122 光と闇の双極夢幻《twin-mirage》
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2014/05/16(Fri) 04時半頃
捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2014/05/16(Fri) 04時半頃
[以前に闇巫女から受け取った鎖。
確固たる意志の下に、その鎖と同化した男の身体は
その者達の“声”をはっきりと、聞き取っていた。]
その声、忘れる筈も無い。
貴女か――――“湖の闇巫女”
そしてもう一人、察するに
まだ見ぬ―――――“湖の騎風神”
[世界を創世した湖の守護者が
今やその世界を創り直すと、そう言っている。]
俺は、この世界を救いたいと思っている。
[二人の声を聞いても、変わらぬ意志は其処に。
それは正しく“正義”らしい言い回しであった。]
……しかし、その為には、この世界は穢れ過ぎた。
人は弱い。誰しも心に“悪”を持っている。
その“悪”の飽和によって、世界が悲鳴を上げるのを
――――貴女達ならば、聞いた事があるだろう。
[その声は、悲しい色で響く]
俺は俺の“正義”に従い、やるべき事を
―――――つまり“悪”を裁く事を目的とする。
[しかしその正義とは、自身の行いの正当化でしかない。
男の眸に宿るのは、最早正義でなく―――“狂気”]
“悪”を裁きに裁いた結果
この世界に人が一人も居なくなるのであれば
それでも世界に平和が戻らないのであれば
創り直しに協力しよう、その
―――――― “罪無き穢れ知らぬセカイ”の為に **
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― 神気楼大聖堂・跡地 ―
[廃墟と化したその地を歩いていく。
自分と湖の騎風神……白《ブラン》お姉様を描いた絵画や魂泉の晶の模造品《レプリカ》を見やってから。]
ねえ、白《ブラン》お姉様。 この前はどこで間違ったのかしらね。
……今度はもっと上手くやらないとね。
(355) 2014/05/16(Fri) 08時半頃
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― 夜の闇影 ―
……ち。流石に無傷じゃぁいかねぇかぁ。 バリアの消耗率86.247%。 アバラが2本イっちまったなぁあ?
[熾烈を極めた刹那の攻防の後、街中の影。 正義の光を受けた身体の損傷を確かめながらも。
悪の異端者は、その瞳を天に咲く闇色の虹に向けていた]
(356) 2014/05/16(Fri) 08時半頃
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[…通信機が取り出され、秘匿通信の回線コードを開いた…]
……俺だ、ナユタだ。なにしてんだおっさん。
手前のガキと、親子の触れ合いを楽しむのは結構だがな。 状況はただ悪化してるだけにしかみえねえぜぇ?
[回線先にいる、同志ウェーズリーの応答は存在しない。 これはホログラフを用いた、彼への通信記録入電だ。
勝手に悪態をつく...もまた、色々と余計な失敗をしていたのだが、それは与り知らぬ事]
(357) 2014/05/16(Fri) 08時半頃
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おっさん、今更怖気付いたんじゃねえだろうなぁ?
俺たちが、この星を革命≪コワ≫さなければ何も解決しねえ。 このままだと俺たちにゃ厄介な結末になる。それが結論だ。
……それともおっさん……。 いぃやぁ。ウィリアム・ウェーズリー。
てめえは、虹の奇跡を信じようとでも考えてるのかぁ?
