただ、ピスティオのことを思うばかりでした。
それには少しだけ、胸が痛みます。 今日、あたしの書く名前は、決まっていましたから。]
(329) 2018/07/31(Tue) 01時頃
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[父の側で抱き合うピスティオとイヴォンを見ていた。>>326 ルパートからの問いには]
……多分?
[と自分の知る範囲での回答をした。おばさまったら、あの性分だしね。そういう呆れとも取れるため息をつきながら、抱き合う二人を見ている。]
―…悲しいね。
[そう呟いて、椅子に腰掛けたまま父にもたれかかった。 今朝の夫人の高笑いが、マリオの亡骸が、先刻のピスティオの懇願が、頭から離れそうにない。
今日の分の投票のことを思い、気分はずしりと重みを増した。]
(330) 2018/07/31(Tue) 01時頃
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それは────…、
………… そうね……、私もそう思う。
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[共鳴者の名乗りが他になく、マリオとワンダはおそらくそうではない。その説明(>>3:314)を聞いて、静かに頷く。
仮に2人が共鳴者であって、ワンダがマリオに、悩むなら票を入れてもいい、と言ったとしたら……だが、そこにマリオが声を出して言う理由がない。]
……なるほど。 共鳴者 というものについて、よくはわかりませんが…… そういうものが、あるとしたら……確かに。
結果として、 パトリシア様を狼と仰ったローザス婦人は……。
ですが、そうすると、 また……少々気になることが。
さきほど、ユージン様はおっしゃいました。 "本物かもと疑ってる"と…… それは……なぜでしょうか?
(331) 2018/07/31(Tue) 01時頃
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……ユージン様。
先に消しておくべきだったかもしれませんね。
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―その後・夜・ロビー―
[夜更け前に、男はルパートに声をかけた。 少し酒を飲まないかと。 『人狼』だと言われた自分といるのがもし不安なら、誰か……そうだな、ユージンやノア辺りを呼んでいい。 女は呼ぶな。男の話がしたい。 そう告げた。
ルパートが承諾するにせよ、しないにせよ、男は静かな声でルパートに語り掛ける。]
……俺はきっと、今夜死ぬ。 多分、狼に襲われてな。 奴らに狙われたら、一人で抗うことはできない。
[自分の死を語る男にしては、随分と落ち着いていた。 ただの弱気なのか、何かを悟ったのか。 まるで恐怖していないかのような、恐怖を忘れてしまったかのような顔つきだった。]
(332) 2018/07/31(Tue) 01時頃
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いや、一発くらい殴るか、噛み傷くらい残してやる勢いで抵抗は、もちろんしてやるさ。 そのくらいしてやらんとな――。
[誰のために、そうしてやるのか。 それは口にしなかった。]
(333) 2018/07/31(Tue) 01時頃
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もし明日生きてたら笑ってやってくれ。 ……何で襲われるのかっていったら、そうだな…… ――ふっ、いや、それは明日までお前にも話せん。
[珍しく、モンドは軽く笑った。それは自嘲だったかもしれないが。]
俺が『処刑』されたら、あのお嬢様がきっと俺の無実を晴らしてくれる。 狼に襲われたら……そのあたりは話す必要もないか。
[無実、という言葉にも少し……自嘲の響きがあった。]
(334) 2018/07/31(Tue) 01時頃
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……なんの話をしたものか、わからんな。
[グラスがあれば酒を傾けながら言葉を零すだろう。 男の目にはいつもの刺すような光はなく、ゆるやかに落ち着いたものに見えた。]
別にあんたを絶対に『人間』だって、信じたつもりでもなかった。 当然だ……同じくらい信じたいやつと、同じくらい疑いきれないやつしか残っちゃいない。
でも、なんでだろうな。 なんだか……あんたと飲んで、話しておきたくなってな。
[話せれば、なんでもよかったんだろうな。 そうも零す。 そうして他愛もない話をしてから、席を離れた。]
じゃあな。 ……運が良ければ……いや、運が悪ければかもな、 また明日、会おう。
(335) 2018/07/31(Tue) 01時頃
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