人狼議事


196 水面に映る影より遠く

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【人】 読書家 ケイト

─ 夜の─

[私は、夜の図書室に居ました。
本来ならば、居てはいけない場所なのは
重々承知しています。

それでも、私は……。

背表紙のない、一冊の本。
所定の位置で、机に広げていました。
なかはまだ、空白の頁ばかり。
私は、筆を執ってペン先のインクを、
そっと、空白の上に乗せるのです。
空っぽだった宝箱。
私はまだ、綴じ込めるものを
選択しきれてはいないのでした。]**
 

(378) 2016/08/21(Sun) 02時半頃

読書家 ケイトは、メモを貼った。

2016/08/21(Sun) 03時頃


【人】 保安技師 ナユタ

── 夜 ──
[家は海の目の前にある。
風呂上がりの火照った体を冷まそうと
砂浜に出てきていた俺は
灯りひとつない真っ暗な夜の海を
一人でぼうっと、眺めていた。
そんなとき、
グループチャットにメッセージが一件。>>331]


  律だ。


[すぐに開いて読んでみれば
それはみんなでの花火のお誘い。
みんなで思い出を、と考えたのは
俺だけではなかったみたいだ。]

(379) 2016/08/21(Sun) 06時半頃

【人】 保安技師 ナユタ



  律も、寂しいのかな


[“ デート ”とか>>308
“ 優にカノジョができたら ”とか>>309
あのときは照れ臭くて
なに言ってんだよ、なんて返しちゃったけど
そのあとに呟かれた言葉が、
いまも胸から離れなかった。]


  〈 花火!いく!!〉


[そう返信を完了すると
たのしみだな、と声で呟いて
画面の文字を指で撫でた。]

(380) 2016/08/21(Sun) 06時半頃

【人】 保安技師 ナユタ



  明日も晴れますよーにっ


[夜の海は、吸い込まれてしまいそうなほど
真っ暗な闇に包まれているけれど
その上には、星空が広がっている。
きらめく無数の輝きに、
あいつも見上げた夏の夜空に>>332

変わらない夏を
終わらない夏を
ひとり、また願った。]

(381) 2016/08/21(Sun) 06時半頃

【人】 保安技師 ナユタ

[輝く宝物を綴じ込めたような
星の広がる綺麗な空。
おれたちの見つけた夏のきらきらも
あの空の箱に、綴じられているだろうか。]


  ……あっ!流れ星!!


[ひとつの星が
きらりと輝きながら空を斜めに流れていく。
願い事を託すには あまりに短い時間。

けれど、
星々を繋ぐように伸びた
 光る“ 糸 ”は、
たしかにおれの瞳に映っていた。]**

(382) 2016/08/21(Sun) 06時半頃

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