いいや。それに俺がとやかく言うつもりはねぇ。 だが、俺は俺で勝手にやらせてはもらうぜぇ?てめえにも損はねえ。
(358) 2014/05/16(Fri) 09時頃
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――俺たちの ≪葬星計画≫ を、俺は前倒して行うぜ。
(359) 2014/05/16(Fri) 09時頃
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≪葬星計画≫レクイエム・アヴァロン。
俺たちがこの八年間、協議に協議を重ねた計画は四段階あった。
第一段階 ≪賢聖の眠り詩≫ワイズマン・パニシュメント ≪ターゲット≫ベネット・クロスを殺す事がそのひとつだ。
第二段階 ≪狂乱烙園≫マスカレイト・ゲイト 滅びの庭ナイトメア・アヴァロンを掌握する段階だ。
そして…
第三段階 ≪灰魂の黄昏≫ナイトメア・アイリス
最終段階 ≪ 輪 星 ≫フォールン・ブレイク
(360) 2014/05/16(Fri) 09時頃
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俺たちが悠長な事をしている間に星はご覧の有様だ。 俺たちは、計画の段階を完遂できずにいる。
俺は、潜伏と準備を重ねた後に 第三段階
≪灰魂の黄昏≫ナイトメア・アイリス を開始する。
クソうぜぇ事だが。 第一、第二段階を踏まずにこの任務を達成できる確率は。 以前の概算通り、6.3859%。お世辞にも高いとはいえねえがなぁ。
(361) 2014/05/16(Fri) 09時頃
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片方がヘマ踏んだ後の事は、好きにする。
…確かそれが、互いの契約のうちだったな。 いいや、ヘマ打つ気なんざ俺もサラサラねぇけどなぁ?
…だがおっさん、忠告しておいてやるぜぇ?
非情にもなりきれねえ中途半端な腹してると… てめぇのガキ、つれてかれちまうぜぇ?? 運命にだか、どっかのヤローにだかはしらねえがなぁ?ぎゃははっ。
…そろそろ切るぜ。 Good Luck たがいになぁ??
[相変わらずにやりと悪い嗤いを浮かべたまま、ホログラフは途切れるだろう**]
(362) 2014/05/16(Fri) 09時頃
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そうね。 権利は、平等だわ。
[>>320吹き飛んだ相手を見て、けれど油断は許されない。 相手はまだ、動いている。]
平等だからこそ、 優先は、されない。
[身体の損傷を確認。 ……違う。損傷じゃない。 これは、怪我、だ。 右腕が引きつるような感覚があって、これじゃあ、明日の授業のノートをとるのに苦労しそう。]
(363) 2014/05/16(Fri) 09時頃
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[こぼれそうな私を掴もうとしていた私の耳に、もう聞き逃せない言葉が叩きつけられる。]
……くだらない……? いいえ。
……いいえ。 何も知らない部外者が、 異世界の罪人が、勝手なことを言わないで……!
[光を。敵を止める力を。 願いを光に変えて、相手へと飛び込む足運びを光に乗せて、私は加速する。]
(364) 2014/05/16(Fri) 09時頃
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裁く…… 私は、ただそのために────
[飛び込みから、もう一撃を。 けれどこの判断は悪手だった。]
っ、く……!
[私は防がず避けるべきだった。 飛んできた刃は、光の槌をすり抜けて、 私の光を刻んでいく。]
ぁ……!?
[そんなこと、できるはずがない。 少なくとも今まではそうだった。 槌はエネルギー的な攻撃だって、今までは防いでいたのに。]
(365) 2014/05/16(Fri) 09時頃
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[なぜ、と見たそこにあった、
マーク、は。]
どうして……
それの持ち主は、死んだ、はずじゃ……
[『アイリス。 あの記号には、近づいてはいけませんよ。』
そう、言われていたのに。 Jの管轄と言われた中でもとりわけ、私が"禁止"さえ言い渡されていた記号が、そこにあった。**]
(366) 2014/05/16(Fri) 09時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2014/05/16(Fri) 09時半頃
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闇は闇に、光は光に。
――その魂に、祝福を。
[散って行った教団の面々。 せめての気持ちなのか、祈りを捧げ。
彼らが罪無き穢れ知らぬセカイで再生できるようにと祝福を与えていた。]
(367) 2014/05/16(Fri) 09時半頃
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讐怨の預言著者《ノマダ=パルック》 あたしから逃げられると思ったのかしら?
[荒廃した聖堂のその中で。 気配を探って蜘蛛の糸の如く魔力が廃墟に張り巡らされていく。]
あちらね、白《ブラン》お姉様。 行きましょうか。
(368) 2014/05/16(Fri) 10時頃
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――罪無き穢れ知らぬセカイの為に。
流石ね、貴方にあれを渡したのは正解だったわ。
[楽しそうな声で応じる。
力を渡した他の面々の声は聞こえない。
これで親子二代で闇巫女に深く関わる事になるとは。流石に言い出しはしなかったが。]
|
― 小さな公園 ―
[眠りはほんの一瞬。 主人は今なお、ひと時の夢路の最中]
……大丈夫ですよ、ご主人。
せめて今くらいは。 ゆっくり、眠ってください。
[>>283何かあれば、とは、言われたものの もし何かあっても。自分で片付く事柄ならば、と ゆっくり、尾を一振りした
――――ここからが、“本番”なのだから]
(369) 2014/05/16(Fri) 10時頃
|
/*
……うん。
バトル望まれてて離脱もあれだけど、親子喧嘩の邪魔になりそうだったのと、ご主人PCもPLも連戦でHP0の為べネットがおやすみもーどなう(苦笑
破壊された車とか、多分街路樹も焦げてたり、追えるような痕跡は残しとく……が、べネット起床まではケルベロス(表)の迎撃になりそ。と、状況をば。
あ。そーそー……
俺サマの寝起きは頗る良好故に?
夜這いを掛ける勇者さまは、焔だの炎だのの天盖で歓待しちゃったりして。
貴方がいらっしゃるなら、お花も生けてお待ちしますわよ、ダーリン?
[くつくつ、と
笑いと共に、《声》は途切れた]
/*
【ウェーズリーというか全体宛】
……申し訳ございません。
、なんか鳩のブラウザバックで誤爆ったらしいです。
気にしないでやってもらえると助かりますorz
|
──異世界──
[次元統制局は、大混乱に陥っていた。 災厄の因子に認定された元第四支部長は、コード:滅びの庭へと逃げ込んだと特定はされたものの、現地へ飛ぶことができない。
あるものは言う。
これがどういう事態か、 あの男は本当に理解しているのか?
あるものは言う。
あの男は、理解した上であのような行動をとっているのだろう。
事態は深刻だ。
『滅びの庭の終焉は伝播する』のだから。]
(370) 2014/05/16(Fri) 13時頃
|
|
[あの世界の滅びが達成されたとき、 次の世界へ滅びが伝播する。
世界とは通常単独で存在するはずのものだが、 あれだけは例外なのだ。
だからこその>>0:107特A級。 数々の監視対象はあれど、中でも唯一にして最大級の危険世界。]
(371) 2014/05/16(Fri) 13時頃
|
|
[あの男は一体何を考えているんだ!!
叫びに答えるものは、場にはいない。**]
(372) 2014/05/16(Fri) 13時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2014/05/16(Fri) 13時頃
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[閑話休題]
[諸君らは、運命というものを信じるだろうか?
宿命の少女 ≪ヒロイックエターナル≫と究極因子≪エターナルエンブリオ≫となりうる準因子≪コクーン≫の邂逅。
現宿命の少女 ≪ヒロイックエターナル≫と、彼女の熾起めと共に新たに芽吹く宿命が、同時空・同時間軸に存在する事。
虹の女神と、影の女神が縁を結び、両立している事。
邪悪なる双鎖官とD.E.A.T.Hの裏切り者《相反する信念》の共謀。
そして、湖のさざめき。
これらすべてが、同時に、一つの世界で動き出している。]
(373) 2014/05/16(Fri) 17時半頃
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[謂わば、事象交鎖点《フェノメノンクロスロード》]
[それが、特A級の事象のセカイで紡がれている。 そのすべてが、偶然で、運命の産物なのだろうか?
それが世界の選択か?
―――否、すべての偶然は、必然を介して誕生まれるものだと思わないかい? 運命を作為的に創造り出すのは、不可能ではないと思うんだ。
そこで君の登場だ。]
(374) 2014/05/16(Fri) 17時半頃
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[小さな偶然を、必然とする為に。 だから君は、かの秘蹟《アーティファクト》を何の変哲もない図書館に、魔獣と共に封じたのではないかい? 著者《ノマダ=パルック》すらも欺いてね。 ……まぁ、彼が持っていても宝の持ち腐れだから、ある意味では正しいのかもしれないけれど。
それが、君の不正。 だからこそ、世界的大犯罪者と呼ばれる。 そうだろう?]
(375) 2014/05/16(Fri) 17時半頃
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